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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■京都通信メルマガ ○2005/05/26 (無料配 信)HTML ■■ ■ ☆★ 総編集長:竹取の翁・かぐや姫 ●発行部数700部突破!★ Vol.87 ─────────────────────────────── ■ もくじ ・ガン特集 その4 1.各地で癌のシンポジウム開催 2.変な保険承認外薬使用の法律 3.未承認薬の遅れ原因は、製薬会社の利益を優先 各地で癌のシンポジウム開催 半日ドッグや行政の乳ガン検診の不手際により発見が遅れた患者が生死をかけた苦しい闘病生活をされている女性が沢山います。 その数は、把握できないほどの数であるといわれ、患者や家族らによる訴えが日増しに多くなり各地でシンポジウムや講演会が沢山開催されるようになりました。 たとえば・・ ■ 日時: 2005年5月28日(土) / 13時 - 17時 ※ 開場: 12時30分 ■ 場所: NHK大阪ホール (大阪市中央区大手前4丁目1番20号) 地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅2番・9番出口すぐ ※ 客席:1417席(うち車椅子席8席)1階席=965席、2階席=372席 2階バルコニー席:80席 ■ 参加対象者: がん患者および家族,がん医療に関心のある方 主たる最終目的は 日本がん情報センター設置 全国全てのがん患者に等しく標準的ながん情報を提供するシステムとして日本がん情報センターを設置し情報集約をはかる。 がん患者情報室 全ての患者が、提供された情報を十分理解し納得できるように、各がん拠点病院に「がん患者情報室」をおき、医療コーディネーターを常駐させる。医療コーディネーターは、がん情報センターとの情報交換を補助し、患者に標準的がん治療情報を解説し治療法選択の参考資料を提供する。 これにより、誰もが十分な時間と余裕をもって自己の病に関する正確な標準的情報を持ち、主治医と対等の立場で納得のゆく治療選択が可能となる。 これらのシステムの実現に向けてがん患者団体のネットワークを作り医療関係機関、行政との協調を図る。 ■ 主催:がんを語る有志の会 癌と共に生きる会 癌治療薬早期認可を求める会 ■ 参加方法: すぐに定員に達したようです。 ■ 事務局: がん患者大集会実行委員会 事務局 〒556-0022 大阪市浪速区桜川1-4-8タウンハウスナンバ303 癌患者は、一刻を争う生死の中で何が新しい情報で良い抗ガン剤なのか、何か良い治療方法がないかと情報集めに奮闘しているのが現状です。 その中で何処の病院が良いのか、どの先生が良いのか、右往左往する日々が続いています。これをお読みの皆さんもいつあなたの間近に起こるかもしれません。いや起こっても不思議ではないのが現状です。 日本国内において2人に1人が癌になり3人に1人が死亡している現実があります。交通事故死亡数が年間約8000人ほどですが、癌死亡数は年間約30万人という恐るべき数となっています。政府をはじめとして官僚の皆さんの周りでも、同様の人達が増えているはずです。いったい何を考えているのでしょうか。 今元気な政府関係者でも3人に一人が癌で死ぬという気付けば政府をあげて必死になって行動する気になるはずです。これほど経済成長した日本が、なぜ医療後進国になったのでしょうか。 すべてのがん患者に世界最先端の医療を提供できるようにして頂きたいものです。 私の親類や上司それに友人など何人もの方がガンで亡くなりました。現在癌は、余命何日という事を宣言されなくなっています。それは、以前よりも良い抗ガン剤が適用されるようになったからです。しかし死亡原因のトップでありながら専門医の不足、病院による術後生存率の大きな格差、新薬の輸入承認の遅れ、高度先端医療との混合診療に消極的な行政や圧力団体など、ガン治療の進歩を阻害する要因をかかえたままです。 混合診療は、癌と戦う患者・家族のためでなく、現状のままのほうが居心地がよい人々のための仕組みになっているようです。外国で使用され効果のある新薬の抗ガン剤が、製薬会社などの都合によりなぜ日本で保険適用出来ないのか大変疑問です。患者が新薬で早く治癒すればそれだけ国の医療費が少なく済むこととなるのですが・・。 海外では標準治療薬として用いられている薬が日本で承認されても体質などによって「効果がある人と効かない人」も出てきます、しかし、がん患者にとって抗癌剤の選択が出来ることは重要なことです。 変な保険承認外薬使用の法律 保険承認外の薬を使用したり、保険で承認されている回数を超えて検査をしたりすると、自由診療となります。本来なら保険からはみ出した部分のみ、自費でまかなえばよさそうなものですが、日本の法律ではそのようになっていません。 患者は、保険承認外の部分だけでなく、今まで保険でまかなっていた部分まですべて自費でまかなわねばならないようです。 ガンのような病気は、保険診療だけで対処できればそれに越したことはないのですが、より良い治療法があれば、それが高額な保険外診療であっても、それを受けたくなるのは当然なことです。何故それを受けたばかりに本来なら保険診療で可能なものまで全額支払わなくてはならないのでしょう。大変疑問です。 未承認薬の遅れ原因は、製薬会社の利益を優先 製薬会社は自社で効果のないものでも、今収益を上げていれば、なるべく長く使って儲け続けたいので、なかなか新薬への取り組みをしようとしないようです。ゆえに10年という途方もない年月が無駄に費やされているのが現状です。つまり厚労省は製薬会社の利益を優先させて、がん患者には泣き寝入りを強いてきたのです。 「海外新薬の日本承認を遅らせば、国内製薬会社がもうかるということになるようで、裏で蔓延する国内製薬会社と医師・政府担当者・政治家等との癒着の存在・個人の利権が強くあるようです。 患者側の突き上げで厚労省は医師による未承認薬の治験を許可しましたが、治験への膨大な費用がかかることを見越して許可したようで、厚労省のもくろみ通り現在まったく機能していないのが状態となっています。 この解決策としてアメリカのように国が自ら治験を行う組織をつくらねばなりません。海外で効果のある抗ガン剤が国内に入ってくれば製薬会社があがったりになるのでしょうか? 海外で承認されていて日本国内で未承認の抗ガン剤は、条件付きで保険適用を受けることが出来るるようすべきです。 もうほかに治療できる抗ガン剤がない患者にとって、日本での効果・効能・副作用等の情報がない未承認医薬品の使用は、予期せぬ副作用が出ても患者の自己責任とする事にすれば良いのではないでしょうか。国は他人事でなく、早急に新薬承認をしてアメリカの最新情報を取り入れ取り組んでいただきたいものです。 日本の政治家は、癌患者のことは真剣に考えておらず、製薬会社からの献金を守ることが最優先で、海外支援ODAと言って何百億もの無駄金を他国に使ってます。その金を苦しんでいる国民の命を救う抗がん剤の専門医の育成などに使えばよいのです。 医学の世界は日進月歩ですが、新しく出てきた薬を、十分な審査もせずに承認することは、無理があります。 しかし、がん治療は、現在日本で承認されている薬だけではもう生き延びられない患者にとって、海外で効果のある未承認薬を自分の体で試してみたいと思うのは、人情でしょう。新しい薬を試す機会を奪う権利は、誰にもないはずです。 -------------------------------------------------------------------------------- ■ 編集後記 前々回に続いて「ガン特集 その4」を取り上げました。 変な保険承認外薬使用の法律と未承認薬の遅れ原因は、製薬会社の 利益を優先であったからということがわかってきました。 ──────────────────────────── 【配信】 メルマガ天国 http://melten.com/ melma! http://www.melma.com/ まぐまぐ http://www.mag2.com/ nifty http://macky.nifty.com/ メイラックス http://www.mailux.com/ Gala friend http://www.friend.ne.jp/ macky http://macky.nifty.com/ Meiluxhttp://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E196E70684CB 【登録・解除】 http://www.eonet.ne.jp/~koizumi/meru.htm 【関連HP】HPhttp://www.eonet.ne.jp/~koizumi/ HPhttp://www17.tok2.com/home/koizumi/ HP http://koizumi-.hp.infoseek.co.jp HP http://eggtown.gaiax.com/home/koizumi/ HP http://www17.tok2.com/home/ryouko1/ HP http://www.geocities.jp/koi8jpjp/ HP http://web10.freecom.ne.jp/~koizumi/ HP http://take-tanabe.hp.infoseek.co.jp HP http://chimei.hp.infoseek.co.jp この「京都通信メルマガ」は、 総編集長: 竹取の翁・かぐや姫 発行者:kyoto japan 「竹取物語研究所」から発信しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここに掲載の記事の無断転載を禁じます。 copyright(C) 2002 TAKETORI All rights reserved. |