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タイトル:Daily Drama Express 2005/08/07 いま、会いにゆきます (6)  2005/08/15


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/08/07 (Sun) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.日曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 日曜日の連続ドラマ
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タイトル いま、会いにゆきます
局  名 TBS系
放映日時 日曜21時
キャスト 秋穂澪 (ミムラ)
 秋穂巧 (成宮寛貴)
 秋穂佑司(武井証)
 榎田涼子(三田佳子)
 三浦沙織(MEGUMI)
 永瀬万里子(岡本綾)
 本郷尚美(余貴美子)
 菊地俊輔(生瀬勝久)
原  作 市川拓司
脚  本 飯野陽子
主題歌  −

あらすじ  〜私は全ての記憶を失いました。気がつけば私には夫がいて子供
がいて。でも私は、この瞬間こそ大切にしようと心に決めました。私
はあるがままの私で居たいと思います〜

 自宅でバーベキューの準備をする秋穂澪(ミムラ)と秋穂巧(成宮
寛貴)。秋穂佑司(武井証)の帰りが遅いと心配する。
 「卒業式のサイン帳の話。あの後、私達はどうなったんですか?」
と聞く澪に巧は続きを話始めた。

 ====★
 あのペンが卒業式の後、離れ離れになる僕達を繋いでくれたんだ。
 卒業後、僕は町を離れた。けど、僕は毎日君のことを考えていた。
 声が聞きたくて何度も電話をしようとした。僕がやっと君に電話が
出来たのは高1の夏休みだった。頭の中が真っ白になった巧は何とか
1週間後に澪と会う約束をした。
 約束の日、巧は待ち合わせ場所に行った。綺麗になっていた澪を見
て息が止まりそうになった。ペンを受け取り、巧は花火に誘った。
 しかし、雨が降り出し花火には火がつかない。何とか話をしようと
焦ったあげく撃沈し、澪と次の約束を出来ずに終わった。
 ★====

 祐司が帰ってきて3人でバーベキューを始めた。

 翌日、巧が図書館に出勤すると館長の鈴木八郎(谷 啓)に呼び出
され巧のリストラが言い渡された。
 町の財政難と巧が病気で残業が出来ないことが理由。
 巧は「フルタイムで働くことが条件ならやります」と鈴木に頭を下
げる。鈴木は「しかし、君は身体の方が…」と心配するが「僕には守
らなくてはいけない家族がいるんです」と巧は言った。

 澪と佑司は巧の帰りを待っていた。いつもより遅い帰りで二人は心
配する。
 巧は祐司と夕飯の後に花火をやる約束をしたが疲れて寝てしまった。

 翌朝、巧は「これから仕事で遅くなる」という。澪は心配し「私に
出来ることはない?」と聞くが巧は「大丈夫。心配しないで。」と言
う。

 鈴木は『辞表』を持って図書館から出かけて行った。
 巧は本郷尚美(余貴美子)のところへ定期健診へ行く日だったが、
診療所へ行かずに残業をする。
 その頃、家では澪と巧が心配していた。

 ある日、巧は無理がたたり、巧は倒れてしまった。

 駆けつけた尚美のおかげで巧の発作が治まる。
 巧は尚美に謝ると尚美は「話は聞いた。フルタイムで働いて残業ま
でしてたなんて聞かされた私の身にもなってよ。どうして相談してく
れなかったの?自分のペースを変える時は必ず私に相談するって約束
したじゃないの。」と言った。
 「反対されると思って」という巧に「約束を守らないなら何があっ
ても知らないからね」と尚美は答えた。

 澪の実家では榎田涼子(三田佳子)が巧に彼女が出来たという噂の
ことが気になっていた。
 榎田孝雄(山本圭)は「いいじゃないか。巧君だってまだ若いんだ
から」というが、涼子は「でも、澪が亡くなって、やっと1年なのよ」
と言う。
 巧の家に行こうとする涼子を孝雄は止める。

 澪は巧の帰りが遅いことを心配し、傘を持って迎えに行くことに。
 途中、菊地あすか(中井美穂)のところへ寄り「図書館に行きたい
んですけど道がわからないので道を教えていただけませんか」と言う。
 あすかは「どうして、ご主人が勤めている図書館の場所を知らない
なんて」と不思議に思う。

 巧は永瀬万里子(志保)と二人で歩いていた。倒れた巧を心配し万
里子は途中まで送ってくれたのだ。
 しかし、二人の姿をみた澪は、雨の中、傘もささずに一人で家に戻
っていった。

 翌朝、澪の態度がいつもと違う。佑司は巧に「ママの様子へんだっ
たね。ママはたっくんの病気のことを心配していたよ」と言う。
 巧が菊地夫婦の店の前を通ると菊池俊輔(生瀬勝久)に「夕べは奥
んとすれ違いになりませんでしたか?」と聞かれる。巧は「え?」と
驚く。

 巧は仕事を早退し家に戻る。そして澪に「話がしたくて早退してき
た」と言う。
 「僕は病気なんだ。原因はよく解らないんだけど、強いストレスを
感じると脳の中が乱れちゃう病気。人によって症状は色々なんだけど、
僕の場合はエレベータや電車・・・とにかく自転車以外の乗り物は全
てダメで、車の助手席に乗ることも出来ない。人ごみの中では動悸が
激しくなるし、いつもと違うペースになると調子が狂うのもこの病気
のせいなんだ。」
 「いつから?」
 「高校3年。でもね。この町で尚美先生に出会ってから僕は変わっ
た。病気を受け入れて、ゆっくり付き合っていこうって思ったんだ。
今、図書館で僕はリストラの対象になっている。けど、ここでクビに
なるわけにはいかない。」
 「最近、帰りが遅いのはそのせい?」
 「うん。でも、案の定、無理がたたって、昨日の夜、仕事中に発作
を起こして倒れたんだ」
 「え?」
 「尚美先生が駆け付けてくれて何とか治まって、帰りは永瀬さんが
途中まで送ってくれた。状況がどうであれ、職場で倒れてしまったこ
とは事実で、僕のリストラはこれで決定的になったかも。僕は、覚悟
が足りなかったのかもしれない。病気のことも君にずっと隠していた。
リストラのことも君に言えないでいた。でも、病気のことよりも仕事
のことよりも、もっと大事なことがあるって気づいたんだ。君には苦
労をかけるかもしれない。でも、僕はどんなことがあっても君と佑司
のことを守るから。」
 「私は、もっと頼って欲しかったんです。急に忙しくなったのも出
来る範囲でいいから教えて欲しいって思う我が侭な私がいて。それか
ら、巧さんが万里子さんと一緒にいるのを見て本当は声をかければ良
かったのに、何だか苦しくなっちゃって。声をかけないで帰っちゃっ
たんです。でも、全部私の誤解だった。ごめんなさい」
 「僕の方こそ、ごめん」

 夜、祐司が寝たあと、二人は傘をさし縁側に座った。
 ====★
 「高校1年の最悪な夏が終わって、季節は冬になった。あれから君
に電話も全くかけられなくて。なのに僕はいきなりこの町に来てしま
ったんだ。君が逢いにきてくれる自信なんてない。でも僕は君にひと
目逢いたくて。どうしても逢いたくて。君にやっと連絡がとれたとき
は夢かと思った。」
 ホームで待っていた巧の元に澪は走ってきた。
 「僕は夏の二の舞になるのが怖くて、息もつかずに話して、つまら
ない話を続けた。もう帰らないといけない時間になっても、君と別れ
がたくて帰りに電車を何本も見送った。」
 寒そうにしている澪に気づいた巧は「ポケット。ココ空いてるから、
良かったら・・・」と言う。
 澪は「じゃぁ。お邪魔します」といって巧のポケットに手を入れた。
 「その時、君の笑顔をみて、僕は自分でも信じられないことをした
んだ。あの日、僕は初めて君と向き合った。君が僕の気持ちを受け入
れてくれたことが、ただただ嬉しかった」
 巧は澪の手を握っていた。
 ★====

 縁側で傘をさしながら線香花火をする二人。いつの間にか雨は止ん
でいた。
 くしゃみをする澪をみた巧は「寒かったら、ポケット空いてるよ」
という。
 「じゃぁ。お邪魔します」と言って澪は巧のポケットに手を入れる。
 「私、巧さんのもっと近くにいたい。もう一度、巧さんを好きにな
りたい」と澪は言う。
 巧はポケットに手をいれ、澪の手を握った。澪は微笑み巧に寄り添
う。

 佑司が起きてきて「ママとたっくんが手をつないでる」と言うと
「そうだよ」と巧は笑顔で答えた。

 翌日、鈴木は尚美先生の診療所を尋ね、「先生、このたびは巧君が
図書館に残れるように掛け合ってくれてありがとうございました」と
いう。
 尚美は役所の上の人間に「生きてる間に1度くらい良いことをした
らどうなの!」と啖呵をきったのだ。
 「館長こそ、辞表まで書いて上と掛け合ってたそうじゃないですか」
と尚美は言う。

 澪と巧と佑司は仲良く手をつなぎ散歩へ出かける。

 涼子は菊池夫婦のお店でケーキを買う。
 俊輔は「もしかして秋穂君のお宅へいかれるんですか?奥さん綺麗
な方ですよね」と言う。
 涼子は一瞬固まる。

 涼子が巧の家を尋ねると留守だった。
 玄関にケーキと書置きを残し帰っていった。

 〜あの時、手をつないで歩くのがチョット恥ずかしくて。でも6週
間という短い時間の中で、あなたとまた恋が出来るなんて。私は思い
もしませんでした。あなたと寄り添って、見つめあって、手をつなぐ。
ただそれだけのことなのに胸が震えます。〜


寸  評  先週に引続き、今週もさらに澪と巧の仲が縮まってきました。
 何だか新鮮でお互いが徐々に惹かれあっていく姿が見ていて本当に
ホノボノとします。

 さて。澪の母:涼子は今井家までやってきました。
 次週辺りに澪は会うのでしょうか。
 涼子なら理解して協力してくれると思うのですが。そして万里子も。
 二人とも尚美先生と同じように力になってくれると思いたい。

 ところで澪がアーカイブ星に戻るまで残り何日なのでしょうか。
 そこが気になってたまりましぇん!

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 今日は東京湾で花火がありました。
 私の職場からなんと花火が見えるんです。(本日も当たり前のように休日出
勤でした( p_q))
 で…。
 ニコちゃんマークの花火やミッキーの形した花火の他に、魚の形をした花火
と、なんとドラえもんの顔をした花火がありました。
 ドラえもん顔の花火は本気で感動しました!
 ちゃんと色がついていて、目と鼻と口とヒゲがあるんです。
 上司や他社の方も居たのに「すごーい!花火職人さんってすごーい!」と何
度も言ってしまいました(^^ゞ
 あの花火は写真に撮りたかったです…。(西脇)

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