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===================================================== 発行部数 21 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/04/30 (Sat) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.土曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 土曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 瑠璃の島 局 名 日本テレビ系 放映日時 土曜21時 キャスト 川島達也（竹野内豊） 藤沢瑠璃（成海璃子） 仲間勇造（緒形拳） 仲間恵 （倍賞美津子） 米盛照明（小日向文世） 島袋さなえ（小西真奈美） 原 作 森口● 脚 本 森下佳子 主題歌 「ここにしか咲かない花」 コブクロ あらすじ 第３話 藤沢瑠璃（成海璃子）の母親・藤沢直（西田尚美）は、仲間勇造 （緒形拳）の家へ招かれ、「実家に帰ったみたい！」とはしゃぐ。 瑠璃が学校に向かうと、斉藤茂（賀集利樹）と中嶋美月（井川遥） が呼び止め、直に連れ帰されるんじゃないよね？と心配する。 でも瑠璃は、学校があるんで、と走って行ってしまう。 直は、瑠璃がいい子だったら、安心して瑠璃を差し上げると言う。 直はできちゃった婚。相手は大企業に勤めるサラリーマンで、まじ めな人なので、結婚はしたが、今度自分は再婚したいので、瑠璃の籍 を抜いて、自分の戸籍をキレイにしたい。再婚相手は自分に子供がい るなんて知らないから、と。 でも、籍を抜くためには受け入れ先がいるので、瑠璃を勇造たちの 籍に入れて欲しい。もちろん、養育費も払うし、何なら口止め料も払 ってもいい。瑠璃には自分から話をする、と直。 勇造は、瑠璃を傷つけることだけは許さない、と言う。 勇造をなだめる仲間恵（倍賞美津子）。 土間にいた川島達也（竹野内豊）が、両者のやりとりを聞いてしま う。 通学路で瑠璃が、米盛照明（小日向文世）に、「何してるの？」と 聞くと、米盛は、「近寄らないで、産まれそうだから」と答える。 瑠璃は、国語の授業も上の空。 島袋さなえ（小西真奈美）は、授業に身が入らないなら、作文の授 業に切り替えると言い、「私のお母さん」という題を与える。 「いじめかよ」とつぶやく瑠璃。 直が小学校に現れる。 職員達は、瑠璃を連れ戻しに来たのかも！？と慌てるが、授業参観 をしたい、ということらしい。 恵は直を泊める用意を始めるが、勇造は瑠璃と１つ屋根の下に泊め るなんて、と不機嫌。 恵は、うちは民宿なんだからと気にしていない。そして、直が電話 や手紙ではなく、こんな南の果ての島まで、自分１人で言いに来たこ とを評価している。 直が学校へ行ったと聞いて、勇造は家を飛び出し、学校へと急ぐ。 直は、先生１人に生徒１人なんて、最高の環境と言いながら、瑠璃 にまとわりついてはしゃぐ。 瑠璃はさっきまで『わたしのお母さん』と書いていた作文の題を、 『私のあの人』と書き換える。 瑠璃は帰り道、山羊の親子を散歩させている川島と会う。 子山羊『ユキ』をなぜながら瑠璃は、「あの人の用事なんて、ろく なもんじゃない。わたしはあの人を捨てたの」と言う。 学校では、直を歓迎しての宴会。 瑠璃と川島がその様子を見る。 そこに米盛が、「いっちゃーん」と呼びながら来て、直に向かって いく。 宴会は混乱になり、自治会長の新垣治衛（平泉成）と米盛はケガを する。 直が治衛の手当をする。 米盛の手当は、米盛の家で川島がする。 一緒にいた瑠璃が、米盛には自分と同い年の娘がいたと説明。 米盛は元妻はその娘が米盛の娘ではないと言って、連れて行ってし まったと話す。 夕食の席。 直は自分がこの島の仲間にしてもらえたことを知り、喜ぶ。 勇造は瑠璃に、山羊の餌をやってきてくれるよう言う。 直は一緒に立ち上がり、小声で瑠璃に、大事にされているか聞く。 瑠璃は直には関係ないと言う。 大切にされているなら安心、と直。 瑠璃の部屋に直が枕を抱えて入ってきて、一緒に寝よう、と言う。 布団が一組しかないと言う瑠璃に、一緒に寝ようと直は勝手に布団 に入り、子供の時、夜泣きが激しくて、夜中瑠璃を負ぶって部屋の中 をゴリラのようにウロウロしたと言う。 直は瑠璃を抱きしめ、髪を切って、いけている。前より健康的にな った。でも、女の子なんだから、あまり日焼けしない方がいいだろう、 と言う。 瑠璃は明日一緒に椰子蟹を獲りに行こうと言い、２人ではしゃぐ。 勇造は縁側で、酒を飲みながら蛇皮線を弾いていた。 −− 何してるの？って、もう聞けなかった。 朝、直が目覚めると、瑠璃はすでに寝床を離れていた。 瑠璃は１人で椰子蟹を探していた。 勇造が「朝飯だよ」と呼びに行くと、寝床は空っぽ。 勇造は急いで飛び出す。 瑠璃が椰子蟹を探していると、直が、「飽きたから帰るわ」と言う。 「でも.....」と瑠璃。 「あのおじさんとおばさんに、よろしく言っといて、苦手だから」 と直。 「そう」と瑠璃。 「なんで来たって、聞かないの？.....わたし、結婚するの。だか ら瑠璃の籍抜くんだ。籍を抜くってわかるわよね、６年生なんだから。 他人になるってこと。わたしのお腹の中には、赤ちゃんがいるの。で きちゃった婚。最後におめでとうって、言ってよ！」と直。 直は、「おめでとうと言って」と繰り返すが、瑠璃は、「イヤだよ」 と直にすがりつく。捨てないでよ、と。 でも直は瑠璃を突き飛ばす。 瑠璃はまた直にしがみつき、「わたし、人間だよ。お母さんの産ん だ子なんだよ。お母さんなんてもう呼ばないから」と必死。 そこに米盛が、「捨てちゃいけません。子供を捨てちゃいけません」 と言って駆けてくる。 瑠璃の帽子が風に飛ぶ。 米盛は瑠璃の帽子を必死に追う。 「わたしだって、幸せになりたいんだよ！人生やり直して、笑って 生きたいんだよ！！」と叫ぶ直。 「さっきの冗談だから。結婚おめでとう」と言うと、瑠璃は駆けて いく。 瑠璃の帽子は海に沈んでいった。 −− 捨てたと思ったら、捨て返された。『人生、やり直したい』 って叫んだあの人の声が耳から離れなかった。 瑠璃の帽子を手に座っている直。 近づいてくる勇造に、自分は殴られてもいい。親によく殴られたか ら平気。でも瑠璃は一度も殴ったことがない。だから、勇造にも瑠璃 を殴らないで、と言う。 勇造は、そんな約束できないと言う。 直は瑠璃を幸せにできないと言う。勇造もわからない、と。 直は、でも次の結婚で幸せになる自信はあると言う。 「結婚おめでとう」と勇造。 「瑠璃もそう言ってくれた」と直。 「自分の思い通りになって幸せか？」と勇造。 島を去る直の頭の中に、勇造の言葉がリフレインする。 恵が朝、瑠璃を起こすと、瑠璃は登校拒否をすると言う。 恵は了解と言い、さなえに登校拒否を伝える。 「家庭訪問を」と言うさなえを、恵は断る。人間、休まなければな らない時がある。さなぎの時がある。大人はそっと見守るだけ、と。 食事に手を付けていない瑠璃のところに、川島と米盛が来て、今晩 『あれ』が見られるから、見に行こうと言う。 三人は、月明かりの砂浜を匍匐前進。 −− 初めて知った。鳩海島の砂浜は、夜でも暖かいことを。川島 さんの笑顔も温かいことを。照明さんも温かいことを。 ウミガメの孵化。 三人が見守る中、砂の中から子ガメが出てきて、必死に海へと向か う。 学校から戻ってきたさなえは、砂浜に伏せている三人に気付き、足 を止める。 朝、元気に登校する瑠璃。 ハンカチとティッシュを渡す勇造に、「他人の心配すると、禿げる よ」と瑠璃。 「道草しろ」と勇造は瑠璃を送り出す。 通学途中で、米盛と川島に会うと、米盛が酒をやめたという。瑠璃 に子供に会いに行きたければ行けばいいと言われたからで、と。そし て瑠璃も我慢しないでやりたい人をやるようにと言う。 瑠璃は米盛に、自分のできることは東京のことを教えることだから、 教えてあげる、と言う。 そして、川島にもできること、見付けた、と言う。 川島が米盛の髪を切る。 瑠璃は絵の具で、『川島美容室』と看板を書いて、木に掛ける。 そこに勇造が瑠璃の道具を持って通りかかり、まだ学校へ行ってい なかったのかと声を掛ける。 瑠璃は、「遅刻だ！」と駆けてだす。ハンカチを取りだし、「泣き たくなったら、このハンカチを使うから」と言って。 学校に着いた瑠璃は、海に向かって、何度も「頑張れ！」と叫んで いる。 校長の小浜学（岸部一徳）と瑠璃の様子を見ていたさなえは、瑠璃 は子ガメに頑張れと言ってるんですね、と言う。 寸 評 瑠璃はすっかり島の子になった感じですね。前回の盲腸の時の恵 の温かさに瑠璃は自分の居所を見付け、今回、直との決別もしました。 今後、瑠璃とさなえの関係改善もあるのかな？というところが焦点 になるのでしょうか？ なお、川島の過去は、まだ、断片しか（断片よりも少ない？）明か されていませんね。 執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 春休み（冬ドラマと春ドラマの間）を利用して、今まで途中までしか掲載で きなかったあらすじの書き出しをしていました。 その中で、『光とともに』の最終回が延長になっていたことに気付きません でした。録画が途中で終わってしまっていて、最後の部分が書き起こせません でした。 問題は、日本テレビはドラマの再放送をしないことにしていることですね。 他の局ですと、昼間や深夜の再放送を待つのですが。それで、近所のビデオ屋 に行ったのですが、残念ながらこのドラマは置いてありませんでした。 よって、再放送がされるか、貸しビデオが借りられるかしましたら、最終回 の最後の部分をアップすることとします。それまでご容赦下さい。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |