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タイトル:Daily Drama Express 2005/05/20 タイガー&ドラゴン (6)  2005/06/20


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/05/20 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル タイガー&ドラゴン
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 山崎虎児(長瀬智也)
 谷中竜二(岡田准一)
 林屋亭どん兵衛(谷中正吉)(西田雅行)
 林屋亭どん太(谷中竜平)(阿部サダヲ)
 リサ  (蒼井優)
 メグミ (伊藤美咲)
 組長  (笑福亭鶴瓶)
 銀次郎 (塚本高史)
脚  本 宮藤官九郎
主題歌  『タイガー&ドラゴン』 クレイジーケンバンド

あらすじ  独身のどん吉が弟子たちにお小遣いを渡す。
 男社会は買ったり負けたり、連戦連勝とはありえない。


 部屋で、大喜利の練習をする。
 どん兵衛(西田敏行)がお題を出す。
 「何でも屋の主ですから、ほしいものなんでもおっしゃって下さい
な。
 そしたら、何に使うんですか?と聞きますから、
 とんちの効いた応えをおっしゃって下さい。」

 練習なのに、小虎や兄弟子たちはおおはりきり。
 『OH!喜利喜利ボーイズ』


 高座に上がったどん兵衛は、
 「いろんな職業を話題にしてね、あいうえお作文しようか」
 『OH!喜利喜利ボーイズ』が寄席に出る。
 会場からは大拍手。


 どん吉(春風亭昇太)は、「さて、OH!喜利喜利ボーイズの結成を
祝って、ぱっと行こうか。」と声をかける。
 小指を立てたどん太(阿部サダヲ)は「こっち方面に繰り出しません
か?」
 虎児(長瀬智也)も「上野って言ったら、うちが経営してるランパブ
があるぞ」
 兄弟子と繰り出そうとすると、
 言い出したどん吉が「ビデオ返さなきゃ」と帰ってしまう。

 どん吉が帰ってから、「忘れてた、下ネタNGなんだよ。」
 どん吉はかなりのマザコンで、両親が離婚してから母親と一緒に暮
らしている。

 場所をランパブへ移し、
 姉が三人いて、完全な女性不信らしい。
 前、師匠がお見合いをさせようとしたが完全に拒絶された。

 そこへ虎児の携帯が鳴る。
 日向(宅間孝行)からで、借金の取り立ての依頼。
 白石克子(薬師丸ひろ子)35歳、200万近く借りてる。今月振
り込みが無かったらうちに債権が廻って来る。
 今月いっぱい追い込めねーってことだ。
 だが、裏で男が手を引いているかもしれない。
 額は少ないが今の流星会には必要な資金だ。

 日向から組長(笑福亭鶴瓶)に電話を変わってもらう。
 虎児は今回の件を銀次郎(塚本高史)に任せたいという。
 今後流星会をしょってたつのは二代目だからと。
 嬉し涙にくれる組長は、パソコンをしていた銀次郎の電源を抜く。


 どん兵衛が高座に上がる。
 いつでも親というものは、気苦労が絶えないものですが、

 原宿でどん太がロケをしている。テレビカメラの前でどん太が応え

 「ロケが始まって3時間一向にもてません。原宿は逆ナンの聖地だ
と聞いたんですが、、」

 しかし、逆にまじめ過ぎるのは心配なんだな。

 商人というのは世の中の表面だけみていても仕方ないんだ。
 この世の裏というのを知らなければ、

 「合コン?」
 ロケが終わったどん太はどん吉のために合コンを開催したいと竜二
に話す。
 いい案が無いかと聞かれた竜二は、
 「地方の営業が入ったと連れ出す。熱海とか湯河原とかそこで始め
て合コンとばらす。」

 入ってくるとき大門があったでしょ?
 あそこには怖い怖い番人がいて、帳面につけてる。
 おまえさん一人で帰ってごらんよ。
 三人づれなのに、一人で帰るっていうのは怪しいっていうんで、ふ
んじまられるよ。

 ドラゴン&ソーダにどん太と竜二とちびTが帰って来る。どん太は
リサに、
 「31日あいてる?」
 「店長合コンするんですか?」
 竜二はどうしてバイトの子を入れなきゃいけないのか?
 と応えると、リサに蹴られる。

 ちびTはどん太に、
 「その件自分に任せてもらえませんかね?
 すぐにやれる女子大生から、欲求不満の人妻まで」
 竜二はすかさず
 「バスガイドは?」
 どん太は電話する。
 「もしもしメグミちゃん?一泊二日の旅行だけど、メグミちゃん入
れて5人だよ〜お願いね〜」

 男性陣のメンバーは
 「どん太と竜二とどん吉と、なごむからうどん。他に居る?」
 さっきから、アピールしてるちびTを無視した、どん太と竜二は今
回は、落語をやるから諦めてくれと諭される。
 ちびTは
 「小虎さんは?」
 というと竜二におさえられてしまう。
 「あの精力怪人ならメグミちゃんとか根こそぎもってかれる。」

 「やべ」 小虎が現れる。

 「面白そうな話ししてるじゃん。大喜利やるの?いついつ?
 31日?空いてるよ。寄席休みだし。」


 リサが銀次郎の部屋で一緒にパソコンを覗いている。
 日向と組長が部屋に入って来る。
 「調べてるんですよ。白石克子のこと。」
 パソコンの画面を指差して、
 「これ彼女がやってるブログです。実家は名古屋の味噌カツ屋」


 どん兵衛は兄弟子たちに
 『OH!喜利喜利ボーイズ』の温泉寄席のパンフレットを見せる。
 どん太はメンバーのことで相談と、
 「先方の指定はわたしとどん吉、うどん、小虎の4人での選抜メン
バー、あと一人は素人」
 どん吉が、墓参りだからと遠慮するのをその場を小虎に任せて外に
連れ出す。

 外で竜二がどん太の変わりに
 「墓参りと落語どっちが大切なんだよ。日頃の疲れを男同士で癒す
んだよ。」

 一人でどん太が戻って来ると
 「おまえたちがそれほどまで、どん吉のこと心配してくれるんなら
嬉しいよ。頼むよ。」
 「どん吉救済の合コンツアーなんだよ。」
 合コンの言葉を聞いて皆の目の色が変わる。
 虎児は
 「そこまでまだ説明してない…」
 サヤちゃんが泣き出す。


 31日
 どん太と竜二が待っているとどん吉が大嶋紬の着物を着てやって来
る。
 とても一泊二日の荷物とは思えないスーツケースをさげて、その中
には、お袋が作ったきんぴらやら煮物が入っていると。
 うどん(浅利陽介)もやって来る。
 あとは小虎だけ。

 その時竜二の携帯が鳴る。
 「悪い今日行けなくなった。
 追い込みかけようとしていた女が逃げたんだよ。
 代わりの奴もうすぐ行くから。」
 「代わりの奴?」
 少し離れたところにジャンプ亭ジャンプ(荒川良々)の姿が…


 組長の自宅へ行った虎児は日向から説教される。
 「この際だからはっきり言っておく。谷中の借金が0になるまでお
まえはうちの構成員だ。」

 銀次郎と車に乗った虎児は
 「携帯の番号とかわかんないのか?実家の番号は?
 おまえさぁ、何も調べてねーのと一緒じゃねーか。
 ブラックリスト載ってるか調べろ。」

 「着いた。」
 海辺に着いた竜二たちは、メグミの姿を見つける。
 「3人ともかわいいよ。一番かわいい子が低血圧で起きれなくて」
 近くにいた女性に竜二が声をかける。
 「すいませーん。僕達と合コンしませんか?」
 「合コン?」


 小虎が高座に上がる。
 えーいっぱいのお運びありがとうございます。
 親といっても産みの親ばかりが親じゃない。
 まじめ過ぎてもこれはこれで心配で。

 「明烏かよぉ」

 江戸と申しました時代、どん吉という噺家がおりまして、
 この男堅い堅い、
 とにかく遊べっていうんでね、反物屋の竜が策を練りましてね。


 温泉旅館での合コン、まず女性陣から紹介
 自己紹介します。メグミでーす。よろしく。
 あさみでーす。好きなタイプは面白い人。
 まりあでーす。甘えん坊なので、叱ってくれる人が好きです。
 あっさでーす。筋肉が大好物です。
 白石です。白石克子です。本当にわたしでいいんでしょうか?

 この克子っていう女 多額の借金かかえておりまして、
 ヤクザが血眼になって探しております。

 男性陣の紹介、
 林屋亭どん太、竜二、ジャンプ亭ジャンプ、うどん、そして、どん

 しかし、どん吉が居ない。

 外までどん太が追いかける。
 「あんたがいなきゃ、あいうえお作文できないでしょ?」
 竜二も出て来て、
 「そんなに嫌なら帰りゃいい。あんた一人で帰ったら師匠はどう思
うかね?
 地方の営業って嘘ついて、合コンやってるんだよ。
 俺や兄貴はともかくうどんは未成年。間違いなく破門だね」

 そんなこんなで夜がふけまして、続に言う消えるって奴ですかね。

 メグミと竜二は混浴露店風呂へ

 宴会場にはどん吉と克子が残る。
 「あの、、気を使わなくてもいいんですよ。わたしはわたしで時間
を潰しているんですから。」
 「そんなことないです。楽しいです。退屈ですか?」
 克子は甘納豆屋で働いているからと、甘納豆をどん吉へ差し出す。
 どん吉も母親から持たされたお惣菜を克子へ分ける。


 そば処
 銀次郎は虎児に愚痴る
 「俺も早く、兄貴みたいになりてーです。」
 「うちの師匠がさぁ、俺に言うんだ。おまえはおまえの古典落語を
やればいいってよぉ。要するに柄にもないことをするなっていうか、
スタイルなんてどうだっていいんじゃねーだから、俺みてーになりて
ーっていうな。俺はもういいんだから。」

 虎児はそば屋に、明烏のオチを聞く。師匠に聞きなよ。と諭される

 そば屋の奥に師匠が居る。

 「嫌がっていた若旦那が花魁に魅せられて…
 小虎おめーの言う通りだよ。ぼっちゃんこっち、小虎の言う通り
 あんたはあんたなりのヤクザになればいい。
 小虎に借金のある俺が言うのは何だけど、人から愛される立派な取
り立てやになりなさい。」

 露店風呂でメグミは竜二に
 「こんなに笑ったのは久しぶりだな。
 男女って基本は笑顔でしょ?
 今日は特別、本当に面白かった。
 面白い人好きになるの、メグミ始めて、
 これからもいっぱい面白いことして、メグのこと楽しませてね。」
 同じ場所に彫った刺青を見ながら、
 「付き合ってるみたいだね?」
 「付き合っちゃう?…やだ、本気だったんだけど。」
 「竜二くんメグミと付き合うとちょっと面倒くさいけど、平気?」
 「考えていい?平気。俺も面倒くさいから。」

 メグミと竜二がキスをしようとすると、
 どん太、ジャンプ亭ジャンプ、うどんが入って来る。
 その三人の前でキスをする。


 わかりましたよ若旦那。あんたは暇な体だ。
 わたしは一足先に帰りますよ。
 わたしが帰らなければ大門でふんじばられるよ。

 そば処でどん兵衛の落語を聞いていた虎児だったが
 いつの間にか寝てしまう。

 「兄貴起きて下さい。ブログが更新されてます」
 “伊豆に来ています。なんと合コンです。優しそうな人だけど
 どうしよう。気まずいよう。“

 そのブログを読んだ虎児と銀次郎は伊豆へ向かう。
 どん吉の泊まっているホテルに入り、どん吉を探す。

 どん吉の寝ている部屋のドアをぶち壊す。
 そこにはどん吉と克子が同じ布団で寝ていた。

 「あっしはねー浮ついた気持ちじゃないの。彼女と一緒になって味
噌カツ屋の亭主になるの」
 銀次郎は一枚の債権状を取り出し
 「じゃあこれ、だんなさんに払ってもらいましょうか?」
 その女の作った債権が今日付けでうちに来たんだ。
 「そうなの?」
 確認するどん吉の手を克子が握る。
 「返しますよ。返しゃいいんでしょう?」
 「そんなぁ自分で返します。」

 帰ろうとする虎児たちに
 「あんたらねぇ帰れるもんなら帰ってごらんなさいよ。
 わたしがいなけりゃね。あいうえお作文出来ませんよ。」


 喫茶店よしこ
 どん兵衛はどん吉を隣に座らせ、落語の感想を虎児に言う。
 「寝てたわりにはサゲもちゃんと上手くいったし」
 どん吉は
 「今月末家族に紹介することになりました。」
 虎児は銀次郎にも、今月分の授業料として10万を出させる。
 どん兵衛とどん吉は受け取った借金を封筒に入れて、虎児と銀次郎
に渡す。

 封筒を受け取った銀次郎は、
 「おかしくね?これ?俺、落語教わって無いし」
 「授業料だよ」


寸  評  堅いどん吉に社会勉強をさせようと企画した合コン。騙されて連
れられて、借金持ちの克子と知り合う。そのまま【明烏】。
 まさか、家族へ紹介するところまで話しがすすむとは思っていなか
ったのですが、堅物でも良かったです。

執 筆 者 田村()

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2. 編集後記
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 遅れています。申し訳ございません。
 今日はすごく暑い日でした。郵便局の前を通ったら“書中見舞いのハガキ好
評発売中”の文字が・・
 もうそんな時期なんだなぁとぼんやり考えていました。一年一年がすごく早
くすぎる今日この頃。(田村)

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