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タイトル:ガン特集その8」乳ガン未承認薬アバスチン(生存率を改善)  2006/06/03


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 ★総編集長:竹取の翁・かぐや姫☆    ○2006/6/3
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■ もくじ
 ・ 「ガン特集 その8」    
   乳ガン未承認薬アバスチン(生存率を改善) 
   乳ガンの絵門ゆう子さん死去
   公明党が「がん対策」強力に推進


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・ 「ガン特集 その8」    
  乳ガン未承認薬アバスチン(生存率を改善)

 現在大腸癌で来年の2007年1月にも承認されることになった分子標的薬であるベバシズマブ(商品名アバスチン)は、外国の乳ガン臨床試験で通常化学療法のみで進行が2カ月遅延したのに対し、アバスチンを併用した場合に乳癌の進行が平均5.5カ月遅延したと発表された。
 アバスチンは、血管新生における因子でのVEGF(血管内皮細胞増殖因子)と呼ばれる蛋白質を標的として、腫瘍の増殖と全身への転移における血液供給を遮断し転移をさせない効果があるとされています。大腸癌においては、平均で5カ月という顕著な延命が認められ2004年2月に発売されました。
 このように抗がん剤の進歩は日進月歩で化学療法併用のアバスチンは、進行性乳癌患者においても生存率を改善できるという画期的な分子標的薬です。しかし日本では、アバスチンの臨床試験は、大腸癌で行われただけで乳ガンに対して行われていません。現在アバスチンを日本で投与するためには未承認薬のため外国から50数万円(1ヶ月分)で直説買わなければなりません。すでに乳ガンの承認薬であるハーセブチンも未承認薬の頃は同様の値段がしていた様に記憶しています。しかし日本で承認薬として認可されて三分の一に値段が下がりました。大腸癌に続いて早期に日本で乳ガンの承認薬として認可されることを望んでいます。

  乳ガンの絵門ゆう子さん死去
 がんと向き合った絵門ゆう子さんが2006年4月になくなりました。私は絵門さんが書かれた本を2冊読みホームページにも目を通しテレビ放映や週刊誌なども常にチェックしていました。その結果として患者は、抗癌剤を投与し続けなければ数ヶ月で死がやってくるのだなと実感しました。ナベルビン等の抗癌剤がまだあるのにこれらを投与しないという選択をされました。誠に残念でなりません。闘病生活6年に渡る激痛の中で夫に語った最後のメッセージや聖路加国際病院・中村清吾さんの談話などを拝見するに付け残念でなりません。

   公明党が「がん対策」強力に推進
 日本では今、3人に1人が、がんで亡くなり、将来は、2人に1人に増えると言われています。欧米では、すでに国家戦略としてがん撲滅に取り組み、がんで亡くなる人が急速に減っているようである。これに対して公明党は、「日本でも国家戦略として全力で取り組む必要がある」と強調し通常国会に「がん対策推進法」(仮称)を提出し成立をめざす考えを示された。
 がんについて国や地方自治体を通じた総合的な対策を求める声は、強く法律の制定に関して民主党と公明党が積極的なのに対し、政府と自民党には慎重論も多いという。私は小泉政権を押していたが外国にばかり金をばらまき通し続ける政策しか考えていない自民党から脱退することにした。

   肺がん治療薬「イレッサ」は画期的なもの
  イレッサはがんの増殖にかかわるたんぱく質にくっついて増殖を防ぐ分子標的薬である。間質性肺炎という重い副作用を起こして亡くなる患者が相次ぎ問題になったが、手術など他の治療法がない患者を対象に使われている。しかし、なくなった患者は、このイレッサを投与しなくても亡くなる人であった方までがイレッサのせいだとしているようである。私は、イレッサで元気になった方の話を聞いたことがある。もう涙が出て聞いていられない程の闘病生活であったと想像する。この方は、「現在イレッサは悪者扱いされていますが、私はイレッサのおかげで元気になり皆さんの前で2時間もたってお話しできるのが皆さんへの恩返しとしてここにやってきました」とお話しされていました。
 現在の最新情報では、肺がん患者の血液を解析することで、治療薬「イレッサ」の副作用が起きるかどうか事前に予測する新技術を開発されたようです。

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