メルマガ:toxandoriaの日記
タイトル:[2006-01-26/“OPERA、Koizumi & Horiemon's Love Game” is Over !]  2006/01/27


[2006-01-26/“OPERA、Koizumi & Horiemon's Love Game” is Over !]
へのコメント
2006.1.27

toxandoria

『kaisetsuさま、TB&記事リンクありがとうございます。

十数人の身近な人々と“Horiemonの転落”について会話をしてみて感じたことがあります。

「何が問題であるのか分からない」=1/3、「マスコミが手の平を返したのでやりすぎ、Horiemonが可愛そうだ」=1/3、「今まで小泉に騙されていた、小泉は恐ろしい人だ」(これはマスコミ関係の人の反応!)=1/3・・・おおよその反応が、このようなものでした。

まだまだ一般国民は分かっていないというか、一種のマインドコントロールから醒めていない人々が多いようです。

『小泉劇場の毒』は日本国民へ“絶望的なほどのセンスの悪さ”を植えつけてしまったと思います。

「希望のトポス」へは遥か道遠しの感じです。』

谷口硝子
『たまには、ダジャレでも・・・ミニコミの発送作業しながら…。

「最近の二世、三世議員って、ほんと、アメリカンだよねぇ」
  例の方々のことでーす。
「どんどん、うすーくなって、コーヒーの味もしなくなったよ」
「コーヒー豆の産地は、中南米だけど、あたいたち日本人が『アメリカ』っていったら、『アメリカ合衆国』のことを指すけど、それはおかしいと、長年、中南米に滞在したジャーナリストから、中南米を含めてアメリカ大陸なのだ、コロンブスから解き明かされて、指摘されたよぉ」
「コロンブス?」
「あの人、何人?」
「今でいう、イタリアン、ジェノバ人じゃなかった」・・・・

「一世の政治家は、良い悪いは別にして、それなりに骨があったじゃん!」
「しょうがないよ、今の政治家は、正真正銘のアメリカンコーヒーだもん!」

何か、笑えないなーぁー。グス・・・』

kaisetsu
『海舌2006.01.26 Thursday
ホリエモンが有する株式価値が「ゼロ」になるか、ホリエモンから全てのライブドアの株式が引き剥がされた時点で、ホリエモン自身、自分が為すべきことを悟るだろう。
http://blog.kaisetsu.org/?eid=304449#comments

toxandoriaさま コメント、ありがとうございます。
以前に取り上げた雑誌「世界」の

2006.01.11 Wednesday
雑誌「世界」2月号「大澤真幸氏の『政治的思想空間の現在』に注目する。」http://blog.kaisetsu.org/?eid=291995

で、論点と異なるので記述しなかったのですが、大澤氏は、「事実への逃避」という概念も提示しています。
つまり、「事実からの逃避」ではなく、「事実への逃避」です。
今日の日本の思想的脆弱性、幼稚性、漫画あたま、「夢遊病者の氾濫」は、まさに、「事実に逃避」する姿と言い換えても良いと思うのです。
例えば、「紋切り型の「陰謀論」」「単細胞的マスコミの論調」『「猿でも分かる」的解説書』『「テクニックさえ会得すれば有名大学に入れる」式勉学態度』『「下流思考」を上流と勘違いする大衆』などなど・・・
日本人は、自分が馬鹿で、世界の田舎ものだ、という所から再出発する必要が在ります。
確かに、ソニーやパナソニック、トヨタは世界的に最高水準の面を持ちますが、これらは、日本人の中の、ほんの一部の人々の英知と努力の結果であって、日本人大衆の「愚民」達とは、縁も所縁も無いことです。
生産しない公務員を過剰に抱えるシステム、記者クラブ垂れ流しの報道、物真似しか出来ないITコンテンツ業界、吉本御笑い芸人が政治を語る日常・・・
これらの「現実」に違和感の無い世界、これこそ、「現実に逃避する」格好の『場』です。』

toxandoria
『umakajiさま、記事リンク&TBありがとうございます。

新自由主義思想にカルト的な雰囲気があることは同感です。機会があれば、その系譜を探ってみたいとも思っております。ただ、竹中平蔵は下記の記事(●)などを読むと根っからの“カルト信者”ではなく、抑制不能な“野心と欲望”に溺れて、頭の使い方を間違ってしまった御用学者ではないかと思われます。
●内膜レポート/新聞が書かない巨大与党の危険な現実/加速する「小泉・竹中革命」(筆者:桜井慶ニ、月刊・現代2月号)

やはり、より危険なのは小泉です。ディープな一部のメディア情報によると、官邸の奥に巣食う飯島秘書官が“首相の持つ人事権”を巧妙に操りながら耐震強度擬装事件、ライブドア事件など厄介な問題の“年度内幕引き”を計る一方で、アフター9月(「安倍(?)次期政権」後)の「小泉リバイバル・シナリオ」(国民が小泉リバイバルを渇望するように仕向けるシナリオ)を練り上げており、既に“仕事”に取り掛かっているそうです。

今日の夕方以降のテレビ報道を見ていたら“再びライブドアの株が上昇し始めた!”と絶叫していました。一般のマスメディアの体質は何も変わっていないようです。今ここに至っても、主要なマスメディアは表記のkaisetsuさまのコメントにある「現実への逃避」に嵌ったまま抜け出れなくなっています。

やはり、これから新しい市民社会の形成をどのように織り上げて行くかが問題ですね。』

toxandoria
『谷口硝子さま、“ダジャレ”ありがとうございます。

toxandoriaもアメリカン・コーヒーはあまり好きでありません。たまに飲むエスプレッソに“感動”する時があります。

そういえば、コイズミ君は、この“感動”という霊感的・芸術的なコトバの品格を大いに貶めてくれました。これでは日本語の不幸です。

二世、三世議員の始末が悪いのは、悉く、彼らが何らかの形で「アングラ世界」のお世話になっている節があることです。どんなに隠したつもりでも、「アングラ世界」の証拠がクサヤノ干物のように強烈に臭っています。

カナダ人のジャーナリスト、ベンジャミン・フルフォード氏が名づけてくれたとおり、今や日本は名実ともに「世界に誇るべきマフィア国家」ですね。

本日発売の『週間文春』の記事「総力取材、監獄に堕ちたホリエモン、野口“怪死”と堀江の“闇”」を読むと、“ライブ”にせよ“耐震”にせよ「アングラ世界」と「与党政治の世界」に跨るグレイゾーンの存在が浮かび上がってくるようで不気味です。

民主党が、昨日の国会で、ホリエモンが粉飾・擬装で活用した投資事業組合はマネーロンダリング(アングラマネー、政治家マネーなどの洗浄)をやっている可能性があると指摘していました。小泉構造改革による「規制緩和路線」は、商法等の度重なる改正を通じて「市民のための公共空間」を狭める一方であり、他方ではアングラ世界の住人たちのためにグレイゾーンの拡大を図って(便宜を図って)きたようです。

ご存知と思いますが、明時代の中国の宦官・鄭和(1371-ca1434)がコロンブス(1492、サンサルバドル島へ到達)よりも早くアメりカ大陸(フロリダ半島辺り?)を発見していたという説が最近になり出てきたようですね。カリブ海には、明時代の帆船が複数沈んでいるそうです。案外、ブッシュをDNA鑑定したら中国人の遺伝子のカケラが発見されるかも?

コイズミ君も“靖国神社参拝”などに拘らず「弥生後期〜倭国・大和時代」辺りにおける「日中・日韓、交流・混血研究プロジェクト」でもブチ上げればよいのにと思います。コイズミ君のルーツが判明するかも知れません。』

toxandoria
『海舌さま、コメントありがとうございます。

大澤氏の「事実(現実)への逃避」は大いに納得できます。

今日の夜のテレビ番組では、多くの局が“新体制が発表されたらライブドアの株価が再び上昇に転じた!!”と絶叫していました。昨日あたりからのテレビによるライブドアの取り上げ方を観察すると再び微妙な軌道修正が始まっており、結局、マスコミの体質は今までと何も変わっていないようです。そこにあるのは、只ただ目前の“餌”に臆面もなく喰らいつく“ハエエナのようなご都合主義”だけのようです。

この「事実への逃避」は、ご指摘のとおり、日本の社会現象の凡ゆる場面において“一般日本人の表層的で劣悪な品のない感性”となって現れているように思われます。

その典型事例が『経済を最優先して日本中の優れた景観を悉く破壊するという愚行』ではないでしょうか。都市部における六本木ヒルズ似の超高層ビルの乱立、地方における美しい自然環境への分断・切断・蹂躙の醜悪な仕打ちなどは、欧米では見られない日本独特の現象だと思います。

また、耐震強度擬装に限らず、戦後60年のあいだに一貫して行われてきたのが「ビル建築の耐久年数を合法的に短くする」という政策(建築基準法等の度重なる改正)です。戦前と比べて1/3まで耐久年数が減った(100年→30年)という研究もあるようですが、そのお陰で多くの国民はマンション購入時のローンが完済する前に、補修・改築・建替を迫られる羽目となり、二重ローンの発生があたり前となりつつあります。これが地震による倒壊となれば、もっと事態が深刻化します。

しかも、小泉構造改革は国民の二極分解傾向(貧富差拡大)を加速しつつあり、終身雇用制も崩壊しつつあります。このため、日本社会で蔓延るのは、「消費者金融や悪徳金融業者」と「ヒューザーや木村建設」のような悪徳不動産・悪徳建築業者だけということになりかねません。一方、政・官・財・暴の癒着構造は、その仕掛けが巧妙化しステルス化する(見えにくくなる)一方です。

今、日本が向かっているのは「国敗れて山河あり」から「民敗れて国家あり」なのでしょうか。しかし、常識的に考えても「民敗れて国家あり」などはあり得ないことです。これが「ヴィジョンなきマフィア国家・日本」の悲劇的な現実だと思います。』

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