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タイトル:Daily Drama Express 2005/04/26 曲がり角の彼女 (2)  2005/05/19


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/04/26 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 曲がり角の彼女
局  名 フジテレビ
放映日時 火曜22時
キャスト 大島千春(稲森いずみ)
 三原なつみ(釈由美子)
 谷村誠 (高知東生)
 一条杏子(川島なお美)
 堀内夕子(三浦理恵子)
 堀内正光(伊原剛志)
 三宅修二(金子貴俊)
 甲本椿 (石川亜沙美)
 甲本一樹(要 潤)
 山岸えり子(青木さやか)
脚  本 後藤法子
主題歌  −

あらすじ  第2話 『選ぶ女と選ばれる女』

 結婚相談所のパンフは、30代独身女性の社員全員に送られていた。
 そして、20代女性には、結婚式場の案内。

 山岸えり子(青木さやか)は、お試しコースは、デパートの化粧品
コーナーと同じで試してみる、と言う。
 大島千春(稲森いずみ)は、男は一生もの。焦っていないと反論。


 三宅修二(金子貴俊)が三原なつみ(釈由美子)に、自分がセット
した合コンに来てくれるよう頼む。
 えり子は強引に千春を連れて合コンに参加することにする。


 仕事の合間、千春はイヤだったら合コンに自分を断ってもいいのよ
と修二に言うが、修二は千春なら大歓迎と言い、うかれる千春。


 大島千春 『合コンが実はうれしい 33歳』


 なつみは修二に、今日の合コン相手のデータが欲しいという。会社
と年収だけ、ざっと表にして社内メールで送って、と言う。

 三原なつみ 『合コンに一番冷静な 25歳』


 修二が、甲本椿(石川亜沙美)にもデータを送ろうかと言うが、そ
もそも合コンを知らない椿。
 修二は、合コンは、『ニャン、ニャン』と教える。

 甲本椿 『今夜が合コンデビューの27歳』


 えり子は、昼休みに新しい服を買ってきて着替えるほどの気合いの
入れよう。

 山岸えり子 『すでに気合い充分な 33歳』


 合コン会場。

 自己紹介でえり子は29歳と言う。
 千春も迷った挙げ句、29歳と言う。

 でも、アニメネタで、子供の時流行ったのが『ドクタースランプあ
られちゃん』と言ってしまう。
 「古くないですか?」となつみ。

 今度は歌謡曲で責めるなつみ。

 席替え、と言い、仕切る椿。
 でも、千春の隣の男も、なつみの相手をしている。

 トイレで作戦を練る千春とえり子。

 千春が席替えを言い出す。

 隣のテーブルでは、一樹が高校の同級生と飲んでいる。
 「合コンか?」と聞く一樹に、否定する千春達。

 千春にミュージシャン志望のフリーターが声を掛けてくる。拒否す
る千春。
 −− 夢のある人が好きなんて言っていたのは20代まで。30に
なると、現実を知れ、と言いたい。

 なつみは千春が狙っていた男と帰ってしまう。


 自室の千春。
 −− 20代の頃は、選ぶ側だった。今は選ばれる立場?それすら
もダメで余り物!?

 思わず結婚相談所の申込書の条件欄を書き込んでしまう.....
 千春のルールブックに、『そろそろ結婚をまじめに考える』という
項目が加わる。

 −− わたし、どんな人とどんな結婚したいんだろう。


 千春は、結婚相談所のお試しコースの申込書を投函しようとするが、
そこに一条杏子(川島なお美)が通りかかる。
 杏子は息子の家庭訪問に、ホテルのスイートに住んでいると言って
も、先生に信じて貰えないと話していた。そして、飲み物はシャンパ
ンがいいかしら、と浮世離れしている。

 千春の申込書は、杏子に見つかってしまう。
 千春は、「友達の」とごまかし、「やめるように言う」と続ける。


 なつみは男に駅まで送ってもらったという。送らなくていいと言う
と、その気が無いようだし、家まで送らせたら、安い女になってしま
うから。


 甲本一樹(要潤)は、銀行に融資の相談をしている。


 えり子は、会ったその日に.....男とそうするのは2年3ヶ月ぶり。


 杏子が、千春がお見合いの申込書を投函しようとしたと噂をばらま
いている。
 部長の真鍋健蔵(佐戸井けん太)は、お見合いの方がいいと言い、
修二はまた合コンをセッティングすると言う。
 結婚は焦っていない!と反論する千春。


 千春のお昼はサンドウィッチ。
 なつみは、お肌に悪そうと言い、今晩はデートと言う。

 一樹が、今晩千春の予定が空いているか聞く。
 千春が空いていると答えると、今晩2時間付き合うようにと一樹。
食事もできると付け加える。
 なつみが、自分も行けると言っても、やはり一樹は千春がいいと言
う。


 一樹は千春を La Ferma に連れて行く。そして、千春に、一言もし
ゃべらず座ってさえいればいいと言う。
 千春は、ホステスではないと反発。


 La Ferma 到着。
 覚悟を決める千春。

 出迎えたのはオーナーシェフの堀内正光(伊原剛志)。
 「なんで来た?」と囁く堀内に、「接待よ」と千春。

 −− 不倫相手のやっている店、会社の人とは絶対足を踏み入れた
くない。今夜のわたしはついていないかも。

 しかもテーブルには社長である一樹の父親と、もうひとりの妙齢の
女性が座っていて、一樹は、「千春、座って」と呼び捨てにする。
 一樹は千春を、「いずれ結婚したい人です」と紹介。年も29で
1つ上、と偽る。
 テーブルに着いていた女性は怒って帰ってしまう。
 一樹の目的は、その女性との見合を潰すことだった。一樹の父親は
やるならもっとましなことをやれと怒る。

 帰り道。
 千春が理由を問うと、一樹は5歳も年上だとウソっぽいと思って、
29歳と言った。なつみでは、恋人がいそうで悪いからと答える。

 心配して電柱の陰から様子を見る堀内を、千春はシッシと追っ払い、
恋人なら100人ほどいると言う。
 一樹は、なぜ恋人がいるのに、合コンに参加し、結婚相談所に入会
しようとしたかと問う。
 あと、千人と付き合いたいから、と千春。
 一樹は、なぜそんなに結婚したい?自分で幸せになりたいと思わな
いのか?と問う。
 千春は、一樹が父親の押しつけを断れないのは、父親に見放される
のが怖いからだろう、と反論。もう、仕事以外のことで話しかけない
で。話しかけたら何をするかわからないから、と怒鳴ると、夕食をお
ごるという一樹を振りきって千春は1人谷村誠(高知東生)の店で飲
む。

 修二を呼び出そうとすると、修二は三つ又かけられている彼女の誕
生日で行けない。3番目の自分と誕生日を過ごそうと彼女が行ってく
れたと嬉しそうにしている。


 なつみはデートの相手の証券マンに、結婚しても仕事は続ける。家
事は2人で半分ずつ負担。給料は2人分なつみが管理する。子供は
1人まで。三歳までは自分で育てるけど、その後は夫の責任。
 このことをきっちりと書面にしてくれる人と結婚したいと言う。
 証券マンは、契約書を作るほどの覚悟はまだ決めていないけど、い
ずれ結婚を申し込みたいと言う。
 なつみは彼にキスをいると、さっさとタクシーを止めて、乗ってい
く。


 千春は1人でカラオケボックスへ行く。

 −− 初めての1人カラオケ。思った以上に空しい。30代で独り
身の女はこうして『お一人様』上手になっていく.....


 なつみはその証券マンからの電話に、最低一週間出ない、と言う。
キスをした後連絡を取れないと、男はますます気になる、と言う。

 −− こういう女が一番怖い。でも、男はこういう女に引っかかる。


 なつみが千春に、昨日の接待、誰か聞くが、「秘密」と千春。

 一樹が来て、千春に念を押すが、千春はしゃべらないと言うと、そ
ばに立っている一樹に「邪魔」と言う。
 「次長になんていうことを」と焦る真鍋部長には、「はんこくださ
い」と千春。


 なつみに母親からの電話。お金が足らなくなった、と。
 なつみは振り込んでおくと答える。


 なつみが銀行に振り込みに行くと、えり子が合コンでゲットした男
の子に就職の面接に、ビシッとスーツ着ていって、と数万円を渡して
いた。


 堀内がデザートを持って千春を訪ね。今日のことはすべて芝居だっ
たんだろ、と聞く。
 彼氏いない風に見えるんだよね、と千春。
 堀内は自分が恋人だと言えばいいと言うが、千春は上司に弱み握ら
れたくない、と反論。
 堀内は千春が望めば、離婚して千春と再婚してもいいと言うが、そ
んなウソ、簡単に言う男とは結婚できない、と千春。

 堀内は千春の結婚相談所の申込書を盗み見る。
 相手の条件は『サラリーマンか公務員』と書いてある。
 堀内は、『その他・シェフ』と書き加える。


 帰り際堀内は千春に、自分のどこがよかったのか聞く。
 「わたしの話、黙って聞いてくれたところ」と千春。
 「女の話聞くの、得意なんだ」と堀内。
 「わたしのどういうところがよかったの?」と千春。
 「泣かないとこかな。うちのはすぐ泣くから」と堀内。


 スポーツジムに杏子、堀内夕子(三浦理恵子)、千春がいる。
 夕子は千春に、結婚はいいと言う。朝目を覚ますと、夫が安心しき
った顔で寝ている。

 杏子は、結婚しているとか、子供がいるとかで差別したがるのは、
結局女。息子に対して、自分は母であり、父であり、恋人であると言
ってのける。


 打ち合わせが終わり、ガッツポーズの千春。
 なつきは相変わらず電話を無視している。どこまで本気か試してい
ると言って。男はそのうち本性を現すから、と。
 なつきに、もう結婚焦ってるんだと千春。そして、自分はどういう
人と結婚したいのかよくわからないけど、なつきが求めているのは、
父親のように何をやっても怒らない人なんだ、と言う。
 なつきは冷たく、千春が子供っぽいと言い、そしてえり子は男にお
金を渡していたと教える。
 ショックを受ける千春。


 えり子は、彼に、無職じゃ結婚できないでしょ、とお金を渡した。
うるさいと言われた。年を誤魔化しているのもバレ、30女は結婚、
結婚とうるさいと言われた、と言う。

 千春は渡した10万を取り返そうと言うが、えり子は自分が渡した
くて渡したからいい。わずかな期間であっても、夢を見させて貰った
しという。
 そして、千春に、なんだかんだ言っても男をキープしている女に言
われたくない、と言う。


 千春は谷村の店でヤケ食いしながら、1人になりたくないから不倫
を続行中。でも、いつかきちんとした人を見付け、結婚しようと思っ
ている。親友からもぜったこうされたとヤケになって。
 谷村は元上司として、千春が入社してきた時、すぐに辞めちゃうタ
マだなと思ったけど、10年経っていい女になったという。


 一樹は仕事帰り、なつきと一緒にタクシーに乗っていた。自分はホ
テルに寄るので、このまま帰るようにと言う。
 先日のことを聞くなつきに、あれは接待じゃなく別件。千春で失敗
したかな?と言うが、やはり千春で良かったのかもしれない。自分も
まじめに考えようと最後は独り言になる一樹。


 千春は修二に、今度の日曜日の接待は実家に帰るのでよろしくと頼
む。
 修二はえり子の相手は、新井建設の社員だったと教える。

 千春は一樹が挨拶をしている相手の新井建設の社員を裏に引っ張っ
ていき、文句を言う。
 その男は、「(えり子が)新井建設なんて聞いたらますます結婚し
たいと言うだろう。30過ぎの女は、結婚して男に幸せにして貰おう
とするからイヤだ」と言う。
 千春は、えり子はいい奥さんになる。まっすぐな人。結婚したいと
言ってもいいじゃないかという。

 その男は、10万円を返せばいいんだろ、と言う。

 えり子は返された10万円を、「わたしが楽しい時間を買ったの」
と言ってその男に渡そうとする。
 一樹がその10万円を取り、その男のポケットにねじ込み、「お引
き取り下さい」と言う。


 谷村の店で、真鍋はお見合い写真をえり子に見せる。
 修二も同席している。
 千春は結婚相談所の申込用紙をろうそくの炎で燃やす。


 千春はルールブックに『(でも考えすぎない)不倫はもうやめよう』
と書く。


 翌日千春が帰宅すると、マンションのカギが開いている。
 そっと中にはいると、家中が散らかっている。
 千春は携帯を取り出すと思わず堀内に電話を掛ける。
 でも、出る前に切る。そして110。
 こう言う時、誰かにいて欲しいと思う。


寸  評  最近の恋愛もののキーワードの1つは、『年下の男』ですね。
 たまに、男の人の華は恋愛対象としては、30代前半なのかな?と
思うことがあります。そうすると、自分が30代後半になったら、年
下の男の子に目がいく!?
 少なくとも、ジャニーズの男の子達は、可愛いと思って見ています
よね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 このドラマと『anego』は、かなりかぶっていますよね。足ツボ、こちらで
は英国式のようで、『anego』では台湾式のようですが。
 こんなにかぶらなければ、どちらも20代後半から30代の女性の心をつか
んで独走!というところだったんでしょうが、二分されてしまったのではない
でしょうか?

 30代の女性が、ドラマを一番よく見る層らしいのですが、30代の独身女
性がヒロインが今回、特に多い気がします。
 キャリアウーマンなら『離婚弁護士』、ドロドロなら『汚れた舌』、OLな
らこれと、『anego』ですね。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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