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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ★ ☆ ◆個人特訓教室 メールマガジン◆ ★ ☆ ■■■■■「 PERSON to PERSON 」■■■■■ ★ ためになる教育マガジン ☆ ★ No.50 2005.5.9 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ http://tokkun.net ◎やっと到達50号!◎ magazine@tokkun.net ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●教育コラム・・・・・・・・『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』福原洋 ●2005年・第2回優秀川柳! ●先生の読書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『お待たせ!小説特集』 ●ショートユーモア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『スットコ君』 ●データの杜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『新聞ランキング』 ●図書券プレゼント ●お知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『新学期生募集など』 ●講師・生徒のメルマガ評 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆ごあいさつ◆ 今年のゴールデンウィークはすばらしい天気に恵まれました。 この時期は、気候もすがすがしく、お出かけするには、最適ですね。学校の 中では経験できないことをするまたとないチャンスで、ニュースによれば海外 旅行に出かけた日本人は過去最高とか。 く〜、うらやまし〜。えっ、君はどこへも出かけていない?うん、確かに我々 塾講師もゴールデンウィークは一切関係なし(泣)。しか〜し、何も遠くまで 出かけることだけが人生を豊かにするのではありません。 『本』があります。どこにいても、偉大な先達と多くの経験を共有できます。 代々木校の福原先生が生徒に語りかけます。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ********************************************************************* ○●○●○●○●○●○●○ 教育コラム ○●○●○●○●○●○●○● ********************************************************************** 『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』〜読書のすすめ 福原洋 学校や職場などで忙しい毎日を過ごしていると色々ストレスがたまります。 やりたいことや、しなければならないことがたくさんあっても“時間がない”。 社会問題化しているニート族や引きこもり、モラトリアム現象などは、せわし ない時間の流れの中で何をすべきかの判断のつかない人が、一時的に問題を回 避しようという状態に追い込まれていることが一因でしょう。 使える時間が無限でない以上、自分ひとりでやれることにも限界があり、そ こに悩みが生じます。親や先生に何でも相談するというのは、中高生にはちょ っと気が引けます。適切なアドバイスをしてくれる先輩がいると助かりますが、 これまた、優れた先輩、仲間に出会うチャンスはそうめったにありません。 そのような出会いを確実に与えてくれるものがあるとしたら、それは読書で はないでしょうか。本には私たちの先輩達の成功、失敗のエピソードがそれこ そ無限に詰まっています。このコラムの冒頭に掲げた言葉はドイツの将軍ビス マルクのものですが、読書の必要性を端的に言い表していると思います。歴史 を文字文化=本と考えれば「賢者は読書に学ぶ」ということになります。 「愚者は経験に学ぶ」という部分は経験の大切さを否定しているわけでは決 してありません。実際に経験しなくてはわからないことが人生にはたくさんあ ります。でも中には暴力や犯罪、戦争など、経験せずとも理解しなければなら ないこともたくさんあります。本は私たちに行動の指針を与えてくれるだけで なく、行動の抑制つまり道徳も同時に与えてくれるのです。 読書家というと部屋の中で本ばかり読んで外で行動しない、というイメージ があるかもしれません。「あの人は本の虫だ」という言葉から連想されるのはそ ういう否定的なイメージです。しかし私がまわりを見渡す限り実際は逆で、読 書によって昔の人の知恵と経験を(成功、失敗両方を含めて)学んでいる人は、 より正しい行動指針を持っているので行動がスムーズで積極的です。正しい判 断ができるので充実した体験をする機会も多くなり、それをまた次の経験に生 かしていくというふうに読書を有効に活用しているのです。 ビスマルクのいう「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」という言葉 を私なりに解釈すると「賢者は読書から学び、それを経験に生かす」となりま す。私たちは常に前を向いて新しい時代にせわしなく対応してかなくてはいけ ませんが、常に過去の歴史(history)の物語(story)を読み、先人たちから知恵 や教訓を授かる必要があるのではないでしょうか。 ◎大人も子供も『読書をしている時間がない』とよく言いますが、忙しい人ほ ど読書をして、限られた人生の時間を有効に使っているんですね。 h.fukuhara@tokkun.net ********************************************************************** ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ □■□■□■□■□ 2005年・第2回優秀川柳発表 ■□■□■□■□■ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◎さぁやってまいりました、本年第2回の優秀川柳の発表です! 予選をくぐりぬけてきた優秀作品。昨年12月から今年3月の間に投稿してい ただいた川柳が対象で、全作品を全講師、生徒に採点してもらい受賞作品を決 定しています。 『塾・勉強部門』と『一般部門』があります。 そして、今回選ばれた優秀川柳に対しては図書カードを進呈! (金賞:3千円分、銀賞:2千円分、銅賞:千円分、優秀賞:5百円分) では、いよいよ発表です。まずは、優秀賞各部門10作品から、どうぞ! ■■■■優秀賞■■■■ 『一般部門』 ●買収劇 やっぱり、きっかけは〜 フジテレビ(うまい!) ●ぼくだって 引きこもりたい 食えるなら(厳しいですね) ●送信先 間違え『止まれ!』『おい、行くな!』(経験者ならわかります) ●お年玉 僕の手抜けて 口座へと(君のためだ…) ●「はい弁当!」 持たされたのは カップ麺(結構おいしいんだな) ●義理なのか やっぱりそうか 義理なのか(ないよりマシか) ●せっかくの 台風どうして 日曜日(大人もね(笑)) ●おみくじの 凶に、何だよ 金返せ!(気持ち分かります) ●ワクチンなし 熱も下がらぬ “ヨン”フルエンザ(だいぶ治療されました) ●節分に お面は要らぬ 妻の鬼(これ作ったのだ〜れだ) 『塾・勉強部門』 ●テスト次第 経済制裁 小遣いで(常套手段ですね) ●志望校 言ったら、先生『強気だなぁ〜』(これでも遠慮したつもりが…) ●どこ消えた? 昨日覚えた 英単語(どこにもないんだなぁ) ●プレゼント 何より欲しい 合格証 (おっしゃるとおり) ●小テスト ちっとも小さく ありません(100問とかね) ●一時間 経つと枕に なる机(案外寝られます) ●気合より 勉強方法 教えてよ(アニマル浜口じゃあダメか) ●教科書は ロッカーの中で 年を越す(言語道断!) ●遅刻1分 説教10分 宿題倍(当塾ではありがちです) ●宿題を 2分で仕上げる レンジ欲しい(チ〜ン!超ヒット商品) そして、さらにパワーアップ!銅賞、銀賞です。 ■■■■ 銅賞・銀賞 ■■■■ 『塾・勉強部門』 ☆ 銅賞 ☆:“期待”とは されりゃ迷惑 無きゃさびしい ☆ 銅賞 ☆:先生の 機嫌でかわる 宿題量 ☆ 銅賞 ☆:忘れるな お守りよりも 受験票 ★★ 銀賞 ★★:ネットでの 合否発表 マウス揺れ ★★ 銀賞 ★★:後輩に 『おまえも今日から ライバルだ!!』 『一般部門』 ☆ 銅賞 ☆:憂鬱も コンピュータなら 書けるのに ☆ 銅賞 ☆:酒買って 怪しまれない 顔悲し ☆ 銅賞 ☆:NHK の(N)ん気で放(H)漫 経(K)営者 ★★ 銀賞 ★★:橋本派 歯医者で舌を 抜いて来い! ★★ 銀賞 ★★:さわやかな CMよく見りゃ サラ金か ◎では、いよいよ本年第2回、最優秀川柳、金賞の発表!これですっ! ■■■■■■■■ 金賞作品 ■■■■■■■■■■ 『一般部門』 ★★★★★ 困ったぞ 微妙な人から 年賀状 ★★★★★ 『塾・勉強部門』 ★★★★★ 面接の 練習そこまで ウソつくか!? ★★★★★ ◎以上です。これらの作品を投稿して下さった方、賞品の図書カードをお送り いたしますので、メールでのご連絡をお待ち申し上げます。講師や生徒だけで なく、どなたでもメールアドレスのみで応募できますからね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ###################################################################### ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 先生の読書 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ###################################################################### ◆お待たせ・小説特集◆ ◎今月は小説を集めました。一番要望が多いんです。今回は書名の下に、その 小説の“書き出し”を付けてみました。フィーリングが合うものがあると良い のですが…。 ★★横尾先生★★ 『蔵(上・下)』宮尾登美子著(角川文庫 各660円) 【吹雪の荒れ狂う一月末の夜更け、田乃内家に産声をあげた女の子を当主意造 は烈と名づけた。】 ★私の生まれ、新潟の酒蔵を舞台に酒造りを営む家族とそれを取り巻く人々の 様々な考え方や生き様を描いた物語です。主人公である娘の烈は幼くして視力 を失ってしまいます。過酷な運命の下に生まれた烈は酒造りの作業の厳しさを 知っていく中で自らの生きる道を見つけます。彼女の生きることへの情熱は周 囲の人たちの考え方までかえてしまいます。「強く」生きることとはどういうこ となのかを考えさせてくれる作品です。 ★★野口先生★★ 『朗読者』ベルンハルト シュリンク著、松永美穂訳(新潮文庫 540円) 【十五歳のとき、ぼくは黄疸にかかった。病は秋に始まり、翌年の初めになっ てようやく癒えた。天気がどんよりするにつれて、ぼくの体は衰弱していき、 年が改まってようやく快方に向かうことができたのだ。】 ★いつも見ている風景が、ある日突然、まったく別のものに見えることがある。 風景自身は何も変わらないのに、自分自身の感覚が変わってしまうのである。 人はそんな体験を繰り返しながら、年をとっていく。 『朗読者』は、15歳の少年と30代女性の恋愛物語として、「全体主義」の問 題をあぶりだした書物として読まれ、ドイツをはじめとして、世界中でベスト セラーとなった作品である。当然、たくさんの書評が書かれているが、それら は、私の、また、あなたの感想と同じではない。 さまざまな集団の中で発生する「全体主義」。鈍感にならないと生きていけな い状況の中に身をおかざるを得なくなっている私たち。『朗読者』は、でもやっ ぱり、もっと敏感にならなくてはいけないのかもしれないと思わせてくれる一 冊なのではないかと思う。 ★★田部井先生★★ 『電車男』中野独人著(新潮社1365円) 【緊迫した空気の中、突然、恋の嵐に巻き込まれたその男からの助けを求める 書き込みが現れた。】 ★ちょっと前にかなり話題になり、今なお映画化、舞台化、漫画化などされて いる作品。自分も良く知らず、なんだよそんなに面白い訳ないだろと思ってま した。まあ、見た感想は、冬のソナタ(見てない)よりはいいんじゃないかと いうような感じです。今の日本の原寸大の純愛(?)っぽい感じがしました。 内容は、アキバ系の青年が、電車で絡まれそうになった女の子を助け、それを きっかけにその女の子とつきあいたい一心で、2ちゃんねる(インターネット の有名掲示板サイト)の人たちの助けを借りてデートに誘ったり、服装や髪型 などオタク脱出を計っていくといった話です。読むと2ちゃん用語も多数入っ ているので、2ちゃんを知らない人はちょっと・・・。でも、読み始めると一 気に読めてしまいます。賛否両論ありますが、臨場感があり、自分も応援した くなる感じがこの本の人気の理由だと思います。 ★★大友先生★★ 『海辺のカフカ』村上春樹著(新潮文庫 740円) 【それで、お金のことは何とかなったんだね?」カラスと呼ばれる少年は言う。 いくぶんのっそりとした、いつものしゃべりかただ。】 ★流行りものに手を出してみたのでご紹介します。幼い頃に母、姉と生き別れ、 たった一人の家族である父とも、けっして良い関係ではない、15歳の少年。彼 が摩訶不思議な事件に巻き込まれ、摩訶不思議な体験をしていくうちに、精神 的に成長する物語、といってしまうと、あまりにも薄っぺらな要約でしょうか。 「隠喩」に満ちた物語を語りながら、「観念的」平等主義を厳しく批判する、春 樹の危険な世界を、どうぞお楽しみください。 ★★光岡先生★★ 『卵の緒』瀬尾まいこ著(マガジンハウス 1400円) 【僕は捨て子だ。子供はみんなそういうことを言いたがるものらしいけど、僕 の場合は本当にそうだから深刻なのだ。】 ★著者は1974年生まれの中学講師。本書は坊ちゃん文学賞の大賞を受賞した “卵の緒”と、もう一作“7's blood”という2作品が収められています。 どちらも主人公は子供で、すがすがしい感動を与えてくれる作品です。世間か ら見れば“不完全な形の家庭”の中にいる主人公ですが、彼らや周囲の人々が 実に魅力的です。読めばきっとファンになる、と宣伝文句に書かれていました が、その通り、すぐに別の本を三冊も注文してしまいました。 ★★逢坂先生★★ 『晩年の子供』山田詠美著(講談社文庫 470円) 【私は、かつて晩年を迎えたことがある。この言い方は、いかにも奇妙だが、 あの数ヶ月を、どのように形容すべきかと、ふと思う時、ああ、やはり晩年と いう言葉しかないと思うのだ。あの時、私は十歳だった。】 ★タイトルに惹かれ思わず買ってしまった山田詠美の短編集。『晩年の子供』は、 以前高校の教科書の教材候補にもなりました(盗みのシーンがあるという理由 で落選しましたが)。愛する人との離別を、思春期特有のもどかしさを交えて語 る口調は、本当に彼女が子供を描く才能に恵まれていることの証明なのでしょ う。ラストの『ひよこの眼』は不覚にも泣きました。 ◎いかがでしょうか?本のリクエストや特集のご希望などがございましたら、 ぜひお知らせ下さいね。 ????????????????????????????????????????????????????????????????????? ■■■■■■■■■■■■■■ スットコ君 ■■■■■■■■■■■■■ ????????????????????????????????????????????????????????????????????? ◎いやはや、自分で言うのもなんですが、最近、スットコの調子がよくって、 たくさんスペースもらいましたヽ(^。^)ノ。それ行け! ★★悪魔の職員室★★ 講師『こうして秘密を知りすぎた千利休は、商人であるにもかかわらず、切腹 を命じられたのでした。』 生徒A『先生!"せっぷく"って何ですか?』 生徒B『え〜おまえ、聞いたことないのぉ??』 講師『よ〜しB。じゃあAに説明してあげなさい』 生徒B『う〜ん、っていうか普段学校とかでよくやるでしょ?』 講師『え?よくやるんだ???』 生徒B『だって、こないだもP(友人)は職員室で先生に2時間も"せっぷく" されてたし…』 講師『に、二時間も!!??』 (日直:そりゃたいへんだ(笑)) ★★“流れ”ちゅうもんが…★★ 講師『はい、鎌倉時代の仏教のことを確認するよ。上から読んでみろ!』 生徒『えっと、 (浄土宗)じょうどしゅう、 (浄土真宗)じょうどしんしゅう、 (日蓮宗)にちれんしゅう、 (時宗)・・・ う〜ん えっと・・・ “ときむね?"』 講師『なんでそこで人の名前みたいになんの!』 (日直:正解は“じしゅう”です) ★★全員集合!★★ 講師『合計のことをサム(SUM)って言うのは知ってる?親指のサム(thumb) じゃないぞ!』 生徒『えっ親指のことはサムって言うんだあ。じゃあ人差し指はボブ?』 講師『なんでやねん!』 (日直:サムにボブですか、あとはトム、ベン、マイクってとこですか(笑)) ★★初対面の男女★★ 新高校一年生の授業が始まりました。 講師『学校でもう新しい教科書もらった?』 Aさん『はい。これです』 B君『あれ、同じ教科書だ』 Aさん『もしかして私たち同じ学校ってことはないよね? …………しばらく考えてAさん、そして………… あっ、同じなわけないか、わたし女子高だ』 (日直:となりのB君のセーラー服姿を思わず想像してしまいました) ★★注文いいですか★★ lose-lost-lost: 講師『発音しなさい』 生徒『ロース:ロースト:ロースト』 講師『肉じゃん!!』 (日直:肉ですね(笑)。正しくはルーズ・ロスト・ロスト) ★★中国版○太郎★★ 講師『そして玄奘三蔵は経典を得るため、インドを目指したんだよ』 生徒『あ、その話知っている!坊さんが色々家来を連れて旅するんでしょ?』 講師『そうそう、どんな家来がいたっけ?』 生徒『え〜と、サルと、イヌと』 講師『イヌ??」 生徒『あ、あとキジだ!』 (日直:鬼退治になってます(笑)。孫悟空:猿、猪八戒:豚、沙悟浄:河童) ◎春ですねぇ〜、変なのがまた出てきましたよ(^_-)。 http://tokkun.net/2002-10/kokuban.htm ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< ■■■■■■■■■■■■■■ データの杜 ■■■■■■■■■■■■■■ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 『新聞ランキング』 ◎アメリカ9・11のテロ以降、愛国心一色に染まった新聞、テレビ。やがて アフガニスタン攻撃、イラク戦争が始まったのですが、自由の国のチャンピオ ン、アメリカでも、当時反戦を唱えることがどれほど難しかったかが伺えます。 中国の反日デモもすごかった。こちらはインターネットの呼びかけで集まった というのですが、聞くところによると、中国のインターネットは当局の承認す るものしか閲覧できない。外国のHPを自由に見ることができないとか…。こ れじゃあ情報化社会の代名詞、インターネットも単なるプロパガンダ(政治宣 伝)の便利な道具になってしまいますね。 さて、日本のマスコミはどうでしょう。最近は、朝日新聞と産経新聞がそれぞ れの社説で、かなり激しく、お互いの批判を展開しています。そのおかげで、 同じ出来事でも、新聞によって意見がまったく異なることがよくわかります。 日本の新聞の特徴は、なんと言っても全国紙として発行部数が多いこと。世界 の新聞発行部数ベスト10のうち、なんと5つが日本の新聞です。そこでまず は新聞発行部数ランキングです。(世界地図2005年版:成美堂出版より) 【第10位】Daily Mail(イギリス)・・・・・・・・248万部 【第9位】・工人日報(中国)・・・・・・・・・・・・250万部 【第8位】・日本経済新聞(日本)・・・・・・・・・・301万部 【第7位】・The Sun(イギリス)・・・・・・・347万部 【第6位】・中日新聞(東京新聞等を含む)(日本)・・347万部 【第5位】・毎日新聞(日本)・・・・・・・・・・・・398万部 【第4位】・Bild(ドイツ)・・・・・・・・・・・567万部 【第3位】・四川日報(中国)・・・・・・・・・・・・800万部 【第2位】・朝日新聞(日本)・・・・・・・・・・・・831万部 【第1位】・読売新聞(日本)・・・・・・・・・・・1006万部 ◎アメリカには全国紙というのは『USAtoday』一紙しかなく発行部数は21 5万部(14位)で産経新聞の212万部(15位)と大差ありません。 ■■■ 国別:人口1000人当たり新聞発行部数ランキング ■■■ 【第10位】シンガポール・・・・・・・・・340部 【第9位】・ペルー・・・・・・・・・・・・342部 【第8位】・カナダ・・・・・・・・・・・・342部 【第7位】・オーストリア・・・・・・・・・365部 【第6位】・イギリス・・・・・・・・・・・402部 【第5位】・スイス・・・・・・・・・・・・432部 【第4位】・スウェーデン・・・・・・・・・509部 【第3位】・フィンランド・・・・・・・・・532部 【第2位】・日本・・・・・・・・・・・・・653部 【第1位】・ノルウェー・・・・・・・・・・704部 ◎ちなみにアメリカは日本の半分以下の269部で、中国にいたっては、わず か88部ですから、これじゃあ情報が入らないはずです。 逆に日本では新聞の影響力が非常に大きいことが推測されます。大新聞が同じ ようなことを書き始めたら、国中いっせいにそちらに向いてしまうのでは?日 本人が熱しやすく冷めやすいというのもそこら辺に原因があるかも。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ☆■■■☆■■■☆ 通算50号ビッグプレゼント ☆■■■☆■■■☆ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◎いつもなら抽選で5名の方に図書券、今月は50号を記念して、50人!と 言いたいのですが、ちょっとムリ(トホホ…)ですから、倍の10名の方に千 円の図書券をお送りします。(ケチって言わないで) 今月のキーワードは(前から読んでも後ろから読んでも)“シンブンシ”です。 メールアドレスと共にキーワードを入力していただくだけで応募になりますの で、ぜひご参加下さい。 その折にはぜひぜひ、ご感想をお書き下さい。これまでにお寄せいただいたご 意見も、じっくり拝読し、参考にさせていただいております。 それでは http://tokkun.net のプレゼントコーナーへ進んで下さい。今月の 締め切りは『5月25日』です。ご注意下さい。当選者にはメールでお伝えし ます。また会員専用ページには、 goukaku で、入る事が出来ます。必ず半角小文字で入力し(enterを押すのではなく) 横にあるOKをクリックして下さいね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆お知らせ◆ ★その1:入塾、特別講座、夏期講習、英検、漢検、数検などに関しましては、 それぞれの教室にお気軽にお問い合わせ下さい。 ■代々木校:0120−153−045 ■中川校 :0120−577−955 ■中川適塾:0120−579−955 ■愛進研 :0120−612−417 ★その2:各教室で講師を募集しております。学生の方は応募できません。詳 しくは上記にお電話いただくか、HPからお申し込み下さい。一次面 接、学力テスト、二次面接、授業見学(約2週間)、模擬授業という流 れになります。 http://tokkun.net ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ●編集後記● 2005年の5月に記念の50号、おかげさまでほぼ4年間続けることがで きました。ここまで少しでも皆さまの参考になるようなものが掲載できていれ ば、何よりうれしいのですが、いかがでしょうか。 ゆとり教育以来、ぐっと学力低下問題を中心に注目が集まった日本の教育で すが、まだまだ予算も足りず、問題も未解決です。かつては世界最高の教育レ ベルを誇った日本が、今や各国の教育に対する取り組みに完全に遅れてしまっ ている感さえします。 そういう時代ではあっても、少なくとも我々と関わっていただいた生徒諸君 にはためになる授業を、保護者の方々には、有益な情報を提供できるために全 力を尽くす覚悟です。 みなさまの声を反映したメルマガにしたいと思っておりますので、ご意見が ございましたらご遠慮なくお知らせ下さい。どうか、来月、51号からもよろし くご愛読いただけるようお願い申し上げます。 magazine@tokkun.net http://tokkun.net ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ◆◎◇●×△■ 講師・生徒のメルマガ評 ■△×●◇◎◆ 先月と同様のメルマガ評です。以下のコメントは今月号ではなく、先月号(4 月号)に対するものです。4月号はHP上に本日掲載されます。 ●毎回楽しみにしている「スットコ君」。「先生の読書」においてはいつも感心 してしまいます(先生の読書量に)。メルマガを参考に本を購入することもしば しばあります。 ●いつも情報収集力と文章力に感心しています。文章化する作業って大切だな とは思っても必要最低限しかやれないんですよねぇ。「先生の読書」では「不自 由論」がかなり気になります。「体験記」は大和田君のが何か実感がこもって良 いです。今後も楽しみにしています。 ●進学指導重点校の指定を受けて1年で目標を達成することは凄いことだと思 いました。神奈川県にもこういう制度があれば大学を目指す人には良いと思い ました。教科の窓でちゃんとした時間が作られたのが産業革命だったとは思い ませんでした。あと逢坂先生はいろいろな事を知っているのだと驚きました。 ●鮓谷先生の本、天声人語に載っていました。「あぁ〜、たしかに。」って思っ た。「野ブタ。をプロデュース」も読みたい。 ●逢坂先生の「仕事を中途半端にしたまま定時にスパっと帰るのはどうかと思 うのですが」の問いかけから先生の仕事への熱さを感じずにはいられませんで した。仕事も勉強も自分のためにしっかりとやるものなのでしょう。私はそう 思います。 ●有名校・志望者の多い学校の入試を誌上で解説(講義)して欲しい。 ●より具体的な教育実践の提案や、また、教育界での著名人について特集して 欲しい。 ●意見ではないです。感想です。斜に構えた中高生はワタシです!笑(to 逢坂先生) 教科の窓、時間にはシビアに、やるべき事はやってから帰宅したいですね(自分 に言い聞かせます)一日24時間じゃ足りないですね。そう思いました。 ●勉強だけでなく、本人の話しやきめ細かく話しを聞いて下さったりアドバイ スして頂いたりと、心強く思っています。(保護者) ●合格体験記が書ける、っていいなって思った。日比谷高校がより進学校にな ったことはとても良いことだと思う。この調子で頑張って欲しい。(高3) ●今回もおもしろいスットコ君もりだくさんですね(笑)。日直の川柳が一番ツ ボに入りました。あと、鎌倉幕府が最近出来てたとは(笑)。合格体験記を読ん で私もちゃんと大学に受かるといいなと思いました。(高3) ●最近の大学、高校、中学、小学校が変わり始めてきていて中学も自分が卒業 した直後に教室にクーラーを入れはじめていてすごいずるい。新聞で読んだこ とですが、東京農工大もすごいことを始めようとしていて高3の生徒を秋頃に 入学させて最短3年で大学を卒業できるシステムができ始めている。すごいね 〜。(卒業生) ●都立高校の合格実績に驚きました。お金もかからないし親孝行したいなら都 立でも良いと思いました。時間を決めるのはとても大変な作業だったように思 いました。(卒業生) ●私は私立高校に通っているので進学についてよく言われます。私が中学生の 時は都立は『自由』、私立は『厳しい』という印象がとても大きかったです。で も私立の方が進学率が高く、附属大学に進むことができると思っていました。 進学指導重点校が増えれば『自由』だけでなく『大学進学』も見えてくるので とても良いことではないかと思いました。 |