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=================================== 【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語- 2006/1/19 第156号 株式会社トランスワード、 http://www.transwd.com、book@transwd.com =================================== 当マガジンは当社翻訳教室の生徒さんおよび登録翻訳者の方を主な対象にし 翻訳実務に役立つ情報を定期的にお送りするものです。 =================================== ■もくじ■ 1. お知らせ 2. 最近の翻訳業界 3. 翻訳しよう 4. 翻訳者日記 5. リンクしよう  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1. お知らせ ___________________________________ □■□新刊発売のお知らせ□■□ 誰も教えてくれないテクニカル英文和訳First Step 定価:¥2,000(税込み) この本の著者はトランスワードのベテランスタッフです。長年の翻訳経験、新 人翻訳者の指導を通じて得た「これだけは知っておいてもらいたい。」という 内容を分かり易く解説したものです。言語的な解説書ではなく、仕事として翻 訳をする上で必要な翻訳テクニックや技術的常識が説明されています。 詳しくはこちらから↓ http://www.transwd.com/school/k_book.htm □■□新春キャンペーン第2弾□■□ 技術翻訳基礎コースのサンプルDVDをプレゼント! みなさん、新年新しい事を始められましたか?この機会に本格的に翻訳を学ん でみてはいかがでしょうか。今なら抽選で30名様に「技術翻訳基礎コース」の サンプルDVD(約15分)をプレゼント!サンプルで翻訳教室の雰囲気を味わって みませんか?ご希望の方は、住所、氏名、電話番号をご記入の上、book@transwd.com までご応募ください。発表は発送をもってかえさせていただきます。 翻訳コースについてはこちらから↓ http://www.transwd.com/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2. 最近の翻訳業界 (仲谷) ___________________________________ 中国語講座が盛況です。 トランスワードの翻訳講座(通学)は現在休んでいますが、代わりに中国語講座 を継続中です。生徒さんの大多数は女性です。中にはこの講座を受けたあと、 正式に中国に留学する人もいます。 一昔前は留学と言えばほとんどが英語圏でしたが、最近は中国への留学が目立 つようになってきています。世界のビジネス事情が変わってきている証拠だと 思います。留学終了後は中国内の企業で働く希望を持っている人も多くいます。 実際に中国に行ってみると日本から中国に来て働いている若い人が目立ちます。 理由は色々考えられますが、日本で失われかけているビジネス業界の活気や将 来性が魅力になっているのでしょう。 エネルギーや環境問題など、中国には多くの課題がありますが、当分の間この 中国ブームは続きそうです。あなたも中国語をものにして、中国で活躍してみ ませんか?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 3. 翻訳しよう(荒井) ___________________________________ 私はスペインに住んだことがあり、通りの名をAv. Milletといいました。これ は、スペイン語式に読むと「アベニーダ・ミジェッ」といい、これで完全に通 じておりました。私はこのミジェッが何だか知らなかったのですが(無知を恥 じます)、有名なフランス人画家の姓でした。フランス語では「ミイエ」、英語 でも日本語でも普通「ミレー」といいます。しかしスペインで、ミイエとかミ レーとか言っていたら、私は自分の家に帰ることができなかったでしょう。土 地の人に分かる、普通の用法に倣うことが必要です。 別の例。私が学生のころ、ベトナム戦争の問題で世の中が激しく揺れていたの ですが、ある非常に有名な学者が、ベトナムのことを「ヴィエトゥナン」とか いう表記をして、批判を浴びました。意見自体が批判されたのではなくて、自 分だけ普通と違う表記をしてスノぶっていることの批判でした。 ドイツ語の翻訳者が「バォムクーヘン」と書いてきました(しかもオを小書き する)。身近でない言語だと、スノブさ加減がよく分かるような気がします。通 常の日本語では「バウムクーヘン」です。翻訳、それも経済、社会ものの翻訳 では、世の中で普通、一般に行われている読みや表記に従うのが原則です。 ちょっと違う例ですが − 技術文書では、英単語の語末に書くべき長音符(ー) を書かないのが普通です。例えば、コンピュータ、モータ、レギュレータなど (これは、技術文書では大事なことです)。そうしたら、「管理部署から相当オ ーバな意見が出ました」という個所があって、驚きました。「オーバーな(大げ さな、極端な)」は、一応英語ではありますが、日常の日本語で、技術屋だけが 使う語ではありません。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 4. 翻訳者日記#46(阿久根) ___________________________________ 「海の漂着物とビデオ編集」 先週末、娘が「先生から頼まれたんだけど...」と言って話を始め、「うちは海 岸に近いから、海岸の様子をビデオに撮ってきて欲しいんだって。お父さん、 ビデオを撮ってもらえないかな。」と続けました。私は、「何の授業で使うの?」、 「どれくらいの長さにしたらいいの?」、「何を中心に撮影すればいいの?」と いった具合に、撮影に必要なことを娘に尋ねました。なんでも、総合的な学習 の時間に地元のことを調べるらしく、娘は海岸の漂着物(ゴミ)について調べ るグループに入ったとのことでした。私も教育学部出身の端くれとして、教材 づくりは結構好きなので、「子どもたちの教材になるのなら」と、子どもたちを 連れて海岸へ出掛けました。 普段は貝殻を拾ったり、海岸で遊ぶ子どもたちを写真に撮ったりするのですが、 ゴミの撮影というのは初めてでした。娘にレポーターの真似ごとをさせて撮影 を始め、砂浜のゴミをあちこち撮影してはみたものの、どうもおもしろみがあ りません。そこで、すっかり先生気取りになり、「よし、デジカメで写真を撮っ て、パソコンで編集しよう!」と言い出してしまいました。ビデオ撮影より面 倒でしたが、ゴミを個別に写真で撮っていく作業は、ゴミの観察にもなり、お もしろさが倍増しました。全国各地の例に漏れず、ハングル文字の書かれたペ ットボトル(中身入り)やオイル缶も見つかり、「このあたりにも流れ着いてい るんだね。」と、子どもたちと顔を見合わせることしきりでした。他にも、ペッ トボトル、靴、バケツ、コーン(工事用)、仕掛けなどなど、なかなかバラエテ ィに富んだ(喜ばしいことではないですけど)ゴミが見つかりました。 帰宅して、撮影したばかりのビデオと写真をビデオ編集ソフトに読込み、スラ イドショーの編集を始めると、子どもたちも「わー、すごい!」などと歓声を あげながら、一緒になって効果的な演出方法を考えてくれました。編集したビ デオ(スライドショー)は、先生と一緒に今日学校で見たそうです。反応です か?友達に「おまえの父さん、天才だあ!」などと言われたそうです。ちょっ ぴり恥ずかしそうに、ちょっぴり嬉しそうに話してくれました。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 5.リンクしよう ___________________________________ 【第44回JTF<ほんやく検定>】→ http://www.alc.co.jp/jtf/kentei/ 1月31日(火)まで受験申込受付中!! 実施日:平成18年2月25日(土) (社)日本翻訳連盟が認定する翻訳検定です。業界初「インターネット受験」 では国内・海外問わず自宅のPCから簡単に受験できます。一度この機会に 『自分の翻訳力を試してみませんか?』本試験の「問題・解説集」も発売中! ___________________________________ ◎東京の翻訳会社で、英和・和英の翻訳チェッカーを募集しています。 ビジネス、経済、環境、医学など。勉強意欲のある方。渋谷区広尾。 http://www.advantagelinks.co.jp/をご参照ください。 連絡先 kunihiko@advantagelinks.co.jp 荒井邦彦 ___________________________________ ※このスペースに載せる広告(リンク付き)を募集しています。発行部数は約 7000部で、1回の掲載料金が7000円(税別)です。ご希望の方は、 book@transwd.comまでお問い合わせください。  ̄■発行■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | |株式会社 トランスワード | 〒732-0823 広島市南区猿猴橋町1-8スミヒロビル5F | Tel:082-506-3233 Fax:082-506-3234 | URL: http://www.transwd.com | e-mail: book@transwd.com |  ̄■配信解除■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | |配信解除等は、登録した配信サイトでお願いします。 | |代表的な配信サイト | まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000017511.htm |  ̄■お問い合わせ・投稿先■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | book@transwd.com |  ̄■免責事項■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | |掲載情報により生じたいかなる事象も当方では責任を負いかねますので、ご |了承ください。配信解除は読者様において手続きください。当方では解除手 |続きの代行は請け負っておりません。どうしてもわからない時は、メールで |ご相談ください。 | |