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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/11/22 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 鬼嫁日記 局 名 フジテレビ 放映日時 火曜22時 キャスト 山崎早苗(観月ありさ) 山崎一馬(ゴリ) 大沢冴子(滝沢沙織) 大沢健児(永井大) 沢村亮介(小池徹平) 村井あゆみ(井上和香) 村井達也(東幹久) 原 作 カズマ 脚 本 尾崎将也 主題歌 中ノ森BAND「Oh My Darlin」 あらすじ 第七話 「初心者にもわかる株地獄」 「お正月をニューカレドニアで」というパンフレットに憧れる山崎 早苗(観月ありさ)。 冬のボーナスがドーンと上がれば連れて行ってやるが、無理だろう な、と山崎一馬(ゴリ)。 その時テレビで、北川玲子という主婦が、株で一億円儲けたという 番組をやっていた。 凡人には無理と言うことで、早苗も一馬も見解が一致する。 プログ 『株生活の予感』 『カズマ「珍しく気が」合ったね(;´Π`)」 「わたしも株をやる(*`▽´*)」 なんて言い出さないかと 一瞬ヒヤリとしましたが何とか事なきを得ました。 しかしこの鬼嫁、 何をきっかけにスイッチが入るかわかりませんから』 寝言で「株」と言う早苗。 焦る一馬。 「株の千枚漬け」と続き、ホッとする。でも、まだまだ油断できな い。 スポーツクラブで、沢村亮介(小池徹平)が株にも詳しいことが判 明。父親がやっていたからだが、損ばかりしていた。亮介自身も初め てのボーナスで株を買ったが、敢えなく倒産し、ただの紙切れに。 でも、上手くやれば儲かる。 問題:有名なコンビニの株を30年前に200万円で買って、売ら ずに持っていたとする。今いくら? 答え:7億。 「そんな株、教えて」と早苗。 「あったらみんな買ってますよ」と亮介。 「300倍にならなくていいから、3日で倍になる株ないかな?」 と早苗。 「ありますよ。でも、3日で半分になる株もありますよ」と亮介。 でも、村井あゆみ(井上和香)亮介も含めて、お金がない。いつで も儲けるのは、元手のある人。 早苗が田代康子(木内みどり)に、自分に投資しないかと誘う。 「リスク高すぎ!」と康子。 大沢冴子(滝沢沙織)はおめでた。でも、想定外の妊娠。 立花恭子(国分佐智子)の店。 恭子も北川玲子の本を読んでいる。 村井達也(東幹久)は、早苗はすぐ熱くなるので危ないという。 一馬は恭子に、何か見えるか聞く。 恭子は日経平均株価100円上がりそうと言う。 恭子が定期預金解約しよう!と言うのを聞いて、早苗には元手がな いので安心と一馬。 家に帰ると、早苗が明日から株の投資をすることに決定しました、 と言う。元手は康子から無理矢理出させた10万円と、一馬のビデオ カメラを質に入れて作った。 ビデオカメラは、クリスマスや正月には必要でしょうと一馬が言う と、早苗はすぐに儲けて請け出すから大丈夫と気にしていない。 株なんて水物。上がる保証はない、と一馬。 早苗は明日一馬の頭の上に隕石が落ちてきて死ぬ可能性だってある でしょ、と反論。 全然確率が違う!! でも早苗は、ちゃんと教わった通りにやるから大丈夫、と言う。 30秒後、亮介が来る。 「お願いだからうちにトラブル持ち込まないでよ」と言う一馬の声 は黙殺される。 株とは会社の値段:儲けている会社は上がる。損している会社は下 がる。 株式投資の手法:買った株を長期的スタンスでじっくり持つ形。短 い期間で売り買いして、早くもうけを出そうとする形。 『お正月に家族旅行』、『クリスマスにはビデオカメラを取り戻さ ないと』ということは、短期勝負。 亮介が、いろいろなろうそく足を見せる。上がるかどうかは、専門 家が頭をひねっても、猿がダーツを投げても、同じような確率。これ がバートン・マルキー教授の『ランダム・ウォーク理論』。 一馬が、素人は手を出さない方がいいという。 でも、亮介が自分の研究成果を伝授するという。 大沢健児(永井大)は冴子の妊娠を喜ぶ。 冴子の悩みは、仕事。 健児は冴子に、専業主婦になることを勧める。 でも、悩み続ける冴子。 達也は、株をやってみたいというあゆみに、やってもいいと言う。 喜ぶあゆみに、すぐに痛い目に遭うから、と達也。 亮介の説明の途中で、早苗は熟睡。一馬の不安値は5倍に上昇。 アスカ証券というネット証券会社に口座を作る早苗。でも、株価表 を見ても、目がチラチラ。 早苗は新聞の株式欄を襖に貼ると、山崎まどか(遠藤由実)にダー ツを投げさせる。当たったところの株を買う。 一馬は吉岡里美(西丸優子)に、広報はお金に関係ないからいいと 言う。 お金のこと考えるの、苦手そうですね、と里美。 課長に、社員は社員持株会に入らされただろうと言われる。でも、 全然上がっていないから忘れていていいとも言う。 里美は、会社の株は持っていないが、化粧品会社の株は持っている という。自分が愛用しているし、売るつもり無いので、上がった、下 がったは関係ないし、新製品をくれたり、配当が出たりするので、さ さやかな幸せを感じているという。 早苗から一馬に電話。カモヤマ電気が43円高。千株保有している ので4万3000円。 一馬は、上がった株を売って、お金にして初めて儲けたことになる。 売った方が良いという。 早苗は、売ったら上がったら、もっと腹が立つ、と言う。そして、 一馬が売れと言ったから売ったんだからね!と責任を押しつける。 不安値20倍の一馬。 その後、カモヤマ電気は下がり続ける。 もう3時。ホッとする一馬。でも、3時締め切りの仕事に手を付け ていない!! 会社帰り、一馬は田代伸介(田山涼成)と屋台で飲む。 伸介は、お金がないわけではないが、自分のように何でも自分を責 めてしまう性格は株に向いていないと、しみじみしと言う。 一馬は、稼ぎが少ない自分が悪いと言い出す。 それがいけないと伸介。 その頃早苗は、儲けたお金で、冴子とあゆみとまどかと豪華な食事。 冴子の懐妊祝いも兼ねている。 早苗は結婚して初めて、自分でお金を稼いだのが嬉しいという。 あゆみは服を買うにも、夫に気兼ねして一ランク下げてしまう、と 言う。 早苗は、だから自分でお金を稼げばいいと言う。 それに対して冴子は、自己主張は、出来る人にとっては何でもなく ても、できない人にとってはとても難しいと、あゆみを助ける。 プログ 『株で儲けた鬼嫁』 「しかし、運のいいことに、 その日の株価は前日比+24円まで下がって終わりました。 お金を手にした嫁と言えば、 早速、近所の奥様方と娘を連れて祝杯をあげに行きました。 嫁は株で儲けたのがよほどうれしかったのか 珍しく酔っ払って帰って来ました。 色々苦労させられるけど、 こうして幸せそうな嫁を見ると、 つい可愛いと思ってしまう僕は、甘いのでしょうか。 しかし運がよかったとはいえ、 うちの鬼嫁でも簡単に儲けられるようなら僕だってもしかして」 ニヤリとする一馬。 翌朝、早苗は一馬の会社・文福の株を買うという。倍に上がれば、 お正月に海外旅行にも行けるし、ビデオカメラも取り戻せる、と言う。 自分には勝負運がある。一馬は地味に生きていくしかない、と言う。 育休について調べる健児。 亮介に見られ、誤魔化す。 亮介は、男が育休なんて取るはずはない。出世に響くから、と言う。 あゆみも遂にアスカ証券に口座を開く。そして雑誌で勧められてい た日の出テクノロジーを500株買う。 一馬は証券会社へ行くと、文福社株を売って、日の出テクノロジー を買う。期待値10倍。 でも、会社でトイレの個室に入っていると、課長と子飼いの部下が 来て、文福はドイツの有名文具メーカーと提携することになった。今 晩、これが発表されれば株価は鰻登りと話している。 トイレから飛び出した一馬は、文福を買い戻そうとし、子飼いの部 下の方は買い増ししようとするが、課長は、「内部情報を知った人間 が、その情報を知ったことで株を売買した」ら、インサイダー取引と なる。法律違反で、3年以下、または300万円以下の罰金刑となる、 と言う。家族や友人が君たちから聞いた場合もアウト。 期待値暴落。 あゆみは『日の出テクノロジー 会社更生法適用申請』というニュ ースを知り、青くなって早苗に電話する。 早苗はあゆみを助けようとする。 一馬も、日の出テクノロジーの記事を読んだ。 その時、早苗から電話。文福売る、と言う。 一馬はインサイダー取引の件を思い出して止められない。 遂に早苗は売る。 恭子ママの店。 文福の提携話を聞いた健児と達也は、これで早苗にガツンと言える と、盛り上がる。 冴子から健児に電話。みんな山崎家にいるから来るように、と言う。 あゆみが日の出テクノロジーで20万円損した件を詫びる。 責めない達也。 早苗は自分には勘があると強気。 達也は早苗に、累積利益の額を聞く。 早苗は昨日のもうけは飲んじゃったし、今日はあゆみを助けようと、 売ってしまった。まあ、結局あゆみは穴埋めよりも正直に詫びること を選んだが。従って、累積利益はゼロ。 達也は態度を大きくすると、だから主婦が株に手を出してもダメな のだという。 悔しいけど言い返せない早苗。 その時、康子から電話があり、テレビをつけるよういう。 あの提携の件がニュースで流れている。そして、一馬を見直さなけ れば、と早苗に言う康子。 ますます小さくなる早苗。 提携の話はインサイダー取引に抵触してしまう為、早苗が売る前に 言えなかった、と達也が解説。 健児や達也にそそのかされ、「黙ってオレについて来い」と反り返 る一馬。 文福を売ってしまった件はずっと言い出せない。 お茶を飲もうとした一馬は、熱くてお茶をこぼす。 慌てて拭こうとしてハンカチを取りだし、一緒にポケットから株の 取引明細書を落としてしまったが気づかない。 それを隆介が拾い、文福の株を売ってしまったことが発覚。 一馬は、自分は地味と言われ、ココで一発と思ったと言い訳。 早苗は、一馬は小さな男。正直に謝ったあゆみを見習え。自分は家 族旅行をと思って株を始めたんだ。よくも大きなこと言ったな、と一 馬を締め上げる。 健児と達也も、今日は「どんどんやっちゃって下さい」と早苗を止 めない。 大沢家。 冴子が育休の話を切り出すと、健児は疲れたから、また後日と逃げ る。 村井家。 あゆみはもう株はやらず、達也に相談するようにする、と言う。そ のかわり、パートを始めると言い出す。 一馬は早苗の肩をもむ。 早苗は、儲からなかった。株はやめると言う。 一馬は、自分の分だけ損がある。ビデオカメラ、どうしようという。 早苗はビデオカメラなら質だしできるし、損した分は毎月の小遣い から引いておくからと言う。 公園。 一馬がまどかの馬になる。早苗がそんな二人をビデオに撮る。 寸 評 下がって終わった株価を表すのに、『+』と書いてあってのは何 故でしょう。 とにかく、一般人は長期保有ならまだしも、短期の売り買いはしな いことですね。先日、デイトレーダーのために、東証のシステムは落 ちたらしいですが。 株の世界は俗に、「石が浮かび、木の葉が沈む」、「人の行く道の 裏に花山有り」ですからね.....(格言、間違っていたらごめんなさ い) 地道が一番。宝くじも自分では買いません。 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 「青春アミーゴ」がすごく売れているらしいです。確かに歌いやすいし、意 味ありげな歌詞(エンディングのバックの2匹のブタ、どういうストーリーな のか気になります。しかも最後、片方、死んじゃうし)、寂しげな、でも強い メロディー。 修二と彰は、セカンド・シングルも出すつもりでしょうか?ドラマの期間限 定とのことですが、この1枚で、本当に終わり? また、「野ブタ。をプロデュース」のストーリーは、微妙に毎回、社会の縮 図なのですね。人生、考えさせられるものもあり、また、高校時代、あんなに 忙しくなく、友達とまったりとつるんでいる時間があったら、どんな人生だっ ただろう、と思います。 高校は、電車通学と、自転車だけで通える人とで、見ていた世界が違う気が します。 どうして、ドラマに出てくる高校は、圧倒的に自転車で通える範囲が多いの でしょうか?(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |