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◆◆◆ 3分で読める ママとぼくの幼児教育 −第50号− ◆◆◆ 心地よい風が吹くこの時期。 何かをはじめて見たくなりますね。 子ども達は新しい環境になれましたか? ■目次 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1.ぼくからママへのメッセージ(ママが嫌いになるとき) 2.子育てのツボ! 3.簡単にできる教材レシピ 4.ちょこっと情報 ■1.ぼくからママへのメッセージ(ママが嫌いになるとき) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 幼稚園でボタンがとれちゃったから、仕方なく、ぼくはボタンをはめないで、 制服を着ていたら、ママは「だらしがないから、ちゃんとしなさい。」って怒ったね。 お友達のいる前でとっても嫌な気分だったんだよ。 でも、ちゃんとぼくは、ママに話したよね。 朝から、とれそうだから、つけてほしいってお願いしたら、 「今日は時間がないからそのまま行ってね。」って言ったのはママだった。 忘れちゃったのかな。いや、忘れてはいなかったよね。 だって、ママは、「朝いきなり言うのではなくて、もっと前から言ってくれないと できるわけないでしょ。」って、ぼくはもっと怒られたんだもん。 ねえ、ママ・・・、一言「ママも悪かったわ。今朝、つけてあげればよかったね。ごめんね。」 って謝ってくれたら、ぼくはね、こんなに嫌な気分にはならないんだよ。 だって、ママは、ぼくの大好きな大好きな人なんだもん。 ■2.子育てのツボ! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 5歳男の子の作文です。 ふしぎなこと おかあさんが、だれかになにかをもらったら、「ありがとう、というのよ。」と いつもいっている。なにかわるいことをしたら、「ごめんなさい、というのよ。」と いつもいっている。なのに、ふしぎなんだよ。 おかあさんは、「すみません。」ばかりいっている。 きのうも、てっちゃんのおばちゃんが、おかしをもってきてくれたら、 「どうもすみません。」といっていた。 だから、ぼくも、おきゃくさんがきて、ニ千円もらったから「すみません。」といったのに、 「ありがとうでしょ。」とおこられた。ふしぎだな。 なんで、おかあさんは「ありがとう。」「ごめんなさい。」をいわないの。 言葉の使い方に5歳の頃からこだわりを見せるというにのはすばらしいことである。 まず、そのことを大いにほめてやりたい。 言葉の使い方、言葉の言い表し方にこだわる心が、正しい言葉を身につけていく王道である。 「すみません」という言葉は、もともと相手の心に負担をかけてしまい、 そのままでは申し訳なくて「私の気持ちが澄みません。」という意味である。 そういう気持ちの表現が「すみません」という形になるので、時には「ありがとう。」 の意味にも「ごめんなさい。」の意味にも使われていることになるのである. 子どもは大人の言葉のやりとりを真似ながら言葉を獲得していくものである。 お母さんの「すみません。」を早速真似てみたところ、お母さんは「ありがとうでしょ。」と たしなめた。 「すみません」はやはり子どもには少し不似合いかもしれない。 こういう矛盾を感じながら、次第に言葉の感覚が身についていくことになる。 (野口 芳宏 解説) 教室で読み聞かせ:子どもの珠玉作品集5 (向山洋一・野口芳宏・水野茂一 解説 明治図書 発行) ■3.簡単にできる教材レシピ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ☆楽しく算数を学ぶコツ 今回は、生活の中でヒントになる算数の活動についてご紹介いたします。 ずばり「お手伝い!」。 幼児期には、めんどうがらずに子どもと一緒に行うことをおすすめします。 (1)おそうじ:整理整頓をするということは、分類をするということですね。 片付けしやすいように、仲間で集めておくことは「仲間集め」の考え方と同じです。 (2)お料理:「半分にきってね。」などと量に関する言葉を多く使いますが、 例えば「切る」という活動。1回切ると、二つになり、二回切ると、三つになる。 この考え方は、のちに「植木算」を理解する基礎となります。 (3)洗濯物干し:子どもたちは干すことが大好きです。 洗濯バサミを使って、はさむことがどうやら楽しいのでしょう。そして、何より大好きな ママの真似をしたいというのが本心かもしれませんね。 時には、子どもにさせて見るのもよいでしょう。 この活動は、「釣り合う」ことを学習します。洗濯物の重さと干す位置(長さ)を考えないと、 バランスよく干せません。何度も使った洗濯ばさみのゆるい角ハンガーなどを用意して、 この「釣り合う」ことの原理を学んでくださいね。 ■4.ちょこっと 情報 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ★東京こども教育センター教室(直営教室) 水野 茂一 先生の子育て無料講演会のご案内 「とてもわかりやすく、ためになった」と多くの方々からお声をいただきますこの講演会は、 毎年大好評です。忙しい子育ての中でついつい忘れがちな大切なことがよみがえってきます。 ぜひ、一度、講演会にご参加下さい。 ご参加ご希望の方は、下記の教室まで直接お電話下さい。 ☆5月24日(火) 高田馬場教室 東京都新宿区高田馬場 電話:03−3200−7760 ☆5月21日(土) 渋沢教室 神奈川県秦野市 電話:0463−87−7026 ☆5月24日(火) 佐倉教室 千葉県佐倉市 電話:043−484−4705 ======================================== 「3分で読める ママとぼくの幼児教育」第50号 2005/5/6 発行人 :東京こども教育センター教室 発行サイクル :月刊(第一金曜日) URL : http://www.tkkc.com E-mail : sae@tkkc.com *掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。 ======================================== このメールマガジンの購読中止・配信先の変更希望の方は下記のページにてお願いします。 まぐ2→ http://www.mag2.com/ (マガジンID:0000063342) Macky→ http://macky.nifty.com/(マガジンID:63342) MailuX→ http://www.mailux.com/ (マガジンID:MM3E1E342BE03EC ) めるまる→http://www.melmal.com/ (マガジンID:0091009) ======================================== |