メルマガ:組紐工芸 工房 多津蔵通信
タイトル:夢幻出版社『多津蔵物語』 ”第二章、其の四”  2006/03/04


【弥生三月】

工房からは、春の便りが有ります。

其の一番!具体的な姿が、”お雛様”です。

勿論、それ以外にも有ります。

工房の、今年の有り方が、始まりました。



【新しい工房の姿】

何を措いても、主宰の母親の手助けは、驚きでした。

工房を留守にする機会が多い主宰には、留守を預かる確かな人が必要なのです。

其の最適な人が、”母親”だったのです。

誰よりも信頼が置け、誰よりも甘えられる人なのです。



【主宰の、本当の春】

この春は、主宰にとっては、素晴らしい春なのです。

一言で語るなら、”安堵の春”なのです。

公私共々、不安が無い、確かな歩みの時を、迎えたのです。

此れまで、お使えしてきて、これ程に、安心できる時は、有りませんでした。

苦労の甲斐が、報われた気持なのです。

この姿が、ゆったりと続く事を、祈ります。



                    夢幻出版社編集長 田鶴彦之蔵人

  

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