|
|
===================================================== 発行部数 23 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/06/21 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 離婚弁護士２・ハンサムウーマン 局 名 フジ系 放映日時 火曜21時 キャスト 間宮貴子（天海祐希） 三神達也（宇梶剛士） 佐伯絵里（瀬戸朝香） 大庭保 （松重豊） 柳田俊文（佐々木蔵之介） 緒形亜紀（片瀬那奈） 井上紀三郎（津川雅彦） 小向つや子（戸田恵子） 本多大介（玉山鉄二） 脚 本 林宏司 主題歌 − あらすじ 第１０話 「セクハラした女」 三神達也（宇梶剛士）には妻と20歳になる娘がいた。妻とは6年別 居状態。なかなか離婚に応じてくれないが、なんとか説得すると間宮 貴子（天海祐希）に言う。貴子はとりあえずその件には触れず、ハン サムウーマンの最終回の原稿を渡す。 貴子はすっかり気落ちし、事務所の面々は心配する。 アップヒルズ社の“チーフ”と書かれた自分の部屋に入っていく女 性・白石美由紀（杉本彩）。部屋の外から、ガラス張りの窓を通して 美由紀を見ている社員・角田博之（鳥羽潤）。そこへ社長の大我真 （武田真治）が来て「君は心配しなくていい。全て手は打ったから」 と角田の肩に手を置く。 美由紀の元へ、社内コンプランス委員会の顧問弁護士・北堀（八木 橋修）が現れ、角田が美由紀にセクハラを受けたと訴えたと告げる。 三神の妻は弁護士を立てている。貴子も代理人を立てるべきだと柳 田が提案し、佐伯絵里（瀬戸朝香）が「先生は私が守ります」と代理 人を申し出る。 本多大介（玉山鉄二）が、助手は井上紀三郎（津川雅彦）か柳田の 方がいいのでは、と気にするが、絵里は「先生はあなたを信頼してる。 頼んだわよ」と言い、大介もやる気になる。 懲戒解雇処分となった美由紀が事務所にやって来る。 美由紀は35歳、4年前ヘッドハンティングされメディア事業部のチ ーフとなり、将来を嘱望されるポジションにあった。部下の一人、 27歳の角田博之に上司の立場を理由し、執拗に関係を迫った。角田が 社内コンプランス委員会、通称セクハラ防止委員会に駆け込み、懲戒 解雇となった。 逆セクハラは事実無根であり、美由紀の名誉回復、精神的苦痛への 慰謝料の獲得、元の職場への復帰を目指すことに。 絵里と大介は三神の妻・亜希子（長野里美）の依頼人・清水薫（大 島さと子）と会う。 「間宮さんは三神さんに妻子がいることを知りながら肉体関係を持 ち、その後も関係を続けている。よって、二人の関係の清算と慰謝料 500万を要求します。」 「事実に誤認があります。間宮は妻子がいることを知らなかった、 これが1点。また、頻繁には会っていない。計11回、そのうち仕事の 打ち合わせが7回。また肉体関係はない。よって不貞行為にはあたり ません。不貞行為があったというのなら、その証拠を見せて下さい」 アップヒルズ社を訪ねる貴子と柳田。大我と北堀が応対する。 北堀の説明によると、美由紀は以前から男性社員への蔑視的な発言 が絶えず、交際している女性がいると聞けば「いつ結婚するの？ちゃ んと責任取りなさいよ」とか、また男性社員をジロジロ眺めたり腕や 胸を触ることもあった。特に関心があったのが角田で、「お尻が可愛 い」などと同僚の女性とジロジロ眺めたり、恋人との関係を執拗に尋 ねたりした。ついには上司という立場を利用し、話があると飲みに誘 い、食事の後帰りたがる角田を強引にバーに連れ出し、無理やりカク テルを飲ませ家に来るよう強要。マンションに連れ込み関係を持った。 職場の社員の証言、角田が書いた日記もある。 美由紀は角田が仕事で悩んでいるようだったので、誘ったと主張。 角田の方が酒が強かったので、ペースにつられ酔っ払ってしまい、家 に送っていけと言っかどうか、関係があったかどうかは覚えていない。 そこへ絵里と大介が帰ってきて、貴子は思わず二人の方が気になり、 上の空になる。そんな貴子に不安になり、「聞いてるんですか？やる 気あるんですか？」と美由紀に言われてしまう。 大我は北堀に、「念には念を入れておこう。何事も徹底的に、それ が俺の主義だから。大きな仕事も控えてるしね」と告げる。 三神と貴子の件については、向こうが出してくる不貞好意の証拠を つぶしていくことになる。不貞行為の証明には恋愛感情は関係なく、 あくまで継続的な肉体関係があったかどうか。ぼーっと話を聞く貴子 に絵里が大丈夫かと問い、貴子は大丈夫だと答えるが、絵里も大介も 心配する。 夜、事務所で考え込む貴子を紀三郎も気にする。 「私、だめですね。全然仕事に身が入ってない。弁護士失格です」 「佐伯先生が頑張っていらっしゃいます、依頼人を守る為に。この 時間まで聞き込みをね。もちろん大ちゃんもね。なんとか解決して依 頼人に元気になってもらいたい。あの二人は信頼に値しますな」 そんな頃、美由紀の件がマスコミに大々的に取り上げられた。どう やらアップヒルズ社がリークしたらしい。貴子がアップヒルズ社に話 を聞きに行くが、大我と北堀は見当違いだと否定する。さらに貴子は 北堀から、美由紀が以前不倫して会社を辞めさせられたと聞かされる。 貴子は北堀から聞いた話をバーで美由紀に確認する。美由紀は不倫 は事実だと言う。しかし、つき合い始めた頃は奥さんがいることは知 らず、知ってからも奥さんとは別れると言われていた、と。 「先生も私が逆セクハラしたって？」 「角田さんが出張や会議で一向に捕まらない。今の時点では判断材 料が少なすぎる。だから何とも言えない。これが弁護士としての見解」 「そう」 「だけど会社側がマスコミにリークしたのは間違いないし、どうも 不透明なものを感じる。それに、男の子のお尻が可愛いって女同士シ ャレで言っただけでセクハラだって言われるのは、ちょっとやってら れない。っていうのは、35の女の見解」この言葉に、二人して吹き出 す。 「35まで生きてきたら、色んなことがあります。恥ずかしい失敗も いっぱい。だけど少なくとも私は、上司の立場を利用して部下に関係 を迫るような卑怯な真似はしない。だったら街中でナンパでもします。 それが私のプライド。信じて下さい」 美由紀と別れ街を歩く貴子は、何か吹っ切れたように早足になる。 事務所に戻り、紀三郎に「三神さんの件は佐伯さん達に任せます。 私は、私の依頼人の為に全力を尽くします」と告げる。 事務所の他の面々も情報収集に駆け回る。柳田は角田を捕まえるが、 「会社から何も言うなと言われてるんです。会社を通して下さい」と 逃げられてしまう。 絵里は清水が出してくる不貞行為の証拠をつぶしていく。ついに清 水は6月4日、三神が貴子の部屋に泊まった話を出してくる。 貴子は再びアップヒルズ社に赴き、美由紀の逆セクハラはなかった と主張する。 まず、交際している女性がいる男性社員に「結婚はいつか？」など の発言は軽口の範疇であり、蔑視とは言えないこと。 じろじろ見た、ということについてはアップヒルズ社は男性社員が 女性社員の4倍であり、周りを男性に囲まれて、それを見るなという 方がおかしい。 立場を利用して無理やり飲みに誘った件については、仕事でミスを し叱ったので、慰めようと誘った。無理やりお酒を飲ませたというが、 彼の方が勧めたお酒である。美由紀は泥酔状態で、角田はシラフだっ たので、美由紀が角田を無理やり家に連れて帰れる訳ない。 そして角田の日記だが、仕事の内容、友達と食べた食事のメニュー、 そして逆セクハラの順に書かれている。普通ならショックだったこと を一番に書くはずだから、後から付け足したのではないか？と突っ込 むと、大我から笑顔が消える。 北堀は貴子が以前大手企業の社長を退陣に追い込んだことや、日本 のトップ3の弁護士事務所の一つでエースだったことを思い出し、何 か策を練った方がいい、と大我に提案する。 絵里は清水の事務所で、亜希子と対面する。亜希子は三神にはこれ まで散々苦労させられてきて、好きな女ができたからって「はい、そ うですか」なんて離婚できないと話す。その亜希子の手は震えている。 絵里が「そうやって意地になられるのもどうかと思います。お互い 不幸に・・・」 と言いかけると、亜希子が「うるさい！！」と遮る。 同じ頃、大介は三神から話を聞いていた。亜希子は仕事に妬いてい ると三神は話す。子供さえいなければバリバリ働いたと思っているの だろうと。亜希子に悪いとは思っているが、愛情はないと。 絵里と大介はお互いの結果を報告する。大介は三神が貴子の部屋に 泊まったことは事実だと告げ、不安そうな顔をする。絵里は、向こう は不貞行為を立証できないだろうと安心させようとするが、大介の顔 は晴れない。 柳田は会社の裏口から出てきた角田を捕まえる。 「どうも話が食い違う。もう一度きちんと真実を話してくれないか な」 「話す気にもなりません」 「このまま行くと俺達は裁判を起こすことになる。そうなったら君 も証言しなきゃならないんだよ」 「馬鹿な。なんで僕が」と角田は去ろうとするが、柳田の声が引き 留める。 「民事訴訟法第190条。裁判所は特別な定めがある場合を除いて、 何人でも証人として尋問することができる。・・・証人にならないと 裁判所に怒られるぞ〜」 その言葉を聞き、顔色が変わる角田。 「どういう事情か知らないが、白石さんには仕事で助けてもらった こともあるんだろう」 角田は少し迷い始めたようだ。 亜紀が、アップヒルズ社とエクセル社の業務提携の話を掴み、貴子 に告げている時、事務所に大我から電話が掛かる。 アップヒルズ社で、大我は貴子に和解を申し出る。業務提携の話を 掴まれると痛い、と。美由紀には支度金として3千万を支払い、系列 会社で一つ上のポストを与えることが和解の内容。 貴子はなぜ急に和解を言ってきたのか不思議がる。業務提携がある なら尚更穏便に済ませたいはずなのに、逆セクハラをでっちあげたり したのはおかしい。紀三郎は、「もっと他にあの会社に隠されたこと があったんじゃないでしょうか。白石さんはその地雷を踏んでしまっ た」と推理。そこを探ることにするが、和解の話をどうするか、美由 紀に確認してからだ。 貴子は柳田と共に再度アップヒルズ社に赴く。 「話はつけました。ただし、これ（3千万）じゃダメだって」 「ずばりいくらです？いくらなら和解するんスか？この際だ、はず みますよ」 「いくらだ、いくらだって、人を数字でしか見られないのね。人は ね、数字じゃないの。習わなかった？幼稚園で。お金は一銭もいらな い。その代わり、逆セクハラはでっち上げだと会社側が認め、謝罪す ること。それが条件」 「それ以外の取引は一切しないってさ」と柳田が付け加える。 「もう少し話が分かる大人だと思ってましたよ。分かりました、な らやりましょうよ、徹底的に。力って物がどういう物なのか教えてさ しあげますよ」 「お金ってこと？」 「他に何が？」 「金で買えない物はない、か」 「金で買えない物しか相手にしてなかったからじゃないですか」と 柳田が言うと、貴子が「それは違う。お金で買える物にしか相手にさ れなかったのよね、可哀想に」と訂正する。そして「やりましょう、 徹底的に」と大我と同じ台詞を言う。 大我は部屋を出ながら、「選りすぐりの弁護士を集めろ。提携まで はどんな手を使っても構わない。とにかくあの事務所を叩き潰せよ！」 と北堀に怒鳴る。 後日、柳田は喫茶店で角田を待つが、彼は現れない。アップヒルズ 社に電話を入れると、角田はシアトルに転勤になったと告げられる。 そんな頃、亜希子が家で倒れているのが発見される。側には割れた カップとこぼれた中身、薬瓶、そして貴子の不倫を暴いた週刊誌の記 事が落ちていた・・・・・。 寸 評 私は三神のことが今いち好きになれません。妻との関係をきっち り断ち切っていないのに、他の女性と関係を持つなんて・・・。しか も不倫相手は弁護士。少し考えればどういう事態になるか、分かりそ うなものなのに。 執 筆 者 テアラ（teara-lj@infoseek.jp） ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 前回のこの欄で「来週、最終回」と書いてしまいましたが、あと1週ありま した。ストーリー展開、時期的にてっきり最終回だと思い込んでしまったので すが・・・。失礼致しました。（テアラ） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv/ url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |