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**************************************************************************** 《つるちゃんちのキュッヒェ in ドイツ》 2006年3月20日発行 第86号 毎週月曜日発行 *************************************************************************** つるちゃんちのキュッヒェへようこそ。 トリノから帰ってっきました。 っていうか、帰ってこれてよかったです。(なに?) っていうか、今ここで再びメルマガが書けてよかったです。(なんじゃろめ?) っていうか、生きて帰って来れてよかった〜。(なんなんですか、一体?) もう、大変だったんですよー。 たかがトリノ行きがこんなに大変になるとは誰が予想したでしょう? (って何があったか早く書けって?) 別にもうどうでもいいのですが(だったら書くな) でもお話しましょう(ここまで前置き長すぎ) まず大変だった諸悪の根因は雪。大雪だったんです。それもつるちゃんの出発 する日に狙いを定めたように! つるちゃんの家からトリノまでは、車で5時間ぐらいなので、ざっと計算して 午後に出れば、余裕で夜にはトリノに着くか、ということで、旅支度を。 オッと、外を見ると雪です。こんな時期に雪? どおりでしめった雪です。 道路を見るとうっすらと積もっています。雪は大好きなので心は弾みます。 (この弾んだ心がのちにとんでもないことに…。) 準備は万端、と車をスタート。そしてアウトバーンに入ります。まあ、雪のため スピードは100キロもいきませんが。 トリノに行くには、つるちゃんの住んでいるドイツから、スイスを縦断して イタリアに入ります。 アウトバーンはみな高速で走るので、雪は積もらないのですが、今日は何か違い ます。普通の路地みたいな雪の積もりかたです。それに車が少ない。何だか急に 雪の降り方が尋常じゃなくなってきました。 なんとか走っているうち、スイスの国境検問所へ。 いつもにらまれてパスポートを見せろ、とひっかかるのですが、今日は寛容です。 というか、検問所の人たちはあたふたと、それどころではない感じです。 難なく検問を抜けると、そこはスイス領、バーゼルという街です。 しかし走れば走るほど、雪はさらにはげしくなり‥ おや〜? 渋滞です。 雪だから仕方ないか。 しかし待てども待てども進みません。そうこうしているうち、2時間も過ぎて しまいました。カーラジオをつけても、渋滞のニュースは流れず、なんだか つるちゃんのいるこの道路は、世の中から置いてきぼりにされた感じで、段々 不安になってきました。 ようやく走ったと思ったら、こんどは長〜いトンネル。 そこを抜けたら…。 なんとまぁ、すごい雪の量! 『長いトンネルを抜けると、そこは雪国であった』なんて、川端さんみたいなこと 言ってみたくなりました。 積雪は1メートルはあったでしょう。長く渋滞していたためか、アウトバーンだっ ていうのに雪が10センチぐらい積もって、とても高速で走れるものではありま せん。50キロ出せるかどうか。。。 するとなんだか急に車がレロレロになって、そのうち回転し始めるではないですか! なんか進行方向と逆になった時もあり、まるで遊園地のコーヒーカップに乗っている 感じ〜…。見ると後ろからトラックがやってきます。 ヒェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!! 車が回っている時って、すごくソフトな乗り心地で、いい感じ〜、なんても思った のですが、トラックを見たとたん、血の気が引きました。トラックがパッシング しながら、それでも近付いてくるようです。 ぐるぐるぐる、、、、、 なんだかわけが分かりませんでしたが、気付いたらアウトバーンの端の雪の中に 車が突っ込んでいました。 おーっ。生きてるみたいだ。イェイ! 正気に戻ったところで急に恐くなり、すぐさまアウトバーンを降り、ノロノロと 市道に出て、近くの駅から電車で行くことに決めました。 もう雪は断続的に、これでもかーっ!ていう感じで降り続けます。 駅の前のいきなり駐禁のところでしたが、かまわず車を乗り捨て、(っていうか 車が動かなくなってしまった)とにかく切符をトリノまで買ってホームに行くと…。 ゛本日、雪のため停電で、列車が動きません゛ 何ですとー!!! つるちゃんの普段の行ない、そんなに悪い? エーン。 またもや待つこと2時間、ようやく電車が来たと思ったら、今度はイタリアとの 国境近くが雪崩の危険があるので電車は通れず、やむなくスイス側の山の中の ブリークという駅で降りて泊まることに。。 ふと止まっている電車を見ると、その名も「マッターホルン鉄道」。 オォ、マッターホルンってことは、ここはかのゆーめーなアルプスなんじゃー? そこでこの山岳地帯はアルプスなのだと初めて気付いた次第。(ボケすぎ) 背筋が少々ピンとなりました。 ってことで、想像だにしていなかったアルプスの山の中での一泊。 トリノまではあと倍ぐらいの距離です。 次の日は4時起きで出発することに。 ちなみに次の日の午後は、トリノでコンサートが控えています。 つるちゃんは一体、トリノに行けるのでしょうか? 続きはまた来週〜。 それでは、、 **今週のお料理** なぜか今、ドイツで流行っています。 ゛Chili con Carne゛チリ コン カーン →チリ・コン・カーン 【材料】4人分 牛ひき肉 200g たまねぎ 2こ ベーコン 2枚 にんにく 4片 金時豆の水煮 2カップ サラダ油 適量 チリパウダー 大さじ1 塩 こしょう 少々 パセリのみじん切り 適量 トマトピューレ 1カップ ローリエ 2枚 ブイヨンスープ 2カップ 【作り方】 1 たまねぎ、ベーコン、にんにくはみじん切りにする。金時豆は水気を切る。 2 フライパンを熱しサラダ油を入れ、にんにくとたまねぎを炒めたら、 ベーコン、ひき肉を加えてさらに炒め合わせる。 3 2にチリパウダー、トマトピューレを加えて、弱火で約10分煮込む。 4 3に金時豆、塩、こしょうを加えて味をととのえ、さらに約10分煮込む。 5 4を器に盛り付け、パセリを散らす。 できあがりー! 簡単でしょ!? たくさんメールをいただいているのですが、お返事、少々お待ちください! ~~PR~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ★自分にあった仕事がきっと見つかる! http://acnw.jp/6OPP/TLrV/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ゛食材募集゛は継続中です。ざっくばらんなご意見もこちらのメールアドレス へどんどんお寄せください。(匿名でもOKです。) →tsuruchan-p@infoseek.jp ステキな一週間になりますように。 発行者:つるちゃん ★このレシピで料理する際の切り傷、やけどなどに関しての責任は 負えませんので、ご注意ください。 ★掲載された内容を許可無く転載・引用することを禁じます。 ********************************************************************** Copyright(C)2006 Tsuruchan. All rights reserved. ~~PR~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ アメリカ生まれのショッピングモール。アメリカ・ヨーロッパを中心に, 最新ブランドや日本未公開ブランドなどが日本語で購入できます。 国際転送サービスや日本語によるカスタマーサービスも充実しています。 http://vci.jp/servlet/referral?sid=2146082&pid=872113294 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ |