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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/10/26 (Wed) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.水曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 水曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 相棒 局 名 テレビ朝日 放映日時 水曜21時 キャスト 杉下右京（水谷豊） 亀山薫 （寺脇康文） 小野田公顕（岸部一徳） 宮部たまき（高樹沙耶） 奥寺美和子（鈴木砂羽） 脚 本 輿水泰弘ほか 主題歌 「」 あらすじ 第３話 シーズンIV 「黒衣の花嫁」 捜査一課の芹沢慶二（山中たかシ）は教会で行われる友人・海老原 元章（中原裕也）と津島瑞希（遠野凪子）の結婚式に参列する予定だ った。しかし、新郎である海老原は時間になっても現れず、不審に思 った芹沢らが海老原の部屋に行くと、海老原は殺害されていた。 杉下右京（水谷豊）と亀山薫（寺脇康文）は海老原の鑑識の結果を 聞く。右京は殺害直前の海老原が瑞希に送ったメール「ごめん。話は また日を改めて。式場での君のウエディング・ドレスを楽しみにして るよ」を読み不審に思う。結婚式の前日に海老原は瑞希に「何を話す つもりだったのか？」「なぜ日を改めたか？」と疑問な点が多い。 結婚式の翌日。芹沢は海老原の友人ということで捜査からはずされ た。そんな芹沢に薫は特命係と一緒に捜査しようと声をかける。芹沢 は海老原に渡すはずだった寄せ書きを右京と薫に見せる。 挙式予定から一転して海老原の葬儀が行われている。右京は海老原 が瑞希に話そうとしていた話が何であったかを問うが、瑞希は心当た りがない。海老原は過去に派手な女性関係があったが、瑞希にはすべ て打ち明けていたという。芹沢も海老原が瑞希と会ってから生まれ変 わったようであったと証言する。 海老原の遺体にすがりつき泣き崩れている女性がいる。女性の名は 浅葉ハルミ（大家由裕子）で、大学時代から海老原とつきあって結婚 の約束をしていたが、瑞希の出現で結婚話は反故にされた。ハルミは 瑞希の顔を見た途端、「あなたのせいよ」と平手打ちをする。事件当 夜、ハルミは自室でウェブ・デザインの仕事をしていた。 「花の里」。奥寺美和子（鈴木砂羽）は、結婚前の男が新婦に何で も話すのは変だと話す。右京の本妻・宮部たまき（高樹沙耶）も結婚 前、右京の過去を特に聞きたいとは思わなかったと言う。 特命係の部屋。右京はメールの文章について考えていた。大切な人 と会う約束をしていたのに、取り消すのにメールですませるのはおか しい。メールは別人が打ったと確信する。その理由は、「ウエディン グ」の「エ」が大文字の「エ」であること。人には書き癖があり、海 老原の手帳はすべて小文字の「ェ」が使われている。犯人は、被害者 が花嫁と会うことを知っていた人物。 右京らは瑞希に会いに行く。瑞希は海老原の過去はすべて受け入れ るつもりだったと話し、大事な話の見当はつかないが、教えてほしい ぐらいだと悲しげに話す。 そこへ捜査一課が現れ、瑞希に任意同行を求める。 瑞希の取調べを右京らが別室で見ている。瑞希の父は、海老原の父 が経営する精密機器の会社の下請けをしていた。経営の悪化から、海 老原が得意先の下請けの切り捨てを提案し、切捨てにあった瑞希の父 はそれを苦に自殺した。捜査一課は、瑞希が海老原が父を自殺に追い 込んだ相手と知って殺害したのではないかと問い詰める。 瑞希は父の死はショックだったが恨んでいないし、彼からその話を 聞いたのはもっと前と話し、捜査一課からそれ以上に大切な話があっ たのではないかと問い詰められ、瑞希は泣き崩れる。 右京が携帯を持って取調室に入り、瑞希に「ウェディング」と打っ てみてくださいと差し出す。瑞希は小文字の「ェ」を使う。 ゼミの友人。信近哲也（東根作寿英）の事務所。信近は海老原の信 頼が厚かった人物。信近に寄せ書きを見せると、「ウエディング」の 文字は田村厚（坂田聡）が書いたと話す。寄せ書きの「エ」は大文字。 芹沢は、大学時代に海老原がアル中になった時、彼を救ったのは信近 と言うが、信近は救ったのはハルミであると訂正する。 その後、海老原は瑞希に負い目や責任感で会っていたが、彼を広い 心で許した瑞希に惹かれてハルミと別れたという。 芹沢はハルミが仕事で作ったHPを開くと、ハルミは小文字の「ェ」 を使っていた。 芹沢はハルミから海老原の話を聞くと、彼が大学4年の時自殺未遂 を起こしたことがあるとわかる。それ以来いろんな女性とつきあい荒 れていた。自殺未遂の原因はわからないが、大学4年の夏頃から人が 変わったようになった。芹沢もゼミ合宿以来海老沢がおかしくなった ことを思い出す。しかし、その合宿で熱を出し寝込んでいた芹沢は、 彼がなぜおかしくなったかわからない。右京は薫に調べてほしいこと があると頼む。 右京らは、大学のゼミ仲間をパーティ会場に召集する。当日の海老 原の行動を確認する。海老原は午後10時に一人店を出た。その他のメ ンバーは深夜2時頃帰宅した。 海老原が殺されたのは10時40分頃。その間、長時間会場を離れた者 はいない。 右京は寄せ書きの「祝ウエディング」を書いた人物が田村であるこ とを確認する。 右京は「それですべてわかりました。あなた方全員が犯人です」と 断言する。一同はアリバイがあると右京の考えを否定する。 右京の推理では、海老原が殺されたのは自宅ではなくお店の近く。 10時に店を出る海老原を石井と藤井が見送る。海老原をタクシーには 乗せず駐車場へ誘導し、背後から襲い気絶させ縛り上げ隠しておいた。 海老原が新居にたどりつく10時40分頃を見計らって、田村と信近が駐 車場へ行き、身動きのできない海老原をナイフで刺した。血が飛びち らないようにナイフは刺したまま。 田村が海老原の携帯でメールを打ち、二人は店に戻る。証人には刑 事である芹沢を利用した。 パーティ終了後、死体を海老原の新居に運び、物取りの犯行である ように見せかけるため、部屋を荒らして工作した。時計は殺害時刻に 針を戻し、10時43分にしてから壊した。 信近らは右京の推定にしかすぎないと殺害を否定する。薫が海老原 のメール発信の基地局は新居ではなくこの店の近くであると明かす。 信近は自分たちには動機がないと言う。 右京は田村に弁護士試験合格間違いなしと言われていた田村が試験 に落ちた理由を聞く。薫は田村に老人が写った1枚の写真を見せ、こ の人に8年前に何をしたかを問う。海老原の大事な話とはこの人のこ と。海老原が瑞希に打ち明けようとしたため殺害した。 追い詰められた田村は「だから俺は『いやだ』って言ったんだ」と 狂乱する。 田村と信近の間で内輪もめがおきる。芹沢が今なら自主扱いができ ると説得する。 ８年前、熱を出した芹沢を残して海老原ら７人で川辺にでかけてど んちゃん騒ぎをしていた。そこへ釣りに来ていた男が通りかかり、 ７人の行動を責めた。７人は男と言い合いになり、一人が男を押すと、 倒れた男が気絶した。まずいと思った7人は、男を川に運んで流した。 数日後、7人は川下で死体が発見されたという新聞記事を見た。海 老原は瑞希に秘密にしたまま結婚できないと、信近に瑞希に告白する と相談する。信近は海老原の口封じをするしかないと思ったと話す。 芹沢は驚くが、仲間たちから熱を出していなければ、芹沢も俺達と同 じ立場にいたと言われる。 薫が、店の喫茶スペースでお茶を飲む老人の姿を見せる。老人は 7人が殺そうとした男だった。男は溺れかけたが自力で助かり記憶を 失った。新聞記事は別人。海老原を殺す必要がなかったことがわかる。 信近は海老原を殺した物証はないと開き直る。右京は「いい加減に 目を覚ましなさい。今向き合わなければいつ向き合うんですか」と一 喝する。 仲間が犯人であったことを知りショックを受ける芹沢に、右京らは 芹沢にできることは事件のことを瑞希に話すことと諭す。 寸 評 遠野凪子は朝ドラマ「すずらん」や昼ドラマに続き聖女役でした。 古風な顔立ちなので大人しい役が合うのかなと思います。週変わりの メインゲストが犯人ということの多いこのドラマですが、今回は仲間 たちが犯人ということで、遠野凪子の出番は少なかったようです。大 文字の「エ」に着目して推理を進めていきますが、動機が８年前の殺 人の隠蔽にあり、仲間たちが新郎を殺害するという展開は少し苦しか ったかなと思いました。 「ゃ」「ゅ」「ょ」などは拗音、「っ」は促音、「ん」は撥音と習 いました。 勉強不足でわかりませんが、「ェ」は小文字と表現する以外の言葉 はないのでしょうか。 大文字・小文字は英語などの外国語を表現する言葉なので、「ェ」 を小文字と言われるのが、何だかしっくりきませんでした。 執 筆 者 たま() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 新ドラマで続けて見ているのは「野ブタ。をプロデュース」です。信子（堀 北真希）が変わっていくだけでなく、修二（亀梨和也）と彰 （山下智久）が 変化し成長していく姿がいいなと思います。 最近、連続ドラマの主演が見られない鈴木京香、常盤貴子、水野美紀などは どうしているのでしょう。「あいのうた」も見てみました。子どものお弁当を 一生懸命作ったのに食べ残しがあったのは量が多すぎたというオチがイマイチ でしたが、言葉にならない思いを表情だけで演技する菅野美穂はさすがにうま いなと思いました。（たま） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |