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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/10/13 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 大奥〜華の乱〜 局 名 フジテレビ系 放映日時 木曜22時 キャスト 信子[綱吉正室](藤原紀香) お伝の方[綱吉側室](小池栄子) 安子 (内山理名) 徳川綱吉(谷原章介) 桂昌院[綱吉生母](江波杏子) 音羽[桂昌院付きの女中](余貴美子) 右衛門佐[大奥総取締](高岡早紀) 柳沢吉保[綱吉側用人](北村一輝) 染子[柳沢側室](貫地谷しほり) 牧野成住(田辺誠一) 脚 本 浅野妙子 主題歌 「」 あらすじ 第一話 修羅場 「上様、お成ーりー」 第5代将軍 徳川綱吉(谷原章介)。 御台所 信子[綱吉正室](藤原紀香)。 側室 お伝の方[綱吉側室](小池栄子)。 元禄元年。五代将軍綱吉様の時代でございました。 仙台将軍様、甲府宰相・綱重公の思いがけない崩御により、将軍職 をお継ぎ綱吉公は、ご生母・桂昌院[綱吉生母](江波杏子)様と浮 かれ立つような享楽の毎日を送られ、長い徳川の世の中でも、最も絢 爛な、退廃の時代にあったのでございます。 中臈・音羽[桂昌院付きの女中](余貴美子)。 徳松、鶴姫は、お伝の御子。お伝は桂昌院様の覚えも目出度い。 信子は綱吉からも、桂昌院からも見向きもされないお飾り。 お伝は、今はお腹様として一目置かれているが、もとは身分卑しき 黒革組−−すなわち、お屋敷の下働き。 桂昌院は昔、お玉と呼ばれ、みんなからこづかれていた。 三の丸 お伝の部屋。 綱吉も桂昌院もいる。綱吉は徳松を大切にしている。 お伝も、徳松は我が子であって我が子にあらず。天からの授かりも のとして我が身に代えてもお守りするという。 祈祷僧 隆光。 桂昌院と音羽に、大変不吉な運気が漂っていると言う。今日が加持 祈祷にふさわしくなかったのかもしれない、と席を立つ。 桂昌院は、何が見えたのかと問いつめる。 隆光は、悪い運気もその後の心がけにより変えられると前置きして から、徳松に死の影が見えると告げる。 桂昌院は音羽に、柳沢吉保[綱吉側用人](北村一輝)を呼ばせる。 桂昌院は黄金の茶室に、黄金の茶器で吉保をもてなし、頼み事をす る。 お世継ぎが徳松君一人というのは心許ない。 吉保は、お伝にも、信子にもご機嫌うかがいしているだろうと桂昌 院は指摘すると、綱吉は最近、奥のおなごには興味が無いとお渡りが ない。何か良い案は無いか、と問う。 吉保は一計を案じましょうと請け合う。 本所・牧野成貞邸。 綱吉がまだ舘林藩主だった時からの側用人。 牧野邸では、血なまぐさい争いとは無縁に、妻・阿久里(萬田久子) や娘・安子(内山理名)、その夫の牧野成住(田辺誠一)らと共に、 楽しくくらしていた。 成貞は節分の豆まきをしている時に、足を滑らせ、足をひねる。 でも、阿久里がさっと手当てし、笑いが絶えない。 でも、この幸せも大奥の謀の前には、風前の灯火だった。 翌日、御前で能を舞う成貞。 だが途中、昨日痛めた足をまたひねり、バランスを失う。 舞い終わり、詫びる成貞。 訳を聞かれ、前日足をひねった。忠信の舞は、もう老体にはきつい のでご容赦を、と願う成貞。 綱吉はドカドカと能舞台に上がると、舞ってみせる。 でも、その足で良く舞ったと褒める。 吉保が、次回の観能は成貞の屋敷で催してはいかがかと提案。 帰宅した成貞はこのことを家族に伝え、これで我が家も末広がりと 喜ぶ。 安子も喜ぶ。 夜、阿久里は暗い顔をしている。 ご安堵召されと言う安子に、綱吉に最後に会ったのは、自分が成貞 に嫁ぐ直前。綱吉が12歳の時。 その時綱吉は、自分を粘るような目で見て、石を投げてよこした。 その頃、阿久里は桂昌院付きの侍女であったので綱吉をよく知って いるが、癇が強く、欲しい物があると我慢できない子。何事も無く済 めば.....と言う。 吉保は成貞を呼び止め、桂昌院様が、お世継ぎが徳松君だけのこと を憂えている。だから身の回りの世話をする女性を数人用意するよう 言う。大奥では他人の目もあるが、家臣の家なら自由にできるであろ うから、と。 帰宅した成貞は、阿久里に愚痴る。 話を聞いた安子は、成住に、そうまでして女を求める上様がわから ない、と愚痴る。 成住は、お手つきになれば家族にもそれなりの手当が出るから、立 候補する女性にも事欠かないだろうと言う。 安子は、そういう女性の気持ちも分からないと言う。 成住は、それは安子が不自由のない暮らし、優しい両親に恵まれて いるからだろうと言う。 安子は、それは違う。おなごは好きな人と一生添い遂げることが幸 せ。たとえ浪々の身の貧乏暮らしでも、と言う。 成住も共白髪まで、と。そんな自分を父・成貞はふがいなく思うの かもしれないがと付け加え。 安子は、自分にはもう一つ欲しいものがあるという。それは成住様 のお子を一人か二人.....と。 いよいよ綱吉が成貞邸の新築された能舞台で舞う。 成貞は、「みごとでございます」の一言しか言えない。 綱吉はそれしか言えないのかとからかった後、その忠義一辺倒に、 二万石の加増を申しつける。 疲れたから休みたいと綱吉。 成貞が安子に案内を命じると、綱吉は阿久里に案内して欲しいとい う。気心の知れた者に、と。成貞に嫁ぐ前から阿久里はよく知ってい る。 そして、自分は疲れたと言って、阿久里に手を引かせる。 奥の間には若い女性が3人控えていた。近在の旧家の娘達。好きな 娘にお着替えを命じて下さい、と阿久里。 綱吉は彼女たちを追い払うと、阿久里に着替えを手伝わせる。 そして阿久里を襲う。 成貞は、奥に侍らせた女性達が来るのを見て、奥へ行こうとするが、 彼女たちが止める。 それからは砂を噛むような時が流れる。 綱吉は満足して帰っていく。 成貞が奥の間に行くと、きちんと着物を着た阿久里が座っていた。 でも、成貞の姿を見ると、ただ泣き崩れる。 綱吉は成貞に、またそちの屋敷で観能を催したいと言う。 −− 悪夢は一度ならず、二度、三度、四度、季節の変わるごとに 訪れるのです。 その間にも江戸城ではいろいろな思惑が渦巻いていたのでし た。 信子は宮中から常磐井の局(高岡早紀)が来ることを心待ちにして いた。 常磐井の局は才女であり、血筋の卑しい、教養のない側室が大手を ふるって歩いていることを苦々しく思っていた信子には、常磐井の局 と会うことは嬉しかった。 信子は以前から、常磐井の局を自分の学問の支障として何とか呼べ ないかと腐心していたのだった。 だが宮中では、常磐井の局は関東へ行くのではないかとの噂に対し て、自分は御所に忠誠を誓った身と、否定する。 神田橋 柳沢吉保邸。 珍しく早く帰ってきた吉保は、側室の染子(貫地谷しほり)に、自 分の屋敷に綱吉は招きたくない。招いたら、染子と会わせなければな らなくなるから、と言う。 染子は、自分は人に見せられないのかと不満顔。 夜中、成住は、安子がそっと寝床を抜け出し、廊下で忍び泣いてい るのに気づく。 朝、支度をしながら成住は安子に、綱吉の足音が聞こえるたびに斬 りつけたくなる。家の為、家督の為にこんな我慢をしなければならな いのかと、理不尽に思う。自分でさえそうなのだから、成貞の心中は さぞや、と言う。 その夜の観能。 いつものように成貞が阿久里に案内させようとすると、綱吉は今日 は帰ると言い、阿久里に金子や反物の目録を渡す。 顔を上げた安子は、綱吉と眼が合う。 成住は、もう綱吉が来ないことに安堵するが、安子は母・阿久里の やつれようを見ると、安心できないと言う。 成貞は綱吉に、自邸へのお運びと阿久里への贈り物の礼を述べる。 綱吉は、安子も阿久里に似て、見目麗しく、心優しい。よって、自 分の所に来させるようにと命じる。 成貞は、安子には夫もあるので、それだけはご容赦をと言う。 綱吉はなんと言ったのか聞こえない。夫がいるなら離縁させればい い。安子はまだ若い。一介の側用人の娘より、自分の側室になる方が 幸せ。 それに、家臣のくせに、口答えするのか?下総関宿5万3000石 はどうするのだ?と綱吉。 帰宅した成貞は安子にそのことを告げる。 成住が、安子は自分の妻。領国や家督など、どうなってもいい。一 生添い遂げると誓ったのだから、と言う。 その時、女中が駆け込んでくる。 みんなで奥の間に行くと、阿久里が胸を突いて自害していた。 阿久里の体を抱きしめ、泣く成貞。 成住は庭へ降り、脇差しを抜くと、切腹しようとする。 安子は、脇差しを力づくで止め、綱吉は欲しいと思ったものは、何 でも手に入れるお方。成住が死んだら、帰って好都合と思われる、と 安子。 では、どうすけばいいのか、と嘆く成住。 その夜、亡き阿久里の枕元に座った安子は、阿久里の髪から鶴のか んざしを抜くと、胸に抱き、仇討ちを誓う。 大奥ではお伝が、なぜ人妻を召し上げてまで欲しいのだ、と怒って いる。 桂昌院は、悋気は体に触る。お伝はただ一人のお世継ぎの生母。そ の地位は毛筋ほども揺るがないと言う。 1ヶ月後。 白無垢に身を包んだ安子は、成貞と成住に「行って参ります」と挨 拶をし、迎えのかごに乗る。 大奥へ着いた安子は信子に、何もしきたりを知らないので、よろし くご指導のほど、と挨拶する。 でも、安子をにらむ無数の目。 安子の目も、物怖じしていない。 桂昌院はお伝や音羽に、安子は母親が死んでまだ間がないというの に、大奥へやってきて、物怖じしないとは、危険な女だと、用心する よう言う。 寝所に侍る安子。でも、そこには刃物はない。空の刀掛けだけがあ る。 そこに綱吉が来て、茶坊主が、太刀を刀掛けに収める。 それをそっと見る安子。 −− その時、安子様は知らなかったのです。敵は上様お一人だけ ではなかったということを。この大奥という伏魔殿には多くの敵がい ると言うことを。 寸 評 お伝の方の顔、怖すぎます。何で眉毛が薄いの!? 確かに、江戸時代の既婚女性は眉を落としていました。でも、この シリーズはそんな時代考証はぜーんぶ無視して、現代の基準でできて いるはず。 そうでなければ、第一章の家光の時にしろ、元禄時代にしろ、江戸 末期から明治以降のような着物に髷であるわけがないです。 元禄時代と言えば、元禄袖がはやり。 今の基準で考えれば、お伝の顔を、顔で選ぶなんて、げてもの趣 味ー!ってとこですね。 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 「大奥〜第一章〜」は、あらすじの掲載が完了していなくて申し訳ありませ ん。 ただいま、作成中です。 でも、途中録画に失敗しているところがあって、どうせ、再放送するだろう なと思って、楽観していました。 すると、フジテレビの午後の再放送が「離婚弁護士」になっていて、焦りま した。なぜ?今頃!? でも、今、この午後のドラマの再放送の時間が3本立てになっていて、遂に 大奥も再放送が始まりました。 これで、あらすじ、完成させられます。完成したらご報告しますので、今し ばらく、お待ち下さい。 因みに先日、やっと「ウォーターボーイズ2」が完成しました!(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |