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タイトル:「乳ガン特集 その10」 ソニーデジタル一眼カメラ「α100」発売  2006/06/18


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■■■京都通信メルマガ (無料配信)HTML■■■  ★ Vol.99
 ★総編集長:竹取の翁・かぐや姫☆    ○2006/6/18
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■ もくじ
 ・ 「乳ガン特集 その10」    
     進行乳がんに効果の抗がん剤タイカーブ 
     難治再発性「炎症性乳がん」にタイカーブ
     「乳がんに伴う脳転移」に対するタイカーブ
     日本の国立医大は、乳ガンに対し最新治療が出来ない組織に
     公明党“がん難民”患者対策を推進提言

 ・世界のソニーがデジタル一眼カメラ「α100」発売 


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・ 「乳ガン特集 その10
  進行性乳がんに効果の抗がん剤タイカーブ、
 2006年6月3日、英グラクソ社は、HER-2陽性の患者でハーセプチンその他の転移性乳癌患者を対象のタイカーブTykerb (ラパチニブ、lapatinib)が新しい抗癌剤として良好な結果が得られたと発表された。タイカーブは、HER-2陽性の患者で標準的な治療法が困難となった進行性乳ガン患者に従来の抗癌剤ゼローダを追加することで、乳ガンの進行を遅らせることができるとの研究結果がでた。乳がん患者に対して、ゼローダ単独と、タイカーブおよびゼローダ併用との比較で、タイカーブ併用の方が、がんの増悪進行が2倍近く遅くなったと発表した。カペシタビン単独療法:4.5ヵ月に対して、併用療法では8.5ヵ月という2倍近効果が出た。
 米国臨床腫瘍学会のチャールズ・ガイヤー医師は、「HER-2陽性の乳がん患者は、ハーセプチンによる治療を行っているにもかかわらず進行してしまうことがあり、別方法でHER-2受容体の機能を効果的に阻害する治療法が求められてきた。臨床結果では、タイカーブが、トラスツズマブでは病態のコントロールができないような症例において必要とされる重要な選択肢になることを示唆。」した。
 がん領域治療薬開発センターのパウロ・パオレッティ氏は「臨床試験結果は、タイカーブが進行性の乳がん患者に対する治療レジメンで不可欠な薬剤となる可能性がある」と言っている。この発表は、進行性の早い日本の30%に当たるHER-2陽性の癌患者が現在ハーセプチンにより化学療法をしているが、1年余りで効果がなくなりハーセプチンに変わる次の分子標的治療薬として副作用の少ない抗癌剤のため早く日本でも承認される可能性の高い承認薬となろう。  

難治再発性「炎症性乳がん」にタイカーブ (米国アトランタで開催の米国臨床腫瘍学会(ASCO)発表)
 炎症性乳がんは、特に攻撃的で癌患者に苦痛をもたらす進行性の早い乳がんであり、重篤な副作用を伴い予後も極めて悪い性質の乳ガンとされています。
 炎症性乳がんは、がん細胞が胸部皮膚内のリンパ管にブロックされることによって発生するもので、すぐに体の他部位に広がります。炎症性乳がんと診断された患者は、平均的に余命3年ほどといわれています。
 このASCOで発表された報告では、57人の患者を、HER-2陽性が過剰発現しているグループとそうでないものの2グループに分け、両グループともにタイカーブによる治療が行われた。その結果HER-2陽性が過剰発現している患者さんの62%に明らかな臨床効果が見られた。
 HER-2陽性の乳がん患者は、日本でもハーセプチンによる分子標的治療を行っているにもかかわらず結果的に病態が進行してしまうことがあったので、別の方法でHER-2受容体の機能を効果的に阻害する治療法がこれまで求められてきました。これら臨床試験の結果は、タイカーブTykerbが、ハーセプチンでは病態のコントロールができないような症例において、必要とされる重要な選択肢になることを示唆しています。
 GSKのがん領域治療薬開発センターのパウロ・パオレッティ氏は「これらの結果は、タイカーブが進行性の乳がん患者に対する治療レジメンで不可欠な薬剤となる可能性があることを示している。今回ASCOで発表されたデータは、いつの日か癌が慢性疾患として認識されるような、がん治療のパラダイムを変えるためのGSKのがん領域への弛まぬ取り組みを表している。」と発表した。
 この発表は、大変重要なことで今まで抗癌剤と言えば、大変副作用の強い物が多く患者はその副作用で堪えきれない苦痛を伴ってきた。しかし今回の米国臨床腫瘍学会(ASCO)で発表されたタイカーブは、従来のHER-2陽性の癌患者でハーセプチン(日本で承認薬)やアバスチン(海外で標準の乳ガン承認薬)という分子標的治療薬をさらに上回る治療薬となった。この薬の発表により癌は難病と言われ直らない物とされていましたが、既にそれらは過去の言葉となった事を表していると言えよう。

 「乳がんに伴う脳転移」に対するタイカーブ
 癌の脳転移は、放射線による治療方法しかないと言われていて、がん領域において未だ治療方法が十分でない分野である。
HER-2陽性の過剰発現や体全体に進行した転移性乳がん患者の1/3に中枢神経や脳への転移が見られる。この段階まで進行すると予後が悪く、平均的な1年生存率は20%程と言われている。ASCOで発表された脳転移した乳がんに対してタイカーブが有効であるという予備的証拠が示された。この報告は、米国国立癌研究所がスポンサーとなり、2大学の研究者により実施された。報告では、ハーセプチンによるがん治療を行っていたにもかかわらず中枢神経への転移を起こしたHER-2陽性の乳がん患者39人を対象に実施され、2人の患者に固形癌の治療効果判定のための尺度であるRECISTに定められている部分的反応が見られた。また5人の患者に16週以上の安定期間が見られた。さらに20人に対して、腫瘍の大きさを正確に測定する分析が行われ、その内8人(40%)において中枢神経の病変の容量減少(30%以上の減少:5人、15%〜30%の減少:3人)が認められたと報告された。この報告でタイカーブの効果は、中枢神経まで達するという予備的な臨床効果について十分なエビデンスがあるという結論になったという。

日本の国立医大は、乳ガンに対し最新治療が出来ない組織に
 今まで日本の国立医科大学は、乳ガンに対して最新の治療が行われていると思っていた。しかし、残念ながら厚生省や国立大学当局の規制の枠が多くあり近代的な先進治療が行われていないことが判明した。むしろ、街の小さな大学OBが行っている治療の方が先進的で近代的な方法で治療に当たられている。また、看護師も大学のような新人養成を目的とした新米ばかりであるが、しかし小さな病院は年配のベテランが限られたスペースの中で必死で看病に当たられている。政府は未承認薬を導入すれば保険の負担が増え厚生労働省として運営できないので「黄色人種のアジア人は、白人と違って体が違うので未承認薬が効くかどうか判らない」というように指導して少しでも医療負担がかかる近代的な方法を使わせないよう指導している。
 つまり癌は、完治しないのだから早く死なせた方が医療の負担がなくていけるとでも言いたいようである。 私は言ってやりたい。今癌で亡くなる日本人は、3人に1人が何らかの癌で亡くなっているのですよと。貴方の家族や親戚がそのようになった場合貴方にもそのように言われても良いのですかと。外国の訳のわからない国には、簡単に数十億円、いや数百億円の援助をして、庶民に何の還元すら回ってこないのに外交官の特権だけを得るような政策を何時までもしているように見受けられる。
 そのようなことを何時までもしていると、死後の世界で地獄へ堕ちると言うことを宣言しておきたい。 

公明党“がん難民”患者対策を推進提言
 昨年(2005年)6月、党内に専門チームを設け意見交換や、がん医療現場の視察を重ねて「適切ながん治療を求めてさまよう“がん難民”患者」の実態や、対策が遅れている分野など、日本の課題が浮き彫りになった。このため公明党は、他党に先駆けてがん患者中心の医療を整備するために法制化が急務と考え、昨年11月に「国民の声を反映したがん対策の推進に関する提言」を発表した。そして党がん対策プロジェクトチームを格上げ・強化して「がん対策推進本部」を設置、がん対策の取り組みを加速させている。

世界のソニーがデジタル一眼「α100」発売
 ソニーは2006年6月6日、初のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「α100」を2006年7月21日に発売すると発表した。カメラ本体に手ぶれ補正機能を内蔵し、レンズ交換時のCCDへのゴミ付着を低減するアンチダスト機能搭載。コニカミノルタ製のカメラと共通のαマウントに対応した交換レンズが使えるという。本体は10万円、標準ズームレンズ 18-70mm F3.5-5.6レンズが12万円前後、さらに望遠ズームレンズ75-300mm F4.5-5.6が14万円前後。
 ソニーは既に独自のR1.H5.H1という大変高価なデジタルカメラを発売しているが、今回豊富なレンズ交換式デジタル一眼レフカメラへの参入は、長年親しんだ一眼レフカメラ愛好者にとって朗報である。写真を見る限りミノルタのロッコールレンズを使用しているようである?。実は私がカメラを手にした最初の一眼レフがミノルタSR1というカメラであった。残難ながら既に動かなくなっているが今でも大事に保管している。何故かというとこのレンズのボケ具合が丸く綺麗でコーティングによる色の再現も自然で好きだったからである。しかしミノルタのメンテナンスや対応が大変悪くなりニコンの一眼レフを使うようになり現在でも使っている。すでに市場ではキヤノンやニコンなど強力なライバルがいる様であるが、かつての35ミリフィルムを愛用していた人達にとっては、手ぶれ補正機能とアンチダスト機能それに連写3コマ。感度が自動/100/200/400/800/1600。シャッター速度1/4000秒〜30秒。1回のフル充電で約750枚の画像が撮れるバッテリー搭載で、バルブ撮影も可能とあるためやっと満足のいくカメラが発売されたことになる。   http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060607/240166/?ST=pc_news

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