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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/08/15 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 女系家族 局 名 TBS系 放映日時 木曜22時 キャスト 浜田文乃(米倉涼子) 矢島藤代(高島礼子) 矢島千寿(瀬戸朝香) 矢島雛子(香椎由宇) 梅村芳三郎(高橋克典) 大野宇市(橋爪功) 矢島嘉蔵(森本レオ) 矢島芳子(浅田美代子) 矢島良吉(沢村一樹) 原 作 山崎豊子 脚 本 清水曙美 主題歌 今井美樹「愛の詩」 あらすじ 第7話「汚らわしい!」 浜田文乃(米倉涼子)と矢島藤代(高島礼子)は梅村芳三郎(高橋 克典)の稽古場で鉢合わせする。文乃は仕事で芳三郎の衣装を届けに 来ただけだが、藤代は不快感を示し、帰ろうとする文乃を呼び止め、 先日芳三郎に助けてもらったお礼は言ったかと聞く。文乃が衣装を届 けたついでに礼は述べたと答えると藤代はそんなついでみたいな言い 方は失礼だと言って、芳三郎に向かい「うちの店員がご無礼しました」 と言う。芳三郎が文乃をかばうと、藤代は声を荒げて「さっさと引き 上げなさい」と叱責する。 文乃が帰ると芳三郎は秋の発表会で藤代と清元の「梅川」を踊ろう と提案する。藤代は夢のようと舞い上がる。芳三郎は発表会前に相続 問題を解決したいので明後日山を見に行こうと誘う。 矢島家。雛子(香椎由宇)が嘉蔵(森本レオ)の遺品の整理をして いる。千寿(瀬戸朝香)は、時計と眼鏡と着物をもらう。帰って来た 藤代はあんな父親の遺品はいらない言うが、キーホルダーに目を留め て貰っていく。藤代は明後日京都へ踊りの仲間と出かけると言う。千 寿は隠し財産でも調べに行くんじゃないのと嫌味を言う。 千寿の部屋。千寿は良吉(沢村一樹)に嘉蔵の遺品を見せ、文乃に 形見分けをえさに夕食に招待しようと話す。 矢島屋。雛子の見合い相手・金正六郎(海東健)が母を伴って買い 物にやって来る。接客したのが文乃で、丁寧に商品を説明する誠実な 態度に六郎は感心し、名刺をもらう。六郎が帰った後、芳三郎が来店 し、藤代に稽古場で責められたことを同情し「とんだ災難でしたね」 と言う。芳三郎は文乃の立場を心配し、矢島家の人たちは文乃に相続 してくれる気があるのかと尋ねる。子どもを育てるためには先立つも のが必要と話す芳三郎に、文乃は財産をいただくことは目的ではなく、 矢島屋で働くことが好きだと答える。芳三郎は文乃を強い人だと誉め る。 秋田県能代。山守・戸塚太郎吉(石田太郎)の家を尋ねた芳三郎と 藤代は、山を案内させる。藤代は太郎吉に芳三郎とは家族には内密な 仲と話し、芳三郎は太郎吉にお金の入った封筒を渡す。太郎吉は大野 宇市(橋爪功)は二人がここへ来たことを知らない様子なのに警戒す るが、お礼の封筒に厚みがあるのを見て喜んで受け取る。 太郎吉は、前に三姉妹と宇市が来た時とは違う道を案内する。太郎 吉の説明では3日前の雨で道がいたんだため、今日は険しい道を行く しかないという。 矢島屋。良吉は文乃に形見分けをしたいし、藤代と雛子は留守なの でと夕食に誘う。文乃はうかがわせていただきますと返事をする。 山で藤代は捻挫してしまう。山小屋で休憩していると大雨に見舞わ れてしまう。芳三郎と太郎吉は酒を酌み交わし話をする。芳三郎が太 郎吉は宇市から手数料はいくらもらっているかと聞くと、5分だと答 える。芳三郎が山は藤代の相続となるので、今よりも手数料がアップ するであろうとほのめかす。 ゴルフ場。雛子と六郎は仲良くゴルフを楽しんでいる。コースを回 りながら、六郎は雛子に先日矢島屋に買い物に行ったら、接客した店 員の感じがよかったので名刺をもらったと話す。店員の名前は浜田文 乃と聞き、雛子は嫌な気持ちになる。 宇市の愛人・小林君江(伊佐山ひろ子)の部屋。宇市は文乃の動向 を探るために、君江に矢島屋の社員として働くように勧める。宇市の 携帯に太郎吉から電話が入り、藤代と藤代の婚約者らしき男が山を見 に来たと報告する。その男は山林にも詳しいと太郎吉は話す。 矢島家。千寿たちはフレンチレストランのシェフを自宅に招き、文 乃をもてなす。 三人はなごやかに談笑し、食事後千寿は嘉蔵の遺品を文乃に見せる。 文乃は眼鏡を取ると、千寿は万年筆もどうぞと差し出す。そこへ雛子 が叔母の芳子(浅田美代子)を伴って帰って来る。芳子は強い口調で こんな女を本宅でもてなして非常識だと千寿たちを責める。 旅館。芳三郎は藤代の捻挫した足をさすっている。藤代は元気のな い様子でこの先、私たち二人はどうなるのかと言う。芳三郎は成行き に任せましょうと言い、早く足を治して梅川を二人で踊りましょうと キスをする。 矢島家。芳子は六郎親子を矢島屋で接客した文乃が、客に媚を売る ようだったと言って怒っている。芳子は文乃が六郎に積極的に擦り寄 って名刺を渡したと言う。文乃は六郎を思い出しさわやかな青年だと 誉めると、芳子は文乃の口調が六郎を品定めしていると言い、六郎が デートの間中、文乃の話題になり、雛子は我慢して聞いていたと話す。 芳子の怒りは千寿にも向かい、文乃を抱きこんで子どもを養子にもら おうとしているのではないかと勘ぐる。千寿は芳子こそ、たくさんの 遺産を雛子に相続させて、雛子を養女にしようと思っているのではと 対抗する。芳子は自分の思惑通りのことを千寿から言われ逆上して、 文乃を責める。雛子は文乃が手に持っていた嘉蔵の眼鏡を横取りして 床に投げつけ壊してしまう。 旅館の部屋。芳三郎と藤代は結ばれる。朝になり、芳三郎は藤代に 秋の発表会への寄付金の協力を求める。藤代は相続がすむまでは自分 の自由になるお金がないとすまなそうに断ると、芳三郎はあっさりと 了解する。藤代が芳三郎のために何とかしたいと申し出ると、芳三郎 は美術品または骨董品を一時預かることはできないかと言う。 藤代は骨董品が雛子の相続分で自由にならないし、骨董品の中でも 高価な雪村の老鶴山水図が紛失しており、相続が遅れていると説明す る。宇市は矢島屋の資金繰りのために手放したと言うが、藤代は父が 持ち出し文乃の所にあるのではないかと話す。 興信所。宇市は興信所の所長・内田正一郎(小市慢太郎)に藤代の 素行調査と男性関係を調べてほしいと依頼する。 文乃の部屋。芳三郎が訪れ、藤代が芳三郎に嘉蔵から高価な骨董品 を貰わなかったかと尋ねられたと話す。藤代は雪村の山水図を探して おり、芳三郎の所にないなら文乃の所にあるのではないかと話してい たと言う。雪村の山水図は文乃が宇市に矢島家に返すように頼んだも のだが、文乃は芳三郎に自分は知らないとうそをつく。 芳三郎は文乃の部屋を訪問する前に、表具店で修理に出されていた 掛軸が文乃の所に届けられているという話を聞いていた。芳三郎は文 乃の所にあったら自分がこっそり返すことも可能なのにと残念がる。 芳三郎は嘉蔵が持っていたスペアキーを矢島家から返してもらわな いと、文乃の留守を狙って家捜しされるかもしれないから気をつけた 方がいいと話し、早めに新しい鍵に変えることを忠告する。 矢島屋。君江が店員として採用され、文乃に挨拶する。 興信所。藤代がつきあっている男性の名は、石田一雄で梅村芳三郎 の本名だと判明する。 矢島家。藤代がCDを聞きながら踊りの内容をおさらいしていると、 芳子が尋ねて来る。芳子は金正家では雛子を気に入り正式に話をすす めてほしいと返事があったことを報告する。芳子は、文乃が矢島屋に 来店した金正親子に自分ことを積極的に売り込んだため雛子がふさぎ こんでいること、千寿が藤代と雛子の留守に文乃を夫婦でもてなした ことを話す。 千寿の部屋。藤代は千寿が文乃を家に呼んだことを責める。千寿が 遺品ぐらい分けてあげてもいいじゃないと言うと、藤代は優しいふり をして魂胆があるのは文乃もお見通し、足元をすくわれないように気 をつけなさいと言う。 藤代は松葉杖をついて文乃の部屋へやって来る。藤代は持っていた スペアキーを使い、文乃の部屋の鍵を開けるが、チェーンがしてあり 開かない。藤代は自分が来たことを告げて、部屋の中に強引に上がり こむ。藤代は文乃の部屋で何か無くなって疑われるのがいやなので、 鍵を返しに来たと鍵を投げる。 藤代は総領娘の自分が留守中に文乃が矢島家を訪ねたことを怒り、 矢島家は聖域であると話す。文乃は「ご辞退申し上げるべきでした」 と藤代の前に正座して頭をついて謝る。 藤代の怒りは収まらず、芳子から聞いた文乃の接客態度や、文乃の せいで三姉妹の心がバラバラになったこと、自分の稽古場にまで文乃 が言ったことなどを責める。藤代ソファーから立ち上がるが、倒れそ うになり文乃に助けられる。藤代は助け起こした文乃の頬をたたき 「さわらないで、汚らわしい。産まれてきたって誰からも祝福されな い子どもなんて流産してしまえばいいのよ」と言う。文乃は帰ろうと する藤代に「お待ちください。私のことでお怒りを受けるのは仕方な いと我慢もできます。私の子どもの命を否定する言葉は聞き逃すこと はできません」と言って引き止める。 二人の間に火花が散る。 寸 評 藤代が文乃の部屋の鍵を開けるのはまるでストーカーのような行 為だと思います。高橋克典は「サラリーマン金太郎」や「特命係長只 野」?などで肉体を鍛えているというイメージがあるので、日本舞踊 の家元というのは合うのかと思っていましたが、得体の知れない感じ や女たらしのジゴロ的な雰囲気はよく出ていると思います。 執 筆 者 たま() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 先日の地震で宮城県のプールで吊り下げ方の天井が落ちたという報道を見て 驚きました。施設の安全ということが何よりも最優先されるべきなのに、見栄 えを優先させてしまった施設だったのでしょうか?(たま) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |