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タイトル:Daily Drama Express 2005/05/26 汚れた舌 (7)  2005/06/23


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/05/26 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 汚れた舌
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 江田千夏(飯島直子)
 涼野杏梨(森口瑤子)
 涼野光哉(田中圭)
 江田典子(松原智恵子)
 白川隆一郎(藤竜也)
 涼野耕平(加藤浩次)

作  内舘牧子
主題歌  −

あらすじ  第7話 「舌きりスズメ」

 ホテルの部屋に入る千夏、典子、白川。
 ベッドを見て怒る典子。
 千夏は「お母さん…ずっとウソついてました、ごめんなさい」と言
うが、
 典子は「不潔なコ!」と言って、次から次へと千夏をなじる。
 典子「この男がどういう男か、もう一度考えてみなさい!」
 典子は、千夏の父との思い出をあげて、千夏を責める。
 典子「お金、いくらのもらってたの?」「お手当てはいくらもらっ
てたの?」
 金は介在していない、という白川。
 典子「恋愛だっていうの?」
 肯定する二人。
 典子「あんたたちの舌、ちょんぎってしまいたい!」
 典子は、女は20歳年上の男のお金が目的で、男は20歳年下の女
の身体が目的、普通じゃない、と言うが、千夏はどんどん好きになる
気持ちが止められなかった、と告白する。
 「白川に500万、借りました」と告白する千夏。千夏に殴りかか
ろうとする典子の前に立ちはだかる白川。
 「お父さんの敵に身体を投げ出したの?」と問い詰める典子。
 「薄汚い!」を連発する典子。
 「本当に借りたの!そんな関係じゃないの!」という千夏の言葉に
も耳を貸さず、「あんな薄汚い、不潔なお店、つぶれればいいのよ!
つぶれろー!つぶれろー!」と連呼する典子。
 白川「神様がつぶしません」
 出て行く典子。部屋には千夏と白川が残される。
 白川「あの人のそばについてやれ。あの人が心を静めるまで、金沢
には来るな!」
 千夏「お母さん、ズルい…!私たちだけ責めて…!」
 千夏は白川の腕の傷は母が刺したのだろう、と言うが、白川はしら
ばっくれる。
 キスして別れる二人。

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 「ただいまー」、と光哉が帰ってくると涼野家は真っ暗。
 苺を狂ったように食べる杏梨。
 杏梨「私が苺ばっかり食べるとみんな不思議がるでしょう?だから
こっそり食べてるの」
 手伝う光哉。杏梨が苺を見たくない理由を尋ねると、
 杏梨「主人と千夏さん、絶対ホテルに行ってる…ぉ義母さんの思い
通りに…」と、耕平と千夏を目撃した時のことを話す杏梨。
 呆然とする光哉。
 耕平と弘子が戻ってくる。苺を食べている杏梨と光哉を見るが、光
哉が二人に目くばせする。
 ニヤリとする弘子。哀れむように見ている耕平。

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 帰宅した千夏、ドア越しに典子に謝るが、典子は「舌きりスズメは
悪いことしたから舌切られたの。話なんか聞きたくないわ」と答える。
 典子は、自分は千夏が一番大事だったのに千夏は白川が一番大事だ
ったのね、ウソばっかりつく舌、スズメみたいにチョン切ってやりた
い、千夏…もしまた白川と会ったら、お母さん、自分の舌切って死ぬ
…これ以上ウソはつかないでね、お母さんをこれ以上、寂しくしない
で…と言う。
 千夏は、見知らぬ東京で母を寂しくさせたことが、はかりしれない
ことだと悟る。

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 翌朝。耕平が仕事を休むことにはしゃぐ杏梨。夜は食事で出かける、
という弘子に杏梨は「本当に食事…?お義母さん、また…」と疑う。
 娘を送って杏梨が出て行くと、耕平、弘子、光哉の3人がお互いに
本音を語る。
 光哉は「夫に女がいるって、姉さん、感づいてるよ」と言い、出が
けに「兄さんの味方だから」と耕平に言う。

 キッチンで皿に水を流す耕平。携帯で千夏に電話する。千夏は「い
ろいろあって大変―!」と言う。
 「ちょっと元気ない」、と、耕平に指摘する千夏。
 「しばらく会えないけど、いつでも電話して。一人で考え込むなよ」
と耕平。

 耕平は杏梨に苺を食べたい理由を聞くが、杏梨は答えない。

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 千夏の店。ネットでいろいろ書かれていることを理由にキャンセル
される。
 「潰す手間が省けるじゃない…」と言う母。

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 夜。東京タワーを見ながら、人生を振り返る千夏。

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 涼野家に耕平と弘子が帰宅したところ。杏梨は、弘子がバッグを売
っていることを咎める。
 弘子「ブランド品を1/4の価格で売ってるんだから、みんなも大
喜びよ」
 「お母さん、そんなにお金が欲しいんですか?」と、弘子を責める
杏梨。
 「お母さんがお金に汚いと涼野家や富士山花店が恥をかくんです!」
という杏梨。
 手を握り締める男の手。
 杏梨をいさめ、謝る耕平。

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 弘子と光哉、自分たちの部屋に入る。
 光哉「最悪だな、義姉さん、あそこまで言うか?」
 乱暴に箱を置く光哉に、
 弘子「乱暴にしないでよ!明日売るんだから!」
 みんなにいい顔している光哉に、弘子は「あんた、何か知ってるわ
ね?」と言う。
 否定する光哉。
 弘子「自分の人生を大切にするなら、やり返すか、逃げるかよ。や
られっぱなしはずっとバカにされる。ママはやり返す」

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 千夏に電話する耕平。
 「会いたい」という耕平に、千夏は普通の友達に戻ろう、と言うが、
耕平は「千夏のことを愛してしまった。会いたい」と連呼する。
 それを物陰で聞いている杏梨。

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 千夏の店に来たゆか。
 何もかも母にバレたことを告白する千夏。
 白川から預かってきたお菓子を千夏に渡すゆか。
 金沢の紙風船だった。

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 金沢で。
 白川先生の器にうちの花を生けさせていただいて、カレンダーにし
たい、と土下座して頼む耕平。
 ラフスケッチを渡す弘子。
 ちょっと見る白川。
 白川「四天王展で批判されたので、作品価値が下がってるかもしれ
ませんよ」
 そして白川は、落胆した状況を上手く作品に生かしたいが、思うよ
うにいかない、耕平のように熱い思いで仕事関係者と会ったことはな
い、と言って自嘲気味に笑う。

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 夜。千夏の部屋。
 千夏が帰ってくると、避ける典子。
 毎月ちゃんと5万ずつ白川に返済していた、と言う千夏。
 典子「金沢への交通費往復7万は愛人の白川に出してもらってたん
でしょ。今更ウソつきなんて言わないわよ。千夏のウソにはもう慣れ
っこですから」

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 翌日。
 店の前でビラくばりをする千夏。
 千夏のモノローグ「ネットの影響で若い客が激減しました」
 ゆかが店に来る。
 ゆか「千夏…私…金沢のお店辞めるの」
 千夏「自分でやるの?」
 千夏「ううん…結婚するの…(お腹をさするゆか)3ヵ月…」
 ゆかは、白川の後輩になる最近知り合った人とバタバタと結婚が決
まった、と言う。
 千夏の後ろにいた典子は「親孝行!」とゆかに言う。
 千夏のモノローグ「ゆかに恥をかかされた気がしました…」

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 耕平にネットでの『さくら』への中傷の言葉を見せる光哉。
 「千夏さんのところへ行ってやれよ!」と言う光哉。
 否定するが、行く耕平。

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 千夏の店は『都合により閉店』になっていた。
 昼間から一人ワインを飲んでいる千夏。
 千夏「友達が結婚するの。子供もできて。私は客も減って、母とも
上手くいってない…もうイヤ」
 店内に入ってきた耕平へ愚痴る千夏。耕平は千夏を励ますが、千夏
は「友達を祝福できなかった。彼女はもう一人だけで闘わなくていい
んだ、と思った」と言う。

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 涼野家。階段一杯に敷き詰められた苺。
 「私だけ見て…私だけ…」と言って苺を食べる杏梨。

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 耕平にしなだれかかろうとする千夏に怒る耕平。
 耕平「そのレベルの女かよ!だったら誰かれ構わず結婚してもら
え!」
 千夏「安らぐ家庭を持っている人には言われたくない!」
 耕平「家庭も子供もいらないなんて仕事が上手くいってる時だけだ
ろ!生き方が間違ってるよ!」
 「もっと身の丈に合った生き方を考えるんだな!」と言って出て行
く耕平。

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 『さくら』で一人、花の片付けをしている千夏。
 耕平からも白川からも連絡はなく、母とも上手くいってない状態。
 弘子が店に来て、千夏を誘い出そうとする。

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 フォトスタジオ東京に行く、千夏と弘子。
 弘子「コーちゃん、サプライズ!」
 来たのは千夏。
 耕平に謝る千夏「あなたの言う通り。ゴメンね、私、間違ってた」
 耕平「オレも言い過ぎた、ゴメンな」
 そこへやってきた白川。
 千夏のモノローグ「耕平と私を見て、白川は思ったでしょう。私は
白川にも、しゃーしゃーとウソをついていたのだと」



             (次回へ)


寸  評  突然、お母さんがのりこんできて修羅場になり、そして耕平&白
川のバッティング。どんどん話が進んでいきます。

執 筆 者 増井()

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2. 編集後記
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 後半、耕平の「そのレベルの女かよ!だったら誰かれ構わず結婚してもら
え!」「家庭も子供もいらないなんて仕事が上手くいってる時だけだろ!生き
方が間違ってるよ!」「もっと身の丈に合った生き方を考えるんだな!」には、
「アンタ、何様?!」って思いました。
 別にアンタが千夏の人生の面倒みてきたわけじゃないんだから、偉そうに説
教してるんじゃないわよ!他人の人生に口出ししないで、世間知らずな妻をも
っとまともに教育しなさいよ、って感じですね。(増井)

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