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○―――――――――――――――――――――――――――――――○ 英語上達マガジン「もっと!トークるズ」創刊第0005号 2005年12月9日発行 ○――――― http://talkles.cocolog-nifty.com/ ――――――――○ ●もくじ● 【1】 聞いてしゃべろう!「You should」と「You can」 【2】 今日の語法・文法:前置詞(1) 【3】 ボキャブラリーを増やそう!「Bi-」「Tri-」 【4】コラム:少ない予算で英語をものにするには?? ◎==========================================================◎ こんにちは、メルマガ発行人の柏木陽志です。 みなさん英語の勉強は続けていますか? 少しずつでも、前進。気づけば意外と先に行っているものです。 ガンバってください! 今日は、金曜日です。土日に時間が取れる方も いらっしゃるかと思いまして、金曜日版は、 内容をちょっと増量してお送りします。 ◎==========================================================◎ 【1】聞いてしゃべろう!「You should」と「You can」 ※こちらの例文の音声は、下記URLで聞くことができます。 http://talkles.cocolog-nifty.com/blog/2005/02/you_shouldyou_c.html 何度も聞いて、口に出して練習してください。 さて、今日は食事やレストランなどのおすすめを 教えるための表現を学習しようと思います。 東京や大阪、名古屋、横浜などの日本には、 とても大きく国際的な都市が多いです。 皆さんは海外から訪れて来る観光客と道端で話す機会はあるかと思います。 そんな観光客におすすめを教えてあげるための表現を上げます! その表現は: (1)You should… (・・・したほうがいいですよ。) (2)You can… (・・・ができます。) です。 何かをアドバイス、推薦するときに、 「you should…」(〜したほうがいい)という表現があるかと思いますが、 おすすめを説明する時に「you can」の可能系の表現がとても便利です。 さあ、会話の例を聞きましょう! Sentence A -- Tourist: Where can I eat some good sushi? Sentence B -- You should go to Tsukiji. Sentence C -- You can eat some very fresh sushi there ここでちょっと気をつけてほしいのは「can」という助動詞は 「eat」と一緒に使われていますので、 こういうふうに答えないように注意しましょう。 "You can go to Tsukiji."「築地に行けますよ。」 なぜなら、この観光客はどこに「行けるか」ということではなく、 どこで「寿司が食べられるか」というのを聞かれているからです。 是非、英文を数回聞きながら、繰り返してみてください。 実際に情景を浮かべながら練習されると効果的です。 (英語音声は、ブログにて http://talkles.cocolog-nifty.com/blog/2005/03/er.html ) (日本語訳) センテンスA 観光客: おいしい寿司はどこで食べられますか? センテンスB(案内する人): 築地に行ったほうがいいですよ。 センテンスC(案内する人): あそこでとっても新鮮な寿司が食べられます。 ◎==========================================================◎ 【2】今日の語法・文法:前置詞(1) 今日は、何気なく面倒くさい前置詞をテーマにしてみます。 1.天井にハエが止まっています。 There is a fly on the ceiling. 『on』は『〜の上に』と考えがちですが、実はこの前置詞は何かと接触している 状態を示す言葉です。 このフレーズでいえば、ハエがとまっているのは天井の下の部分のはずです。 でも、天井と接触しているので『on』を使うというわけです。 『on the wall』というのも、実際は壁の上ではなく、側面ですよね。 2.(2段ベッドで)私は上に寝ます。 I will sleep over you. このフレーズですが、もし『I will sleep on you.』となったら、おかしな 意味になることにお気づきでしょうか? あなたが男性で、女性にこんなことを言ったら大変です。 『on』というのは先ほどお伝えしたように接触した状態を指すコトバですから 『sleep on you.』というのは『あなたと一緒に寝る』と言っていることに なります。 『over』も『on』と同じようなニュアンスの前置詞です。 日本語の『〜の上に』という意味を正確に伝えられる英語は『above』です。 覚えておきましょう。 ◎==========================================================◎ 【3】ボキャブラリーを増やそう!「Bi-」「Tri-」 今日は、接頭辞「Bi-」と「Tri-」で始まる言葉を憶えていきましょう。 昨日の「mono」は、「1」「1つ」という意味でしたが、 「Bi-」は、「2」もしくは、「2つ」、 「Tri-」は、「3」もしくは、「3つ」です。 まずは、「Bi-」から bicycle 自転車 ※車輪が二つです。 biweekly 隔週の(二週間に一回) biyearly 二年に一回の binocular 双眼鏡 ※レンズが二つ。 bilingual 二ヶ国語が話せる binary 二つの、二進数の binary system 二進法 bisect 二等分する、山分けする ※sectは、ラテン語からの言葉で「分ける」の意味。 bisector 二等分線 bifocal 二焦点の ※bifocal lens=遠近両用レンズ そして、「Tri-」です。 tricycle 三輪車(車輪が三つ) ※一輪車は、unicycle(monocycleじゃありません!) trio (音楽などの)三人組 triple 三倍、三つセットの、三重の triceratops (恐竜の)トリケラトプス ※角が三本 ※発音注意(トライセラタプスのようになります。) trilingual 三ヶ国語が話せる trident 三叉の槍 ※トライデント・ガムのマークにも使われています。 tripod 三脚 trilogy 三部作 他の言葉も、是非、辞書などで調べてみて下さい。 一気にボキャブラリーが増えます。 尚、bi-、tri-で始まる言葉すべてが「2」「3」に関する言葉という わけではありません。他の語源に由来するものもありますので、 ご注意ください。 ◎==========================================================◎ 【4】コラム:少ない予算で英語をものにするには?? 全文記事は、 http://talkles.cocolog-nifty.com/blog/2005/02/post_10.html です。 英語を話せるようになるというのは、大きなメリットがあることなので 投資といえばそれまでなのですが、どうせならば、なるべく少ない予算で どうにかしたいものです。 そのためのヒントを今日はお話しようと思います。 ヒントと言っても、そんな大それたことではありません。 一度買った教材はとことん使い倒そうという単純な話です。 極端な言い方をすると、英語を覚えるのに秘訣も何もありません。 英語と接する時間を多くすればいい、それだけです。 テニスが上手くなりたければ、実際にボールを打てばいい、 歌が上手くなりたければ、実際にカラオケに行って、歌えばいい 理屈を言えば、これだけです。 勉強法とか教材選びというのは、このプロセスを効率の良いものに する程度のものです。 勉強のやりかたに非効率な部分があっても、教材の質が少しくらい 悪くても、勉強を続けていれば、嫌でも上達します。 勉強法や教材がそれほど重要であるならば、一昔の前の人は 誰も英語を話せるようになど、なっていなかったと思います。 (数十年前には、英語教材なんて、殆どなかったのですから・・・) ですから、英語を話せるようになりたければ、英語に触れる時間を増やす。 これが絶対条件です。 そして、英語教材や書籍に関しては、ひとつのものを徹底的に使いこむ ことです。 せっかく買ったものを一度目を通しただけで、やめてしまうのは もったいないです。 同じことを何度も繰り返し復習すれば、それだけ頭に残る確率も高く なります。同じ時間勉強するのであれば、色々なものに手を出すより、 ひとつのものを徹底的に繰り返したほうが実力は確実に上がります。 誰でも、教材や書籍のひとつやふたつは持っているはずです。 そうであるならば、『何かいいものはないかな?』と新しいものを 探すより、今あるものに、もう一度目を通してみましょう。 個人的には7〜8回繰り返すことをオススメします。 これくらいやれば、実力つきますよ!! ◎==========================================================◎ ●発行:柏木陽志 http://blog.livedoor.jp/tgeveryday/ ●英語上達マガジン「もっと!トークるズ」 登録・解除 MailuX: http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM437E2552351C7 めろんぱん: http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=008962 RanSta: http://talkles.cocolog-nifty.com/blog/2005/01/ransta_ecc2.html MAG Bee: http://talkles.cocolog-nifty.com/blog/2005/01/mag_beet_5547.html カプライト: http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/11258.html E-Magazine: http://www.emaga.com/info/talkles.html ●ご意見・ご感想・ご質問は youshi@m-wins.com まで。 ◎==========================================================◎ |