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タイトル:Daily Drama Express 2005/09/15 電車男 (10)  2005/11/01


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/09/15 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 電車男
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 青山沙織(伊東美咲)
 山田剛司(伊藤淳史)
 啓介  (速水もこみち)
 陣釜美鈴(白石美帆)
 沢崎果歩(佐藤江梨子)
 観月裕子(須藤理彩)
原  作 中野独人
脚  本 武藤将吾
主題歌  「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」サンボマスター

あらすじ  青山啓介(速水もこみち)が怖い声をして、青山沙織(伊東美咲)
の部屋に入ってくる。山田剛司(伊藤淳史)にダマされたのだ、と。
山田は、沙織のこと、知られたくないこともおもしろおかしく全国に
ネットでばらしたと怒る。
 そして沙織のPCに表示する。


 山田が青山家を訪ねる。
 啓介が山田を殴り飛ばす。
 沙織が出てきて、山田と話をさせて、と言う。

 沙織は、掲示板を見た。自分のことを書いたのか、と問う。
 山田が、それは自分がどうやって女性の方とおつきあいしていいか
わからなくて.....と言い訳しようとするが、沙織は聞かず、もう二
度と会わないと言うと、家へ入ってしまう。

 山田が追い掛けようとすると、啓介が立ちはだかり、山田と沙織と
では住む世界が違うという。


 呆然として帰宅する山田。

 家では山田の父・山田恒生(岸部シロー)が、妻から米粒や小麦粉、
その他を掛けられていた。


 2005/09/05 09:15 Mr.名無しさん(やっとPCを修理した阪神ファ
ン(牛島貞雄(六角精児)))
   『ムー、待ちくたびれたぞ』

 電車男 『エルメスたんに完全に拒絶されますた。

   今度こそ本当に終わりです』

 呆然とするネットの住人達。

 明治一直線 『だから掲示板をばらすなと言ったろう!
((((;”Π”)))アワワワワ』

 Mr.名無しさん(靴コレクター) 『電車が決めることだ。しょう
がないさ』

 きしわだ 『なぜもっと引き止めなかったんだ。俺のアホォ!
(TΠT)』

 Mr.名無しさん(一坂進(温水洋一))
   『やっぱりここの存在をばらしたことが原因か?』

 電車男 『俺が行った時にはすでに掲示板のことはバレてました。
   どうやら弟さんが教えたようだす』

 陣釜美鈴(白石美帆)も会社で掲示板を読んでいる。

 Mr.名無しさん(花梨ファン) 『先バレかよッ!』

 Mr.名無しさん(筋肉ヲタク) 『弟かよッ!』

 川端やすなり 『そんな身近な所まで掲示板が浸透していたとは…
( ̄□ ̄Ms)』

 Mr.名無しさん(中学生) 『まあ、厨房の俺が参加しているくら
いだからな』

 Mr.名無しさん(軍事ヲタク) 『……ごめんよ、ママン
(”▽”)』

 ザスパ 『ってことは、エルメスはココ見てるってことか?』

 きしわだ 『エルメスが見ると思った瞬間から正座している俺
(”∀”;)』

 萌え男 『エルメス(´Π`;)ハァハァ。俺、ちょっと着替えて
くる』

 電車男 『その可能性はほんどナシです。
   エルメスたんも弟さんもこの掲示板に
   かなり不快感を抱いてたみたいだし』

 Mr.名無しさん(飛行機整備士) 『偏見持たれても仕方あるまい』

 Mr.名無しさん(ピンクハチマチ) 『それかせ我らに対する女子
の普通のイケーン』

 川端やすなり 『ホッとしたような……。少し残念のような……』

 Mr.名無しさん(明治一直線・明治大学目指している浪人。年をく
っているが)
   『それならとりあえず安心して望めるな』

 名無しカップル男 『掲示板を見てないのにどうして拒絶されたん
だ?』

 電車男 『エルメスたんは自分の知らないところで
   いろいろ話されていたことがショックだったようです。
   弁解も虚しく、一方的に別れを切り出されました_| ̄|○』

 Mr.名無しさん(涼子) 『だったら誤解をとけば何とかなるんじ
ゃない』

 ザスパ 『電車はここを推奨しに出かけたわけだし』

 Mr.名無しさん(一坂) 『ここで引き下がってどうする!』

 Mr.名無しさん(筋肉ヲタク) 『分かってもらえるまで説得し
る!』

 車掌です 『エルメス家へ出発進行!』

 電車はたとえ掲示板のことを理解させても無理。住む世界が違う。
二度と顔も見たくないと言われた。自分がやっていたことは、所詮嫌
われないための努力。好かれるための努力じゃなかった、と打つ。

 みんな、電車をよくやったと口々に慰める。

 電車は、もう二度と書き込むことは無いかも知れないけど、ありが
とうと打つ。


 山田は、PCの電源を切る。そして沙織とツーショットの写真を伏
せる。
 キーボードに伏せて泣く。


 観月裕子(須藤理彩)はイタリア出張から戻ったら、松永勇作(劇
団ひとり)と付き合うという。名古屋の大地主の息子で、働かなくて
も年収3000万円と言う。
 沢崎果歩(佐藤江梨子)に、プライドは?と聞かれ、30になった
途端、ドブに捨てたと裕子。

 沙織が珍しく遅刻してくる。目には泣いた跡。
 でも、2人にその理由は話さない。


 裕子は桜井和哉(豊原功補)の店へ行き、啓介に理由を聞こうとす
る。
 桜井は一方的に振られたと思って落ち込んでいたが、これで沙織が
ノーマークと知って、有頂天。


 美鈴が啓介に、掲示板を読んだのか聞く。
 啓介がアネキのこと、おもしろおかしく全国にばらして、と言うと、
美鈴はやにわにネクタイをつかんで、「掲示板ちゃんと読んでみろ
よ!!」と怒鳴る。
 「キャラ違わなく無い?」と啓介。
 「こっが素なんだよ!」と言うと、美鈴は入ってきたお客の顔をハ
ンドバックで殴って、店を出て行く。

 啓介が美鈴を追い掛けていく。


 桜井が浮かれて戻ってきて、裕子に山田が別れた理由はここに書い
てあると、掲示板を映したノートパソコンをヒラヒラさせる。


 イタリア出張に旅立っていく3人。


 山田の上司・黒木文人(佐藤二朗)は、無断欠勤を3日も続ける山
田に辞表を書かせようと自宅に電話するが、及川尚人(前川泰之)が
その電話を切り、山田のこと、嫌いじゃないと言う。


 山田家の玄関のブザーが鳴る。

 山田が顔を出すと、美鈴。
 慌てて山田に、「お茶出しな」と美鈴。

 山田がとりあえず自室でお茶とお菓子を出すと、いきなり美鈴が、
「振られたんだって?」と聞く。
 慌てる山田。「どうしてそれを!?」と。
 「風の噂.....」と美鈴。
 「そうですか」と山田。
 「まあ、どうせあんたがつきあえるわけないのよ。ヲタクとお嬢様
でしょ。美女と野獣よりありえないでしょ」と美鈴。
 落ち込む山田。

 美鈴は山田にキスして、「脱ぎな」と言う。
 そして美鈴もブラウスを脱ぐと、「失恋には新しい恋っていうだろ。
やらせな」と山田を襲う。

 あんな女、ゴマンといる美鈴に、彼女は1人だけ、と山田。
 自分は違うって言うのか?と、ますますキレる美鈴。

 そこに恒生と葵が入ってきて、慌てておしとやかに挨拶する美鈴。


 イタリアのレストランで、果歩がさっきから1人PCをいじってい
る。
 沙織達に、「何しているの?」と聞かれても、「なんでもない」と
果歩。実は、毒男のスレを読んでいたのだ。

 阪神ファンが、やっと今までのスレを全部読んだ。そしておもむろ
に書き込む。
 ある事情でしばらくこの掲示板から離れていて、ようやく追いつい
た。どうやら電車は失恋したようだな。

 2005/09/17 21:05 Mr.名無しさん(ピンクハチマチ)
   『そうだよ。あー眠い……Zzz(´〜`)』

 Mr.名無しさん(少年) 『住人の数も減っちまって、サバーリだ』

 Mr.名無しさん(一坂) 『主役降板で客が入るわけないよ』

 Mr.名無しさん(阪神ファン) 『どうしてお前ら、電車を途中下
車させたんだ?』
   このままじゃあいつは前と何も変わらないぞ

 名無しカップル男 『電車は自分で幕を下ろしたんだ』

 Mr.名無しさん(軍事ヲタク) 『あいつは我が軍最高水準の兵器
にまで成長した』

 明治一直線 『そして、星になった……(´Π`。)グスン』

 Mr.名無しさん(阪神ファン) 『確かにかなりの痛手を負ったと
思う。
   だが俺たちは誰もが電車の恋を成就させたいと願っていたはず
だ』

 Mr.名無しさん(眼帯の男) 『そんな事は素人の貴様に言われん
でも百も承知』

 Mr.名無しさん(川端やすなり) 『世の中どうにもならん事もあ
る。それもまた真理』

 Mr.名無しさん(少年) 『俺たちもやるだけのことはやった、と
見栄晴』

 Mr.名無しさん(阪神ファン) 『俺だって必ずうまくいくなんて
思ってない。
   でもな、悔いは残してほしいないんだ。
   あいつはまだエルメスに自分の思いを告げてないじゃないか。
   あきらめるのはそれからでも遅くないだろう』

 シーンとするネットの住人達。

 Mr.名無しさん(飛行機整備士) 『でも、もう時はすでに遅
し……』

 Mr.名無しさん(靴コレクター) 『電車はこの掲示板に二度と姿
をあらわすまい』

 Mr.名無しさん(マンガ喫茶) 『俺達なんて所詮電話線1本の繋
がりなんだ……』

 Mr.名無しさん(阪神ファン) 『こんなだから毒男と呼ばれるん
だ。
   俺たちが変わらないで、電車の気持ちを動かせるわけないだろ
う!
   もう一度、あいつをこの掲示板に呼び戻して、
   「告白しる」と言ってやろうってヤツはいないのか!』

 考え込むネットの住人達。
 そこには、美鈴もマチルダさんの目玉の男もいる。

 Mr.名無しさん(靴コレクター) 『けしかけても無駄だ』

 Mr.名無しさん(少年) 『漏れだって本当は悔しいよ。でも電車
があれじゃ…』

 名無しカップル男 『俺、やろうかな……』

 ザスパ 『おいおい、また電車を傷つけるだけだぞ?(”Π”)』

 きしわだ 『違う!!』

 きしわだ 『そうやって傷つくのを怖れて逃げてきたのは俺達だ。』

 Mr.名無しさん(軍事ヲタク) 『電車は俺らの最終兵器なのだ』

 Mr.名無しさん(筋肉ヲタク) 『それは錯角だ。あいつはもう限
界なんだ』

 Mr.名無しさん(マンガ喫茶) 『藻前は忘れたのか?あの破壊兵
器の脅威を』

 Mr.名無しさん(一坂) 『俺らが電車を支えないで誰が支える!』

 Mr.名無しさん(爺さん) 『電車をもう一度応援したい奴だけが
残ればいい』

 Mr.名無しさん(靴コレクター) 『フッ……。おまいら、ホント
馬鹿ばっかだぜ』

 Mr.名無しさん(飛行機整備士) 『逝き急ぐおまいらに乾杯!』

 川端ゆすなり 『毒男のドクドクパワーを電車に注入すべし
((ccc(´∀`))))』

 Mr.名無しさん(軍事ヲタク) 『軍師よ、作戦は練っておるのだ
ろうな』

 Mr.名無しさん(阪神ファン) 『もちろん。明日は日曜日、
   落ち込んでいる電車が秋葉に行く確率高し』

 名無しカップル男 『秋葉潜入計画っていうのはどうだ?』

 Mr.名無しさん(筋肉ヲタク) 『前に電車が中央線沿いに住んで
るって
   言ってたから駅で待ち構えてみる』

 車掌です 『俺も駅でアナウンスするー!』

 Mr.名無しさん(コスプレ少女) 『私は路上ライブを秋葉でやっ
てみよ』

 萌え男 『俺はアキバの中心で「電車」を叫ぶ』

 Mr.名無しさん(飛行機整備士) 『俺も上空3000フィートか
ら呼びかける』

 川端やすなり 『俺も電車の本を書いて出版する』

 Mr.名無しさん(軍事ヲタク) 『俺もアキバで招集かける!!』

 Mr.名無しさん(靴コレクター) 『だったら俺はアキバを街ごと
買い占めて電車を探す』

 ザスパ 『他の掲示板で何重にもトラップしかけてみてやる』

 Mr.名無しさん(花梨ファン) 『おまいら本当イイやつだな。
   他人のことでこんなに必死になってさ……。
   おまいらみたいなやつらが周りにいれば
   俺の人生もっと楽しかっただろうな』

 Mr.名無しさん(阪神ファン) 『何言ってる。俺たちはおまいの
仲間でもあるんだぞ
   一人でのりこえられないカベにぶちあたった時はいつでも相談
にのる』

 みんな頷くネットの住人達。

 Mr.名無しさん(花梨ファン) 『俺、引きこもりだけど、電車の
張り紙作って秋葉中に貼るよ』

 Mr.名無しさん(少年) 『それ有効かも。ちゃんと許可取って貼
れよー』

 Mr.名無しさん(阪神ファン) 『じゃあ、俺はテレビに映って呼
びかけよう』

 ザスパ 『よーし、必ず電車をこの掲示板に戻してみせるぞ!』

 みんな拳を固めるネットの住人達。


 風呂上がり、PCの前に座る山田。
 電源を入れようとして断念。


 車掌は息子と秋葉原駅の改札口の前で、『電車!!掲示板を見ろ』
と書かれた横断幕を持って待っている。
 なんと車掌の息子は、山田にゲームのキーアイテムを教えて貰って
いた小学生。

 花梨ファンの引きこもり君も、昼の太陽にくらくらしながら、ビラ
を貼る。
 他にもコスプレ少女も歌を歌い、メモを挟んだティッシュを配る者
も。

 でも、いずれとも山田とはニアミス。
 山田はヲタク仲間の松永勇作(劇団ひとり)と川本信二(菅原永二)
と行動を共にしていた。


 桜井は沙織の母・青山由紀(秋吉久美子)に自分の写真をお見合い
写真として送っていた。
 「あら、いい男」と由紀。

 桜井の妄想の中でのお見合い、失敗。


 果歩はずっと毒男のスレを読んでいる。
 顔をしかめる沙織。
 でも、果歩は最初、山田に対して嫌悪感を抱いていたが、この掲示
板を読んで、見方が変わったという。
 でも、まだ受け入れられない沙織。


 川村が、ネットで知った秘密情報として、武田花梨(小出早織)が
ロスからネット中継で出演するという。
 その出演理由は、花梨がロスに演技の勉強に来る勇気が出たのは、
電車がいたから、電車さん、もう一度掲示板に戻ってきて、とメッセ
ージを言いたかったから。


 沙織に裕子が、山田を許さなくてもいいから、一度掲示板を見て。
山田がどんな思いでこの掲示板に書き込んだかだけは、見てあげて、
と言う。
 あれだけヲタクを毛嫌いしていた果歩の何かを変えることがあった
のだ、と。


 山田は急いで家に帰り、掲示板を見る。

 スレあらしをしていた、脚を骨折していたバスケ選手の手塚は、ク
ビになったけど、脚は治り、今は楽しい毎日と書いている。こうなれ
たのも、電車男のおかげ。今度は山田が踏み出す番、と。

 北海道の男も、掲示板のおかげで、10年前に愛した妻とまた会え
た。電車も頑張れ、と。

 キボリーヌも、何度も海外旅行へ行ったが、それよりもエルメスの
家へ行くことの方が大変。なぜなら、飛行機のチケットはJTBでも
売っているが、エルメスの家への行き方は誰も教えてくれない。それ
を成し遂げた電車男はすごい、と。

 ザスパは、勉強やスポーツに必要なのは才能だが、恋愛に必要なの
は努力だ。頑張れ、電車男、と。

 阪神ファンは、今まで大勢の毒男が電車の背中を押したので、自分
はもう押さない。最後ぐらい自分の力でいけ、と書く。

 他のみんなも次々と電車男を励ます。傷つく時も一人じゃない。自
分たちがついている、と。

 「何でおまいらそんないい奴なんだ」と電車男のスレ。
 みんなその書き込みに喜ぶ。
 「言葉の一つ一つが胸に突き刺さります。このスレに出会えてよか
った。おまいらと同じ時を過ごせてよかった」
 そして山田は、沙織と写った写真を入れた写真立てを起こすと、
「俺、もう一度だけがんばるよ」と言う。

 「キターーーー!」歓喜に湧くネットの住人達。


 イタリアから帰国する沙織達。


 黒木に、退職届を出そうとする山田。
 でも、部長の席に座っているのは及川。
 黒木は部長補佐に格下げ。

 山田は、いつ会えるかわからない人を待つので、と言う。
 及川は、それなら有休使え。サーフィンに使ったぐらいじゃ、まだ
余ってるだろう、と言う。


 山田は自宅で準備を整えると、掲示板に書き込む。

 電車男 『これから彼女に電話します。
   きっと留守電になると思うけどこの想い全部叩きつけてやりま
すよ……』


 2005/09/19 20:15 Mr.名無しさん(爺さん)
   『留守電にそこまで気合い入れる男は初めて見るぞ
(;´Π`)』

 Mr.名無しさん(軍事ヲタク) 『玉砕覚悟の男っていうのはこん
なに勇ましいのか(T□T)』


 名無しカップル女 『大丈夫だ。エルメスだって電車の事を気にし
ているはず』

 山田は、「もちつけ」と自分に気合いを入れると、沙織に電話する。

 沙織は、山田からの電話だと知ると、電話を切る。

 留守電に山田は吹き込む。自分のすべてが掲示板にあるので、最後
のメッセージを見て欲しい、と。

 電車男 『イメージとは違いましたが、掲示板を見て欲しいと言う
ことは伝えました。
   ここからは彼女宛のメッセージを書きます。
   エルメスさんへ。
   この掲示板を見て、いろいろな意味で驚いたことだと思います』
 電車男は、この掲示板の顔も名前も知らない人たちが、自分を励ま
してくれたこと。明日二人の秘密の場所で沙織が来るまで待っている
こと。そして最後に許可無く掲示板に書き込んで傷つけてしまったこ
とを詫びる。


 翌朝、山田は覚悟を決めて、家を出る。
 山田が書き込んだ決意に、みんな燃え上がるネットの住人達。
 「俺達は電話線でつながっているのはなく、心でつながっているの
だ」と。

 電車男は、今まで3ヶ月、長かったのか、短かったのかわからない。
不安が大きいが、今日は自分の運命を左右する日なのだろう。絶対決
着を付けてくると決意。

 高輪の住人(皆本宗孝(小栗旬))が描いた『世界は君のためにあ
る』という電車の絵が、画面一杯に広がる。


 沙織がお茶を飲んでいると、由紀が出かける。いざ、離婚してみる
と、体が軽くなった。山田に教えられたのだ。愛があれば、何でもで
きる、と。


 山田は、あのビルで待っている。


 桜井は料亭の一室で、「電車君、一歩遅かったよ」と言って待って
いる。

 そこに由紀が入ってくる。
 沙織は?と問う桜井に、お見合いの相手だと名乗る由紀。


 遂に沙織は、山田からの伝言を聞く。そして、掲示板にアクセスす
る。


寸  評  山田が、遂に沙織との関係に白黒つけようと決心しました。
 あのビルの屋上は最初の山田の傷心も見つめましたが、最後の大勝
負も、あの屋上なんですね。
 最後の由紀が桜井の写真を自分のお見合い相手だと思ったところが
傑作でした。一番気に入っている場面です。

執 筆 者 鈴木()

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2. 編集後記
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 このところ、週末毎に雨が降ります。
 布団を干す機会が無く、かびてきたら、と思うと心配です。

 ところで、先日、マッサージでリンパの流れが悪くなっていると言ってマッ
サージされたのですが、後でそこがつねられたように痛くなって、閉口してい
ます。今度からは、ほどほどにして貰うように、気を付けなければ。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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