メルマガ:屋久島発 田舎暮らし通信
タイトル:屋久島発 田舎暮らし通信  2006/03/04


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  2006/03/04
『世界自然遺産の島』   屋久島発・田舎暮らし通信(第149)

      http://www.yakushimapain.co.jp/  屋久島パイン株式会社
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このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の社員
が本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。


●ラッキーカラー

六星占術によると、水星人の私のラッキーカラーは、赤、紫、茶色。
今のところ、ぜんぜん兆しはないが、今年は金運も良いようだ。
そういわれると、その気になって、赤い長靴を履いて宝くじ買いに行ったり、紫
色の花を摘んでビンに入れてみたり、茶色い犬を触ってみたり。
ところが、その犬がとても興奮する犬だったので、おかげで服は泥だらけで破ら
れたりもした。

自称、色彩学の専門家のNさんは、かなり色に対するこだわりをお持ちの方だ。
色はエネルギーを発していて、その色によって、その人がラッキーにもアンラッ
キーにもなるということだ。
Nさんは、ピンクがラッキーカラーなのか、やたらとピンクのものを持っていた
りする。
「なかなか売っていないと思うけど、ピンク色のハサミを見かけたら教えて!」
と、ラッキーカラーへのこだわり。

自分の好きな色が、必ずしもラッキーカラーではないし、似合う色というわけで
もない。
いままでどういうわけか、私はアンラッキーカラーを、好んでいたようだ。
どうりで、なんだか調子が出ない訳だった。
考えすぎじゃないのとか言われそうだが、特に女性は、意外とこういうことにこ
だわって生活していたりする。
庭に真っ赤なハイビスカスが植わっていたり、通りを郵便やさんの赤い車が通っ
たりするだけでも元気になる。

これから入学シーズン。
屋久島のランドセル売り場には、赤と黒だけ。
種類も少ない。
昔はどこでも赤か黒が主流。
今では定番の色のほかに、さまざまな色から選べるようになっているようだ。
防犯ブザー付のものもある。
なんと、今時は金箔とか動物の毛皮でできたものもあるとか。
でも、それだとかえって狙われそう?
ランドセルの色は、特に決まりはないのだが、屋久島では、定番の赤と黒がほと
んど。

新一年生の場合、黄色いカバーをつけているので、皆、黄色いランドセルに見え
てしまう。
黄色のランドセルも、男女を問わない色という具合でかわいいとおもう。
無難な色を選ぶか、ラッキーカラーを選ぶか。
個性や目立つことを、可とみなすか不可とみなすか。
地方によっても考え方が異なる、とても興味深いランドセル事情だ。

偶然にも、ラッキーカラーのひとつが赤色の私。
赤いランドセルの子を見かけるとうれしい。
でも、もし自分が使うなら、茶色か紫色もいいかも。
その色が売っているならば、選んでもいいということだと思うからだ。
選択肢がなくて選べないのと、選択肢があるけど選べないのとは、ぜんぜん違う
と思う。

それはランドセル選びに限ったことではなくて、ライフスタイルや考え方にも通
じるものかもしれない。



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屋久島パイン株式会社   http://www.yakushimapain.co.jp/
発行責任者  角谷和雄   kakutani@yakushimapain.co.jp
本      社       東京都千代田区麹町1丁目8番14号
屋久島支店       鹿児島県熊毛郡屋久町原914番地
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