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タイトル:Daily Drama Express 2005/10/19 相棒 (2)  2005/10/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/10/19 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル 相棒
局  名 テレビ朝日
放映日時 水曜21時
キャスト 杉下右京(水谷豊)
 亀山薫 (寺脇康文)
 小野田公顕(岸部一徳)
 宮部たまき(高樹沙耶)
 奥寺美和子(鈴木砂羽)
脚  本 輿水泰弘ほか
主題歌  「」

あらすじ  第2話 シーズンIV 「殺人講義」 

 大学の心理学講師・島田加奈子(石橋奈美)が服毒死した。その晩、
加奈子は不倫関係にあった大学教授・春日秀平(石橋蓮司)と会い、
将来一緒になる約束をしたばかり。

 二人の関係を知る者はおらず、「ごめんなさい 許して 加奈子」
という遺書めいたメモが見つかったことで、自殺の扱いで処理された。

 加奈子の住む部屋の管理人・遠山ちず(前沢保美)は、自殺当夜帰
宅した加奈子を目撃しており、その様子から自殺を疑い、特命係に捜
査を依頼する。最初から自殺を疑問視していた杉下右京(水谷豊)と
亀山薫(寺脇康文)は、加奈子の勤務先の大学へ捜査に向かう。

 右京らは自分たちの捜査した結果から、加奈子が妻子ある男性と交
際していたという推理を展開し、春日に疑いの目を向けるが、心理学
の専門家である春日は、加奈子は性格的(優等生タイプ、真面目で潔
癖)に不倫は無理だと主張する。

  大学で春日の講義風景を見学に来た右京と薫。講義内容は「モデリ
ング(模倣・観察学習)」であったが、二人を見つけた春日は右京に
特別講義「なぜ人は罪を犯すのか」を頼む。右京は「この世に完全犯
罪などありえません」と話す。

  春日の研究室。右京は加奈子の残した2枚のメモについての不審点
を話す。加奈子の手帳のうち最後の10枚が破り取られており、9枚
目が遺書で10枚目が「田辺くんにCDを返す」。田辺くんとは大学院
生の田辺健太郎(溝呂木賢)のこと。

  薫が、遺書を書いてから田辺に返すメモを冷蔵庫に貼り毒を飲んで
死ぬのは順序として不自然と話す。

 春日が右京の仮説を聞くと、加奈子の残したメモは遺書ではなく、
妻子ある男性に加奈子がつい攻撃的なことを言ってしまい、その後で
メモを書いて謝った。男はメモを利用して邪魔になった加奈子を殺害
したのではと言う。男がどうやって毒を飲ませただが、薫は不倫相手
が見つかればすべて解明されると話す。

 春日が自宅に帰ると、訪ねて来ていた右京らが帰る。にこやかに応
対していた妻・佳恵(日向明子)は、二人が帰ると嫌疑の目を春日に
向ける。妻は加奈子のことと春日が火曜と金曜日の帰宅が遅いことを
二人に話したと言う。

 大学構内で右京らは学生にも聞き込みをしている。それを見つけた
春日は不快感をあらわにして帰宅時間が遅い日は自分のための時間と
して読書などに使っていると話す。

 「花の里」。奥寺美和子(鈴木砂羽)が社会部に入って来た女性記
者がニンジンジュースを飲んでいるのを真似て、自分も飲んでいると
いう話をする。

 加奈子の部屋。美和子の話にヒントを得た右京の推理。春日は加奈
子に毒のビンを安眠剤と偽り遺書に見立てたメモを渡した。さらに加
奈子がいつも必ず口にするものも一緒に渡した。

 春日はかなりの紅茶通で「朝は濃いダージリン、夜はアッサムにミ
ルクたっぷり」。薫がパントリーを開けると高級茶葉の紅茶缶がぎっ
しり。春日に合わせて加奈子も紅茶を飲んでいた。

 流し台には洗われた紅茶の空き缶がある。おそらく毒をしみこませ
た茶葉とカビの生えた茶葉が缶に入っていた。それを飲んだ加奈子は
潔癖な性格のため、すべて捨てて洗い流してしまった。流しにはディ
スポウザーがついており、茶葉の残りはない。

 春日は心理学の専門家らしく、加奈子の生活や性格を知りつくした
上で計画を練っていた。右京は手強い相手ほどやりがいがあると微笑
む。そこへ捜査一課がやってきて春日が警視庁の幹部と知り合いで捜
査に圧力をかけてきたとこぼす。

 春日のゼミ。右京らは管理人の孫が加奈子の恋人を目撃していたと
いうので、春日を面通しさせようとする。孫が恋人として指差したの
は田辺だった。田辺は捜査一課によって任意同行される。

 翌日、薫は春日を訪ね、田辺と共に現場検証を行うので専門家とし
て春日に立ち会ってほしいと頼む。

 加奈子の部屋。春日は薫に現場検証を装って自分を誘ったねらいを
聞く。薫は加奈子の寝室を春日に見せ、ここで加奈子は苦しんで亡く
なった、信じてくれた人を殺した、自主して下さいと説得する。春日
は薫の説得を馬鹿にしたように真犯人に聞かせてやりたまえと言う。

 管理人がお茶を入れて入って来て勧める。春日はお茶が紅茶である
ことに気がつき飲み、上物と上機嫌になる。管理人はこれは加奈子が
亡くなった夜にくれたものと話し、お茶を入れた湯のみにカビが浮い
ていると指摘する。

 春日は湯のみを落とし、流しに行き自分が飲んだお茶を吐き出そう
とする。そして「救急車を呼べ」「毒を飲んだ」と大騒ぎしうろたえ
る。

 右京が入って来て、管理人にそれは加奈子があげたものでなく自分
があげたものだと話し、「一体なぜ毒が入っているとお思いになられ
たんでしょうね」と不思議がる。

 右京は春日に会った時から、春日が不倫相手と確信していたと話す。
春日のスーツには皺一つないのに、名刺入れに不自然な跡があった。
革の名刺入れには結婚指輪の跡がくっきり。春日は加奈子と会ってい
る時は、名刺入れにはずした指輪を入れていたと推理する。春日は右
京に「さすがだね杉下君」と言って捜査一課の車に乗る。


寸  評  頭脳明晰な右京に対抗する犯人も毎回相当に知能指数が高いよう
です。石橋蓮司はクセのある役がよく合うと思います。第1回の長門
裕之に続いて演技力のある年輩の俳優の顔が見られるのは嬉しいなと
思います。クセがある、個性的ということを表現するために春日は蝶
ネクタイだったのでしょうか。大学時代に蝶ネクタイの教授に出会っ
たことがないのです。管理人は急須に紅茶を入れて湯のみに注ぎます。
 きちんとした人なら、こんなことも気になって勧められても飲まな
いような気もするのですが、それとも高級茶器を用意したのでは右京
が絡んでいることがバレてしまうからだったのでしょうか。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 新ドラマを見始めたり、ビデオ録画したりし始めました。あらすじを読む限
りどれもおもしろそうと思いのですが、見られる本数は限られるので、そろそ
ろ選定しなくては。テレビ朝日系で「熟年離婚」があり、NHKでも「理想の結
婚」があり、団塊の世代が定年を迎えるということに焦点を絞った作品が重な
ったのかなと思いました。「花より男子」と「野ブタ。をプロデュース」は学
園ドラマでいじめが出てきますよね。「大奥」は女の闘いだし、昼ドラマはほ
のぼのした家族団欒は流行らないのか、波乱万丈系のドラマばかり。
 「ブラザービート」も一度見てみたいと思っています。古いドラマですが
「セカンドチャンス」の続編なのでしょうか。(たま)

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