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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2006/05/19 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 富豪刑事 局 名 テレビ朝日系 放映日時 金曜21時 キャスト 神戸美和子(深田恭子) 鎌倉熊成(山下真司) 鶴岡慶一(升 毅) 布引幸四郎(寺島進) 狐塚虎彦(相島一之) 猿渡哲也(鈴木一真) 西島誠一(載寧龍二) 樋口純子(野波麻帆) 菊池裕美(中山 恵) 神山郁三(西岡徳馬) 瀬崎龍平(筒井康隆) 宮島洋子(能世あんな) 神戸喜久右衛門(夏八木勲) 鈴木松江(市毛良枝) 伊東隆行(虎牙光揮) 原作 筒井康隆 脚本 蒔田光治ほか あらすじ 第5話 富豪刑事と魔性の貴婦人 焼畑東公園で、IT企業「サイバードット」社長・北条秀正の撲殺 死体が発見された。 残された妻・貴子には、殺されたことに対して、心当たりはない。 猿渡哲也(鈴木一真)と神戸美和子(深田恭子)がサイバードット 社に聞き込みに行く。 北条からの最後の電話を受けた社員は、北条が電話の途中で、「風 船が上がった」と言ったのを聞いたという。 美和子が聞き込みに行くと、風船が上がったのは4時40分頃。す ると北条の殺害推定時刻は、4時40分から6時までの間。 布引幸四郎(寺島進)が、貴子を取調室へ連れて行き、尋問。 鶴岡慶一(升毅)と布引は、貴子がお金のために次々と男を乗り換 えているのではないかと疑っているのだ。サイバードットの強引な事 業展開がたたって、資金繰りに行き詰まっている。貴子はお金持ちの 男を新たに捕まえるのではないか? 以前にも、平成13年6月 里内警察署 『資産家子息転落事件』 に関わっている。それは、東という資産家の息子と貴子がつきあって いたが、東の父親の事業が思わしくなくなると、東が山で転落死。そ の時一緒に山にいた貴子に嫌疑がかかったが、証拠不十分で、事故と 処理された。 その直後、貴子は北条と結婚し、贅沢三昧の生活を手に入れた。 北条の殺害推定時刻、どこにいたかと問われた貴子は、「言うとあ る方にご迷惑がかかります」と答えない。 その後、テレビの会見で、南田コーポレーション社長・南田利彦が、 貴子は無実だという。貴子と一緒に軽井沢のホテルにいたというのだ。 二人の関係は恋人同士。 神山郁三(西岡徳馬)署長は、鎌倉熊成(山下真司)たちは貴子に 利用されただけだ、と捜査会議で怒る。単に貴子が南田に乗り換えた ら、貴子は金目当ての女になってしまうが、警察の苛烈な取り調べに 耐えて.....だったら、悲劇のヒロインと、それを身を捨てて助けた ヒーローとなる。 貴子と南田の姿は軽井沢のホテルの防犯カメラに、5:03に入り、 7:20に出るところが写されている。でも、貴子がわざわざカメラ の方を向いているのが不自然。 焼畑東公園から軽井沢までは、どんなに車を飛ばしても、2時間以 上かかる。4時40分まで生きていた北条を、貴子が殺すことはでき ない。 その時美和子が、「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?」と手 を挙げる。 貴子の前に、南田より金持ちの男性が現れれば、貴子は南田を同じ ような方法で始末しようとするのではないか?と。 そんなラブゲームみたいなもので、新しい男性に乗り換えるのか? と鎌倉は疑うが、県警上層部は、南田と貴子を仲違いさせるだけでも、 共犯者ならボロを出すだろう、と賛成。 美和子は神戸喜久右衛門(夏八木勲)に相談。 喜久右衛門は、お金はどうにでもなるが、相手の男性はどうするの だ、と言う。 美和子は、貴子を見張れる人でなければならないし、身に危険が及 ぶかもしれない、と悩む。 喜久右衛門は、自分がもう少し若ければ、自分が相手をするが。若 い頃はたくさんの女を泣かせてきたが、と言い、鈴木松江(市毛良枝) にたしなめられる。 喜久右衛門は、こういうことはタイミングが大切だ。まずは貴子に、 南田にもまかないきれないほどのお金を必要だと思わせることだ。人 間、欲望にはきりがない、とアドバイスする。 美和子は、婦警の樋口純子(野波麻帆)と菊池裕美(中山恵)を連 れて、貴子が愛用しているエステへ行き、「まあまあね」と感想を言 い、貴子が高級でいいお店というレストランに対して、庶民的な味で、 セレブには合わない、と聞こえよがしに言う。 また、高級宝石店の開店パーティーにも、美和子たちは現れる。限 定された人しか招待されないパーティーに。 余興として社長が登壇し、一番輝いている女性にジュエリーを贈る という。 貴子は南田は社長と知り合いなのだから、自分がもらえるようにし て、と言うが、南田は断る。 貴子がステージに上ろうとするが、指名されたのは美和子。怒りに 震える貴子。 貴子はエステサロンでも陰口をきかれる。 貴子は、南田からのわびの電話も、怒って切る。 その様子を見た美和子は、今、お金持ちの男性を差し向ければ乗り 換える、と連絡。 美和子が貴子に声をかける。そして自分がジュエリー・クイーンに 選ばれたのは、背後にとてもお金持ちの男性がいたから、と言う。 その男性の役を買って出る鎌倉。 でも、鎌倉のやることなすこと、なすこと、とんちんかんで、貴子 は逃げてしまう。 飛び乗ったタクシーの車中から、貴子は一人の男性に目をつける。 −−なんと喜久右衛門だった。 美和子が作戦の失敗を喜久右衛門に嘆いていると、喜久右衛門はや けに貴子について詳しい。 なんと貴子の新しい恋人は、喜久右衛門。心配する美和子に、喜久 右衛門は、貴子から寝物語に聞いた言葉を話す。『敵ながら風船の仕 掛けには感心した』と言うのだ。 美和子はそれを鎌倉たちに報告する。 しばし考えていた美和子が、「あー、わかりました」と叫ぶ。貴子 と南田がアリバイを作った方法がわかったというのだ。 貴子は南田と会っているところを見せて、北条の嫉視心をあおる。 北条は南田を殺害するために、風船が4時40分に上がるような仕 掛けをし、軽井沢に行く。 でも、北条が来ているのを知っている貴子と南田が、逆に北条を撲 殺する。そして監視カメラに顔を映して、夜、死体を焼畑東公園に捨 てる。そして、見つかる。 でも、どうやって証明するのか? 美和子が南田に近づいてみると言う。貴子との関係が悪化している 今なら、南田も美和子とつきあうだろう、と。 南田は、美和子と一緒になるために、貴子殺害をささやく。北条の 時と同じ方法で、と。 美和子は南田の話に乗るふりをする。 まず南田は美和子と抱き合って貴子の嫉妬心をあおる。 貴子が南田と会いたいと言ってきた日は、貴子の誕生日。 工事中のフェンスの中へはいると、そこには遊園地が広がっていた。 南田がナイフを用意する。 美和子は鎌倉に連絡するが、南田に携帯を取り上げられる。 貴子が入ってくる。美和子は、貴子に逃げるよう言うが、実は貴子 と南田は共謀して美和子を殺そうとしていたのだ。 その時、突然花火が上がり、夜空に”HAPPY BIRTHDAY TAKAKO”の文字が浮かび上がる。 遊園地の施設が点灯して稼働し、メリーゴーランドの馬車から喜久 右衛門が降り立つ。 これが喜久右衛門から貴子へのバースデー・プレゼント。こんなと ころで人を殺さないように言う。 そこにリムジンで鎌倉が乗り付け、貴子に約束の誕生日プレゼント のリングです、と手錠を取りだし、貴子の手首にはめる。 それからリムジンで署に連行しようとすると、リムジンがない。喜 久右衛門と美和子が乗って帰ってしまったのだ。 「勝手に帰るな!」と怒る狐塚虎彦(相島一之)。 屋敷で美和子に、捜査のために貴子とつきあっていたんですね、と 謝られ、本当のことを白状できない喜久右衛門。 寸 評 鎌倉では、どうがんばってもお金持ちの男性役は無理ですね。最 初から、喜久右衛門が相手役で十分いけたんですね。 最後、貴子がやはり南田と組む、というのがどんでん返しだったの ですが、その理由は美和子や鎌倉が警察の人間だとわかったから、と なっていますが、今まで滅多にばれていないのに、今回なんでばれた のか、などの背景が、1時間では描ききれていませんね。 ドラマが、奇想天外の大金を投じての捜査と、美和子のコスプレに 頼ってるので、1時間では描ききれなかったとしても、2時間(2回) にのばすと、内容が薄すぎて.....難しいですね。 執筆者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- わたしは、人の顔や名前を覚えるのが、苦手です。それなので、ドラマを見 ていても、よく知っている人しか、名前がわからず、ほかはよく見かけるその 他大勢か、初めて見たように思う、その他大勢となります。 その中で、最近よく起こるのが、見間違うことです。 たとえば、「アテンションプリーズ」で、麻生カオル役は笛木優子ですが、 最初、木村多江だと思っていました。笛木優子は韓国ドラマ「オールイン」で、 オチダ・リエという日本人ギャンブラーの役をやっていましたね。 次は、「富豪刑事」の猿渡哲也役の鈴木一真、マッチと似ていると思いまし た。俳優の名前を確認するまで、マッチがてれることはないだろうし、それに もう、あんなに若くないよね.....と悩みました。 一番悩んだのは、半田健人です。最初深夜ドラマで、キムタクが出ているの かと思いました。でも、まさかねぇ、天下のキムタクが深夜ドラマに出るわけ ないし,....と。 最近、そういう体験が多いので、「クロサギ」の第二回目の結婚詐欺師の女 性、小沢真珠に似ているけど、ちょっと鼻が低い気がするし、だれだろう、と 考えてしまいました。でも、実は本人だったんですよね.....(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |