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○―――――――――――――――――――――――――――――――○ 英語上達マガジン「もっと!トークるズ」第0023号 2006年2月6日発行 ○――――― http://talkles.cocolog-nifty.com/ ――――――――○ ● もくじ ● 【1】聞いてしゃべろう! 英語で過去の行動を聞いてみよう 【2】今日の語法・文法:『could』 【3】ボキャブラリーを増やそう!「Cap-」は「頭」そして、「捕らえる」 ◎==========================================================◎ こんにちは、トークるズメンバーの伊藤です。 メルマガ発行人の柏木さんがLAに出張中ですので、 今週は私がご案内させて頂きます。 よろしくお願いします。 では、本題に入ります。 【1】聞いてしゃべろう!英語で過去の行動を聞いてみよう (原文執筆:ウォルター ドーソン) ※こちらの例文の音声は、下記URLで聞くことができます。 http://talkles.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/post_9f7e.html 何度も聞いて、口に出して練習してください。 今日は過去の行動を聞くときに使える英語のフレーズをご紹介します。 『この前の休み、何してたの?』 こんな聞きかたを覚えておけば、話のきっかけとして使えそうです。 Sentence A: What did you do for Golden Week? センテンスA: ゴールデンウィークは何をしましたか? Sentence B: How did you spend your Golden Week? センテンスB: ゴールデンウィークはどういうふうに過ごしましたか? Sentence C: How was your Golden Week? センテンスC: ゴールデンウィークはどうでしたか? Sentence D: Did you have a good Golden Week? センテンスD: いいゴールデンウィークだったでしょうか? 会話を始めるのに、後は続けるのに、こういう表現が役立つといいですね! 新しい友だちとの関係あるいは現在の友だちともっと親しむために 使えると嬉しいですね! 英語音声および全文記事は、 http://talkles.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/post_9f7e.html こちらで確認できます。 ◎==========================================================◎ 【2】今日の語法 could (原文執筆:伊藤哲哉) 今日のテーマは『could』です。 『can』の過去形だから『〜することができた』という意味に なりますが、ここに注意すべきポイントがあります。 次のフレーズをみてください A: I could speak English. B: We could have a lunch at the restaurant. Aは『私は昔、英語を話すことができた』 Bは『私たちはそのレストランでランチを食べることができた』 というような意味を英語に訳したものですが、このふたつの フレーズは正しいのでしょうか? それとも使い方を間違っているでしょうか? 少し考えてみてください。 正解ですが、Aは正解、Bは間違っています。 『〜することができた』という意味で『could』を使うことは 間違いではないのですが、それは『一般的な能力』について 触れるときです。 たとえば、Aは『英語を話せる』という語学力について 話をしています。こういうときは『〜することができた』 というとき、『could』を使うことができます。 (ただ、『was able to』のほうが一般的です。) ところがBというのは能力に触れているわけではありません。 『〜できた』の内容は一時的な出来事です。 こういったケースでは『could』を使うことはできません。 間違って使うと『〜することができたのに』という仮定法過去 として捉えられる可能性が大ですので、頭に入れておいてください。 ◎==========================================================◎ 【3】ボキャブラリーを増やそう!「Cap-」は「頭」そして、「捕らえる」 (原文執筆:柏木陽志) さて、今日は、二つの語源からくる「Cap-」で 始まる単語を見ていきましょう。 まずは、capそのものの意味ですが、これは帽子とか、 ペンのキャップという意味がありますよね。頭とか先頭、そして、 重要なと言う意味があります。 そんな単語を探していきます。 captain 船長、艦長、海軍大佐 cape 岬 ※海へ向かって頭を差し出したような状態なので ※the Cape of Good Hopeは、喜望峰 capital 首都、大文字、頭文字、資本 (形)最大限の、頭文字の、重要な ※capitalismは、資本主義 the Capitol アメリカの国会議事堂 cabbage キャベツ ※cabと語形がちょっと変化してますが、頭の形に似ていることからが語源です。 さて、頭、重要のほかに語源として、「Cap-」は「捕らえる」というのもあります。 ラテン語のcaput-(取る、捕まえる)から来ています。具体的には、 capture 捕まえる、捕獲 captive 捕虜 captor 捕獲者 などがあります。 最後に、捕まえるという意味の「Cap-」ですが、 caption 新聞、雑誌などの見出し文、説明文、キャプション という言葉がありますが、これは、「取る、捕まえる」といいう 語源ですが、見出しという意味では、headlineも良く使います。 おや?head頭という意味が出てきました。こういった発見は面白いですよね。 ◎==========================================================◎ ●発行:柏木陽志 http://blog.livedoor.jp/tgeveryday/ ●英語上達マガジン「もっと!トークるズ」 登録・解除 MailuX: http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM437E2552351C7 めろんぱん: http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=008962 RanSta: http://talkles.cocolog-nifty.com/blog/2005/01/ransta_ecc2.html MAG Bee: http://talkles.cocolog-nifty.com/blog/2005/01/mag_beet_5547.html カプライト: http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/11258.html E-Magazine: http://www.emaga.com/info/talkles.html ●ご意見・ご感想・ご質問は info@talkles.com まで。 ◎==========================================================◎ |