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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/10/27 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 大奥〜華の乱〜 局 名 フジテレビ系 放映日時 木曜22時 キャスト 信子[綱吉正室](藤原紀香) お伝の方[綱吉側室](小池栄子) 安子 (内山理名) 徳川綱吉(谷原章介) 桂昌院[綱吉生母](江波杏子) 音羽[桂昌院付きの女中](余貴美子) 右衛門佐[大奥総取締](高岡早紀) 柳沢吉保[綱吉側用人](北村一輝) 染子[柳沢側室](貫地谷しほり) 牧野成住(田辺誠一) 脚 本 浅野妙子 主題歌 東京事変 「修羅場」 あらすじ 第3話 仇の子 祈祷僧 隆光(火野正平)が、桂昌院[綱吉生母](江波杏子)に、 安子(内山理名)の子は男子。 でも、それはつつがなく産まれればのこと。産まれるまでに、幾多 の難所をくぐり抜けなければならぬと告げる。 今日の宴でも、徳川綱吉(谷原章介)は、安子を隣に座らせ、安子 の手を握っている。 安子は綱吉に、自分は夫と心中を企てた。なぜ、自分に優しくする のかと問う。 綱吉は、安子をそそのかした牧野成住(田辺誠一)がにくい。だが、 成住がいなくなれば、安子は自分を頼るしかなくなるという。 そしてまた、安子の閨へ行きたいと言う。 桂昌院が、上様のお種を宿したばかりの安子の体をいとわなければ ならない、と諫める。 牧野成貞(平泉成)が、お側役に復帰。京都よりの使者の接待役も、 柳沢吉保[綱吉側用人](北村一輝)から、成貞に変わる。何事も、 成貞の決済がなければ決められなくなる。 綱吉が成貞を重用するのは、安子の父だから。安子に子が生まれれ ば、その祖父。大切にしなければ、忠義の孝にもとると言う。 上様の他は男子禁制の大奥にて、吉保だけはお出入りを許されてい た。 容姿端麗の吉保。月一回のお改めを心待ちにしているおなごもいた らしい。 だが、成貞の権勢に霞む吉保。 吉保は、染子(貫地谷しほり)に、この家に綱吉を呼び、染子に、 饗応役を頼むという。 単純に喜ぶ染子。 舞い終わった綱吉は、汗をかいたので着替えたい。ついては、染子 を借りたいという。 吉保は綱吉の許しを得て、染子に心得を説く。 染子はそれが吉保のためになるならと覚悟を決めるが、自分は一生 吉保に添い遂げるつもりだった。だから何か一つ吉保のものを身につ けていたいという。 吉保は、自分の印籠を渡す。 染子は、吉保の印籠を握りしめ、涙を流して、綱吉に抱かれる。 −− このたった一度の逢瀬が、将軍家を揺るがす大事になるとは、 この時はどなたも気が付いていませんでした。それが柳沢吉保の謀だ と言うことにも。 お伝の方[綱吉側室](小池栄子)は、桂昌院に、長子・徳松を跡 継ぎにするというお墨付きが欲しいと懇願。他の誰に男子が産まれて も、徳松が跡継ぎ、と。 だが、桂昌院は、もともとおすえのお伝が、これだけ取り立てても らえたご恩を忘れるてない。口を慎め、と言う。 信子[綱吉正室](藤原紀香)は安子に、黒鍬ものの娘にして、兄 はばくち打ち。そんな女が、一人二人子を産んだからと、大きな顔を していることが、この大奥を狂わせている。そこにいくと、康子は側 用人筆頭の娘。身分も良い。自分と手を組んで、正しいものが敬われ るように、大奥を変えていこうという。 でも安子は、信子の手を外し、自分は産みたくて子を孕んだのでは ない。争いごとには巻き込まれたくない、と言う。 信子は、この大奥で子を持って、争いごとに無縁でいようなんて甘 い!人に笑われて泣き寝入りするか、勝って人を笑うかのどちらかだ と断言。 そして、これからある人に会うが、安子も付いてくるように言う。 信子の会った相手は、常磐井の局(高岡早紀)。 常磐井の局は、綱吉は暗愚。桂昌院は隆光の言葉に操られ、綱吉の 戯言を押しつける、とズバッと解析。 信子はうれしさに涙を流す。こんなに美しくて冴えている方が、自 分の苦しい心境を理解してくれいてる、と。 そして常磐井の局に、大奥に来て欲しいと言う。金子300両他の 扶持と、自分付きの上臈お年寄りの地位を用意すると言う。 だが、常磐井の局はやんわりと辞退。 信子は300両ではなく、500両出すという。 常磐井の局はお金はそれでいいが、上臈お年寄りではなく、大奥総 取締の地位を用意して欲しいと言う。 信子は、大奥総取締となると、桂昌院が許さないと悩む。 常磐井の局は、物事には道具立てと書き割りが必要。桂昌院より下 では話にならないと言う。 部屋を出た信子は、安子に、安子は綱吉の覚えが目出度い。だから、 常磐井の局を大奥総取締に推すことを頼んで欲しいという。 安子は、廊下ですれ違った音羽に、音羽は桂昌院の申しつけで自分 を見張っているのだろう。だから今日信子に呼ばれた用向きを知って いるだろう。音羽ならどうする?夫・成住は別れる際、勝って生き残 れと言った。でも、それはこの世の汚辱にまみれること。 音羽は、自分は武芸をたしなむ。武芸の場では、勝つことは生きる こと。負けても良いなどと思っては生きていけない。この大奥は戦場 にも似ている。優勝劣敗。 お伝は綱吉に、自分には徳松が生き甲斐。老い先を考えると、徳松 を跡継ぎに、と言う。 綱吉は、自分がもうすぐ死ぬとでも言いたいのか?世継ぎなど決め る必要はない。安子をかわいがろうとどうしようと、自分の勝手だろ う。 お伝に次々と子が生まれた時、信子は嫌味一つ言わなかった。お伝 のように卑しい生まれは.....と言って、綱吉は不機嫌そうに出てい く。 半年後 −− 安子はお腹の中の子が動くのを知った。 廊下でお伝とすれ違った安子は、道を譲る。 お伝は、隆光によると安子の子は男子らしいが、自分は姫にと願っ ている。それは安子とその子のためだという。 綱吉は安子に、吹き上げの庭で、懐妊の祝いをしよう。成貞も呼ぼ うという。 安子は、成貞は引退したはずでは?と聞く。 綱吉は、引き立ててやったら喜んで勤めていると言う。 吉保はお伝に、自分も小者から取り立てられ、人にいろいろ言われ た。だからお伝の気持ちもよく分かる。 吹き上げの庭は少し高台になっていて、石段の所々が滑り易くなっ ている、と吉保は独り言のように言う。 吹き上げの庭での宴。 綱吉は成貞に、舞ったことがないというのに、無理矢理蝸牛踊りを やらせる。 成貞は転びながらも舞う。 安子はいたたまれなくなって、途中で席を立つ。 桂昌院は音羽に、後を追うように命じる。 安子と音羽がいる間に入ってきた桂昌院とお伝。 桂昌院は安子の頬を叩き、目が覚めたかと問う。そして、みんなに はつわりでと言ったが、途中でなぜ退席したかを問う。 安子は黙って桂昌院をにらむ。 桂昌院は得意の黙りか?ここで少し頭を冷やせと言う。 成貞が安子に会いたいと頼むが、係のものが、安子は誰にも会いた くないと言っていると、面会させない。 安子は庭を散歩したいと、庭に降りる。 庭を歩いている安子を見付けた成貞は、安子に声を掛けるが、安子 は、母・阿久里(萬田久子)の件は、綱吉のわがままだけでなく、成 貞の心の弱さもが招いたこと。自分は成貞を許さない、と言う。 その時、お伝が、石段の下のボタンの花の前に立ち、このボタンは 庭師が丹精したもの。ここへ降りてきてご覧なさいと言う。 安子は成貞を振りきるように下へ降りる。一段一段気を付けて降り ていたが、途中で鼻緒が切れ、安子は石段を落ちる。 だが、成貞が駆け下り、自分の体で、安子を守る。 石段の下で、成貞は頭から血を流す。 安子が、「おさじを!!」と叫んでも、誰も応じない。 成貞は懐から阿久里の遺書を取り出す。そこには安子を守って欲し い。成住と末永く幸せに暮らして欲しいと綴られていた。 成貞が自分が側用人を引き受けたのは、いつか安子を守る為。安子 の為なら、自分は鬼にも蛇にもなると言う。阿久里と成済が守った安 子の命を大切にして欲しいという。 音羽は高いところの渡り廊下より、庭の様子を見ていた。 寝かされていた安子が目覚める。 音羽は、成貞は足腰を強く打ち、快癒までは時間が掛かるが、命に 別状はないと言う。安子のお腹の中の子にも別状はない。 廊下ですれ違う安子とお伝。 お伝は、安子に元気そうで良かったという。 安子は、またあんな災難があってはいけないという。 お伝は、安子の不注意では?と言うが、安子はもしまた同じような 災厄に見舞われたら、大奥全部の厄払いをするという。 安子は、遊んでいる綱吉に、京に常磐井の局という才女がいること を知っているか問う。 首をひねる綱吉。 常磐井の局が大奥へやってくる。 常磐井の局 改め 右衛門佐 信子より賜った名前。総振りで挨拶する。 大奥にまた一つ、争いの種が増えた。 寸 評 常磐井の局、京都人ですねぇ。自分ではハッキリと言わないのに、 相手に最高の条件を提示させ、それを当然のように受け入れていく。 東京に住んでいてはマネできません。 次回予告では、常磐井の局も綱吉のお手つきになるのでしょうか? お手つきになった女性が、大奥総取締を務められるのでしょうか?そ れとも、大奥総取締よりも側室の道を選んだ? ところで、春日局やお江与の方など第一章の人たちは、体で憎しみ 合った様を表していたように感じますが、今回は目の力ですね。みん な横睨みするのがすごいです。このドラマが終わったら、みんな目つ きが悪くなっているのではないでしょうか? 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- この枠の前シリーズは「電車男」でした。 ニュースによると、今、中国で「電車男」が人気だそうです。でも、問題は 海賊版の配信が多いことらしいのですが。 ところで、中国語では、「エルメスさん」は、「愛馬仕小姐」だそうです。 漢字の意味が伝わってきますねぇ。エルメスはもともと馬具屋さんですから。 それと、ヒロインと言うことで、伊東美咲の人気が急上昇だとか。「危険な アネキ」は、「危険大姐」という題名になっているそうです。 また、他の「逮捕しちゃうぞ」など伊東美咲出演のドラマも人気が高まって いるとか。 そのうち、韓国か中国か香港か台湾かはわかりませんが、どこかで、「電車 男」のドラマ化がされるのではないでしょうか。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |