メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第281号]  2006/01/04


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             【実 践 留 学 道 場】

                第281号(2006/1/4発行)

       毎回発行部数:約700部、 累計発行部数:180,557部

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 読者の皆さん、こんにちわ。 
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ
等々発行に関わる全てを兼ねています!)の、HajimePapaです。

 と、毎号同じフレーズで始めましたが、今回は新年最初のメルマガですので、
あらためて、
 新年、明けまして、おめでとうございます。どうぞ、本年もこのメルマガを
引き続き宜しくお願い致します。

 このところ毎年同じことを書いていますが、このメルマガ【実践留学道場】は
2000年5月13日の創刊ですので、今年の5月13日で丁度創刊以来、丸6
年が経過するになります。
 去年は丁度5周年ということで、新たな企画として本格的な留学講座である、
『実践留学講座』を開講し、独自の単位認定も実施し、好評のうちに終了しました。
(熱心な受講者の皆さん、どうもありがとうございました!)
今年も、何か大きな企画を開始したいと考えていますので、是非ご期待下さい。
(長くなりますので、詳細は編集後記の中で。)


 それでは、早速今回の稽古に入りましょう!
(突然ですが、今回は、通常のコラムはお休みとし、新年向けの特別コラムを
掲載しました。是非、最後までお読み下さい。))


  =========================[今回の内容]==========================

    ☆1☆ 『英語・留学ワンポイントアドバイス』【お休み】

    ☆2☆ 『実践海外生活Q&A』【お休み】

    ☆3☆ 新年特別エッセイ『新・実践英語上達最短のコツ』
    
    ☆4☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

  ===============================================================


 今回は新年特別エッセイ『新・実践英語上達最短のコツ』をお送りします。
これは、昨年も新年にお送りしました内容を少しアレンジしたものです。
 これまでの皆さんからのお悩みの中で、「いくら努力しても英語、特に
リスニング力、実践英語が上達しない」と感じる人が多いようですので、この
あたりに焦点を絞り、また、更に今後留学を目指されている人が英語学習に
おいてどのような点に留意して準備を進めればよいか、も併せて特別エッセイ
の中でふれたいと思っています。 それでは、早速始めましょう。

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆3☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


        新年特別エッセイ『新・実践英語上達最短のコツ』
       ========================


   【実践留学道場】道場主のHajimePapaです。
  読者の皆さん、新年あけましておめでとうございます。

   日頃の読者の皆さんの英語力向上、留学実現へのお悩み解決の
  お助けとなるように、今回は、『新・実践英語上達最短のコツ』と
  題して、過去、これまでに私が述べました内容を整理し、新年特別
  エッセイとしてお送り致します。
   少し長くなりますが、きっと皆さんのお役に立つ内容が含まれて
  いると自負していますので、どうぞ最後までお読み下さい。


  ● 第1章:実践英語とは?

   「実践英語」とは何でしょうか? これは私が勝手に命名した
  ものですが、私はこれを以下のように定義付けたいと思います。

   実践英語 〜 単に資格や点数であらわされるモノでは無く、実際
         に留学や海外生活の実践の場で通用する”英語”

   これは、かなり意味深いものがあり、言うは易く、行なうは難しと
  言った最たるものです。そして、このメルマガの読者や、実際に留学
  や海外生活を経験されたことのある方は、このことが良く実感できる
  のでは、と思います。

   尚、昨今の国際化社会という背景から、各企業では社内英語検定が
  独自にかなり前から実施されていますが、最近ではこれにかわるもの
  として、あの有名なTOEICが利用されています。
   そして、善しにつけ悪しきにつけ、このTOEICの点数を、昇進
  のひとつの基準にしている企業も多いようです。
   したがって、このような現実を踏まえ、巷の本屋ではTOEIC
  対策本やTOEIC体験本が数多く並んでいます。(数多く並んで
  いるということは、それだけ多く売れているということだと思います。
   実際、私自身もこれらの書籍に興味を引かれて新しいものがでる
  たびに、つい、買ってしまいます。(^_^;) )

   しかし、ちょっとここで考えてみて下さい。TOEICや他の
  英語の試験で高得点を取ることが、ほんとうの英語学習の目的
  でしょうか?
   このメルマガの読者の方は誰もそうは思っていないと思いますが、
  もしそのように考えておられる方がいるとすれば、少し視点を変えて
  みて下さい。

   実際問題として、馬鹿げたことですが、会社でTOEICの点数
  ノルマが課されたとすれば、会社人間は嫌でも英語を勉強して
  TOEICである程度の点数を取る、このことが目的(義務!?)と
  なってしまうでしょう。しかし、TOEICはこのような目的の
  為のモノでは無く、自己学習、トレーニングの結果を評価するバロ
  メータ、モチベーション向上の手段であるべきではないでしょうか?

   本来は、実生活の中で自分の実践英語力を試すことができれば
  ベストなのですが、なかなかそのような機会が無い人もおられるかと
  思います。
   そこで、このようなTOEICのように客観的に自分の英語力を
  点数で評価できるテストがあるのは、大変ありがたいことです。
   しかし、このテストが目的になってしまってはダメです。また、
  いくらこれらのテストで良い点数が取れても実際の場で活用でき
  なければ本末転倒です。

   このメルマガの中でも何度か引用させて頂きました、TOEICで
  有名な千田潤一氏の講演の中でも紹介されていますが、TOEICで
  点数を向上させたほとんどの方は地味な英語の学習、トレーニングを
  続けてこられた方々です。
   私が実際に、千田氏にお会いし、ご自身からお聴きした時にも、
  そのようにおっしゃっていました。
  
   このように地味なトレーニングにて身についた英語、その結果と
  してのTOEICでの高得点は、「実践英語」力を示すバロメータ
  として、十分評価できるものだと思いますし、かつ、実際の場面で
  ”使える英語”、それこそ「実践英語」になりえます。
  

  ● 第2章:実践英語上達のコツは?
 
   まず、「実践英語」とは、ということで話を始めましたが、上記
  の内容からもお分かりのように、「実践英語」は単に受身的な学校
  の”勉強”や試験目的の付け焼刃的な”英語の勉強”では身につかず、
  積極的に学んだことを身につける”英語のトレーニング”によって
  初めて身につくものだということです。これはネイティブであろうが
  なかろうが関係ありません。

   英語も日本語もコミュニケーションの手段である”言語”ですので、
  正しいやり方によって必ずレベルの差はあれど「実践英語」は身につく
  と、確信して下さい。
   ただ、仕事でも勉強でも何でもそうですが、イヤイヤやっていては
  成果は出ません。楽しくやって下さい。また、楽しく継続できるように
  工夫して下さい。これが、実践英語上達のコツです。

   私がこれまでの経験からして感じるに、英語が上達する、しないは
  ほんの僅かな差だと思います。そうです、ほんの僅かな差、違いなの
  です。しかし、この差が実は、”大変重要な差”なのです。

   誰でも中学校、高校と皆んな同じ時間数の英語の授業を受けている
  わけですから、英語に接している時間は皆んな同じ、平等です。
   よって、授業をサボってほかのことをしていた人は別としても、
  一応熱心に授業を受けていれば、皆んな同じように英語がマスター
  できてしかるべきです。
   しかし、実際問題、コミュニケーション手段として基本的でかつ
  重要なこの英語が全くマスターできていない、しかも英語と聞いた
  だけで嫌気がさす、という人がまわりに多いのはどうしてでしょうか?

   私のこれまでエッセイの中でも書いたかも知れませんが、私は
  英語は学問としてよりも実際に使えるようになることを端から望んで
  学んでいました。

   というのも、私は中学校の頃、アマチュア無線(”ハム”といて、
  その頃はかなりのブームでした!)をやっており、これは無線機で
  日本国中はもちろんのこと、欧米等々の世界各国のアマチュア無線家
  と自由に交信できるという趣味であり、この為には世界共通語である
  英語が必要なわけです。そして、これが私が英語というものに興味を
  持った切っ掛けでした。つまり、中学校で頑張って英語を勉強すれば、
  自由に英語を使いこなせるようになると思っていたわけです。

   しかし、実際は、”全く”違っていました。

   学校で1〜2年学んでも(たとえ英語の試験の成績でいつも満点
  近くとれたとしても)、無線機を通じて聞こえてくる英語の内容が
  全く分からないのです!
   私も最初は、これは語彙力や文法力の問題からくるものかな、と
  思っていましたが、そうではありませんでした。

   そして、英語をマスターするためには学校の英語では不十分なの
  ではと感じて、NHKの「基礎英語」や「続・基礎英語」を聴いて
  いましたが、実は、これらのレベルと実際に使われる「実践英語」
  との間には、かなりの差があったのです。それはたとえ、中学3年間
  に加えて、高校3年間頑張って英語を勉強しても同じでした。

   自分の考えていることを一方的にしゃべるだけであれば、事前に
  準備しておけばある程度は大丈夫でしょう。しかし、相手の話して
  いることを理解して、これに対して的確なレスポンスを英語で返す
  となると、全く状況は変わってくるのです。(このことは、本メル
  マガの読者の皆さんや、既に留学等々で海外に行かれたことのある
  方であれば十分認識されているでしょう。)
   そして、ココのところの違いを認識して勉強(というよりも訓練、
  トレーニングですが)しているかどうかが、「英語が上達する、
  上達しない」の"大きな差"となってあらわれるのです。


  ● 第3章:上達への近道は?

   それでは、どのようなことを心がけて普段から勉強、トレーニング
  すればよいのでしょうか?
   その答えのひとつは、本メルマガ第61号の『留学、英語関連HP、
  書物紹介』コーナーでご紹介しました、『國弘流 英語の話しかた』
  (著者:國弘 正雄、 発行:株式会社 たちばな出版)の中にもあり
  ます。
   國弘先生の提唱される、「只管朗読」(しかんろうどく、と読み
  「ひたすら朗読する」という意味です)や、あるいはその中でも
  トレーニング方法として述べられています、色々な表現変化の
  トレーニングがあるでしょう。
   例えば、I am a boy.というような、簡単な表現でも一旦学んだら、
  単に主語を変えたり、疑問文に変えたりだけではなく、色々な表現
  変化を何十種類も考えて、完全に自分のものとしてしまうということ
  です。

   これらはほんの一例ですが、他にも色々なトレーニングの仕方が
  あるでしょう。しかし、ここで私が言いたいのは、要はこのような
  ちょっとした気持ちの持ち方の違い、英語というものに対しての
  接し方の違いにより、その効果は大きく変わってくるということです。

   この"僅かな差"は、色々なところで生じます。例えば、英語の
  勉強をする時のほんのちょっとした気持ちの持ち方や、勉強の仕方
  の違いによって、発生します。たとえ、同じ時間英語に接したと
  しても、です。
   よく言われることに、楽しい時間は直ぐに過ぎて短く感じるが、
  嫌な時間は実際よりも長く感じるということがあります。皆さんが、
  英語の勉強、トレーニングをされる時はどうでしょうか?
   短く感じますか、それとも長く感じますか?

   このことは、自分自身の英語学習に対してのモチベーションの
  バロメータになると思います。

   私が中学の頃はNHKラジオの「基礎英語」や「続・基礎英語」
  を併用して勉強していました。そして、これらの番組は比較的簡単
  だったのですが、その頃NHKラジオ「英語会話」や他のテレビ
  でやっていた英語番組などは全く歯が立たず、同じ英語でも全く
  違うモノのようでした。これは今から考えると至極当然のことです。
   これらの英語会話や「実践英語」を理解する為に必要となる英語
  トレーニングの時間そのものが、その頃はまだ全然足らなかった
  のですから。

   その後、私は学校の試験でよい成績をとる為の英語と、実際
  世の中で通用する英語との間にはかなりの差があることがわかり、
  この頃から大学時代にかけて色々市販の英語関連カセットテープ
  教材を買いあさったり、英語学習関連書物(松本道弘氏の英語道を
  説いた本や、各界の英語達人の自叙伝のようなモノ)を読みあさり
  ました。

   また、テープ教材を選ぶ際も、私は楽しく学べて、飽きの来ない
  教材を選びました。つまり、基本的な文法解説や例文のみの教材
  ではなく(これらは学校のテキストで十分!)、生の会話や実際の
  街頭での録音等々効果音も入った(これが聴き取りの理解度を妨げる
  のですが、逆に実践英語への効果大!)、話題も楽しい教材を探し
  ました。
   これらは、テープ、テキストのセットで、2000円〜3000円
  くらいでしたので、専門の何十万円もする豪華な教材よりも手軽に
  学べ、しかも、もし当たり外れがあっても、また、別のを買えると
  いう手軽さもあり、自分にとっては大変効果的でした。

   中でも、タイトルは忘れましたが、確か「ハイディー矢野」という
  人の解説が入った、街頭インタビィー(もちろん英語)形式の教材が
  特に役に立ったのをおぼえています。ここで初めて、英語には色々な
  音変化(リエゾン等々)があり、これらを良く理解しないと、単語
  そのものの発音だけを知っていても生の英語は聴き取れないという
  ことが実際の生の英語で良く学べました。
   そして、このテープを何度も何度も聴いているうちに、初めは何を
  言っているか分からなかったインタビューの会話内容が、やっと良く
  理解できるようになりました。
  (このテープは英語の音の変化を良くとらえて解説しており、今の
  「ブリッジリスニング」でのトレーニングにに近い効果が出ていたの
  では?、と今振り返ると、まさにそう感じます!)

  [(注)"ブリッジリスニング"とは、ネイティブ英語と日本語発音英語
     との橋渡しをしつつ、次第にナチュラルな英語が聞き取れるよう
     になるリスニング方法をさしています。詳細は、私のメルマガの
     バックナンバー、あるいはホームページをご参照下さい。]

 
  ● 第4章:留学の為の英語力は?

   次に、皆さんが良く英語力向上の手段としてあこがれている
  「留学」の話に移りますが、私は会社に入社後、何度か海外出張は
  重ねていたものの、当初は「留学」というものに対して全く関心が
  ありませんでしたし、また、米国の大学院でネイティブに混じって
  学ぶなんて考えすら及びませんでした。
  (もちろん、この時には、会社に社費留学制度があることだけは
  知っていましたが、詳細は全く知りませんでしたので。)

   そして、私が留学したのは、シンガポール出張や米国出張等を
  経験した後のことです。自分自身留学までに数年のロスをしたこと
  になりますが、しかし、今思うと、私は結果的にこれで良かったと
  思います。
   その後の、ある程度英語力もつき、留学への心構えも出来た上での
  留学であったからこそ、この私でもネイティブと同等に!?渡り合え、
  1年余りという短い社費留学の期間で色々苦労しながらも、何とか
  修士号(Master of Science)を取得できたのですから。
  (このあたりの詳細は、私の関連ホームページの「英語・留学の世界」
  に掲載されています、物語風『波乱万丈の留学体験記』をご覧下さい。)

   私が留学を決意した経緯は、実際に米国に出張し、米国をこの目で
  見てからでした。この米国出張によって、米国とはどのようなところか
  ということもつかめましたし、東海岸、西海岸両方訪問することにより、
  留学先のイメージも湧いてきました。

   しかし、留学を決意したものの、具体的にどのように準備を
  進めればよいか分からず、また、まだこの段階でも「留学」という
  ものに対しての不安がありました。しかし、何故か頑張って留学
  したい、と思うようになってきたのです。
 
   それは、やはり誰でもが思っているように、英語がうまくなりたい、
  留学すれば英語が上達する、という考えが私の中にあったからです。
   しかし、これまで私がこのメルマガの中で何度も書いていますように、
  ただ単に留学すれば英語が上達する、というものではありませんし、
  日本にいても実践英語力を身につけることは十分可能です。
  (このことは、実際に留学を経験した者でしか、分からないのではない
  でしょうか? 私も留学後、このことが初めて分かりましたので。)


   話は留学準備に戻りますが、留学を決意したものの、具体的にどの
  ように準備を進めればよいか分からず、その頃はまだインターネット
  も普及していませんでしたので、数少ない留学関連の本や雑誌等々
  から情報を仕入れるのが関の山でした。

   そして、この時初めて、米国に留学するためにはTOEFLと
  いう試験である程度の点数をとることが先ず必要だ、ということが
  分かったのです。私はそれまでこのTOEFLに関して何も知識が
  無かったので、先ず受験してみました。

   そして、最初のテストの成績は520点でした。

   この点数は、TOEIC換算で大体640点前後であり、私と
  しては少しショックでした。その頃の私の実力はTOEICで
  700点以上は軽くとっていましたので、TOEFLでも最低
  550点くらいは取れると思っていたからです。しかも、大学院へ
  行くには工学部系統でも大体最低550点は必要でしたので、
  もっと頑張らなければなりません。
   幸いこのTOEFLは何度も受験することが出来、一番良いスコア
  を志望大学に送れば良く、また、まだ留学までに1年以上の期間が
  あったので、何度か受験すればそのうちに550点はクリアできる
  だろうと思っていました。

   しかし、語彙力があまりなく、中途半端な英語のトレーニング
  しかしていなかった私にとって、550点の壁はかなり厚く、
  多少の点数は向上したものの、結局、何度受験しても550点は
  クリアできませんでした。
  (幸いTOEFL530点程度でも受験付きで入学を許可して
  くれる大学があり、助かりましたが。 (^_^;) )

   その時、私は特にTOEFLに特化した勉強はしませんでしたが、
  仮にそのような英会話学校や専門学校に行って勉強したとしても、
  私の場合はあまり点数は変わらなかったのでは、と思います。
   その理由は、今にして思えば、やはり英文の読書量、語彙力が
  全く足らなかったからです。

   そして、これは現地に留学して、しばらくして、TOEFLで
  550点を軽く突破できるようになってから、私自身振り返ってみて
  分かったことです。

   つまり、現地で授業を受け、図書館で色々な文献を読み、ペーパー
  を書き、これらによって読解力や語彙力がつき始めてから、やっと
  550点をクリアできたのです。
  (それまでTOEFLの問題練習を何度やってもクリアできなかった
  あの550点が、米国大学院で学んでいるうちに、すんなりとクリア
  出来たのです。)

   これは、自分自身不思議であると共に、興味深い事実です。
  そして、この事実から自分自身で得た結論が、やはり、英語に
  接する時間、つまりトレーニング量の多さと、それに私の場合
  には語彙力の増加がTOEFLの点数増に自然とつながったのだ、
  と分析しています。
 

  ● 第5章:実践英語力向上を目指す全ての方へ

   取り留めのないことを色々長々と書いてきて、読まれている方も
  疲れてきたかと思いますので、このあたりで今回のエッセイの
  締めくくりに入ります。

   色々好き勝手を書いてきましたので、もうこれ以上の言葉はありません
  が、私が感じるに「英語の上達に王道は無いが、近道はある!」という
  ことです。

   そして、その"近道"とは、結局は地味なトレーニングの積み重ねです。
  (誤解しないで頂きたいのですが、"地味"といっても、「楽しいトレー
  ニングでないといけません。イヤイヤやっていても決して長続きは
  しません!)


   先ほども少しふれましたが、千田潤一氏の言葉の中で、私が特に
  気に入っているフレーズがあります。それは、

     The key to success is to start and not stopping!
      (成功の鍵は、始めることと、止めないこと!)

  です。これは、英語学習でも、留学準備でも何でもあてはまります。


   上記は、千田潤一氏の言葉ですが、最後に、自分自身の言葉であり、
  私自身の「座右の銘」というと大げさですが、自分の信条としている
  言葉を読者の皆さんにご紹介し、今回の特別エッセイを終わることに
  します。そして、その言葉とは、

        「夢と希望を持って前向きに。
        そして、夢実現の為に日々努力。」


   それでは、実践英語習得、留学実現を目指して頑張っておられる
  皆さん、今年1年もご自分の夢実現に向けて、頑張ってください!!

                  − 新年特別エッセイ終了 −

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆3☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆4☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜

          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============


    今年最初のメルマガは、新年特別エッセイ『新・実践英語上達
   最短のコツ』で開始となりました。如何でしたでしょうか?

    このメルマガ配信時、未だ年年末年始休暇中の方、既に学校、
   会社が始まっている方、それぞれあるかと思いますが、年始に
   あたり、このメルマガ【実践留学道場】の新年特別エッセイを
   じっくり読んでいただき、今年一年の自分の留学生活、英語学習
   方法等を計画する上でのご参考にしていただければ幸いです。


    去年は、「メルマガ天国」や「めろんぱん」からも配信できる
   ようにし、合計6配信元からの購読登録が可能となりました。
    また、去年、私が始めましたアメブロでのスクラップブック
   「実践英語・留学ノウハウ情報交換の場」(略して、「実英・
   留ノウ」ブック、と呼んでいます)、も皆さんのお蔭で徐々に
   有識者の参加も増え、連日「資格・語学」ジャンルでの上位を
   キープできています。

    今年は、私自身も目標及び"夢"を持って、これらのコミュニティー
   を更に発展させたたいと考えています。どうぞ宜しくお願い致します。

    尚、スクラップブックにご興味がおありの方は、
   是非一度のぞいて見て下さい。URLは、下記です。

    http://scrapbook.ameba.jp/jissen-eigo-ryugaku_book/

    ブック参加者も更に増加しており、このメルマガ執筆時点で
   既に24名(ついに、ジャンル第3位!)となっています。
 
    以上、道場主の戯言でした。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆4☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜


 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。


      ●●● 次回は、1月11日発行予定です。●●●


    (お願い)情報満載の下記P.S.以下も是非お読み下さい。
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