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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/10/11 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 鬼嫁日記 局 名 フジテレビ 放映日時 火曜22時 キャスト 山崎早苗（観月ありさ） 山崎一馬（ゴリ） 大沢冴子（滝沢沙織） 大沢健児（永井大） 沢村亮介（小池徹平） 村井あゆみ（井上和香） 村井達也（東幹久） 原 作 カズマ 脚 本 尾崎将也 主題歌 中ノ森ＢＡＮＤ「Oh My Darlin」 あらすじ 第１話 「家庭内焼肉地獄」 鬼嫁…それは、わがままで強欲で自分勝手で、善良でか弱い夫を 日々翻弄し続ける鬼のような嫁のこと −−一人の女性が鬼嫁になるかならないか、それはいったい、いつ 決まるのでしょうか。 山崎一馬（ゴリ）は、引っ越し作業員に、「終わりました」と言わ れて、家の中を見る。 でも、そこは段ボール箱の山。 一馬が「荷ほどきは？」と聞くと、『節約コース』に変更されてい るという。 妻の山崎早苗（観月ありさ）のしわざ！？ 山崎家は大沢家の隣。 一馬が挨拶していると、早苗から携帯に着信。 大沢冴子（滝沢沙織）・大沢健児（永井大）に挨拶して電話に出る と、開口一番、「おっそーい！電話は３回コールまでに出る！！」と 怒られる。 一馬が『節約コース』にした理由を聞くと、「安いからでしょ」と 早苗。 荷ほどきするから早く帰ってこいと一馬が言うと、エステのお試し 券を貰ったから当分無理、と早苗。そして荷物の置き場所を指示する と電話を切る。 一人でせっせと荷ほどきをする一馬。 でも、途中でぎっくり腰！？ 夜、釣り道具がどこか一馬が聞くと、荷物が多すぎるから捨てた、 と早苗。 そして、エステで２万円追加してフルコースを堪能したという。 「この物いりの時に」と内心、舌打ちする一馬。 そこに早苗の両親、田代康子（木内みどり）と田代伸介（田山涼成） がやってくる。近所になったから、ちょくちょく会えるね、と。 お互い、夕食時を狙ってくると言い合う早苗と康子。 引っ越しそばがゆであがる。 予定外の両親に出すため、一馬の分はほんのわずか。 「わさび」と言われて一馬が冷蔵庫からチューブを出すと、ほとん ど残っていない。 伸介がわさびが無くても食べられるとなだめても、「わさびがなく ちゃ」と譲らない早苗と康子。二人はジーッと一馬を見る。 コンビニに駈けていく一馬。 でも、最後の一本を村井あゆみ（井上和香）に先に買われてしまう。 康子は駅の向こうの菊屋まで行けばあるかも、と言う。菊屋まで歩 いて５分。 早苗は一馬に、走って２分だから菊屋に買いに行くよう指示。 村井家は山岸家の隣。 最近、家事を負担する量が減ったんじゃないの？と夫・健児に文句 を言う冴子。 健児はやっとテンストラクターからサブ・マネージャーになれた。 早く出世して、楽させるから今だけ、と甘える。 一馬が息を切らせて帰ってくると、みんなそばを食べ終わっている。 昼食べた弁当に付いていたわさびを使ったというのだ。 もう、一馬の分のそばは無い。 今度はメロンを食べましょう、と早苗。康子に、「自分が食べたい から買っただけでしょ」と早苗は言う。 一馬が「切りましょう」と言うと、早苗は自分が切るという。「公 平に切らないとね」と言うが５等分は難しく、結果は四等分。 一馬はメロンシャーベットをあてがわれる。 そんな一馬の唯一の息抜きが早苗に隠れて書くプログ。 いつか嫁を見返してやる！と書く。 そしてベッドに入ろうとすると、早苗に突き飛ばされ、「なんでこ んな奴と結婚したんだろう」と嘆く。 翌朝出がけに早苗から、会社近くのデパートで、娘・山崎まどか （遠藤由実）のパンツを買ってくるように命じられる。 近くで買えば？と口答えしても、そのデパートでしか売っていない キャラクターだから、と却下。 「覚えてたらな」と一馬が口答えすると、右手の甲に、強力マジッ クで『パンツ』と早苗が書く。 必死に手の甲を隠す一馬。 家を出ると、両隣の健児と達也と一緒になる。 まどかを幼稚園バスに乗せる早苗はにこやか。 健児と達也は、かわいくて良妻賢母って感じの奥さんと、うらやま しがる。 本当のことを言えない一馬。 会社で女子社員の入れたコーヒーにホッと一息つくのもつかの間、 次々と仕事を言いつけられ、残業？ 早苗はスポーツジムでダンスをやっているがついていけず、終わる と床に寝転がる。 イケメンの年下君・沢村亮介（小池徹平）が心配すると、「めまい もしてきた」と言って、一緒に休憩室でお茶をする。 まどかの描く絵でも、まどかと早苗は人間だが、一馬は虫。 一馬から電話。 パンツの絵の種類が増えていると言う。 早苗はメールで送って、まどかに選ばせるから、と命じる。 でも、一馬が一生懸命パンツを撮影していると、不審者として裏に 連れて行かれる。 同僚のＯＬに助けて貰う。 言ってくれればわたしが買いに来たのに、と彼女に言われ、「そん な優しくしないで」と言ってしまう一馬。 早苗から電話。 今日は駅前のイタリアンレストランで外食との通知。 今日は残業で.....と一馬が言うと、絶対３人でなければならない、 と早苗。 「オレがいないとダメってことか」と一馬は一瞬喜ぶが、真実は ３人以上なら割引＆デザート付きだから。 レストランの前には大行列が出来、一馬が並んでいる。 向かいのテラスで早苗とまどかはお茶して待っている。 「予約ぐらいしとけよ」と心の中で文句を言う一馬。 健児と冴子は、予約していたので待たずに入れる。 達也とあゆみも。 早苗がお腹が空いて、我慢できなくなる。 ３人でラーメンを食べる。まどかが空腹なのがかわいそう、と早苗。 早苗は勝手に一馬のチャーシューと、自分のなるとを、トレードが 成立したことにして交換。 早苗が、餃子一皿、と注文すると、売り切れたと断られる。 一馬が餃子なら、いつでも食べられると慰めると、もし、今日死ん だらどうするの？と怒る早苗。 早苗はずっと、イタリアン食べたかったなと言っている。 一馬は、嫁はこんなに食い意地が張って、というプログをアップし 終わって、寝ようとして早苗の脚にぶつかる。 起こされた早苗は、折角特上骨付きカルビ食べるところだったのに、 と一馬のクビを締める。 翌朝、一馬のパンは黒こげ。 早苗は、イタリアンも特上骨付きカルビも食べ損なった自分に比べ ればましでしょ、と言う。 しかたなく一馬は、今晩は好きなものを食べなさいと言う。 すると早苗は、超高級肉屋の牛肉で焼肉パーティーと言い出す。 そんなお金無いと言う一馬に、４万円入りの封筒のへそくりを出す 早苗。 「どうやってこんな大金を！？」と不思議がる一馬に、一馬の財布 から少しずつ抜いて貯めた、と早苗。 どうりで、小遣いの減りが早いと思ったと文句を言う一馬に、その おかげでお肉が食べられるんだからと、意にも介さない早苗。 一馬は封筒を鞄に入れる。 会社に肉の種類と量目だけを書いたＦＡＸが届き、騒ぎになる。 一馬はそのＦＡＸをつかむと、肉屋と間違われちゃったんですね、 と丸めてゴミ箱に捨ててみせる。 一馬がそっと拾おうとしているところを同僚に見つかり、体操のフ リをして誤魔化す。 その間に、ゴミ箱のゴミは回収されてしまう。 一馬は慌てて追い掛け、ＦＡＸを無事回収。 早苗は今夜の焼肉の為にフィットネスでお腹を空かせていたところ。 亮介が早苗に、実家が焼き肉屋で、タレは一杯送ってくれるのに、 肉は送ってくれないと話す。 早苗は一馬に電話する。 一馬は会社にＦＡＸや、仕事中の電話は控えて欲しいと頼むが、早 苗は聞いていない。 まどかが康子のところで、今夜は高級牛肉で焼肉パーティーと言っ てしまう。 一馬が指定の高級牛肉屋で買おうとすると、お金が無い！ 記憶の糸をたどると、ＦＡＸを回収した後、鞄に入れていた雑誌の 廃棄を掃除のおばちゃんに頼んだのだが、その時、一緒に現金入りの 封筒も挟んだままだったのでは！？ 早苗の怒った顔を思い浮かべて青くなる一馬。財布には、 ４０００円しかない。 一馬がトボトボ歩いていると、グラム当たり１０分の１の値で売っ ている肉屋がある。でも、ものは悪いらしい。 一馬は思いきってその肉を買う。 そして高級牛肉でコロッケを１個買うと、大きな紙袋に入れて貰う。 公園で、コロッケを食べてしまうと、その安い肉を紙袋に詰め直す。 その頃家では、康子と伸介が野菜と無煙グリルを持って食べに来る。 帰り道、一馬は健児と達也に、おごるからと誘われ、断り切れずに バーで一杯。 女将に女難の相がある。悪い女にひっかかってがんじがらめになる と言われる。 健児と達也は、女房なんて、褒めてプレゼントを与えれば、単純だ からすぐ喜ぶと言う。 一馬は心の中で、褒めさせられ、プレゼントを買わされている自分 は何者なのかと自問自答。 飲んでいる間に、早苗から肉を催促するメールが届く。 一馬は飛んで帰る。 そこには、タレを持ってきた亮介も同席していた。 みんな、高級牛肉と思って食べるが、味が悪い。 なんとか誤魔化そうと頑張る一馬。 でも、早苗にレシートを見せろと言われ、隠そうとするがばれる。 伸介は、安い肉を食べる日と思えばいいと言うが、早苗も康子も、 今日は高級牛肉が食べたかったの！と許さない。 早苗は、夫婦の間で騙すなんて何事！？自分は嘘を言ったことがな いのに！と早苗。 本当のことを言えば許してくれた？との一馬の問いに、「許さない」 の早苗の一言。 一馬に馬乗りになった早苗は、一馬の尻ポケットから現金入りの封 筒を見付ける。中には四万円がそっくり残っている。 一馬は思い出す。雑誌の間から落ちたその封筒を優しいＯＬが拾っ てくれて渡してくれたが、早苗と電話中の一馬はとりあえず尻ポケッ トにねじ込んだ。 一馬は笑い出すが、早苗は更に一馬を締め上げる。 帰宅した康子と伸介は、お茶漬けを食べる。 康子は伸介に、定年まで何年？と聞き、伸介は「一年」と答える。 ニヤリと笑う康子。 一馬は家事をやっている。そして早苗に、好きなものを食べていい という。 早苗は、新鮮なウニ、イクラがいいなと言う。 早苗は、北海道にウニ、イクラを食べに行くことに決定しました、 と宣言。 いくら一馬が、そんな金は無いと言っても、聞く耳も持たない早苗。 寸 評 原作が、掲示板ではなく、プログだからでしょうか。ネットの文 字はほとんど出てこずに、普通のドラマとして進んで行きます。 でも、わたしはこれを見ていて、気持ち悪さを覚えました。 それは、早苗が一馬を執拗に虐めることです。パシリにはするし、 金遣いは荒いのに、残業することまで自分の都合で禁止するし。 それに、他人の財布からお金を抜くなんて、夫婦でも許されないと 思います。 また、暴力をふるうし。 でも、早苗のこの性格が形成されたのは母親のせいですね。 きっとまどかも結婚したら、こんな妻になるのでしょう。 結婚相手はよっぽどのマゾか、そんな妻より強い夫にすべきでしょ う。 もちろん、配信する為に細部まで、良く見ますので、ご心配なく。 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 「電車男」を書いている時、もう、今は掲示板のブームは去ったのだろうな。 代わりにプログが「来る」んだろうな、と思っていました。今書くと、後出し になってしまうのが残念ですが、「鬼嫁日記」の放送が決まる前から、そう感 じていたのです。個人的には、掲示板よりもプログの方が、もっと暗いイメー ジがあるのですが。 ところで、そのうち韓国ドラマでも、掲示板やプログが原作のドラマを作る のでしょうか？ 向こうの方がインターネットが浸透していると聞きますが、まだ、日本では、 そのようなドラマは見ないので。 では、これから３ヶ月、よろしくお願いします。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |