メルマガ:【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語-
タイトル:【トランスマガジンVOLUME156】-翻訳会社が教えるプロの英語-  2006/01/19


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【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語-   2006/1/19 第156号
 株式会社トランスワード、 http://www.transwd.com、book@transwd.com
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 当マガジンは当社翻訳教室の生徒さんおよび登録翻訳者の方を主な対象にし
 翻訳実務に役立つ情報を定期的にお送りするものです。
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■もくじ■
1. お知らせ
2. 最近の翻訳業界 
3. 翻訳しよう
4. 翻訳者日記
5. リンクしよう

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1. お知らせ
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2. 最近の翻訳業界 (仲谷)
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中国語講座が盛況です。

トランスワードの翻訳講座(通学)は現在休んでいますが、代わりに中国語講座
を継続中です。生徒さんの大多数は女性です。中にはこの講座を受けたあと、
正式に中国に留学する人もいます。

一昔前は留学と言えばほとんどが英語圏でしたが、最近は中国への留学が目立
つようになってきています。世界のビジネス事情が変わってきている証拠だと
思います。留学終了後は中国内の企業で働く希望を持っている人も多くいます。

実際に中国に行ってみると日本から中国に来て働いている若い人が目立ちます。
理由は色々考えられますが、日本で失われかけているビジネス業界の活気や将
来性が魅力になっているのでしょう。

エネルギーや環境問題など、中国には多くの課題がありますが、当分の間この
中国ブームは続きそうです。あなたも中国語をものにして、中国で活躍してみ
ませんか?


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3. 翻訳しよう(荒井)
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私はスペインに住んだことがあり、通りの名をAv. Milletといいました。これ
は、スペイン語式に読むと「アベニーダ・ミジェッ」といい、これで完全に通
じておりました。私はこのミジェッが何だか知らなかったのですが(無知を恥
じます)、有名なフランス人画家の姓でした。フランス語では「ミイエ」、英語
でも日本語でも普通「ミレー」といいます。しかしスペインで、ミイエとかミ
レーとか言っていたら、私は自分の家に帰ることができなかったでしょう。土
地の人に分かる、普通の用法に倣うことが必要です。

別の例。私が学生のころ、ベトナム戦争の問題で世の中が激しく揺れていたの
ですが、ある非常に有名な学者が、ベトナムのことを「ヴィエトゥナン」とか
いう表記をして、批判を浴びました。意見自体が批判されたのではなくて、自
分だけ普通と違う表記をしてスノぶっていることの批判でした。

ドイツ語の翻訳者が「バォムクーヘン」と書いてきました(しかもオを小書き
する)。身近でない言語だと、スノブさ加減がよく分かるような気がします。通
常の日本語では「バウムクーヘン」です。翻訳、それも経済、社会ものの翻訳
では、世の中で普通、一般に行われている読みや表記に従うのが原則です。

ちょっと違う例ですが − 技術文書では、英単語の語末に書くべき長音符(ー)
を書かないのが普通です。例えば、コンピュータ、モータ、レギュレータなど
(これは、技術文書では大事なことです)。そうしたら、「管理部署から相当オ
ーバな意見が出ました」という個所があって、驚きました。「オーバーな(大げ
さな、極端な)」は、一応英語ではありますが、日常の日本語で、技術屋だけが
使う語ではありません。


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4. 翻訳者日記#46(阿久根)
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「海の漂着物とビデオ編集」

先週末、娘が「先生から頼まれたんだけど...」と言って話を始め、「うちは海
岸に近いから、海岸の様子をビデオに撮ってきて欲しいんだって。お父さん、
ビデオを撮ってもらえないかな。」と続けました。私は、「何の授業で使うの?」、
「どれくらいの長さにしたらいいの?」、「何を中心に撮影すればいいの?」と
いった具合に、撮影に必要なことを娘に尋ねました。なんでも、総合的な学習
の時間に地元のことを調べるらしく、娘は海岸の漂着物(ゴミ)について調べ
るグループに入ったとのことでした。私も教育学部出身の端くれとして、教材
づくりは結構好きなので、「子どもたちの教材になるのなら」と、子どもたちを
連れて海岸へ出掛けました。

普段は貝殻を拾ったり、海岸で遊ぶ子どもたちを写真に撮ったりするのですが、
ゴミの撮影というのは初めてでした。娘にレポーターの真似ごとをさせて撮影
を始め、砂浜のゴミをあちこち撮影してはみたものの、どうもおもしろみがあ
りません。そこで、すっかり先生気取りになり、「よし、デジカメで写真を撮っ
て、パソコンで編集しよう!」と言い出してしまいました。ビデオ撮影より面
倒でしたが、ゴミを個別に写真で撮っていく作業は、ゴミの観察にもなり、お
もしろさが倍増しました。全国各地の例に漏れず、ハングル文字の書かれたペ
ットボトル(中身入り)やオイル缶も見つかり、「このあたりにも流れ着いてい
るんだね。」と、子どもたちと顔を見合わせることしきりでした。他にも、ペッ
トボトル、靴、バケツ、コーン(工事用)、仕掛けなどなど、なかなかバラエテ
ィに富んだ(喜ばしいことではないですけど)ゴミが見つかりました。

帰宅して、撮影したばかりのビデオと写真をビデオ編集ソフトに読込み、スラ
イドショーの編集を始めると、子どもたちも「わー、すごい!」などと歓声を
あげながら、一緒になって効果的な演出方法を考えてくれました。編集したビ
デオ(スライドショー)は、先生と一緒に今日学校で見たそうです。反応です
か?友達に「おまえの父さん、天才だあ!」などと言われたそうです。ちょっ
ぴり恥ずかしそうに、ちょっぴり嬉しそうに話してくれました。


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5.リンクしよう  
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荒井邦彦 

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