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===================================================== 発行部数 21 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/04/19 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 曲がり角の彼女 局 名 フジテレビ 放映日時 火曜22時 キャスト 大島千春(稲森いずみ) 三原なつみ(釈由美子) 谷村誠 (高知東生) 一条杏子(川島なお美) 堀内夕子(三浦理恵子) 堀内正光(伊原剛志) 三宅修二(金子貴俊) 甲本椿 (石川亜沙美) 甲本一樹(要 潤) 山岸えり子(青木さやか) 脚 本 後藤法子 主題歌 − あらすじ 第1話 『30代ガードル vs 20代Tバック』 婦人下着売り場。 大島千春(稲森いずみ)は、試着してヒップの贅肉にショックを受 ける。 ヒップが5センチは上がることを期待して、大きなガードルを手に する。 三原なつみ(釈由美子)は、男と来ていて、派手なTバックを手に している。そして、ガードルを手にした千春を笑う。 堀内正光(伊原剛志)は千春とフレンチを食べている。40歳の誕 生日祝い。女房と別れて結婚しようと堀内は言うが、千春は即断る。 大島千春『ガードルに心動かされる 33歳』 三原なつみ『Tバック常時着用の25歳』 山岸えり子(青木さやか)『ガードルが欠かせない 33歳』 えり子はなつみを毛嫌いしている。 母親が危篤と聞いて千春が病院に駆け付けると、単に柱に頭をぶつ けただけ。 千春は自分は主任になって、今日のパーティーに欠席できないと文 句を言うが、両親とも千春の仕事なんて大したこと無い。と言ってお 見合いを勧める。 千春は怒って、ホテルへ向かって駆ける。 足も遅くなり、列車を一本逃す千春。階段も一気に駆け上がること もできなくなっている..... 「33の、これが現実.....」と千春はつぶやく。 列車に行かれ、タクシーに乗れば、渋滞にはまる。 ホテルについて急いで走れば、ヒールを折る。 覚悟を決めて会場にはいると、中は和やか。 でも、千春はいきなりスポットライトを浴びる。 ざわめく会場。 ドアが開き、「邪魔です。退いて下さい」と言われる千春。 厨房に千春が駆け込むと、万事順調。 なつみが頑張ってくれたらしい。なつみはフランス語もしゃべれれ ば、次長にも手伝った貰えていた。 そこに次長の甲本一樹(要潤)が来て、とりあえず謝る千夏。 でも一樹は理由があるなら主張すべきと言う。 帰宅し、腹を立てながら家事をこなす千春。 10代の時は怖いもの知らず。20代で少し現実を知り、30代に なると人間、思うようにならないと知る。 『幸せになるためのルール』 − キレイになる(でもガードルはまだちょっとね) − 人間関係は円満に − 厄払いに行く 千春はパックをしながら手帳に書き、ワインを飲む。 千春は健康診断のお知らせを手に取る。 『若年性更年期障害の疑いがあります』 大ショックを受ける千春。 一条隆がホテルに戻ってくる。 千春は隆と一緒に、隆の母親に会いに行く。 その部屋では隆の母親の一条杏子(川島なお美)が、今日は黒いも のがあると運気が下がる。電気コードをどかして、とえり子たちにわ がままを言っている。 一条杏子『下着はシルクのみの41歳』 千春が企画書を持っていくと、すでになつみから読ませて貰い、担 当もして貰うことになった、と杏子。 千春が文句言うと、なつみを担当にしたのは一樹。 一樹は、努力するのは20代。30代は自分のキャパを知ること。 大事な得意先を取られて、と言う。 千春が交渉しに行くというと、一樹は自ら行くといい、なつみを連 れて行く。 一樹は千春の主任のポストも自分が兼任するからと、外す。 一樹は、いとこの甲本椿(石川亜沙美)にも、特別扱いはしないと 言う。 甲本椿『下着も全てオーダーメードのお嬢様 27歳』 夜、前の主任の谷村誠(高知東生)が脱サラして開いたイタリアン レストランで、えり子や三宅修二(金子貴俊)たちに愚痴る。仕事に 頑張っているはずなのに、自分がいなくても職場は何も困らない、と 愚痴の言い合い。 えり子も恋愛に連戦連敗。 修二は三股かけられていて、しかも一番下の順位。 千春は年下はダメ。不倫しているらしい。 修二は、酔って正体を無くしたえり子を負ぶっている。 ホテルの前まで来て、千春はグランフォートホテルの看板に、『夜 露死苦』とスプレーで落書きされているのを発見し、修二にすぐ、え り子を仮眠室に放り込んで、掃除道具を持ってきて、と言う。 明日の朝でも、と言う修二に、その前に帰られるお客様に恥ずかし いと千春。 「かっこいいっす、センパイ」と修二。 えり子は厄払いのお札を手にしている。 千春は、東和証券のアポが取れ、気合いのスクワット。 千春と真鍋健蔵(佐戸井けん太)は東和証券の接待に自分を捨てて、 頑張っている。 翌日、栄養剤飲んで、気合いを入れる千春。修二を連れている。 一樹となつみのペアにバッタリ会い、一緒に中華の昼を食べる。 飲み過ぎて辛い千春。 一樹は、アメリカでは翌日に酒を残すようではビジネスマン失格と いう。 真鍋部長も、接待でなければ契約が取れないなんて、部長の器では ない、と。 千春は自分に、『人間関係は円満に』と言い聞かせるが、遂にぶち 切れる。そんなにアメリカがよければ、アメリカへ行け。なにじんな んだ!一樹は社長の息子でアメリカ留学帰り。スタートからして、自 分たちと違うが、グランフォートホテルを愛しているのは自分たちも 同じ。上に立つ人間なら、それぐらいのこと、考えろと言う。 「言いたいこと言って、それぐらいでクビにはしないから」と一樹 に言われて、「そんなことしたら、不当解雇で訴えますから」と食い つく千春。 トイレでさすがに言い過ぎた。一樹に謝りに行こう、と考えながら 千春が化粧直ししていると、なつみが入ってきて、スカッとしたとい う。 でも、なんで千春は怒っているの?となつき。 怒ってない!!とぶっきらぼうに言う千春。 そして、結局言い合いをしてしまう千春となつき。 千春をもっと大人だと思っていたとなつき。 年取っても大人になれるわけではない、と千春。 真鍋は谷村のレストランで、再婚したい。この間、44歳の人とお 見合いしてしまった。女は下手に若いより、年をして落ち着いた方が いいと言う。 修二は、一樹からなんの脈絡もなく、女は22以下に限る。何かを 知ると、扱いにくい、と言われたという。 真鍋も、22以下の何も知らない女か、40以上の何でも知ってい る女かどちらかがいいと言う。 スポーツジムで汗を流す千春。 杏子が、女はおばさんになる人と、おじさんになる人がいる。 亭主の金で遊んでいるのは、おばさんまっしぐら。 今の30代は一番中止半端。結婚も出産も仕事も。昔は20代の悩 みだったけど。 そして、杏子だけはいつまでも女、と言う。 おばさん代表にされたのは、杏子の妹・堀内夕子(三浦理恵子)。 杏子と裕子は言い争いをする。 千春が帰宅すると、堀内が、いい鱸が手に入ったと、勝手に入って 料理していた。 留守電を再生すると、父親からで、東京に出てきたから9時頃寄る、 という内容。 チャイムが鳴る。 時計はすでに9時を指している。 千春は慌てて堀内を隠して、父親と体面。 すぐ出かけるからと、父親を玄関先で帰す。 父親が渡してくれたお菓子の中には、厄払いのお札が入っていた。 千春は堀内を残して父親を追い掛け、一緒に外で夕食を食べる。 千春は、自分の年を覚えていてくれた父親に感謝する。 母親はちゃんと去年も一昨年も千春のために厄払いに行っていた。 母親は59、父親は58でもうすぐ定年。 母親のめまいは、頭の血管に異常があるからかもしれないと言うこ とで、入院することになった。 千春は、次の週末には母親の見舞いに行くことを約束。 千春は父親を尾山台駅まで送り、背中を見送った千春は、こういう 時、ふと、結婚したくなる、と思う。 千春が帰宅すると、堀内は帰っていて、机の上には、千春の分の料 理がきれいに用意してあった。 − カッコ悪い自分も、タマには許す。 堀内が帰宅すると、夕子が出迎え、キスをする。 千春はついに決意して、ガードルをはく。そして、さっそうと歩く。 千春が出社すると、主任に戻っていた。先日の接待で、宴会の契約 を取れたことが評価されたのだ。 一樹は、年功序列は関係ない。業績だけで評価していく。だから、 なつきがセンパイを飛び越して主任や部長になることもありうる、と 言う。そして千春に30女は使いづらいと言う。 セクハラもの!と心の中で怒る千春。 椿は千春に、一樹はあれで千春に言われたことがショックだった。 自分は人の上に立つ器ではないかもしれないと悩んでいると言う。 千春がなつきに言い過ぎたと謝る。 でもなつきは、自分が入社した時、パリッとすてきにスーツを着こ なし、さっそうと案内してくれた千春に憧れたけど、今は千春を追い 越せる気がする、と言う。 千春は自分はガードルを穿いた。これからまだまだやれる、と宣言。 千春とえり子は、手に、『GMS』とだけ書かれた白い封筒を手に 持っている。これはもしかして、ヘッドハンティング!?と心躍らせ る。 でも、封を破ると、中から出てきたのは、結婚相談所の案内。 千春は即刻捨てようとするが、えり子は本当に捨てるの?と千春を 止める。 寸 評 どうしても、水曜日の『anego』とかぶってしまいます。でも、 『anego』の篠原の方が、このドラマの稲森より、気っ風がいいか な?とも感じますが。 どちらもヒロインのモノローグが入ってますよね。30代独身。つ いでに独り暮らしだとそんなことになるのでしょうか。 でも、そんな簡単に主任から下ろされたり、戻ったりするのです か? 社長の息子、留学帰り、いきなり高い地位。韓国ドラマのテストも 取り入れてみましたっていうところですか? 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 今回のドラマのもう一つのはやりは、『IT(長者)』でしょうか? 『夢で逢いましょう』は、強引にまるでを連想させるようなIT長者を登場 させていますね。髪型もなんとなく似せているような気が。フジテレビに対す るTBSの余裕でしょうか?あるいは皮肉? フジテレビの『恋に落ちたら』の方は、なるべくホ○エモンから遠ざけよう としているのでしょうか?もうあの騒動の時には、すでに放送が決まっていて、 今更別のドラマにはできなかったんでしょうかねぇ。と勘ぐってしまいます。 ところで、『恋に落ちたら』で現職のシステム・エンジニアであるわたしと しては、「ITって、魔法じゃないのよ!」といいたい場面が一杯です。この ドラマを作った人って、絶対ITに疎いですよね。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |