メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第251号]  2005/06/05


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             【実 践 留 学 道 場】

                第251号(2005/6/8発行)

       毎回発行部数:約750部、 累計発行部数:158,975部

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 読者の皆さん、こんにちわ。 
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ
等々発行に関わる全てを兼ねています!)の、HajimePapaです。

 このところ、このメルマガのコラムは『実践留学講座』が中心となったせいか、
留学ではなく、実践英語習得を目的でこのメルマガを読まれている方の読者数が
若干減少しているような気がしますが、如何でしょうか?
 『実践留学講座』は受講登録者だけでなく誰でも読んでためになる情報が盛り
込まれており、かつ、随所に英語力向上のノウハウもちりばめられていますので、
留学にご興味が無い方も、是非一度お読み下さい。
 尚、次週は、講座の中休みとして、久々に『英語力アップ・留学成功お悩み
解決!』コーナーをお送りしたいと考えています。お楽しみに!
(ただし、講座受講登録者の方で、課題レポート提出が未だの方は、まずこれを
済ませてから、一休み願います。是非、頑張って下さい。)


 それでは、早速今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

     ☆1☆ 『実践留学講座』(第11回講義:Section 4.2)

  ===============================================================


 今回の『実践留学講座』は、Section 4:留学準備手順の第2回目の講義です。
今回は、単なる手順ではなく、留学準備で一番ネックとなる出願手続き上のポイ
ントについて、具体的に取り上げました。
 受講登録されている方も、そうでない方も、留学準備で参考になる情報が網羅
されていますので、是非、最後までお読み下さい。
 尚、受講登録されている読者会員の方は、下記講座の精読&レスポンス(メー
ル返信)が出席点の確保条件となっていますので、どうぞお忘れなく!

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜

   ======= メルマガ【実践留学道場】特別単位認定オリジナル講座 =======

                〜〜〜 真の留学へのバイブル 〜〜〜

        『実践留学講座』(第11回講義:Section 4.2)

           講師:【実践留学道場】道場主

        =======================

   【実践留学道場】のHajimePapaです。今回初めての受講者の方や、
  これまでの講義内容をお忘れの方、是非、バックナンバーにて復習
  されてから、今回の講義をお読み下さい。より理解が深まります。


 ● Section 4:留学準備手順(第2回目)

   今回は、Section 4である「留学準備手順」の第2回講義です。
  前回は、早期準備開始の大切さを述べましたが、今回は、出願手続き
  を進める上で重要となるいくつかのポイントをカバーして行きます。
  
 
 ○ Section 4.1:出願書類の中で、一番重要なモノは?

   出願に必要な書類は、全て揃えて出願するのは当然ですが、
  その書類の中には、書き方によって、入学許可(合格可否)を
  左右するような重要な書類がいくつか含まれています。
   通常、願書の書き方や、その他書類の記入方法、コツは、
  色々な書物にも書かれていますので、ここでは、特に入学許可
  (合格)を得るために重要な出願書類である、エッセイと
  推薦状のうち、今回はエッセイについてふれて行きましょう。


   エッセイ(入学目的、自己紹介)
   ===============

   エッセイ(Essay)といっても、当然、随筆や単なる作文では
  ありません。入学目的(Statement of Entrance Purpose)と
  言ったほうが良いでしょう。
 
   そもそも、このエッセイはどこの米国の大学でも要求して
  いるかと思いますが、もし、提出が必須でなくても書くべき
  書類です。というのも、これは相手先の大学に自分を良く
  知ってもらい、自己PRする上で重要な書類だからです。
  このようなエッセイを入学許可のひとつとしてくれている米国
  の大学に感謝はしても、決して負担に思ってはいけません!

   巷では、このエッセイを作成する為のアドバイス、指導を
  してくれる機関(英会話学校?)もあるようで、このような
  機関を活用するのも良いかもしれません。しかし、利用の
  仕方が問題です。頼りすぎてはダメです。
   Section 1のところで既に述べましたように、何でも自分で
  やる意志と、エッセイくらい書ける基本的な英語力が無いと、
  現地に行ってから苦労するでしょう。
   よって、せいぜい自分で書いたエッセイを読んで貰い、
  アドバイスや意見を貰ったり、表現で曖昧なところの校正
  をしてもらう程度に留めておいたほうが良いでしょう。

   また、内容に関しても、自分のバックグラウンド、特に
  大学院の場合は、大学での研究内容や、もし社会での経験が
  あるのであれば、具体的なそれらの業務内容を出来る限り
  詳しく、かつ簡潔に書くことをお勧めします。もし、誇るべき
  資格や表彰歴があれば、これらも上手くエッセイの中に含めて
  下さい。
   単に、自分の自己紹介や、何故大学や大学院に行きたいか
  だけだとインパクトに欠けるでしょう。とにかく、相手先の
  大学に自分というものを良く理解して貰うと共に、自分は
  希望する大学、大学院で十分学んで行ける、研究して行ける
  ということをこのエッセイの中で、”英文”でアピールする
  必要があるからです。

   ここで、私自信のラッキーであった、体験談(成功談)を
  ご紹介しましょう。

   私は、最初エッセイを書いて大学院に提出した時には、
  出身大学での専攻内容や、会社での業務経験内容について
  書いたつもりでしたが、まだまだ不十分であったのです。
   幸い、その後、入学許可を検討している教授から、私の
  プログラム言語の経験や取得しているコンピュータ関連の
  資格についてもっと詳しく知らせてもらいたいとの手紙が
  届きました。というのも、私は大学の時はコンピュータが
  専門ではなく、会社に入ってからコンピュータ関連の業務
  をずっとやっており、その時、CS(コンピュータサイエンス)
  の専攻を希望していたからです。
   これ幸いと、私の長年の業務経験歴や資格歴を、こと細かく
  書いて手紙を返しました。(やはり、何かにつけて公の資格は
  取っておいて損はありません。このような時に役立ちます!)

   それからしばらくして、しばらくして、今度は嬉しい手紙が
  きました。
   例の教授が、「バックグラウンドは良く理解できたので、
  入学許可を進めたいが、残念ながらTOEFLの成績が大学
  所定の550点に満たないと、入学してから英語関連の授業
  を取らなくてはならず、専門科目の勉学に差し支えるので、
  頑張って550点以上を取得して貰いたい。」というような、
  嬉しいアドバイスの手紙でした。
   確かに、私はその時点ではTOEFLは520点は超えて
  いましたが、大学規定の550点は越えていませんでした。
  (520点〜550点の範囲だと英語力不十分ということで
  条件付入学許可となります。)

   結局、私はその後も頑張ってTOEFLを受験しましたが、
  やはり規定の550点を超えることが出来ませんでした。
  (しかし、その後合格通知が大学からきた時は嬉しかったです。
  条件付入学と、はっきり書かれていましたが、合格は合格です!)

   ちょっと、余談になりますが、これには後日談があります。
  入学後、例の手紙をくれた教授が私のアドバイザーになり、
  色々相談にのってくれたのですが、入学前の手紙のやり取りで、
  入学後も初対面ながら比較的気軽に挨拶に行けました。
   尚、私のバックグラウンド情報を事前にアドバイザーの
  教授にPRできたせいか、大学の時の専門と分野が違っても
  前提科目をとらずに、即、大学院の専門科目の受講が可能と
  なりました。(他の国からの学生で、大学の時の専門がCS
  でありながらも、前提科目を取らされると嘆いている留学生
  も実際いましたので、私はラッキーでした。国家試験である
  高度情報処理の資格取得が効いたのかも知れません!)
   ただし、既に書きましたように、英語力不足の条件付入学
  でしたので、英語関連の授業(IEP:Intensive English Program)
  は、当然取らされました。
   しかし、結果的にこれは正解であったと思います。大変では
  ありましたが、他の国からの留学生(学部生、院生含めて)とも
  知り合いになれ、また、このときの英語の勉強が後の大学生活
  にも活きてきたからです。
   お蔭で、TOEFLも入学後しばらくして550点を突破でき、
  晴れて英語の授業免除となりましたし、この努力がアドバイザー
  の教授にも認められて、のちの奨学金確保にもつながったの
  ですから。(因みに、英語の授業は、2科目も取らされました
  が、私はすべてAで修了できました。これらの授業では、日本
  で身につけた、英語の基礎力が活きてきたのです!)

   よって、エッセイは決して大学の為ではなく、自分の為だと
  思って、しっかり書くようにして下さい。


   今回のSection 4.2では、先ず、出願書類で重要なエッセイに
  ついて述べました。次回は、推薦状に関して同様に体験談をもと
  に解説して行きましょう。
  
   
   今回の講義はこれくらいとします。お疲れさまでした。
 
      −−−−−−−−・−−−−・−−−−−−−−

 【事務局より】

  先々週のミッドターム(レポート)の提出期限が本メルマガ発行日の
 『6月8日(水)の夜中24時迄』ですので、単位取得(特典獲得)
 目指しての登録済み受講者の方は、レポート課題の提出をお忘れなく!
 (提出が遅れてももう1週間だけお待ちしますが、既にお知らせしま
 したように、20点満点から2点減点となります。ご了承下さい。)

  では、熱心なメルマガ読者の皆さん、本『実践留学講座』を頑張って
 最後まで受講し、修了単位(そして、修了努力に対しての事務局からの
 豪華プレゼント特典!?)を是非、獲得して下さい。

                     − 以上 −

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 今回の『実践留学講座』第11回目、如何でしたでしょうか?
本メルマガは、読者の皆さんの積極的なご参加により、充実させて行きたい
と考えています。ご意見、ご希望等々ありましたら、是非お寄せ下さい。
(編集長、兼、道場主である私、hajimepapa@jcom.home.co.jp宛に直メール
でOKです。共通的なご意見は、メルマガ誌上でも掲載させて頂きます。)


 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、6月15日発行予定です。●●●


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