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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/12/13 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 鬼嫁日記 局 名 フジテレビ 放映日時 火曜22時 キャスト 山崎早苗(観月ありさ) 山崎一馬(ゴリ) 大沢冴子(滝沢沙織) 大沢健児(永井大) 沢村亮介(小池徹平) 村井あゆみ(井上和香) 村井達也(東幹久) 原 作 カズマ 脚 本 尾崎将也 主題歌 中ノ森BAND「Oh My Darlin」 あらすじ 第十話 「夫の出世!鬼嫁の内助の功 地獄絵図」 山崎早苗(観月ありさ)は手を差しだし、山崎一馬(ゴリ)からボ ーナスを受け取り、浮かれる。 でも、家のローンのボーナス払いで全額消える。 ニュースでは、景気回復でボーナスアップと流れている。 一馬は昇進もしなさそう。 早苗がぼやいていると、沢村亮介(小池徹平)が、内助の功で出世 させたら、と言う。 課長が、一馬と同僚の倉田を呼び、出世したいか?と聞く。今度宣 伝企画課ができ、その課長を社歴7年以上の社員から私見で選ぶとい うのだ。ライバルは10名程度。 どうせダメ、と暗くなっている一馬に、吉岡里美(西丸優子)から、 今度の昇進は妻子のために頑張らなければ、と言われる。そして、昇 進したらプレゼントを渡す、とも。 立花恭子(国分佐智子)の店。村井達也(東幹久)や大沢健児(永 井大)も、出世して家庭内の地位を上げるのは男のロマン。早苗を止 めて貰わなければ、自分たちの妻の鬼嫁化が止まらない.....と。 恭子は一馬が会社のお偉いさんと笑顔で握手しているところが見え ると言う。 一馬は意気揚々と帰宅。 恭子はなぜか早苗もお偉いさんと握手している、とつぶやく。 一馬は早苗に、課長に出世したら尊敬するのかと問う。 尊敬すると答える早苗。 そして、「決定しました!内助の功で夫を課長にしてみせます」と 宣言をする早苗。 なんで自分の昇進を妻が手伝うのだと内心ガックリする一馬。 健児は企画書を作っている。これが通れば本社勤務に抜擢される。 そうすれば、育休を取っている暇はないと、大沢冴子(滝沢沙織)に 言う。 達也は村井あゆみ(井上和香)に、金曜日、一緒に出かけられる か?と聞く。クライアントの出版記念パーティーに夫婦で出席したい、 と。 あゆみは、金曜日はパートの日で、今人手不足だから休めないと言 う。 達也は出世する奴は、こういう時。しっかり夫婦で出席するが、パ ートがあるんなら仕方ないな.....と、嫌味を言う。 プログ 『昇進試験に朝鮮』 嫁「私に任せて、きっとあなたを課長に昇進させて見せる」 カズマ「……」 自分の力で出世して、鬼嫁を見返してやろうと思ったのに。 この鬼嫁は、僕の昇進試験まで自分の楽しみにしてしまうつも りです。 試験の内容は、筆記試験と課長面接。それに合格すれば役員面接。 早苗は、筆記試験と言えば一般常識、とへそくりで試験問題集を購 入。 もう試験は来週なので無理という一馬に、「高校時代、一夜漬けの 早苗とまで言われたのよ」と言う早苗。 試験を受けるのは自分なのに.....と一馬。 健児は亮介に、企画書はすぐに突き返された。でも、すぐ書き直し て、絶対通してやると言う。 亮介は、ますます結婚するのがこわくなった、と言う。 早苗は田代康子(木内みどり)に、一万円で一馬が出世してくれれ ば安いもの、と言う。 康子は、出世できなければ、一万円ドブに捨てるようなもの、と言 う。 早苗は、田代伸介(田山涼成)が出世と無縁だったから、そんなこ とを言うのだろう、と言う。 一馬も、取り柄は人がいいだけ、というところは一緒と、親子なの に二人で張り合う。 一馬は伸介と一緒に屋台で飲む。 伸介は自分の30年に及ぶサラリーマン生活は、出世とは無縁だっ たという。 一馬は長く勤められただけで立派と言う。 伸介は、今は長く勤めただけでは評価されない、と二人で傷をなめ 合う。 早苗から電話。寄り道せずに帰ってこいと言う。 一馬にとっては、試験より、早苗のさせる勉強の方が怖い。 伸介が電話を代わり、一馬を誘ったのは自分。放っておいてあげな さい、と言う。 早苗は伸介に、退職金と年金だけで生活できる?一馬が出世できれ ば助けてあげられるでしょう。そのために今、一馬を出世させようと 頑張っているのよ、と言う。 伸介は一馬に、帰宅するよう促す。 一馬が帰宅すると、早速一般教養のテスト。でも、ことごとく解け ない一馬..... 次は面接の練習。でも、これでも早苗のダメ出しが連発。 試験当日まで、毎晩特訓になる。 数日後、一馬が一人会社に残って試験勉強。 そこに増田常務が来て、FAXが壊れてしまってと言う。 一馬がFAXを送っていると、増田は沢山参考書買い込んだね、と 言う。 妻が.....と一馬。 いい奥さんだね、と増田。 一次試験当日。 神頼みする早苗と山崎まどか(遠藤由実)。 なんとか試験をこなす一馬。 あゆみと冴子も、早苗の『内助の功』を聞き、自分たちもダンナを 操縦してうまくやろうと言い合う。 暗い顔で帰宅する一馬。 ダメだったの.....と早苗。 でも、実は一次試験合格。 早苗は、ダマしたのね!と一馬を締め上げる。 ハッと我に返ると、役員試験の準備しなくちゃ。一番発言力のある 役員は?と問う早苗。 帰宅し、携帯で話をする健児と達也。妻が妙に優しいとビクビクし ている。でも、そういう自分に気付き、いつからこんなこと気にする ようになったんだろう?と首をひねる。 里美に聞くと、一番発言力があるのが増田常務。 早苗に電話すると、増田の情報を集めるよう言う。 そこに増田が来る。一馬のライバル・倉田は、増田のスーツをしっ かりと褒めている。 でも、一馬にはおべっかの一つも言えない..... 落胆して一馬が帰宅すると、増田のことは大体分かったと早苗。一 馬が持って帰ってきた社内報に増田のインタビュー記事が載っている。 増田は家族を大切にし、家族を大切にしない奴は仕事もできないと いうのがモットー。好物はお好み焼き。 早苗は増田を家に呼び、一馬が家族を大切にしているところを見せ たらいいと言う。一馬は常務が一社員の家に来るはずがないと反対。 プログ「常務が我が家にやってくる!?」 嫁「あなたが家族を大切にするところを見てもらうのよ」 妻に虐げられる僕の姿を常務に見られたら、 昇進の希望は完全にアウトでしょう…… 全く鬼嫁は何を言い出すのか、予測不可能です。 どっちにしても、常務がうちに来るなんてありえませんけど。 一馬が振り向くと早苗は階下で、山内一豊の妻の物語を読んでいた。 そしてそれをヒントに、増田に手紙を書き始める。 増田が一馬を訪ねてくる。早苗から速達が届いたという。手紙の用 件は、おいしいお好み焼きの作り方のレシピ。 謝る一馬に増田は、早速家内に作らせようと言う。 課長も、早苗はおしとやかで控えめな妻と紹介。 増田は自分の家内と同じと言い、手紙の最後に、是非食べに来て下 さい、とあるので、行くと言う。 課員や課長も行くという。 恭子ママの店で沈んでいる一馬。早苗を見られたら.....と。 恭子は、増田と一馬は握手しているが、増田の顔に何かが掛かって いるという。 張り切る早苗に、一馬は増田の妻は典型的な良妻賢母。夫を立てる タイプ。早苗には、無理では?と。 早苗は増田の前で貞淑な妻を演じればいいのね、とやってみせる。 なせばなる!、と。 プログ 「もう後戻りできなくなってしまいまた。 運を天に任せて、 ぶっつけ本番でやるしかありません」 『常務が来る日』 中川由紀(加賀美早紀)がお見合いに行く朝。 亮介が意を決して、由紀がバスを待つバス停へと行く。 そして口を開こうとすると、一馬の課の人たちが山崎家への道を聞 く。 一行が行ってしまった後、亮介は意を決して、由紀に行くなと言う。 由紀は行かない、と言う。いつ亮介が行くなと言ってくれるのかと 待っていた。でも、もっと早く言って欲しかった。着物、レンタルで 7万円もしたのに.....と由紀。 増田と課の人たち一行が山崎家に到着。早苗はなんとか優しい妻を 演じる。 その頃康子と伸介は、早苗は張り切りすぎて空回りしてしまう..... と心配する。 早速早苗がお好み焼きの準備をする。 でも、課長は勝手にお好み焼きを押さえようとし、倉田はひっくり 返そうとする。 早苗がキレかかる..... だが、なんとか気持ちを収める。 早苗は増田にビールを注ぎ、服にこぼしてしまう。 早苗はなんとか一馬をよろしくと挨拶。 その間にお好み焼きは焦げてしまう。 早苗はすぐに作り直すという。 一馬はもうそこまでしなくていいという。 でも、二人で粉の入ったボールを取り合い、それは二人の手から滑 って飛び、増田の頭の上に落ちる。 呆然とする二人。 みんなが帰った後、泣き続ける早苗。 一馬は早苗をよくやったと慰め、早苗はその一馬の優しさが嬉しか ったという。 早苗が今日は貞淑な妻よ、と言い、キスしようとする二人。 その時、寝ぼけたまどかが起きてきて、早苗は慌てて寝かしつける。 電気を消し、二人の時間..... 一馬は最終面接を辞退。 倉田は自分が新課長だと浮かれている。 そこに課長が来て、一馬に辞令が出たという。一馬は左遷を覚悟す る。 結果は、一馬が新課長。何と最終面接は取りやめになって、増田が 一馬に決めたのだった。 給湯室で一馬は増田に会う。その時、増田は妻から電話を受けてい て、帰りに、野菜や納豆を買ってくるよう命じられていた。 実は増田は一馬に自分と同じものをみていて、一馬なら信頼できる と思った。貞淑な妻など見せかけだけという。 でも、話しているうちに、増田は買い物を一品忘れ、一馬が「納豆 でしょ」と助ける。 増田は、さすが見込んだだけのことがあるという。 帰宅して、課長になったという一馬。 早苗は昇進して、給料アップと浮かれるが、一馬は残業代が無い分、 給料は下がるという。 早苗は、昇給すると思えばこそ、昇進を手伝った。でも、昇給しな いなら、増田に文句を言って、給料アップしてもらうと言う。 一馬が、オレは課長だぞ、と止めようとするが、早苗に、「課長が なによ」と一蹴され、腕をひねり上げられる。 寸 評 今日の早苗も相変わらず暴走していましたが、暴力はほとんどあ りませんでしたし、また、一馬のお金を盗むシーンもなかったので、 安心しました。 今、サラリーマンも激烈な競争社会となり、伸介のように、のんび りと細く長く、勤続年数が長ければ、毎年昇給し、退職金も安泰、と いう時代ではなくなりました。 一馬が、課長になって残業代が無くなったと言っていましたが、ヒ ラのうちは残業代が出るだけ良いですね。今は裁量労働制と言われ、 何の選択権も無いのに、残業代だけ無い、という人も多いのではない でしょうか? また、前回の株騒動から見ると、一馬の会社は東証一部か二部上場 のように思いましたが、入社7年目でもう、課長候補生になれるので すね。わたし自身は、あまり若い課長というのはどうかな、と思いま す。特にわたしの勤めている会社は課長が査定をするので、若造にし っかりした査定ができるのか?という目で見てしまうからです。 一馬が課長になってしまうと、今までのような家庭ではなくなって しまうのでしょうか?それとも、課長より、鬼嫁の力の方が、絶 対!? ところで、題材が山内一豊の妻というのは、来年のNHK大河「功 名が辻」の宣伝?それとも、ネタばらし? 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 今、冬ドラマのアンケート作成を進めているところなのですが、相変わらず、 マンガが原作のドラマが多いですね。逆に、オリジナル脚本のドラマは、オリ ジナルであることを強調しているくらいです。 遂にチェ・ジウが出るドラマの全貌もわかりました。半年つづく、なんてこ ともあるのでしょうか? また、何で今、西遊記?しかも月九で、という疑問もあります。(香取慎吾、 結構猿顔だったんですね!) 「神はサイコロを振らない」のキャストを見ていると、頭に浮かぶのは、 「すいか」というのは、わたし以外にもいると思うのですが。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |