|
===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/08/01 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル スローダンス 局 名 フジ系 放映日時 月曜21時 キャスト 牧野衣咲(深津絵里) 芹沢理一(妻夫木聡) 小池実乃(広末涼子) 芹沢英介(藤木直人) 園田雪絵(蛯原友里) 江上政之(勝村政信) 西山順子(村岡希美) 小野田部長(浅野和之) 八嶋優太(小泉孝太郎) 広瀬歩美(小林麻央) 村上久志(田窪一生) 山内達郎(八十田勇一) 一坂進 (温水洋一) 長谷部幸平(田中圭) 木田貴司(西野亮廣) 脚 本 衛藤凛 主題歌 福山雅治『東京』 あらすじ 第5話「ギュッと抱いて」 芹沢理一(妻夫木聡)の教習車に乗り込んだ牧野衣咲(深津絵里) は、いま小池実乃(広末涼子)から聞いた驚くべき話を理一にぶつけ る。実乃が、英介(藤木直人)の幻の焼酎を探す鹿児島への旅に付い て行ってしまったのである。 呆然とする衣咲に、理一はいろいろとフォローするが、何を言って も気分は変わらない。そのまま教習はスタートする。終了後、最後の 教習だったため質問はないか?と理一が尋ねるが、衣咲はそれどころ ではなかった。 本社で、今後担当するキッズブランドの出店についての打ち合わせ をする衣咲だが、まったく心ここにあらず。一緒に出席していた八嶋 優太(小泉孝太郎)は、小野田部長(浅野和之)に新企画として、キ ッズブランドの宣伝用DVDを子供服専門誌に付録としてつけてもら おう、という案を出す。 考えた絵コンテを元にサンプルを作れ、と部長は言うが、その費用 は10万5千円。 大手の代理店ではサンプル作成は38万と言われ八嶋は頭を抱える。 鹿児島では、遊び気分の実乃に対し、英介は遊びに来てるんじゃな いんだよ?と、とにかく幻の焼酎を探すことに精一杯で相手にしない。 しかし蔵元へ幻の焼酎についての話を聞きに行くが、なにも教えても らえない。腐る英介の横から現れた実乃が、相手の親父から簡単に焼 酎があると言う店を聞き出してくる。 さらに、その店で英介が買いたいと頼んでも相手にされないのに、 またもや実乃が頼むとすんなりゲット。実乃の笑顔のおかげであっと いう間に幻の焼酎をゲットできたため、英介は仕方なく実乃の希望に あわせて一緒に鹿児島観光をする。 衣咲は、実乃の携帯に今日は王子様の日では?と尋ねる電話をする。 最終の飛行機で帰るから、と説明する実乃。衣咲はその言葉にホッと する。 空港で食事をする英介と実乃。英介は夜には店に荷物が届くから帰 ろう、と言い出すが、実乃はそのまままだ残ると言うため、実乃を置 いて英介は店を出る。 その頃、理一のマンションで長谷部幸平(田中圭)が理一と木田貴 司(西野亮廣)にフィルムフェスタに参加しようと提案していた。参 加を渋っていると理一の携帯に英介から連絡が来る。 今晩荷物が届くので店に行ってくれないか、という英介の頼みに、 日帰りでは?と問う理一。英介は一泊してくことにしたと答える。そ の足で英介は実乃のところへ戻る。 言われた通り、荷物を受け取るため幸平と木田と共に理一は英介の バーへ向かう。そこに、衣咲と八嶋が現れる。何も知らない幸平から 鹿児島に一泊してくるらしい、と聞かされて衣咲は固まる。そして、 英介と実乃が一緒であることを幸平も知らされ、衣咲と幸平はどん底 に。 鹿児島のことを想像して落ち込む衣咲と幸平を理一はフォローしよ うとするがどうにもならない。挙句の果てには、衣咲は「自分は別に 英介のことなんてどうも思ってない」などと言い出す。 そんな二人をよそに、八嶋は木田が制作会社のディレクターと知っ て、キッズブランドのサンプルDVDを依頼しようと考える。交渉の 結果、値段も八嶋の希望通り10万5千円で木田が請け負うことになる。 一方、店を出た英介と実乃。実乃は今日がどんな日だったのかを英 介に話す。驚いてなんで行かなかったのか?と尋ねる英介に、英介が 自分に一緒に行ってほしいと頼んだからだ、と開き直る。 あきれる英介に、本当は彼が来ないかもしれないことを確かめるの が怖くて行けない理由がほしくて鹿児島に来たのだ、と実乃は正直に 話す。 「でも(約束の)宝箱を開けないうちは大切に鍵かけてしまってお ける、この中には大事な宝物が入っているんですって。」と涙目にな りつつ笑顔を無理に作ろうとする実乃を、英介は抱きしめキスした。 翌日目を覚ました実乃の隣には英介が眠っている。窓の外を見つめ る実乃を、目覚めた英介は困った表情で見つめた。 夜、来週の日曜日に再婚相手に会ってほしい、と言いに衣咲の部屋 に母が訪ねてくる。部屋も顔もひどい、もう後がないのよ、と言って ハッパをかける母。 仕事から理一が帰ると英介が帰ってきていた。鹿児島どうだった? などと聞いてみるが、やはり理一には突っ込んで聞けなかった。 一人くつろぐ理一のところに、幸平から探りの電話が来る。「理一 に聞いても無駄か・・・」そう言われて電話を切ると、今度は衣咲か らの電話。幸平と同じように「君じゃ無理か・・・」と言われて頭に 来た理一は、早々に電話を切ってしまう。 寝る支度を終えてベッドに入った理一の下にまた衣咲から電話が来 る。「眠れない・・・一回気になったら頭から離れないって言うの?」 あきれる理一に、衣咲は歌を歌ってくれ、と頼む。 さらにあきれる理一だったが、「羊が一匹、羊が二匹・・・」と唱 え始める。衣咲は笑顔でその理一の声を聞きながら目を瞑った。 後日、幸平と木田は、衣咲、八嶋と共にキッズブランドのDVDの 撮影。しかし、子供をうまくコントロールできず撮影がまったく進ま ない。煮詰まった木田は理一にこっちに来て手伝ってくれるように携 帯に連絡する。 しかし、理一はそのとき歩美とデートしていた。いったんはデート 中だと断ったものの、理一は結局歩美に、先輩からシフトを交代して 欲しいと言われたと嘘をついて撮影現場へ向かう。 現場について現状を確認した理一は、子供達を外に連れ出しサッカ ーを始め、それを撮影する。さらに八嶋と衣咲もサッカーに借り出さ れる。 バリバリと幸平や木田を仕切る理一の姿を笑顔で見ていた衣咲に方 にボールが飛んでくる。カメラに衣咲の後ろ姿が大写しになり、放送 事故、放送事故!と軽口を叩かれて怒る衣咲。 撮影も夕方までに無事終了。撮影したビデオを真剣に見る理一に、 「やっぱり監督に向いている。出会ってから一番いい顔している。い つもより3割り増しかっこいい!」と衣咲は話す。理一はいつものノ リで「そっちは一番ひどい格好だね」と軽口を叩くが、母からも言わ れていたため衣咲は落ち込む。 そこへ、幸平から呼ばれた歩美が現れる。嘘をついたことが後ろめ たい理一は気まずいが、幸平や木田は昔に戻って盛り上がる。それに 付いていけなかった衣咲は、八嶋にみんなを飲みに連れて行ってやっ て、と先に行かせ、自分は現場の片付けに残る。 実乃は店に鹿児島土産を持って行く。同僚から、鹿児島へは王子様 といったのか?と聞かれ、そうだと思わず答えてしまう。その帰り、 ティファニーの前を通る実乃の携帯が鳴る。王子様である、佐々木明 からだった。 約束を覚えているか?俺は行けなかったんだけど・・・と話す明。 自分もいけなかった、と答える実乃に、それなら改めて会わないか? と明は提案する。 英介のバーには開店前にもかかわらず雪絵(蛯原友里)が来ていた。 とにかく怒って英介をにらみつける雪絵。そこで英介の携帯が鳴る。 「女だ・・・?」と言われながら英介が出ると、実乃からだった。 いま彼から連絡があって、今度会おうと言われた、という事実だけ を話す実乃。 一瞬答えに詰まった英介だが、「よかったね。」と返し、実乃も 「うん」と答え電話を切った。幻の焼酎を見つめながら黙り込む英介。 『夢の蔵』では幸平たちが盛り上がるが、理一は衣咲のことが気に なってしまう。当の衣咲は、ガラスに映る自分の”ひどい”姿を見て さらに落ち込み、そのままなんとなく英介のバーへ向かってしまう。 英介の店では、やはり落ち込んだ英介が一人飲んでいた。鹿児島の 話を振る衣咲に、「(実乃とは)なにもなかったよ。なーんにも・・ ・」と英介は答える。ホッとする衣咲に、英介は愚痴り始める。 「おれっていい加減に見える割には真面目なの。おれ、弱ってるか ら・・・(今日は店は開けないんだ)」 その愚痴に乗って、衣咲も「未来ある若者についてけなくて・・・」 と話し始める。こんなときはエステしておいしいもの食べて、誰かに 抱きしめられたい!という衣咲。 英介は衣咲を抱きしめて「こんな感じ?」と尋ねる。固まる衣咲を 見て、さらに抱きしめる。「泣きそう・・・」 世の中なんて実は結構単純だから、弱ったら休めばいい、と言う英 介に、簡単ならそっちはなんで弱ってるの?と衣咲は返す。「そうだ ね・・・」 涙を浮かべて泣くまいとする衣咲の頭を、英介はポンポンと叩いた。 その横で衣咲の携帯のバイブの呼び出し音が鳴っていた。 それは、部屋でサンプルDVDの編集をしていた理一がビデオに写 った衣咲の姿を見ながら衣咲に電話したものだった。しかし、電話は 留守電になり、電話を切った理一はまたビデオを巻き戻して画面の中 の衣咲を笑顔で見つめていた。 寸 評 歩美や英介の存在がなくて、理一と衣咲の関係だけを見たらすっ かりうまくいった二人みたいですよね。でも、お互い自分のその気持 ちには気付いていない、ということでしょうか。”ひどい””ひどい ”と衣咲が何度も言われていますが、普通のおばさんから見たらぜぇ んぜんきれいですよね。(^^; 執 筆 者 井村() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 今、テレビでウェディングブーケの賢人のお話がやっています。自分のブー ケの時にはわたしのイメージするブーケが私の容姿やドレスに合わない、と言 うことや、何よりも予算の関係で、お花屋さんの提案する通りのブーケを選択 してしまいました。でもこういった特別なプロのお話を聞くと、やっぱりこう いうこだわったブーケにしたかったなぁ・・・と思います。やはり先立つもの はお金・・・お金はすべてではないですが、とても大事なものですね。(井村) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv/ url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |