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タイトル:Daily Drama Express 2005/09/06 海猿 (10)  2005/09/16


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/09/06 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 海猿
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 仙崎大輔(伊藤英明)
 井沢環菜(加藤あい)
 吉岡哲也(佐藤隆太)
 池澤真樹(仲村トオル)
 勝田孝太郎(夏八木勲)
 下川いわお(時任三郎)<=「いわお」は、[山冠に品]だが、
インターネットでは使用できないため、ひらがなで表記。
 肥後大作(伊武雅刀)
 光森千佳(佐藤仁美)
 星野怜 (臼田あさ美)
 池澤尚子(芳本美代子)
 大野里江子(奥貫薫)
 冬柴康介(鈴木一真)
 津田晋平(益岡徹)
 山路拓海(平山佑介)
 別所健次郎(三宅弘城)
 永島康太(坂本真)
 岩松大悟(坂本あきら)
 三池健児(飯田基祐)
脚  本 福田靖
主題歌  B’z 「OCEAN」

あらすじ  EVOLUTION 10

 仙崎大輔(伊藤英明)の応援で、吉岡哲也(佐藤隆太)は潜水士に
なれる。そしてながれに帰ってくる。

 二人はバディとなり、一緒に身体を鍛える。

 仙崎は吉岡に、助けられることなんて無いと言い、下川いわお(時
任三郎)から、池澤真樹(仲村トオル)も同じようなこと言っていた
なと突っ込まれる。


 冬柴康介(鈴木一真)は井沢環菜(加藤あい)のデザインは変わっ
てきた。コンセプトがはっきりしてきて、良くなったという。そして
先日、仙崎のことを悪く言ったことを詫びる。


 下川の元妻は再婚するので、もう娘には会わないでくれ。娘の幸せ
を考えるのが自分の義務と元妻。
 下川は、何が幸せかなんて、親が決める事じゃないと反論するが、
元妻は、下川にはもっと家庭のことを考えて欲しかったというだけ。


 津田晋平(益岡徹)が、勝田孝太郎(夏八木勲)に、ながれの廃船
が決まった。今月末で廃船。廃船式は2週間後と告げる。

 廃船後はスクラップか、銃撃訓練の的になるのかと勝田が問うが、
知らない、と津田。
 勝田は、「老いたライオンはただ去るのみ」と言う。


 吉岡は星野怜(臼田あさ美)に、潜水士になったらチューしてくれ
るとの約束では?と言うが、あれはダイニングバー・オーシャンズの
マスター・肥後大作(伊武雅刀)が言っただけ、とかわされる。

 荒れる吉岡を永島康太(坂本真)が連れ帰る。

 仙崎は外泊許可を取っていて、環菜の部屋にお泊まりの予定。
 肥後は夜食を持って行ってやる、とからかう。


 仙崎が先にシャワーを浴び、続いて環菜がシャワーを浴びている間、
仙崎が緊張して待っていると、ブザーが鳴る。
 肥後だと思って仙崎が出ると、なんと立っていたのは環菜の母親・
井澤歌子(朝加真由美)。

 環菜も、バスタオルを身体に巻いてシャワールームから出てきた。
 仙崎は、挨拶もそこそこに環菜の部屋を飛び出し、ながれに戻る。


 歌子は、環菜にあの男の仕事は?と聞く。
 環菜が仕方なく、海上保安官と答えると、歌子はイヤな顔をする。


 翌日、環菜は仙崎に、自分の父は呉の造船所で、建造された船を小
舟で曳航している時に、横波を受けて海に落ちて亡くなった、と打ち
明ける。


 下川は娘とデート。
 元妻は、今日が最後だとは娘には言っていないと言う。言ってしま
ったら今日の遊園地を楽しめないから、と。

 娘は、今度のバレーの発表会に来て、と下川に無邪気に言う。

 娘を元妻に返すと、元妻は娘に、下川とは今日が最後と告げる。
 娘はイヤだと下川の手を握るが、元妻は構わず娘の手を引いていく。
下川が何か言おうとしても無視。


 歌子は、趣味の発表会の為に上京したのだが、失敗して荒れ、チュ
ーハイをダイニングバー・オーシャンズでお代わりしていた。

 そこに仙崎と吉岡がやってくる。
 吉岡は歌子に気づくと挨拶。仙崎は止める。
 歌子は仙崎に、娘とは別れてくれと言う。
 環菜がなんと言っても変わらない。
 吉岡が仙崎を連れてながれに戻る。

 仙崎の脳裏に、歌子の「あなたはいい人かもしれないけど、娘に、
海に関する人と付き合って欲しくないの。だから別れて」という言葉
が甦る。
 吉岡相手に滅茶苦茶訓練する仙崎。


 仙崎が小学生の女の子に気づく。
 声を掛けると、下川の娘。
 仙崎は下川は会議中だが、大野唯(一木有海)(下川の娘)のこと
は話したと言い、一緒に待っている。

 そこに里江子がやってくる。
 唯は、新しいパパは要らないと言う。
 唯の母・大野里江子(奥貫薫)は、もう下川とは別れた。下川はい
つも唯を放って仕事に戻り、寂しい思いをさせてきたでしょ、と言う。

 下川がやってきても、話をさせずに唯の手を引いて無言で帰ってい
く。
 見送る仙崎。


 夜、吉岡は怜の父親から、海猿とは付き合うなと言われた。親なん
てみんなそんなもんでしょ、と仙崎を励ます。

 仙崎は1人トレーニングに行く。

 途中、下川の部屋に寄る。
 仙崎は、なんで唯の前に出て行ってやらなかったのか?離婚も再婚
も大人の事情でしょ、と言う。
 下川は、自分が冷静になるしかないと言う。
 冷静でいられる下川がわからないと仙崎。
 下川は実際に娘を育てているのは自分ではなく元妻。だから、元妻
の無視できないと言うと、仙崎に礼を言い、背を向ける。
 下川の部屋を出て行く仙崎。


 環菜が帰る歌子を見送りに出ると、仙崎がやってくる。
 自分たちの問題だから関係ないと言う環菜に対して、仙崎は、こう
いうことはきちんとしないと。
 環菜は結婚するわけじゃないので、親の許しなんていらない、と言
うが、仙崎は結婚するつもり。そんないい加減な気持ちで付き合って
はいないという。

 歌子は、仙崎に、絶対死なないと言えるの?海上保安官の仕事って、
そんなものじゃないでしょ、と言う。
 仙崎の脳裏に、池澤の死が甦る。
 歌子は、環菜にだけは愛する者を失うつらさをあじあわせたくない、
と言う。

 その時、仙崎の携帯に、プレジャーボート転覆、救助の出動命令が
入る。
 仙崎は一度きちんと話したいと駆けていく。

 環菜は歌子に、もう、そういう(帰って来なくなるかもしれないと
いう)思いは散々してきた、と言う。


 事故内容は、Little Pricess 号という名のプレジャーボートが、
葉山沖で転覆。乗っていたのは大人2人、子供4人。
 まだ、2人見つかっていない。4人は近くの漁船に助けられていた。


 吉岡は、初めの出動にテンパル。


 環菜は、散々仙崎の仕事については悩み、それでも彼を選んだ、と
歌子に言う。


 仙崎は、まず漂流していた1人を見付け、助ける。

 下川は、助けられた女性に話を聞く。
 今日は波が高いので、防波堤の中だけにする予定だったが、そこで
は波が穏やかだったので、外へ出た。
 すると波が高くて、船はあっという間もなく、転覆した。

 乗っていたのは、彼女のバレエ教室の先生と生徒達4人。
 そしてあと1人見つからないのが、大野唯−−下川の娘。

 下川は里江子に電話し、唯の遭難を伝える。
 唯がライフジャケットを付けていたかはわからない。もしかしたら
ボートの中に閉じこめられたまま沈んだかもしれない。

 勝田が、下川と仙崎の様子がいつもと違うと気づく。
 仙崎は勝田に、遭難した唯は、下川の娘だと告げる。
 勝田は、下川に、冷静に行動できるか?最悪の事態も考えられるが、
という。
 「要救助者が誰であれ、自分は同じように行動するだけです」と下
川。

 下川がボートを見付ける。

 三浦沖5キロ 北緯35度7分 東経139度39分

 勝田は下川に現場を任せる。

 水中からはキャビンの様子はわからない。出入り口は岩でふさがれ
ていて、侵入不可能。ボートも不安定。
 自分たちの装備では無理、と下川。

 羽田の特救隊に応援要請。
 出動する特救隊。

 仙崎が様子を見るとため岩場に移ると言い、下川はOKする。
 仙崎はボートの底を叩いて、唯の名を呼び続ける。

 唯は頭をけがして、気を失っていた。

 でも、キャビンには空気があり、唯の顔は、海水にはつかっていな
かった。


寸  評  ドラマの宿命というか、身内が次々に災厄に見舞われますよね。
 下川と娘の姿が度々象徴的に描かれていたので、もしやと思ったら、
娘が遭難する、ということだったのですね。
 医者の場合もよく言われますが、やはり、身内が任務についてはい
けないと思います。情熱でうまく助けられれば結果オーライですが、
情熱が空回りして、冷静な判断が出来なかった時は、どうなるのでし
ょう。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 今、秋ドラマの投票に向けて情報をまとめているところなのですが、日本テ
レビで、「あいのうた」というドラマをやりますね。でも、この題名を見た時、
頭に浮かんだのは、TBSの深夜に放送していた「アイノウタ」というドラマ
です。もともと、BS−iで放送したドラマだそうですが。これが連想されて、
頭の中で池内博之が動き始めます。単調なドラマで、途中で何度も見るのをや
めようかと思ったのですが、結局最終回まで見てしまいました。
 もうちょっと他局のドラマの題名にも気を遣って、記憶が乱れるようなこと
は、避けて欲しいです。

 また、TBSが「花より男子」をやりますが、台湾でまでドラマ化されたの
に、なぜ、今更日本でドラマ化!?という気持ちがぬぐえません。
 ほかにも、ドラマの素材は沢山あるでしょうに。(鈴木)

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