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タイトル:[愚考三昧/toxandoriaの日記・Excite版]へのコメント&Res  2006/02/11


[愚考三昧/toxandoriaの日記・Excite版]へのコメント&Res
2006.2.11

[2006.1.5付、愚考三昧/toxandoriaの日記・Excite版、「小泉・年頭記者会
見」に透ける「耐震擬装事件」幕引きのシナリオ]へのコメント&Res


Commented by 岡田元浩 at 2006-02-04 11:36 x 

今回の損害は「安全工学に無知な文系首長」を選んだ有権者の税金で100%補填
するのが当然。

次の選挙で「国際勝ち組み企業」の内部でお客様と企業の安全を支えて来た
「工学部卒のハイテク技系法、法律家」を首長を選べば良いのです。

詳細はヤフー上で小生のHP「技術立国への構造改革」を御覧ください。

もっと具体的に云えば姉歯事件も、日航ジャンボ機墜落事件も、四国に3本橋が
あるのも、全部「技官の詐欺」を踏み台にしているので、「技系法」門前払い
の司法が悪いのです。ですから司法改革で、姉歯事件を「公務員業務上、未必
の故意による、常習的、公文書不実記載」を有罪にすれば「一罰百戒」全て解
決するのです。最高裁判断で「自治事務」と決っているので、一文も公金を貰っ
ていない姉歯等に法的責任は有りません。


Commented by toxandoria at 2006-02-04 18:43 x 

岡田元浩さま、コメントありがとうございます。(1/4)

たしかに、今回の耐震擬装事件の究極的な責任はリスク観念に欠けた首相・首
長・議員らを選んだ有権者(一般国民)にあるというご指摘は納得できる点が
あります。ただ、このような手法を選択する場合は、いわゆる「保証人の分別
の利益」の考え方を援用して、物件の販売・建築を担当した関連企業とともに
リスク観念の喚起・啓蒙努力を徹底的に怠けてきた主要マスメディア・関連ア
カデミズム及び関連・融資金融機関などにも分担させるべきではないか、と愚
考します。

それとともに技系法の重要さを思い知らされました。これから勉強させていた
だきます。  Commented by toxandoria at 2006-02-04 18:44 x 岡田元浩さ
ま、コメントありがとうございます。(2/4)

蛇足ながら、かねてから下記の分野の問題(●)が気になっております。技系
法と直接的に関係はないと思いますが、これらの問題を合理的に整理・調整が
できれば、日本のための本物の「構造改革・民営化・経済活性化」が図れるの
ではないだろうか、と思っております。

●「連帯保証人」制度
・・・外国に例がない封建時代の名残。これこそアメリカに学ぶべき。アメリ
カ型のNon-Recouse(非遡及型)融資を導入し「連帯保証人」制度は早急に廃止
すべきである。銀行・不良債権問題と同関連で発生した大銀行経営者のモラル
ハザード(無責任)、ベンチャービジネス創業の困難、非効率企業の存続問
題、近年における自殺者数の高止まり傾向など、経済・社会面における深刻な
弊害は計りしれないものがある。政治・司法・アカデミズム・ジャーナリズム
の怠慢である。 


Commented by toxandoria at 2006-02-04 18:45 x

岡田元浩さま、コメントありがとうございます。(3/4)

●「情報の価値」と「モノの価値」を同一視する日本独特のフェティシズム観

・・・逆に言えば、日本では「情報」についての正統な評価という観念が未だ
に市民権を得ていない。下は会計法規上での非合理な運用から上は国家リスク
管理(インテリジェンス管理)の脆弱性に至るまで様々な弊害が生じてい
る。  Commented by toxandoria at 2006-02-04 18:45 x 岡田元浩さま、コメ
ントありがとうございます。(4/4)

●「独占禁止法」、「談合」、「トリクルダウン理論」(市場原理主義)の整

・・・欧米にも「談合」はある。例えば、イラク戦争の特需を随契受注したハ
リバートン社(チェイニー副大統領が元経営トップ)については談合が噂され
ている。「独占禁止法」は、自由競争の原則を守るためには厳守すべきだが、
一方で市場原理主義でのトリクルダウン理論との整合性の問題がある。特に、
弱小の建設・土建会社、清掃会社、警備会社などに深刻な皺寄せが及んでいる
節がある。この問題も政治・司法・行政・アカデミズム・ジャーナリズムの責
務が大きい。なお、日本の大手企業(特に土建業関係)の談合体質は江戸時代
初期頃から始まっており根が深いものとなっている。
 Commented by 岡田元浩 at 2006-02-04 19:51 x
国交大臣は国会答弁で「最高裁の決定は・・」と云いながら地裁の話にすり替
えた。そしてテレビの前で「(小嶋社長は)印紙代を払える身分じゃないだろ
う」と云いました。貧乏人は告訴する権利がないのか?
住民代表も破算宣告で社長を妨害している。

瑕疵責任は公の犯罪からの「玉突き事故」ですから小嶋社長の自治体への告訴
を応援しましょう。司法には民主選挙制度はありませんが、全国民はこの告訴
に賛意を示す「刑事告発状」で民意を示す権利がある筈でしょう。

詳細はヤフー上で小生のHP「技術立国への構造改革」を御覧ください。


Commented by 岡田元浩 at 2006-02-05 01:39 x 

仰せの通り、農耕文化の名残の集団主義思想が強く、個人の尊厳意識が低い。
江戸時代の5人組制度は今も北朝鮮に現存するそうですが、日本政府も「個別
の事案には対応しない」と云って個人との接触を避けいる。

例えば「急傾斜地法」も「都市計画法経由の建築基準法」も5軒単位。米国政
府は集団特許を受付ない。「多数の人が同時に発明するはずは無い」と言うの
です。又業界で取り纏めた「意見書」も受け付けない。 


Commented by toxandoria at 2006-02-05 07:10 x

岡田元浩さま、コメントありがとうございます。

欧米と日本の市民意識の差が余りにも大きすぎるようです。政治・行政側にす
れば、国民(=愚民)を雑魚かメダカの群れのようにして取り扱う方が楽だと
いうことでしょうか。

情報(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060204i115.htm)による
と、小泉・首相と猪口・少子化相が「負け組み」を「待ち組み」というコトバ
に置き換えて流行らせる作戦を着想したそうですが、ヒドイお話です。権力者
たちは、どこまで一般国民を小バカにするつもりなのでしょうか。

またまた、メディアが提灯記事で“愚民”の洗脳を始めるような気配がありま
す。


Commented by 岡田元浩 at 2006-02-06 01:32 x 

日曜朝のTBSの時事放談ほど私書の言う「日本を駄目にしている文系虚業
家」がよく判る番組はない。

養老先生は「姉歯問題は“物”の問題として解決を図るべきだ」と正論を云わ
れたのに対し、文系の堺屋先生は「システムの問題だ。

日本的無責任体制が悪い。」と云われた。何故無責任なのか? 其れは資源小
国日本の経済や生活水準はハイテクで支えられているのに、技術に無知な文系
が支配しているから責任がとれる筈がないのです。

例えば辻元議員など文系の詐欺については、そんなに悪意は感じられないの
に、本番の司法より前に、ワイドショーで元検事から厳しい判決が出た。しか
し今回の「公文書不実記載」は、要件としての物が物理的に不合格なこと、合
格証明の公文書が発行されたこと、その間を結ぶ技術実務の勤務実体がない事
も明らかなのに何故ワイドショーの判決が出ないのか。それは堺屋先生の様な
人がご意見番でいるからでしょう。

こんな事件、国際勝ち組企業の評価会にかけたら直ちに懲戒解雇です。


Commented by 岡田元浩 at 2006-02-07 06:11 x 

日曜朝のTBSの「時事放談」は「日本を駄目にした文系虚業家」が国民を騙
す怪しからん番組。5日(日)も養老先生が「姉歯もBSEも”物”の問題と
して解決を図るべき」と正論を云われたのに、文系の堺屋先生は「システムの
問題だ。日本的無責任体質、モラルの低下が悪い」と云いました。何故無責任
になったのか?

それは、国民の安全はハイテク技術で支えられているのに、技術に無知な文系
支配が続いているからで、正義感は有っても責任の持てる筈はなく、「官の詭
弁学」で逃げるしかないのです。例えば辻元議員の詐欺事件は、そんなに悪意
は感じられないのに、検察より先にワイドショーで元検事が厳しい判決を下し
た。

しかし今回最高裁が自治事務と決めた「神聖なる建築確認」に関する「公文書
不実記載」は、要件としての「物が物理的に不合格なこと」「合格の公文書が
発行されたこと」「その間を結ぶ技術実務の勤務実体が無いらいしこと」が明
らかなのに何故ワイドショーの判決が出ないのか。それは堺屋先生のようなご
意見番がいるからでは有りませんか。

こんな事件、国際勝ち組み製造業の評価会にかければ直ちに懲戒解雇です。


Commented by 岡田元浩 at 2006-02-07 06:15 x 

国交大臣は国会答弁では「自治事務」とする最高裁判断をはぐらかし、「民間
の方が責任が重い」と云いました。許認可権を楯に民間に無料で自治事務の責
任を押し付けるのは「恐喝罪」の要件に該当しませんか。文系事件では通用し
ない事が”物”が拘ると司法も門前払い。ワイドショーも「技系法検事」の登
場を拒否するのは偏向報道てしょう。

更に国交大臣は「弁護士でもある」との前振りでテレビに登場し、「小嶋社長
に印紙代は不相応、貧乏人は訴訟なんか起す資格はない」と言う様なことを云
い、中田市長も「コペルニクス・・・」と云いました。弁護士なら最高裁判断
に照らしての法的妥当性を論ずるべきでは有りませんか。しかも現行弁護士制
度は「文系法専科」。国交省は”物”に係わる役所。工学部卒の法律家が「技
系法」での理非曲直を論ずる場では有りませんか。

若し「建築確認制度」や。「一級建築士制度」が無ければ被害者は保険会社に
信用保証を求めていたでしょう。姉歯氏が言うように、「建築士」と言う無料
責任だけ与えて食えなければ反って悪い結果になる。公儀隠密に雇っていれ
ば、この事件は起きなかった。世の中只より高いものはない。


Commented by 岡田元浩 at 2006-02-07 06:22 x 

4点セットの中で姉歯事件とBSEの原因は同じです。其れは農水省は税金に
ぶら下がって農家の過保護を目的とする鎖国型官庁。国交省も例えば国内1億
向けの自働車を外圧から守る鎖国が原点。世界50億向けの自働車の安全を保障
しているのは、検量証明やハイテク発明を担当する「経済産業省」なのです。
ですから其処が「神聖なる建築確認」を行なう「技術責任者(外国政府も認め
るオフィサー・イン・チャージ)」を管理していれば、姉歯事件は起きなかっ
たのです。BSEも米国に監査に行ける「NASAの信頼性工学の専門家」は
「経済産業省」が管理しているのです。

農水大臣は「作業の始まる前に監査に云っても意味が無い」と云っていました
が、真赤な嘘。前例のない事に責任を持つ「オープンループ級エンジニア」を
派遣して、本番前にFTAで、設備やマニアル、管理ソフト等を監査するのが
「NASAの信頼性工学」では有りませんか。作業が始まってから監査するな
ら「クローズドループ級エンジニア(通称QCサークル)」で間に合うので
す。


Commented by 岡田元浩 at 2006-02-07 06:25 x 

米国は広いので農水省の言うように、40数箇所の作業所を監査に行くのは大変
です。だからインターネットが真っ先に普及したのでは有りませんか。今回の
違反輸出先は「日本向けの輸出条件を知らなかった」そうでは有りませんか。
何故40数箇所に一斉メールで告知し、回答を確認しなかったのですか。かって
米国政府の安全局は「自働車用ELR型シートベルト」の法規制立ち上がりを
前に、日本政府の頭越しに、日本の自働車メーカーにFTA等の信頼性工学の
計画書の提出を求めました。何故農水省は米国の各牛肉輸出業者に、国交省は
「神聖なる建築確認」を行なう日本の自治体に「FTAの提出」を求めないの
でしょう。其れはヤフーで「技術立国への構造改革」でオンリーワンでヒット
する私書の求める造語「公務員、業務上、公知ハイテク不作為罪」なので、
「公文書不実記載」はその結果。つまり「未必の故意」です。

マスコミは「猫も杓子もNASA通い」などと云う論説は止めて、FTA不在
に依る「不実記載」に対してワイドショー判決を下す企業責任があるでしょ
う。


Commented by toxandoria at 2006-02-07 07:29 x 
岡田元浩さま、懇切なコメントありがとうございます。(1/2)

技系法の観点から見ると、いわゆる「我われの“常識”が如何に偏見に満ちた
ものであるか」、というより「如何に、それが偏見の上に構築された砂上の楼
閣であるかということ」を自覚させられます。

しかし、恐らく一般国民の大方が、これに気付くのは非常に困難だと思いま
す。また、技術分野に限らず、高度に専門化した言説で構築されるのはアカデ
ミズムの宿命だと思います。

従って、このように混迷した日本社会を放置するに至ったのはアカデミズムに
従事する学者・専門家にも責任の一端があるような気がしております。特に中
枢権力に媚びるばかりの御用学者たちの罪は重いと思います。

なぜなら、本来、アカデミズムの役割の一つには高度に専門化し難解化した知
識分野をできる限り平易に国民へ説くという啓蒙的な仕事があったはずだから
です。 


Commented by toxandoria at 2006-02-07 07:39 x 

岡田元浩さま、懇切なコメントありがとうございます。(2/2)

日本の中枢政治権力が伝統的に“闇の勢力”と繋がりを持ってきたことは公然
の秘密ですが、この日本独特の風土環境の中で、その「繋がり具合」が異常に
深化し伝習化つつあることが気になります。

しかも、メディアと日本国民は、これを拒否するだけの気概を失っています
す。

先端技術・法制等の高度な知識が明らかに“闇”へ流れ込んでおり、それが
“政”と“闇”の強固な紐帯を構築する気配があります。

例えば、高度な知識・技術を装備した法曹・技術系の官界OBらが渦中の問題企
業や博打系企業の監査役などに続々と収まっています。この傾向は「官の天下
り問題」より弊害が大きい由々しきことです。

のみならず、IT・金融工学・経済物理・生命科学等の先端知識が要求される
「IT・金融・建築・バイオ・医療福祉等分野のベンチャービジネス」に“闇”
が流れ込み“表化”(オモテカ=隠れ闇化)しつつあり、若い優秀な頭脳が
“闇”へ流れ込んでいます。

日本社会全体がオウム化しているような不気味さを感じます。


[2005.12.25付、愚考三昧/toxandoriaの日記・Excite版、『小泉耐震擬装(偽
造)劇場』で亀裂が走る国民の意識構造]へのコメント&Res

Commented by 岡田元浩 at 2006-02-10 05:55 x 

◆サムシング事件◆

国交大臣の国会答弁に反し、木村建設関係の非姉歯からも不合格物件が出た。
非木村は未調査。そして今回は福岡市が最初から「職員の検査能力が不足して
いる。審査のシステムが不備だ」と小嶋社長の告訴を認めるような発言をし
た。

何処が不備なのか。それは下記「国交大臣答弁の虚構」の(1)(10)に示すハ
イテク革命に依って、実務をコントロールしているのは「一級コンピューター
建築士」で、従来資格が形骸化している事にある。今後改定するにしても、現
状の責任は免れないでしょう。つまりコンピューター化が民間より20年遅れて
いる。本書の造語「公務員、業務上、公知ハイテク、不作為罪」なのです。
詳細はヤフー上で「技術立国への構造改革」を御覧ください。 

Commented by toxandoria at 2006-02-11 17:29 x 

岡田元浩さま、コメントありがとうございます(1/2)

役所(国土交通省&各自治体)が民間より20年遅れていることは、その通り
だと共感します。

官庁サイドは、自分たちが遅れていることを棚上げにして「机上の空論」を弄
びながら「民間の現場」を見下すという尊大な態度を取り続けています。

そして、その背後には「利権のネタ」にだけ厳しい目配りをする政治家たちが
控えています。

だから、このことは防衛庁・防衛施設庁等の“談合事件”にも通じる問題だと
思います。


Commented by toxandoria at 2006-02-11 17:30 x 

岡田元浩さま、コメントありがとうございます(2/2)

例えば、戦闘機一つ取ってみても、役所側は関連先端技術に関する知識レベル
では民間の研究水準に歯が立たないはずです。

しかし、小ずるい官庁は入札前に各社に出させる「提案書・企画書・事前見積
書」の中から“良い所取り”をして予定価格づくりをやっています。

これは、権力を笠に着て民間の「進んだ研究&技術水準」を盗み取る巧妙な仕
掛けです。これで巧妙に“お上の立場”をつくっている訳です。

結局、このような“お上”(利権がらみの政治家と官僚たち)に素直にひれ伏し
続ける「一般国民の時代遅れの意識」が変わらぬ限り、日本の「本物の改革」
はできないと思います。

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