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タイトル:Daily Drama Express 2006/05/08 トップキャスター (4)  2006/05/31


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/05/08 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル トップキャスター
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 椿木春香(天海祐希)
 飛鳥望美(矢田亜希子)
 柴田勝俊(児玉清)
 結城雅人(谷原章介)
 蟹原健介(玉木宏)
 石場小吉(生瀬勝久)
 紺野令子(須藤理彩)
 角高孝男(矢島健一)
 伊賀俊平(松田翔太)
 野原芽衣(松下奈緒)
 蟹原三郎(卜字たかお)
 蟹原珠子(田丸麻紀)
脚  本 坂元裕二
主題歌  『』

あらすじ  第4回「消えた大スクープ」

 出勤前、椿木春香(天海祐希)が取材資料を失くしたと探している。
飛鳥望美(矢田亜希子)にも探させようと、こういう表紙のもの、と
馬の絵を描くがあまりの下手くそさに驚く望美。

 図に乗った望美は猿の絵を春香に描かせるが、馬にも増した絵の下
手さ。この”ニュース”を手に望美は急いで『ザ・ニュース』のスタ
ッフルームに出勤した。

 『ザ・ニュース』のスタッフルームでは世界的アーティスト服部圭
吾(葛山信吾)の話題で盛り上がっている。服部は、アート界のアカ
デミー賞とも言われるAGM賞を辞退、しかもイケメン、しかしマスコ
ミ嫌いで取材を受けたことはないという。

 望美が到着、春香の絵をみんなに見せて評価を尋ねるが、誰一人春
香の絵が何を書いたものか理解できたものはいなかった。

 そこへ、結城雅人(谷原章介)がCNBグループのミュージアムが服
部圭吾の作品を落札したという経緯から服部のエージェントとのアポ
イントメントが取れたと知らせにくる。

 AGM賞を拒否した経緯や彼の生の映像はこれまで撮られたことがな
い、ということから、世界的スクープが取れるかも、と春香たちは色
めきたつが、それはこの後の交渉しだいだし、これまでのケースから
考えると可能性は0に等しいと雅人は諌める。

 服部圭吾のアトリエを訪ねる春香と望美、野原芽衣(松下奈緒)、
伊賀俊平(松田翔太)。応対に出たエージェントは、服部は誰とも会
わない、と断る。しかし芽衣はアトリエの奥に服部の姿を見つけ、強
引に踏み込み直接インタービューを申し込む。

 気が付いたエージェントが止めに入るが、服部は「いつも見てるよ」
と言って気さくに春香に話しかけてきて、ずっと会いたかったと服部
は春香に手を差し伸べ、二人は握手をした。

 石場たちが『一石三鳥』で一杯やっていると、春香たちが服部を連
れて現れる。春香は改めてインタビュー依頼をするが、春香のこれま
での仕事ぶりを褒めるだけでインタビューは拒否する。

 そんな春香と服部の間に芽衣が割り込んできて、自分も病気で亡く
なった母親も昔から服部のファンだったと作り話をする。

 「服部の絵は、絶望の中の希望を表現している、東京タワーの絵も
暗いけれどいつか必ず希望に満ち溢れた東京タワーの絵を描くに違い
ない、と母が話していた」と続ける芽衣。

 その話を聞いた服部は、条件をつけてインタビューを受ける。しか
もインタビューは今すぐここで、と言う。静まり返るスタッフだった
が、いいじゃない、という春香の一言で石場の私物ビデオカメラを強
引に奪ってインタビューが始まった。

 インタビュー終了後、服部が芽衣を連れて店を出ようとする。イン
タビューの条件とは、服部の裸体画のモデルを芽衣が務めると言うも
の。ざわめくスタッフをよそに、芽衣は服部とともに店を後にした。

 その日の『ザ・ニュース』の放送の最後に、春香は明日は服部圭吾
の独占インタビューをお送りすると告知する。自分の功績と意気揚々
とする芽衣を、春香は嘘をついてまで手に入れたと心配する。

 帰宅途中の芽衣が、服部インタビューのテープ編集に向かう俊平と
ばったり会う。芽衣はそのマスターテープを無理やり見ようとしてテ
ープを車道に落としてしまう。慌ててテープに走り寄る二人だが、そ
れより早くトラックがその上を通りカセットが粉々に・・・

 俊平はすべてをかぶってスタッフに土下座して謝る。責め立てる皆
をよそに、春香は、もう一回インタビューを撮らせてもらうように頼
もう、と提案し動き出す。

 しかしエージェントに連絡するも、携帯も持たない服部と連絡が取
れず行方不明だと言われる。『ザ・ニュース』の一同は、他番組スタ
ッフの手も借りながら服部の行方を探す。

 春香は、昨晩『一石三鳥』を出た後の服部と芽衣の足取りを追って
みる。つたない芽衣の記憶を頼りに探していくとある公園にたどり着
く。そこで、芽衣は裸体画を描かせる約束だったのに、服部がジャン
グルジムに登っている隙に逃げ帰ってしまったと告白する。

 そこまで話すと芽衣は倒れてしまう。春香はとりあえず芽衣を自分
のマンションで寝かす。芽衣は風邪のせいも手伝って、自分はどんな
に勉強しても取材してもキャスター席には座れないと日ごろの愚痴を
もらす。

 それを聞いた春香は、「嘘で取った仕事は所詮嘘、認めてもらいた
いならもっと頑張れ、無駄に見える努力もいつかは価値が出るのだか
ら」と厳しく叱責する。

 春香は、芽衣の取材ノートを元に何かに気付き、さっきの公園に戻
る。望美、俊平とともに公園に戻った春香は、芽衣のノートから服部
も母親をなくしていると気付く。その死の直後から服部の創作ペース
が落ちていることから、芽衣の嘘の”母親発言”から何か服部の母親
が関係しているのではと考える。

 ひらめいた春香は突然ジャングルジムに登る。するとそこからは東
京タワーが見えた。春香は彼はきっとあそこにいる!と言う。そこに
芽衣も合流し春香とともに東京タワーのそばに向かう。

 芽衣が逃げ出してしまったあの時、服部はこう言っていたのだ。

 「そうだな。描いてみるか。
 そろそろ、描きに行ってみるか。
 君のお母さんの言う、希望に満ち溢れた・・・」

 東京タワー近くの公園で服部は絵を描いていた。暗闇にそびえ立つ
希望に満ち溢れたまぶしい東京タワーが、服部のキャンバスには描か
れていた。

 服部の母親は、最近の絵は暗くてだめだ、と死ぬ間際まで口癖だっ
た。そのため、服部はそんな最近の絵でAGM賞は受賞できない、と受
賞を辞退したのだった。

 生放送まで時間がない春香は、テープを破損してしまったこと、収
録しなおすことは無理なことを話し、生出演してほしいと服部に依頼
する。

 その声をさえぎって、芽衣は自分がついた嘘について服部に涙なが
らに謝罪する。しかし服部は、芽衣のおかげで東京タワーの新しい絵
を書くことができたと言い、生放送出演を快諾する。

 生放送は無事終了。春香は熱のために倒れた芽衣を背負って病院へ
向かう。その姿を見た望美は雅人に、「私も椿さんみたいになりたい、
あんな人になりたい」と漏らす。

 雅人は「なりたいと思ってもなれない、超えようと思わなければね」
と笑顔で答えた。


寸  評  今日はすっかり春香や望美は脇役でした。芽衣が切望しています
が、ニュース番組で主役であるメインキャスターであることと脇に座
ることでは大きな差があることなのでしょうね。私にはあまり想像で
きませんが・・・

執 筆 者 井村()

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2. 編集後記
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 長引いてしまった風邪の影響で、また送信が遅れてしまいました。申し訳あ
りません。例年よりも早くから雨がグズグズ降り続いている毎日が続き、暑く
なったり寒くなったりで学校などでも風邪が流行っているようです。皆さんも
お気をつけてください。(井村)

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