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タイトル:Daily Drama Express 2005/05/14 瑠璃の島 (5)  2005/06/07


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/05/14 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル 瑠璃の島
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 川島達也(竹野内豊)
 藤沢瑠璃(成海璃子)
 仲間勇造(緒形拳)
 仲間恵 (倍賞美津子)
 米盛照明(小日向文世)
 島袋さなえ(小西真奈美)
原  作 森口●
脚  本 森下佳子
主題歌  「ここにしか咲かない花」 コブクロ

あらすじ  第5話

 教室には藤沢瑠璃(成海璃子)1人。シーサーの携帯ストラップを
手に、ボーっとする瑠璃。

 島袋さなえ(小西真奈美)の指示に、一々反論しながらも従ってい
る瑠璃。


 校長の小浜学(岸部一徳)は、最近瑠璃がボーっとしていることが
多いので、心配していると言う。最近はかけっこに順位を付けない学
校が増えているが、自分たちは瑠璃に競争相手を与えてあげられない
と言う。


 山羊の子を抱き上げようとして、瑠璃はシーサーの携帯ストラップ
を落としてしまう。


 ストラップを落としたことに気付いた瑠璃は、必死に探す。
 みんなも手伝ってくれる。


 鳩海島に、若い女性3人の観光客が来る。
 斉藤茂(賀集利樹)は彼女たちに声を掛けると行ってしまう。

 瑠璃は中嶋美月(井川遥)に、茂と結婚するのかと聞く。
 美月は茂の優しいところが好き。2人の時は特に、と言う。
 そして、瑠璃に一緒にいたい人はいるか聞く。
 瑠璃は「温かい人.....」と言う。

 美月が気持ち悪くなる。
 瑠璃が仲間恵(倍賞美津子)を呼びに行く。


 美月の妊娠に、島中大騒ぎ。
 でも茂は自分の子じゃない。川島達也(竹野内豊)の子じゃない
か?と荒れる。

 いたたまれなくなって、仲間家を飛び出す美月。
 美月と並んで腰掛け、松隈奈津美(西山繭子)は産んだ方がいいと
言う。そして、自分は後悔していると言う。今のダンナと知り合う前
に妊娠したが、産まなかった。そのせいで子供が産めなくなったとい
う。
 美月は茂さえいてくれればいいのと言って立っていく。


 瑠璃は川島に髪を切って貰いながら、美月と茂は、2人ぼっちだか
ら仲直りして欲しい。
 川島はひとりぼっちだけど、この島で生きていることを伝えたい人
がいるか聞く。
 昔のことを一瞬思い出す川島。
 川島の様子に、謝る瑠璃。


 月を見上げていた瑠璃を、勇造は座敷に呼び、「島では嬉しい時も
悲しい時も、これだ」と三線を爪弾く。
 じっと聞いている瑠璃。


 米盛照明(小日向文世)は、夜になっても娘の『いっちゃん』を探
していた。


 瑠璃は遅刻ギリギリに教室に飛び込み、今日の授業、三線にして、
と言う。豊年祭の出し物にすると。
 「そう.....する?」とさなえ。

 教室で三線の練習をする。でも、さなえは教えられない。

 教室の様子を見る新垣治衛(平泉成)。
 瑠璃は練習をしているところを勇造には内緒にしたいから言わない
で、と言う。
 新垣が瑠璃に教えると言う。
 「おじさん、言ってたよ。会長さん、三線の名手だって」と瑠璃。


 やっといっちゃんの住むマンションを探し当てた米盛。
 元妻は、不機嫌ながら米盛を中に入れる。
 元妻は、いっちゃんは米盛の子じゃないので、会わせられないと断
る。

 米盛と入れ違いに、いっちゃんが帰宅。
 「お客さん?」といっちゃん。
 「うん」と母親。
 「誰?」といっちゃん。
 「お父さん」と母親。

 いっちゃんは抽斗から、米盛と2人で写った写真を取り出す。


 さなえが瑠璃を訪ねる。でも、留守。川島だけがいる。
 さなえは川島に楽譜を渡し、ただし瑠璃が練習していることは、勇
造には内緒、と言う。


 埠頭で指輪をもてあそぶ美月。
 瑠璃は茂と仲直りしたか聞く。
 美月は、無理だった。子供ができたと知ったら喜んで貰えると思っ
ていた。茂はこの島に来て、明るくなったから、ずっとここで暮らし
ていけると思っていた。
 その指輪は、出会って最初に、縁日で買ってくれた物。男の人に何
か買って貰ったのが初めてで嬉しかった。自分を相手にしてくれたの
は、茂だけだ、と。

 瑠璃は、この島では嬉しい時も悲しい時も、これだって、と言って
初めてのお客さん、と三線を弾いてみせる。


 おでんの屋台に立ち寄り、酒を飲む米盛。


 美月は茂に、茂の子を産みたいと言う。茂は自分のこと、なんとも
思っていないかもしれないけれど、自分は茂が好きだから、好きな人
の子供を産みたい、と言う。


 突然茂は、この島を出て行くと言って、荷物をまとめ始める。結婚
だとか、子供だとか、好きとか嫌いだとかが、嫌いだった。美月だけ
は、そんなこと言わないと思っていたのに、と。
 「子供は諦めるから、一緒にいたい」と言う美月を茂は突き飛ばす。


 夜になっても一心に三線の練習を続ける瑠璃。


 勇造は新垣と縁側で飲んでいる。
 瑠璃が来て約1ヶ月、子供がいる生活は大変だが、そこだけ太陽の
ように暖かい、と勇造。


 瑠璃が三線の練習をしている。
 そばで見守っている川島。

 美月が近くの浜から海に入り、茂から貰った指輪を捨て、そのまま、
どんどん沖へ向かって進む。
 瑠璃は美月を止めようと、必死で後を追うが、途中で転び、ヒザを
けがする。

 美月は一直線に沖に向かう。

 川島が走って追い掛け、美月を止める。

 そこに茂が駆け付けてくる。


 勇造は美月に、子供はみんなで背負っていくモノだと言う。
 美月は、今まで誰にも相手にされず、家でも学校でも必要とされず、
いつもビクビクして、友達もいなくて.....茂だけは笑ってくれて、
心細い時、そばにいてくれた。
 茂がいなくなったら、またひとりぼっちになってしまう。もう1人
はイヤ、と美月。

 「1人じゃないよ。みんないるじゃん。美月さんは1人じゃない。
お願いだから、1人だなんて言わないで!」と涙声で言う瑠璃。

 −− 1人が怖いという言葉が、妙に痛かった。


 勇造が茂を呼び止め、「島を出るなんて考えるな。他へ行くあてな
んて、ないだろう。わかっているよ。あの子たち、今夜うちに泊める
よ」と言う。
 「ダメなんですよ。今までずっとちゃらんぽらんに生きてきて、こ
れっていうものを持ってない。子供なんて、無理ですよね」と茂。
 「正直だな。男なんて、みんなそんなもんだよ。産まれた子の顔見
て、初めて肝が据わるんだ」と勇造。


 米盛は東京で酔って、チンピラと小競り合いを起こし、蹴られる。


 美月は川島に髪を切って貰う。可愛くして下さいね、と。


 起きた瑠璃。
 美月はすでに布団をきたんとたたみ、手紙を残していた。
 美月は、もう誰も頼らずに生きることを決意していた。そうしたら、
不思議と1人じゃないと思えた。赤ちゃんを産んで、1人で育てる。
瑠璃ちゃん、ありがとう、と。


 美月は家にはいると、「茂ちゃん、起きてた?こっち向いて。ど
う?見違えた?」と髪型を披露する。

 茂は美月の方を向くが、すぐ顔を伏せる。
 「茂ちゃん、わたし決めた。1人で頑張ろうね。だからさようなら」
と美月。


 瑠璃は、1人海底を探す。
 海の底で、何かが光る。
 急いで拾い上げると、それは美月が捨てた指輪。


 瑠璃は指輪を手に家に飛び込み茂に、「このままじゃ、美月さん、
行っちゃあよ。本当にいいの?」と言う。
 そして、瑠璃は美月が捨てた指輪を見せ、「わたし、寂しいってこ
と、知ってるよ。昨日まで一緒に笑っている人がいなくなるってこと
だよ。もう一生会えないかもしれないよ、いいの?」と言う。
 瑠璃は茂の手のひらに、その指輪を載せる。


 そのころ美月は漁船に乗り、鳩海島を後にしていた。

 埠頭で茂が叫ぶ。「美月!戻ってこーい!!」と何度も必死に。
 そして、茂は海に飛び込むと、船に向かって泳ぐ。

 美月は船を止めて貰う。

 船にたどり着いた茂は、「美月、行かないでくれ!産んでくれ!オ
レの子供、産んでくれ」と言う。
 でも、茂が海に沈み、手をつかんでいた美月も引っ張られて海に落
ちる。
 「わたしも産むつもりだよ」と美月。
 「あの、アメージングな島で、アメージングな子育てをしよう!」
と茂。


 茂と一緒に埠頭に来ていた瑠璃は、落としたシーサーのストラップ
を見付ける。


 勇造が三線を弾いていると、瑠璃がその前に座っている。
 「弾いてみるか?」と勇造。
 頷く瑠璃。
 そして瑠璃は一人で三線を弾き始める。
 驚く勇造。

 電話が鳴る。
 川島が出る。
 電話は川島宛で新宿中央警察署からだった。
 絶句してしまう川島。


寸  評  さて、遂に川島は捕まるのでしょうか?多分、殺人を犯している
のでしょうね。
 宣伝で瑠璃役の子が三線が上手になったと言っていましたが、今回
お披露目ですね。でも、残念ながら上手なのだが、それほどではない
のかは、よくわかりませんでした。多分、お祭りの時の発表の時は、
もっと上手になっているのでしょうね。
 ほのぼのした島で、川島がいるのは、ちょっとサスペンス風味のス
パイスなのでしょうか?それとも、川島が鳩海島で癒されていく、と
いうテーマなのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 今期、よく言われていますが、TBSは、『夢で逢いましょう』を日曜日に
持っていくべきだったでしょうね。前回サスペンスでしたら、親の世代も子供
の世代もそれぞれ共感できるこのドラマは、家族の団らんにはまったでしょう。
 逆に、「あいくるしい」は、日曜日に持っていったせいかはわかりませんが、
今のところこぢんまりとまとまってしまっています。これからドロドロの展開
が出てくるのでしょうか?それともこのまま爽やかにおわっていくのでしょう
か?
 こちらが木曜10時から、とかだったら、すごいドロドロの展開もありだっ
たのでしょうね。見てみたい.....(鈴木)

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