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【主宰の涙】 叱られて、悲しくって、泣くのでは、無いのです。 自分が情けなくて、涙を流すのです。 だから、泣いた後は、意外にも、元気なのです。 不思議だと言えば、不思議な事です。 でも、其れが、主宰の姿なのです。 悲しいからと、泣く程、柔では在りません。 【叱られるとは・・・】 一言で言えば、舎主の、苛立ち!ですね。 思うように動かない、工房の現実に、苛立っているのです。 まあ!八つ当たりに近いのかも知れません。 其の、”とばっちり”を、まともに受けるのが、主宰なのです。 仕方が無いと言えば、そうなのですが、被害甚大なのです。 少しは、舎主にも、考えて貰わないと、困りますね。 【工房は誰のもの?】 疑うまでも無く、主宰のものです。 だから、誰にも、とやかく言われる筋合いは、無いのです。 舎主だって、任せているのですから、うるさ過ぎるのです。 叱るなんて、もっての外です。 御不満が在るのなら、ご自分で、おやりに為れば良いのです。 主宰に任せているのなら、諦める事が大切なのです。 そうでなければ、工房は、主宰のものでは無くなります。 【主宰の歩む道】 当然にも、工房で仕事をしながら、暮らしを楽しんでいきます。 工芸の仕事を、楽しみながら極めます。 そして、お花も、着付けも、美術や版画も、お茶も、スポーツも、楽しみます。 日々の暮らしを大切にしながら、少しずつ、世界を広げていくのです。 この三年で、主宰は、力を付けました。 この先、三年したら、驚くべき力を、手にする事でしょう。 其の時が、舎主からの、”完全な自立”と、為るのです。 其の姿が、タイムテーブルに載りました。 工房が、正真正銘の”たづくら”に、衣替えを、する事でしょう。 楽しみな物語が、始まっています。 夢幻出版社 編集長 田鶴彦之蔵人 |