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タイトル:Daily Drama Express 2005/08/02 海猿 (5)  2005/08/11


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/08/02 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 海猿
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 仙崎大輔(伊藤英明)
 井沢環菜(加藤あい)
 吉岡哲也(佐藤隆太)
 池澤真樹(仲村トオル)
 勝田孝太郎(夏八木勲)
 下川いわお(時任三郎)<=「いわお」は、[山冠に品]だが、
インターネットでは使用できないため、ひらがなで表記。
 肥後大作(伊武雅刀)
 光森千佳(佐藤仁美)
 星野怜 (臼田あさ美)
 池澤尚子(芳本美代子)
 大野里江子(奥貫薫)
 冬柴康介(鈴木一真)
 津田晋平(益岡徹)
 山路拓海(平山佑介)
 別所健次郎(三宅弘城)
 永島康太(坂本真)
 岩松大悟(坂本あきら)
 三池健児(飯田基祐)
脚  本 福田靖
主題歌  −

あらすじ  EVOLUTION 5

 プールでの救助訓練。
 さすが特救隊(特殊救助隊)の池澤真樹(仲村トオル)は速い。

 仙崎大輔(伊藤英明)もなかなかやるが、池澤はダメだしする。
 仙崎は、池澤が救助にマニュアルは無いと言ったので、あの方法を
とったと言い、池澤も認める。

 「あの2人、バディーらしくなったな」と下川いわお(時任三郎)。

 でも、その時の池澤の視野には、黒いもやがかかっていた。


 休みの日、仙崎は別所健次郎(三宅弘城)先輩に連れられて、ダイ
ビングスクールの手伝いに行く。
 そこはギャルばかりで、パラダイス。
 うかれる仙崎達。

 −− 先輩の言うことは聞いておくものだと思った。でも、まだ、
その後起こる辛いできごとを知らなかった。


 池澤は眼科を受診。

 中心性網膜症。
 人の命に関わる潜水士という仕事は、もう長くは続けられないだろ
うと眼科医。


 ダイニングバー・オーシャンズで飲む、別所と永島康太(坂本真)
と仙崎。吉岡哲也(佐藤隆太)も同席している。
 別所は、海保を辞めて、ダイビングスクールのインストラクターに
転職するという。ずっと楽で、ずっと給料もいいから、と。

 別所のバディーの永島は、「そんな理由で辞めるんですか!!」と
逆上。


 井沢環菜(加藤あい)が店に入ってくる。
 永島は店を飛び出していき、別所はみんなの分のお勘定を払うと店
を出て行く。

 仙崎は、環菜とカウンターに座って話す。


 池澤は辛そうに特救隊の番組を見ていたが、そのテレビを消してし
まう。


 下川は池澤に、特救隊への異動命令が出ているのに、潜らないの
か?と問う。
 池澤は、中心性網膜症と診断された。ストレスが原因らしい。この
ままいったら、日常生活にも支障が出ることになる。何件もの病院を
回ったが、診断は全て同じだった。


 池澤は仙崎に、淡々と、自分も潜水士を辞める。ながれを下りて、
陸上勤務になると言う。特救隊にも戻らないと告げる。
 必死で池澤を止める仙崎。


 下川が勝田孝太郎(夏八木勲)船長に、別所と池澤が辞める理由を
報告。
 勝田は、それぞれの理由は逆なのではないかと言う。スポーツ選手
が辞める理由は2つ。
 1つは闘志を失った時。
 もう一つは力の限界に達した時。力の限界はなかなか諦めがつかな
い.....


 池澤はジムで身体を鍛えている。


 別所はベッドに寝転がっている。
 別所の部屋を下川が訪ねる。そして別所に、永島だけには本当のこ
とを言ってやれば、と言う。
 下川もバディを死なせそうになった時、潜水士を辞めようと思った
という。
 別所は、死ななくて良かった。死なせてからでは、取り返しが付か
ない、と言う。


 仙崎と歩いていた環菜は、仙崎を自室に招く。コーヒーぐらいなら、
入れられる、と。
 環菜の部屋に入った仙崎は、「何だか緊張するな」と言って、やっ
と微笑む。
 仙崎の心痛のタネは、池澤が潜水士を辞めること。
 環菜は池澤の手を自分の手で挟むと、「大輔さんの仕事わからない
から、簡単に頑張れなんて言えない」と言う。
 そして仙崎にキスをすると、「恋人って、こんな時に必要なんじゃ
ない?」と環菜。


 仙崎がながれのシャワールームに入ると、先に池澤がシャワーを使
っていた。
 仙崎は、「特救隊って、よっぽど魅力的なんでしょうね。ボクも頑
張ったらなれますかねぇ。もっと池澤さんと一緒にやりたかったな
.....この間の訓練、池澤さんがよしって言ってくれたの、うれしか
ったんですよ。もうすぐファミリーデーですね。奥さんいらっしゃる
んですか?」と聞く。
 「来ない」と池澤。
 「そうですよね。もうすぐお子さん産まれるんですもんねぇ」と仙
崎。


 『ながれ』のファミリーデー。
 環菜と星野怜(臼田あさ美)もやってくる。
 今日は仙崎も夏の制服に身を固め、環菜を案内する。
 吉岡は、怜を案内している。

 永島は両親を案内。永島の両親は別所に挨拶する。

 池澤の妻・池澤尚子(芳本美代子)もやってきていた。
 挨拶に来た仙崎に、池澤は、尚子に仕事の話はするなと口止め。


 ながれに観音崎での座礁の連絡が入り、ながれは家族を速やかに下
船させ、緊急出動する。
 尚子には環菜が付添っている。
 家族が見守る中、出航するながれ。


 座礁した船はインドネシア船籍の貨物船。現場付近には積み荷が散
乱している。
 乗組員12人が救助されたが、まだ1人が船の中に取り残されてい
る模様。潜水士達は現場へ向かう。
 下川は、「余計なこと考えるな。バディーを信じろ」と訓辞。

 池澤は仙崎に、「オレから離れるなよ」と言って、海に潜る。
 現場の潮の流れは速く、海中で沈没船が横転したらしい。

 引き上げ命令が出て、ながれの船体をハンマーで叩いて潜水士達に
連絡。
 現場は高潮で視界が悪い。

 潜水士が誰も浮上しない。


 尚子は今でも池澤が特救隊に戻るつもりだと信じている。
 仙崎から、池澤のことを聞いていた環菜は、複雑な気持ち。


 吉岡がやっと潜水士の浮上を発見。
 しかし浮上したのは2名だけ。


 環菜と尚子の前を、担架が運ばれていく。潜水士1名が負傷し、巡
視船で陸上に搬送されることになった。


 担架で運ばれてきたのは別所。
 永島が必死で呼びかけるが、反応がない。

 尚子が倒れ、環菜が支える。


 病床で気が付いた別所は、永島に、いつも押さえなければと思って
いるのに現場を目の前にすると、アドレナリンが大量に出で、まっさ
きに飛び込んでしまう。
 浮上した後、いつも叫ぶのは力がありあまっているからではない。
現場から解放された喜びだった。
 潜った後にいつも大酒を食らうのも、逃れたかったからだ。このま
まいったらいつか死ぬ。
 自分一人死ぬのは構わないが、その時、バディーを巻き込むわけに
はいかない。

 永島は、自分なら、危なくなったら逃げるし、第一別所に危ないこ
としないようとめると言う。
 別所は、今日も永島は危なっかしくて、見ていられなかったという。

 それを廊下から見ていた同僚は下川に、「やっぱりあいつら、最高
のバディーですね」と言う。


 今晩も池澤はながれの甲板で体を鍛えている。
 それを見ていた勝田は、「お前は何があっても体を鍛えているな。
陸上勤務には、腹筋は要らない」と声を掛ける。
 「辞めるその日まで、現役ですから」と池澤。
 「特救隊はやりがいがあるだろう。お前は価値があるものだけに突
き進むタイプだ。でも、潜れなくなるその日まで、潜ってもいいんじ
ゃないか?」と勝田。
 「ながれ、でですか?」と池澤。
 「ああ」と勝田。


 仙崎は環菜に、永島がうらやましい。自分は池澤に対して、あんな
になりふり構わず辞めないでと言えなかった、と。
 環菜は仙崎にホッとしている。自分も.....と言いかけてやめる。

 その時、初めてダイニングバー・オーシャンズに、池澤がやってく
る。潜水士を辞める前に一度、ながれの奴らのたまり場を見ておきた
い、と。
 そして、自分は特救隊の人間だ。メジャーリーグでやれないなら、
マイナーリーグでやっていくつもりはない、と言う。
 仙崎は人を助けるのに、メジャーもマイナーもない、と反論。
 池澤は、そんなことを言うなら、仙崎の力がどれだけか見せろと言
い、2人は店の前のいつもの懸垂禁止の腕木で、懸垂の回数比べを始
める。

 それを見ていたマスター・肥後大作(伊武雅刀)は、あの2人は止
められない。でも、口で言えば一言なのに、不器用な男達だ、と言う。
ただそれは、環菜にはつらいだろうが、と。

 2人は、環菜は店の人たちが見守る中、必死で懸垂の回数を競う。

 でも、遂に仙崎が先に力尽きて腕木から落ちる。
 悔しがる仙崎。
 「もう一回。もう一回やらせい下さい。オレ、池澤さんに認めて貰
えるよう、頑張りますから。オレ、池澤さんのバディーになりたいん
です。お願いします」と仙崎。


 下川が昔のバディーとの写真を見つめている。
 そこに池澤がやってきて、「やはりあと半年、ながれでやらせてく
れませんか?」と言う。
 「目はいいのか?」と下川。
 「悪くなったら、自分から言います」と池澤。
 「なら、船長に言っておく」と下川。
 「わがまま言って済みません」と池澤。
 「あいつ(仙崎)を任せていいのか?」と下川。
 「はい」と池澤。

 −− 池澤さんがながれに残ると聞いたのは翌朝のことだった。

 喜ぶ仙崎に「今日の訓練はきついぞ。しっかり食っとけ」と池澤。

 −− そして一週間後、別所が去っていった。


寸  評  ついに池澤がながれに腰を落ち着けることになって、これでなが
れのメンバーが安定したのですね。とはいえ、別所はいなくなってし
まいましたが。
 ところで、気になるのは、なんで池澤にしろ仙崎にしろ、やたらと
上半身裸になるのでしょうか。普通の会社に勤めてると、上半身裸の
人なんて、見かけません。
 これって、胸筋などを誇示したいから?
 筋肉ムキムキが苦手なわたしとしては、ちょっとね、の場面が多い
です!

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 今回のドラマで、一番つっこみどころが多いのがわたしとしては、『スロー
ダンス』です。
 まず、これだけタバコに逆風なご時世に、喫煙者兄弟。教習所の特に一坂は、
『教習所物語』を彷彿されるような内容。衣咲は、31ばかりなのに、すっか
りおばさん扱い。
 月九らしいドラマといえるのですが、なぜ今、この設定&ストーリー?と思
います。
 とはいえ、ただ見る分には、現実を忘れられて楽しいんですけどね。(鈴木)

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