メルマガ:たなぼた式ヘルプ(助け舟)
タイトル:たなぼた式ヘルプ(助け舟) 9  2005/06/23


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     たなぼた式ヘルプ(助け船)9 
−毎週木曜日発行予定−  
        
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目次

【ご挨拶】
【1】子どもは信頼できない!相手は信頼できない!

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【ご挨拶】

「たなぼた」これは「棚からボタモチ(ぼた餅)」の略です。

このことわざの意味は

棚からぼた餅が落ちてくるように偶然の幸運がやってくることです。
(岩波国語辞典4)

人は困っている人を見れば助けたくなるでしょう。
この頃はそうではない人も多くなりましたが?

本当に命にかかわるような困り事には
目をそらすわけにはいかないでしょうが。

でも、その人が本当に?困っているのでしょうか?
また、本当に?助けてあげたいのでしょうか?

日本には「たてまえ」と「ほんね」があります。

「ほんね」で助けてあげたいと思う方も、
「たてまえ」で助けてあげた方が我身のためだと思う方もいます。

それぞれの立場でそれぞれの行動を起こしますよね。

それぞれの方がそれぞれの立場で行動を起こした結果が
どのような結果を招くか?

現代に「風が吹けば桶屋が儲かる」式の因果関係が存在するでしょうか?

あなたの善意が本当にその人の為になるかどうか?

子どものしつけ・教育
青年の教育
女性の生き方
老人の介護





多岐にわたる人の生き方にかかわって
本当に良いヘルプ・助けとは?

を考えていきたいと思います。

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【1】子どもは信頼できない!相手は信頼できない!

相手を信頼しておればこちらが手出しすることはありません。
要するに相手を信頼できないのです。

こちらがいろいろしてあげなくては、ということは、
ヘルプがなければ
ダメになってしまう。という感覚がある。

どの親も子どもがいくつになっても信頼などできないでしょうが、
子どもを信頼しようがしまいが気軽に援助できる時代?になっているので
つい世話を焼いてしまうのでしょう。

そして一旦このリングが始まると、相手は援助なしにはダメなように見えてくるし、
実際ダメになるかも知れない。ますます援助を止められなくなる。

つまり悪循環が始まる。
援助者は決して相手をダメにさせるつもりは全くない。
むしろ、相手のことを思ってあふれるような善意から援助を続けるのです。

その結果は、相手をどんどんダメにしていく。
そのことが援助者の援助をますます正当化するし、不可欠な物にします。

こうして人間関係の病的なパターンが続いていくことがあります。

援助者が「私が」「どうにかしてやらなくては」といった
「上に立った」「優位な立場」が本人の自立・独立を妨げて、
寄生的な生活、人生を続けさせてしまうことがままあります。


では

ヘルパークール


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 たなぼた式ヘルプ(助け船)

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