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タイトル:Daily Drama Express 2006/04/18 ブスの瞳に恋してる (2)  2006/06/23


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/04/18 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ブスの瞳に恋してる
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 山口おさむ(稲垣吾郎)
 太田美幸(村上知子)
 竹田武 (大森南朋)
 小田島彬(船越英一郎)
 藤原美也子(井川遥)
 蛯原友里(蛯原友里)
 佐々木翔子(MEGUMI)
 里中花子(室井滋)
 清水浩太(加藤成亮)
原  案 鈴木おさむ
脚  本 マギー
主題歌  『』

あらすじ  バラエティー番組の構成作家として忙しい日常を送る鈴木おさむ
(稲垣吾郎)のもとに、突然現れた“天使”・太田美幸(村上知子)。
「その天使は、僕のあるべき本当の姿を思い出させてくれた。でも、
現実は映画のようにはいかない。なぜなら、僕の前に現れたのは、ブ
スの天使だったから」

 『どすこいラーメン』で元気に働く美幸。常連客・日野陽仁(本人)
の軽口も、自虐ネタで笑いに変えてしまう。

 関東中央テレビで。新人構成作家の松本(忍成修吾)が、徹夜で仕
上げた企画書を、『むちゃデス』のプロデューサー・斎藤(相島一之)
に見せが、オーディションで忙しいと言う斎藤は、中を読みもしない。
がっかりする松本。おさむは、彼のオーディションは、最初から合格
者が決まっている“デキレース”が多いのだと言う。

 二人が『ズバット×ズバット』の制作ルームにやってくると、室内
は重い空気に包まれていた。プロデューサーの竹田(大森南朋)は、
おさむに不機嫌にからむ。実は、先週の視聴率が落ち込んでいたのだ。
てこ入れの必要に迫られたおさむは、起爆剤として美幸を出演させた
いと思い立つ。
 だがおさむは、先日のパーティーで美幸をダシに使って傷つけ、さ
らに謝りに行った際も、キレイになりたいという美幸に「そのままの
ほうがオモシロイ!」と叫んで、激怒させてしまっていた。そのこと
を気にしつつも、意を決して『どすこいラーメン』を訪れが、やはり
剣もほろろの扱い。結局、話を切り出せなかったが、美幸の“オモシ
ロさ”に再度魅了され、何とかして口説き落とそうと決意する。

 仕事を終えた美幸が帰宅すると、同居人の弥生(滝沢沙織)が、翔
子(MEGUMI)に関節技を伝授していた。受付嬢の翔子は、勤務先で怪
しげな男性と何度も遭遇し、ストーカーではないかと悩んでいたのだ
った。弥生は、一日に何度も遭遇するなら、ストーカーの疑いが大だ
と言う。

 翌日、おさむはまた『どすこいラーメン』を訪れる。花子(室井滋)
にあいさつし、わざとらしく偶然を装って美幸に声をかける。意を決
して、『ズバズバ』に出てほしいと頼むが、美幸は、いちばん小さい
なるとを選んでおさむのラーメンに載せ、「また私で笑い取るつもり
ですか」と冷たい。返す言葉のないおさむだが、その合間にも、美幸
のしぐさの面白さに笑ってしまう。
 それを横目に、店内に貼る”ブス格言”を書いている花子。手にし
たのは「とりあえず笑っとけ」。

 翔子が職場のカウンターから外を見ると、バイク便の制服を着た男
(山本浩司)がいる。「また来てる。お昼も来たのに…ゲッ、手振ら
れた…」。

 夕刻の『どすこいラーメン』。ガラス戸越しに覗くおさむ。「また
来てるし。お昼も来たのに…ゲッ、手振ってるし!」と引きつる美幸。
おさむは、バイトの浩太(加藤成亮)ににらみつけられながら、注文
を考えるが、メニューは“どすこいラーメン”しかない。
 美幸は企画書を渡されるが、即答で断る。「でも、女優になりたい
んだよね」「なりたいんじゃありません。私は、女優です」なるとを
半分に切って出す美幸。

 「絶対ストーカーだよ〜」と頭を抱える翔子は、おさむにつきまと
われている美幸と妙に話が合う。弥生は「ヤツは必ず、次の行動に出
る」と力説。「今は職場だけかもしれないけど、別の場所にも現れる。
いずれ家の前に、そして最後は…お前の後ろに!!!」美幸と翔子はビ
ビりまくる。

 連日のラーメンで、胃もたれ気味のおさむ。竹田に、美幸の依頼の
首尾を問われ、「動かざること山の如し」だと答えつつ、何としてで
も口説き落とすと闘志を燃やす。次の収録までは、1週間だった。
 バーのカウンターで一人、携帯をかけるおさむの彼女・友美(蛯原
友里)。だが、相手は圏外で、不機嫌に電話を閉じる。

 美幸の所属事務所では、社長の井之頭(佐藤二朗)が、美幸に、オ
ーディションの一次審査に合格したと告げる。クールに振る舞う美幸
だが、部屋を出たところでガッツポーズ(を失敗して腕をぶつける)。
そんな美幸を、井之頭は微笑ましく見守る。

 同僚のマチコ(藤本静)と昼食を買いに出た翔子は、またもやバイ
ク便の男と遭遇。しかも今度はウインクまでされ、引きつる。

 美幸がダンスのレッスンを受けていると、おさむが事務所を訪ねて
くる。ドア越しに目が合い、固まる美幸に、おさむはウインクを投げ
る。
 おさむは、井之頭に企画書を渡し、協力を仰ぐ。井之頭は「あの子
はうちの最終兵器ですから」と言いつつ、美幸がドラマのオーディシ
ョンの一次審査に合格していると打ち明ける。美幸の様子を覗いたお
さむは、「何やってもオモシロだなぁ…」とつぶやきつつ、その熱心
さに感心する。
 そこへ、新人お笑いコンビのB2(黒沢宗子・久保田磨希)が売り
込みに押しかけてきて、ネタを披露しようとする。振り返ると、ドア
越しに美幸がにらみつけていた。
 事務所の外におさむを連れ出し、「しつこい人、大ッ嫌いです」と
キッパリ言う美幸に、おさむは、「二次審査頑張って! 君に出演し
てもらえるように、オレも頑張るからさ」と笑顔で言う。それでも冷
たく立ち去る美幸。おさむは「ガンバレ、オレ…」と小さくつぶやく。

 三人で食卓を囲む美幸たち。ストーカーを気味悪がる翔子に、美幸
はやけに共感を示す。格闘マニアの弥生は、翔子にローキックを伝授
しようとするが、翔子は「戦う気ないんですけど…」それなら、と弥
生は、引き気味の翔子の前にスタンガンを出す。「あのぉ、そこまで
は…」「じゃ、どーしたいの!?」「…ローキック教えてください」
 ローキックを練習する翔子と弥生をよそに、スタンガンを見つめる
美幸。

 『ズバズバ』チームと飲むおさむ。「オレはまだまだ押しまくるぞ
っ」と笑いあう。
 「誰かのことを考えるだけでこんなにワクワクするなんて、あの頃
以来だった…」
 回想。手を振るかつての恋人・美也子(井川遥)。部屋でワープロ
を打つおさむの横で、原稿を読んではクスクス笑う。「彼女の喜ぶ顔
を見たい。それだけで頑張れたあの頃。どういうわけか、今、そんな
ことを思い出していた」
 自宅で原稿を書くおさむ。携帯が鳴り、友美からのメールが届く。
【そろそろ怒っちゃうよ(# ̄3 ̄) プンプン! プンプン!】「忘れ
てた…!」
 おさむからの返信は、【ゴメンm(__)m ゴメンm(__)m…】「もぉ、
顔文字で謝られてもなー」と言いつつ、友美は表情をゆるめる。

 いたたまれなくなった翔子は、いつも例の男が立っているあたりを
探してみる。と、誰かに肩をつかまれ、ローキックを決めると、それ
は同僚のマチコだった。「ごめん、ストーカーかと思って…」その時、
遠くからその男が、バイクに乗って去っていくのが見える。

 美幸は、極限まで小さく切ったなるとをラーメンに載せ、おさむに
出す。
 おさむに声をかけられ、ひそかに持ち出したスタンガンを構えると、
おさむは「女優さんにオファーするのに、台本もないのは失礼だと思
って」と台本を出す。「キミのために書いた爆笑コント」「コントは
やりません」「読んでほしいな。つかみさえ間違えなければ、キミの
魅力はもらったも同然だと思うんだよね」
 「美幸さんが迷惑してるのわかんないんスか?」と、浩太が突っか
かる。「アンタがやってることは、ストーカーと同じですよ」「いや、
オレは、熱心なファンだ」「それをストーカーっていうんです」
 見かねた花子が「あたしの作ったラーメンが大好きなんだよねぇ」
と割って入る。「そうそう、ここのラーメンの熱心なファンなんだ」
とごまかすおさむ。

 群馬の太田家では、美幸の妹・絵里(大沢あかね)がアルバイトを
したいと言い出す。父・義男(渡辺哲)は大反対だが、母・さと子(高
橋ひとみ)は理解を示す。絵里は、面接のポイントについて相談しよ
うと美幸に電話する。
 美幸は、大事なのはインパクトだと言い、「絵里はつかみさえ間違
えなければ、もらったも同然」とおさむの言葉そっくりのアドバイス
をする。喜ぶ絵里。
 内心は美幸を案じる義男は、美幸と話そうといそいそと電話口に向
かうが、絵里が勝手に電話を切ってしまう。義男は、出しかけた手を
しまい、「風呂入る…」

 オーディションの二次審査。美幸が呼ばれる。「つかみさえ間違え
なければ、もらったも同然」というおさむの言葉がリフレインする。
美幸は、頬をたたいて気合を入れ、大声であいさつして部屋に入って
いく。

 夕暮れの街を歩くおさむ。携帯が鳴り、出ると、友美からだった。
 「やっと出てくれた…」スタジオでメイクしながら、半泣きの友美。
「ごめんごめん、いろいろと忙しくってさ」と謝るおさむ。

 二次審査の合格者が読み上げられていく。その中には、美幸も含ま
れていた。信じられない美幸は、何度も胸に着けた番号札を見直す。
最終審査では、実際の台本を使った演技テストがあるという。

 日が暮れてもまだ謝っているおさむの前に、満面笑顔の美幸がやっ
てくる。スローモーションでウキウキと歩く美幸。おさむは思わず携
帯を放し、「天使の笑顔だ…」とつぶやく。手を振る美幸に、おさむ
も笑顔になり、手を振り返す。花火が上がり、二人の後ろで大きく開
く。
 美幸は、二次審査に合格したと報告。「私、初めてだったんです。
だから、うれしくてうれしくて…。ありがとうございました!」「オ
レは別に何も…」「あ、ごめんなさい。私、うれしくて、誰かに聞い
てほしかっただけだから」それだけ言って去っていく美幸を、ぽかん
と見つめるおさむ。
 一方、ほったらかしにされた友美は、不機嫌に電話を切る。「今夜
も暇になっちゃった〜!」と叫ぶと、スタジオにいる男性たちが期待
に満ちた瞳で振り返るが、「今日は一人でDVDでも観ようっと」

 テレビ局内で職人気質のプロデューサー・上島(松重豊)と出会っ
た脚本家の小田島(船越英一郎)は、プロデューサーの斎藤と組んで
ドラマを作るのだと自慢するが、上島は興味を示さない。そこへ、
「センセイ!」と調子よく斎藤が現れ、小田島は「先生はやめてくれ
って」と言いながら、上機嫌で去っていく。

 調整室で『ズバズバ』のVTRを見ていたおさむは、ふと顔を上げ、
物思いにふける。「さっき見たブスの天使の笑顔が、昔の彼女の笑顔
と重なっていた」
 振り返る美幸の笑顔がモニタに現れ、調整室中のモニタが美幸の笑
顔に埋め尽くされる。うっとりと見つめるおさむ。美幸の笑顔が、美
也子の輝くような笑顔にすりかわる。大量のモニタに映し出された映
像が、美幸になったり美也子になったりする。「それは、もう一度見
たい、何度でも見たいと思う、最高の笑顔だった」
 我に返るおさむ。モニタには変わらず、ドタバタコントが流れてい
る。「疲れすぎてるんだ…」眉間を押さえ、ため息をつく。

 美幸たちのマンションでは、翔子が、先日渡されたスタンガンがな
いと言い出す。弥生も一緒に探している隙に、美幸はこっそり、持ち
出したスタンガンをテーブルに置いておく。
 自室でオーディションの練習をする美幸。甘い声で身をよじってラ
ブストーリーの台詞を読む。

 翔子の職場。例のバイク便の男がビルに入ってくる。近づいてくる
男に、翔子は身を硬くしてスタンガンを握りしめる。だが、男は翔子
の前を通り過ぎ、隣の同僚・マチコに花束を渡す。「今度水族館行き
ませんか!?」うれしそうなマチコ。翔子は、いたたまれない気分でス
タンガンを見つめる。

 オフィスでコントのVTRを見る『ズバズバ』チーム。
 「どうなんですか、“どすこいラーメン”?」と松本がおさむに振
る。渋い顔のおさむに、プロデューサーの竹田は、タイムリミットは
明日だと告げる。

 浮かぬ顔でいつもの橋を渡るおさむ。ふと見ると、そばの公園で、
出前の帰りらしき美幸が練習していた。だんだんに日が傾いていく。
 「はい」と、美幸の顔のそばに缶コーヒーが差し出される。驚いた
美幸が振り返ると、笑顔のおさむ。「今日は、最後のオファーをしに
来た」と言いだすが、「でも、今回はあきらめる。だから、オーディ
ション頑張って」と続ける。美幸は小さく笑顔を見せ、相手役をやっ
てもらいたいと頼む。
 「キョウコ」「徳大寺さん、私、もう自分の気持ちに嘘がつけない」
「キョウコ」「私、生まれる前からあなたが好きでした」「キョウコ」
熱演する美幸と向き合い、同じ台詞を棒読みで繰り返すおさむ。

 自転車を押す美幸と並んで歩くおさむ。「ドラマの台詞読むなんて
初めてだよ」「やりやすかったです。上手ですね」「まあ、オレは
『キョウコ』しか言ってないんだけどね」笑いあう二人。
 美幸は、お礼がしたいと言って、店に戻り、ラーメンを振る舞う。
愛想のいい美幸に、花子と浩太は驚く。花子がこそっと「やっとあの
子を口説き落としたみたいだね」と声をかけると、「いや、見事にフ
ラれましたよ」「わかっちゃいないねぇ」花子がラーメンを指差すと、
以前は極限まで小さく切られていたなるとが2枚も載っている。機嫌
よく働く美幸を、目を丸くして見るおさむ。

 美幸が帰宅すると、弥生が爆笑している。翔子のストーカー話は勘
違いだったのだ。「逆にハラ立ってきちゃって」とブスッとした顔の
翔子。
 「私も笑える話がある」と美幸は言い出し、「最近、ストーカーじ
ゃないのってぐらいに付きまとわれてた男がいて、その理由が、私の
顔がオモシロイからなんだって!」とゲラゲラ笑うが、翔子と弥生は
「その人、美幸のこと好きなんじゃないの?」「オモシロイからって
そこまでする人いないもんね」 美幸は動揺しつつ、「仮にそうだと
しても、私がイヤだわ…」とごまかすように自室に引っ込む。「ない
ない、ありえない!!」

 美幸のオーディション最終審査の日、局の前で小田島と出会ったお
さむは、斎藤と組んで手がけるというドラマの台本を手渡される。先
日斎藤が言っていたオーディションとは、このドラマのものだった。
「デキレースだけどな」と悪びれもせず言う小田島。
 台本をパラパラめくっていたおさむは、それが、美幸が持っていた
台本と同じだということに気づく。ハッとしたおさむは、小田島にオ
ーディション会場を聞いて、走り出す。

 おさむが会場にたどり着くと、すでにオーディションは終了してい
た。「落ち込むことはないよ。これはデキレースだったんだ。先に気
づけなくてごめん」と声をかけるおさむに「気づいてました」と微笑
む美幸。「私みたいなのが残るなんて、おかしいじゃないですか。で
も、どんな理由でも残してくれた人がいた、それだけでうれしかった
んです」「気づいていたのに、あんなに努力してたの?」「私はプロ
の女優です。機会を与えられたときに努力して応えるのが、プロだと
思うんです。私には、一生懸命やることぐらいしか見てもらえるもの
なんてないんです」
 吸い込まれるような表情で聞いていたおさむは、斎藤につかつかと
歩み寄り、「あの子のこと、ちゃんと見てあげたんですか?」と問い
つめる。斎藤は面食らうが、相手にしない。「彼女は魅力を持ってい
るんです」となおも周囲に言ってまわるおさむに、斎藤は「彼女の魅
力は“オモシロ”だろ!? これはドラマだ!」「女優として、人間と
しての魅力ですよ! 彼女の笑顔を見てくださいよ!」必死で訴える
おさむだが、斎藤は聞く耳を持たない。
 「もういいんです、やめてください」美幸は小さく微笑み、斎藤は
皆を連れて出て行く。

 局の前で二人は別れ、美幸は肩を落として歩いていく。と、振り返
って、「私のために、たくさん、ありがとうございました!」と気丈
に微笑む。去って行く小さな後姿。
 おさむと美幸、それぞれが思いにふけりながら歩いていく。

 自室にこもる美幸。いつものラジオ番組から、DJ・ジューシー中島
(中島ヒロト)が語りかける。「あなたは今、恋をしてますか? そん
な相手なんていない、そう思ってる人は、目をつぶってごらん。瞳の
中に、誰が見えた? そう、キミはもう、その人に恋をしてるんだ」
目を閉じる美幸。浮かんだのは、おさむの笑顔、笑顔、笑顔…。やが
て、すっきりとした表情になり、目を開く。
 突然、勢いよくドアが開き、またかよ」ポーッとした顔で美幸が部
屋から出てくる。「好きになっちゃった…」外で様子を伺っていた翔
子と弥生は、なぎ倒されたまま、すべてを察して微笑む。

 バーのカウンターで、むくれる友美を前に平謝りするおさむ。
 「その時、恋のゴングが鳴っていたなんて、もちろん僕には聞こえ
るはずがなかった」


寸  評  第1回でも書いたが、場面場面での対比が面白くて、今回はスト
ーカーに悩む翔子と、おさむに追いかけられる美幸の対比が笑えた。
そういうコネタ的なつくりが、コントっぽくて独特だが、私は好きだ。
橋の上でおさむと美幸が出会うシーンも、わざとらしくて笑えた。
 また、第1回では紹介程度にとどまっていた脇役キャラたちが、だ
んだん生き生きしてきたように感じる。とくに、美幸の自宅でのやり
とりが、前回はやや不自然に感じたが、今回はキャラクターが立って
きてよかった。
 物語は2回目にして早くも恋のめばえ。この段階で恋が芽生えると
いうことは、この先どんな紆余曲折が待ち受けているのか楽しみ。美
也子の存在もなにげに気になる。

執 筆 者 Nami(nami_s1976@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 ほんとにいつも遅くて&長くてすみません。このペースではいつまでたって
も終わらないので、何とか書き方を考えなければ…。
 先日初めて、お笑い芸人役で森三中のもうひとりが出ていることに気づきま
した。っていうか、顔と名前を初めて知った。森三中が3人組だということも、
村上知子も大島美幸も名前も顔も知っていたのに、なんでだろう…!?(ファン
の皆様すみません) お笑いに疎いわけじゃないと思ってたので、軽くショッ
クです。
 あと、オープニングのCGが村上隆だということにも初めて気づきました。今
日本人で、もっとも高値で売れるポップアーティストですよね。これって、な
にげにお金かかってるポイントなのかな?
 ご意見、ご感想お待ちしています★(Nami)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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