|
===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2006/05/26 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 富豪刑事 局 名 テレビ朝日系 放映日時 金曜21時 キャスト 神戸美和子(深田恭子) 鎌倉熊成(山下真司) 鶴岡慶一(升 毅) 布引幸四郎(寺島進) 狐塚虎彦(相島一之) 猿渡哲也(鈴木一真) 西島誠一(載寧龍二) 樋口純子(野波麻帆) 菊池裕美(中山 恵) 神山郁三(西岡徳馬) 瀬崎龍平(筒井康隆) 宮島洋子(能世あんな) 神戸喜久右衛門(夏八木勲) 鈴木松江(市毛良枝) 伊東隆行(虎牙光揮) 原作 筒井康隆 脚本 蒔田光治ほか あらすじ 第6話 ウェディングプランナーの富豪刑事 5月6日(月) 大手レストランチェーン女性オーナー・宮原由美子(45)は登山 中に転落死。遺留品を探索する捜査員たち。 5月11日(木) 新オーナーは黒崎明彦(38)−−生前、由美子が書き残した手紙 の中に、黒崎を後継者にと書いてあったことによる。 黒崎は、小さなレストランの下積み時代から、わずか5年で大手レ ストランチェーンのオーナーに就任したのだ。 神戸美和子(深田恭子)が資料室掃除をしていると聞き、それなら 清掃会社に命ずるものを、と祖父の神戸喜久右衛門(夏八木勲)。 美和子は、もっともっと庶民の気持ちを知りたいからいいと断り、 「天使のような子じゃ」と美和子に涙ぐむ喜久右衛門。 由美子のいとこの女性が鎌倉熊成(山下真司)を訪ね、生前由美子 は、黒崎は信用できないと言っていたのだから、黒崎を後継者に指名 するわけがない。それなのに北田という知らない弁護士がいきなりや ってきて、黒崎を後継者に指名した手紙を持ち出した。 猿渡哲也(鈴木一真)たちが調べると、由美子は社員数人と登山し ていたのに、誰も落ちるところを見ていない。 黒崎は現場からのたたき上げと言いながら、現場のことを何も知ら ないらし、社員をいたぶるのが趣味のようなひどい奴。 美和子が鎌倉に資料を差し出す。実は黒崎は以前にも磯釣りで、同 じような事故に遭遇していたのだ。 鎌倉が黒崎に話を聞きに行く。黒崎は言いたい放題言っている。 鎌倉が5年前の事故の件を尋ねる。当時小さなレストランの従業員 だったが、オーナーと磯釣りに行き、オーナーが転落死。そして黒崎 を後継者と指名した遺書が見つかり、オーナーとなった。そしてこの レストラン、ヒストリー・ヴィラの傘下に入る。 テレビで黒崎が、警察の執拗で高圧的な捜査は、営業妨害だと告発。 焼畑署では、黒崎に謝罪しないためには、黒崎を逮捕するしかない となる。 捜査会議でも建設的な意見は出てこない。 黒崎を後継者に指名した手紙の筆跡鑑定−−由美子の筆跡に間違い ないとの結果。 行き詰まったとき、「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?」と 由美子。 黒崎はテレビで、たとえ地獄に突き落とされてもはい上がると言っ ていた。だから同じことをやらせばいい。 大きなレストラン・チェーンを作り、ヒストリカル・ヴィラをのっ とり、黒崎からすべての権限を剥奪し、一番下の社員に格下げすれば いい。そうすれば必ず同じことをやるはず。そしてそのレストランの オーナーは美和子がやる。黒崎のねらいは美和子となる。 喜久右衛門に、どんな会社にしたらいいか、相談する美和子。 喜久右衛門は、若い頃よく会社を乗っ取り、多くのものを泣かせて きた。それを今度は正義のために.....わしの金を全部使ってくれ、 という喜久右衛門。 鈴木松江(市毛良枝)が、ウェディング・プランナーを提案。レス トランとの提携も自然。 美和子も一度、ウェディング・プランナーをやってみたかった、と 賛成。 美和子が黒崎に提携話を持って行くと、黒崎は何で日本一大きなレ ストラン・チェーンが、名前も聞いたことない会社と提携しなけりゃ ならないんだ、とけんもほろろに美和子を追い出す。 黒崎が出社すると、オーナー室に、美和子がいる。美和子がヒスト リカル・ヴィラを乗っ取り、今朝人事異動をし、レストラン営業部の 一社員に格下げされた黒崎。 現場に出た黒崎は、以前自分がやったのと同じように、いじめ返さ れる。 ボロボロになった黒崎は、もう我慢ではない。やってくれ、と誰か に電話する。 北田がやってきて、美和子に弁護士が必要ではないですか?ともち かけて、美和子はすでにたくさんの弁護士がいますから、と断るが、 北田は、もし美和子に何かがあったら会社をどうするつもりか、考え ているか?とたたみかける。 考えたことがないと美和子が答えると、いきなり原稿用紙を美和子 の前に置き、自筆でなければならないからと言い、いきなり口述筆記 で、遺書を書かせる。事業を譲りたい者の名を2枚目の用紙に、譲り たくない者の名を3枚目の紙に、そして署名捺印をさせて、金庫に入 れておくように言う。 婦警の樋口純子(野波麻帆)と菊池裕美(中山恵)が駐禁を切ろう としていると、いきなり誘拐される。 誘拐犯は、「人の車探って!」と一方的に怒っている。 純子と裕美が監禁されている部屋の隣の部屋に、黒崎が姿を現す。 美和子は、遺書を書かされたことを鎌倉に報告。 すぐに戻ってこい、と鎌倉。 会社を出た美和子のあとをつける怪しい人影。 運転手の伊藤が追い払おうとするが、苦戦。 そこに猿渡が駆けつけ、追っ払う。 暴漢は女性にぶつかるが、それでも猿渡を振り切って逃げ去る。 自分が書いた遺書を見ていた美和子が、遺書の秘密がわかったとい う。 2枚目を捨て、1枚目と3枚目をつなげると、会社を黒崎に譲ると いう文面になってしまう。 犯人は黒崎か!? その時布引幸四郎(寺島進)が問題がある、と言う。 純子たちが、焼畑タワーの見える換金場所で黒崎を見たのが 7:50頃。美和子が襲われたのが8:05頃。でも両方の場所の間 は、車で1時間ぐらいの距離がある。 純子たちが監禁されていた場所に案内。あの時、誘拐犯が棚を蹴飛 ばして落ちてきた缶もある。 でも、美和子がその棚を見ると、埃は一面に積もっていて、何かが 置かれていた痕跡はない。 美和子たちは同じような部屋を見つける。そこは美和子の会社から 5分程度のところ。棚の上の埃は、缶の形に無くなっている。 でも、黒崎が犯人だという証拠がない.....美和子がいいことを思 いつく。 美和子が黒崎を呼び、佐々木というお金持ちのウェディングをプラ ンして欲しい。いつまでも人の下で働いている人ではないと思います から、と言う。 張り切る黒崎。花婿役は黒崎自身がやり、花嫁役は美代子がなれた 人を用意するという。 そして模擬結婚式に現れたのは、あの美和子を襲ったあと、逃げる 暴漢がぶつかった女性。 彼女の姿を見て、逃げ出す黒崎。 美和子が、彼女には黒崎の顔が見えていなかった。でも、逃げ出し た黒崎は、自ら罪を告白してしまったようなもの。 なぜ人を殺してまで社長になろうとするのか?人は額に汗して働い てこそ、と美和子。 「お前には言われたくない」と黒崎。でも、それは全員からのつっ こみ。 伊藤が呼びに来て、美和子はリムジンに乗り込む。 鎌倉の「勝手に帰るな!」の声が虚しく響く。 寸 評 黒崎が自らボロを出すように仕組んだ仕掛けですが、うまくいく 可能性は客観的に考えると、ずいぶん低かったのではないのでしょう か? 黒崎のように同じ方法で人をはめ、殺し、のし上がってきた人が、 あの程度の修羅場で、ボロを出すでしょうか?黒崎なら、しらを切り 通す気がします。 執筆者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 昔、石油ショックがあり、その余波で、トイレット・ペーパーが高騰し、買 い占め騒ぎが起きたとか。 すっかり昔話だと思っていました。 でも、近々、ティッシュやトイレットペーパーが値上がりする予定だそうで すね。さすがに要因は、石油ショックだけではないらしいですが。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |