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タイトル:Daily Drama Express 2005/12/05 危険なアネキ (8)  2005/12/14


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/12/05 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 危険なアネキ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 皆川寛子(伊東美咲)
 皆川勇太郎(森山未來)
 北村さおり(釈由美子)
 田村愛 (榮倉奈々)
 中村拓未(平岡祐太)
 武田育夫(高嶋政伸)
 矢沢俊也(金井勇太)
 田村伸一(児玉清)
 野口小春(濱田マリ)
脚  本 金子茂樹
主題歌  平井堅『POP START』

あらすじ  第8回「お母ちゃんが見つかった」

 皆川寛子(伊東美咲)は夢である父親が一代で作った焼酎”みなが
わ”復活のために、さまざまな行動を始める。武田育夫(高嶋政伸)
に手伝ってもらって焼酎を造るためのタネイモを植えたり、浴槽を使
って焼酎の麹を作る真似をしたりする。

 そんな寛子を冷たそうな目で見つつも、勇太郎(森山未來)は勇太
郎で”みながわ”復活を目指して、多少ながらも自分の活動を起こし
ていた。

 また、寛子がテレビに出たことや勇太郎の発案で雑誌に出した”み
ながわ”の広告のおかげで、二人のアパートにまで激励の電話が入る
ようになる。

 そんな中、寛子は、死んだと聞かされていた自分達の母親・容子が
生きているから会ってほしい、という電話を五十嵐祐一(矢柴俊博)
と名乗る男から受ける。動揺して何もいえなくなっている寛子から受
話器を取り、勇太郎は電話を切ってしまった。

 実際、寛子たちの母親だと名乗る女性が多数出ており、『ブルーベ
ルベット』にもたくさん押しかけていた。店長(鈴木浩介)たちは、
本当の母親を探すためにクイズを出すが、結局勝ち残ったのは小春
(濱田マリ)で、店に来ていた女性達はみんな偽者だった。

 がっかりして家に帰る寛子の前に五十嵐が現れる。五十嵐は、会わ
せようとしている女性は、寛子の出ていたテレビを見ながら泣いてい
たことを知らせ、かつて皆川家で撮影した写真・父、母、寛子、勇太
郎の四人の写真を寛子に見せる。

 その写真の女性が容子(万田久子)であると信じた寛子は、容子に
会いたいと五十嵐に頼む。五十嵐は、日曜日にある老人ホームに行け
ば会える、と答える。

 部屋に帰った寛子は、勇太郎にさっきもらったようこの写真を見せ
る。しかし、勇太郎はその女性が母親であることは認めなかった。勇
太郎としては、いままで生きていたのであればなぜ今まで名乗り出な
かったのか?と疑問に思っているのである。

 そう言われても容子が生きていたと信じている寛子は、その事実が
嬉しくて仕方ない。武田や小春たちにも早速報告して、アパートには
いつ容子が来てもいいようにと、生活用品や布団をそろえ始めた。

 日曜日。寛子は、武田と小春に付き添ってもらって五十嵐から教え
られた老人ホームを訪ねる。すると、老人ホームの慰問にゴスペル隊
が登場し、その中に寛子は容子を見つける。

 たまらなくなった寛子はステージに駆け寄ってしまうが、寛子に気
づいた容子は逃げ出そうとする。その容子に、寛子は三人で一緒に暮
らそうと誘った。

 勇太郎がアパートで勉強していると、容子を伴って寛子が帰ってき
た。はしゃぐ寛子をよそに、勇太郎は冷静に容子へ疑いを解かないで
いる。一方の容子は、自分が子供達を残して家を出てしまったことを
後悔しているのか小さくなっている。

 寛子は、やっと会えた母親と離れたくないかのように、一緒のバイ
トを紹介され楽しそうに仕事をする。さらに、勇太郎の病院にも容子
を連れて行くが、勇太郎は「さっさと帰ってよ。」とつれない。

 病院からの帰り道。武田から勇太郎のことを誉められた容子は、勇
太郎の働く姿を見られて本当に嬉しかった、とつぶやく。

 その夜、病院にさおりを訪ねて根本俊哉(岡田浩暉)が現れていた。
勇太郎にさおりの場所を尋ね、病院内を歩き回る根元。ナースステー
ションにさおりがいなことを確認すると、姿を消してしまった。

 さおりは、中村拓未(平岡祐太)から店まで送っていく、と誘われ
るが、店での私と病院の私は違うとあっけなく振る。

 『ブルーベルベット』で客席にまで容子を連れて行った寛子。同僚
達に非難され、容子は控え室にもどることに。そこへ”由希”ことさ
おりが戻ってきた。

 容子はさおりに、寛子の親友だと聞いている、これからもよろしく、
と頭を下げる。さおりは、うらやましそうに親子の仲の良さを誉める
が、容子はずっと二人をほうっておいて母親失格なのだ、とため息を
つく。

 その容子にさおりは、でもずっと子供のことを忘れられなかったん
じゃ?親ってそういうものですよね?と笑顔で声を掛けた。

 翌日、寛子と容子の手伝いをするという武田に、勇太郎は冷たい態
度をとる。そんな勇太郎に武田は、容子は勇太郎の働く姿を見られて
本当に喜んでいたという話を聞かせる。

 寛子は容子と二人で働いた分として、いつもの二倍、借金の返済を
しようとするが、借金取りの温情で、一回分は母親孝行用に、と返し
てもらう。

 愛と一緒に食事に出た勇太郎は、母親のことを聞かれて自分の心境
を話す。気がついたときにはすでに母親の記憶がなく、これまで死ん
だと信じていたから今更現れても実感がわかない。自分には寛子のよ
うにすんなり受け入れることはできないのだ、と悲しそうに勇太郎は
話す。

 寛子は借金取りから返してもらったお金で三人で温泉に行こう、と
誘うが、勇太郎はそんなことよりも”みながわ”復活が先だと取り合
わない。それでも親孝行をしようと誘う寛子に、勇太郎は自分の気持
ちをぶつける。

 ずっと母親がいないことでたくさんイヤなことがあった、肩身の狭
い思いもした、寛子が母親面していたことは一番イヤだった、だまさ
れ続けて今になってひょっこり帰ってきて、それを突然受け入れろな
んて勝手過ぎる・・・

 そう言った勇太郎の言葉を容子が聞いてしまっていた。

 翌日寛子が目を覚ますと荷物と共に容子の姿がなかった。勇太郎を
起こして相談するが、放っておけばいいと冷静な言葉。
 しかし寛子は街に探しに出る。

 しかし、仕事をしながらも勇太郎も容子のことが気になっていた。
そんな勇太郎に武田が、昨日容子が言っていた言葉を話す。

 「寛子は昔からあのままの明るい子で、勇太郎は本当に手のかから
ない子だった。母親に甘えたかったときもあっただろうに頑張って医
者になって・・・私の自慢の息子です。二人ともいい子に育って本当
によかったです。親孝行してくれる分だけ一緒じゃなかった時間を取
り戻そうとしているんだと思う。寛子と勇太郎は私の宝物、私は世界
一の幸せ者です。」

 愛情や後悔の気持ちが目に見えない。今までは埋められないけれど
これからの方が大切では?と勇太郎は武田に諭される。

 寛子はやっとボランティアの炊き出しの場所で容子を見つけて抱き
ついた。容子は、自分はいない方がいい、と言うが、これからが大事
だ、勇太郎と私を産んでくれてありがとう、一緒に帰ろう、と寛子は
答えた。涙を流す容子。

 田村教授は勇太郎を呼び出し「今は過去があってこそ。傷ついたり
悲しい過去は人をやさしくも強くもする。」と話す。

 家族写真の前で考え込む勇太郎の前に、容子と寛子が戻ってきた。
「・・・おかえり・・・」そう迎えた勇太郎に、二人は涙を流しなが
ら喜んだ。

 翌日。勇太郎と寛子が目を覚ますと容子が朝食の準備をして、「お
はよう」と笑いかけた。

 愛は勇太郎に、いろいろつらいことがあったのに努力していまここ
にいる勇太郎のことが好きだ、と笑顔で話す。勇太郎は照れた笑顔を
返した。

 拓未はカルテの整理をしていて、北村太一(小室優太)のカルテを
発見、さおりが母親であることを知ってしまう。その頃、さおりが来
ていた太一の病室に根元が入り込んでいた。

 夕方寛子が部屋に戻ると容子の荷物と共に姿がなく、温泉代として
寛子が取っていた30万円が封筒から無くなっていた。


寸  評  自分達を捨てて何十年もいなくなっていた母親が現れて、寛子の
ようにあんなにすんなり受け入れられるのでしょうか?正直今回は、
勇太郎の気持ちの方が共感できました。だって、親に捨てられるなん
て子供にとってすごい衝撃ですよね?

執 筆 者 井村()

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2. 編集後記
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 昨日、母に下の子のシッターをお願いして、友人に誘われた料理学校のクリ
スマスケーキ作りのお教室に出てきました。料理教室なんて初めての体験だっ
たのですが、すごく新鮮で楽しかったです。母の協力もあり、これからはじめ
てみようかと思っています。月1ですが楽しみです♪・・・ただし、昨日はマ
マ別れで号泣した息子にも強くなってもらわないと(^^;(井村)

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