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===================================================== 発行部数 21 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/04/22 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル タイガー＆ドラゴン 局 名 ＴＢＳ系 放映日時 金曜22時 キャスト 山崎虎児（長瀬智也） 谷中竜二（岡田准一） 林屋亭どん兵衛（谷中正吉）（西田雅行） 林屋亭どん太（谷中竜平）（阿部サダヲ） リサ （蒼井優） メグミ （伊藤美咲） 組長 （笑福亭鶴瓶） 銀次郎 （塚本高史） 脚 本 宮藤官九郎 主題歌 『タイガー＆ドラゴン』 クレイジーケンバンド あらすじ どん太(阿部サダヲ)が高座に上がる。 はいどうも、どん太です。どんタコスではございません。ギャグを かますが、会場のお客は一切笑わない。 小話に入り、どん太は一生懸命話すがふとみると、お客が一人もい なくなっている。 どん太の話しはくだらな過ぎる・・ どん太と鶴子(猫背椿)に二人目の赤ちゃんが産まれる。 「食べちゃいたいよー」家でどん兵衛(西田敏行)は赤ちゃんを抱き、 名前を決めたか鶴子に尋ねる。 「この子はあれだ、“天どん”だ。林屋亭継いでもらわなきゃなー」 どん兵衛と小百合さん(銀粉蝶)は大喜び。 二階にどん太を迎えに来た鶴子は「竜ちゃん、父さんが名前どうす るのーって。いいの？“天どん”になっちゃうよ？」 雑誌を観ていたどん太は雑誌を投げ捨て、慌てて一階へ降りて行く。 その雑誌を鶴ちゃんが拾って読むと“抱かれたくない男NO1”に林屋 亭どん太が選ばれている。 一階に降りたどん太は「師匠“太郎”は咄家になると決めたわけじ ゃないので」と太郎と名づけたと報告。 小百合ちゃんとどん兵衛はめでたいことは続くね〜「太郎も産まれ て、どん吉(春風亭昇太)は真打昇進に」昨日協会から電話があって決 まった。と。 どん太は驚きながら、「それならわたしが前座をやってあげるよ」 と受ける。 そんなどん太の様子に鶴子は心配そう。 “ドラゴンソーダ” ちびＴ(桐谷健太)が店にやって来ると、店内では竜二(岡田准一)と 虎児(長瀬智也)が睨み合っている。 メグミとホテルから出て来たところを見た竜二はちびＴにそのこと を言う。 メグミ(伊東美咲)から虎児の携帯に電話が入る。 「もしもし、トラッティー今東京タワーに来てるの。」「いちいち そんなことで電話してんじゃねーぞ。彼女づらしてるんじゃねーぞ。」 ちびＴも「俺のメグミちゃんがこんなつまんない男と・・竜ちゃん のほうが面白いよ。」竜二は「女にとって面白さなんて何の特にもな れねー」 そば処 竜二は虎児にメグミのことを言う。 竜二はメグミのことが好きなのに、虎児とデートをしていたことが 気になって仕方がない。 そこにどん太がやって来る。帰ろうとするどん太にそば屋の亭主は 止め、竜二の前に座るように促す。 虎児は夜の仕事があるとそば屋から出て行く。 夜の街 虎児と銀次郎(塚本高史)は借金の取り立てをする。「銀次郎、日向 さん最近どうしてる？事務所にも居ねーし、電話にも出ねーし」「兄 貴聞いてないんすか？１８歳の女子校生と結婚したんすよ。」日向は 確か、組長の娘と付き合っていたはず。そのことで組長から明日にで も電話があるはず・・と銀次郎が言ったときに、虎児の携帯に組長 (笑福亭鶴瓶)から着信がある。 虎児が組長の自宅に行くと、一緒に娘のしずかも居る。 「このまま行ったらわしのメンツたたへんやろ。日向の披露宴でハ プニング起こすんだ。ちょっと懲らしめるだけや。そうしたらしずか ちゃんもすっきりするで。」しずかも頷く。 そば処 どん太はどん吉が真打になることを竜二に話す。「あいつ今年４０ 歳だぞ。遅過ぎるぐらいだよ。」そば屋は「どん吉は３０歳のとき山 の手線の駅員だったんだから、１０年で真打なんて立派なもんだよ。」 竜二もどん太に「落語なんて歳くってからいつでも出来る。今はテ レビで顔売って・・」どん太は続けて「そのあげくに、抱かれたくな い有名人第一位だよ」と落ち込む。 どん兵衛の周りに弟子達が集まる。 「林屋亭の一門としては初めての真打だよ。近いうちにお披露目す るから演目決めないとね。」どん兵衛が虎児のほうを見ると、ぴった りメグミが隣に座っている。出てくように虎児も言うが、どん兵衛の 計らいもあり、一緒になって聞いている。 虎児に“饅頭怖い”をすすめ、前座話だが、演技力次第では爆笑さ れるから、今日見に来るように伝える。 高座にどん兵衛が上がる。 江戸っ子は・・客席から“饅頭怖い”だと声が上がる。 … 来る前にアオダイショウに会ってな、 人間誰でも怖いものが一つぐらいあってな、 俺はカエル 俺はクモ 俺はオケラ 俺は蟻 俺は馬 坊主おまえはいったい何が怖い？マツは今の話しばかばかしくて聞 いてられねーんだ。俺は何でも食える。四つ足だろうが何だろうが。 じゃあマツ、おまえさんこの炬燵やぐらも食えるのか？ あたるものは食わねーんだ。 思い出しちゃったよ。あんだよ一個だけ、笑うんじゃないぞ。俺饅 頭が怖いんだ。ほらみろ笑うんじゃないか。 饅頭のこと喋ってたら寒気がして来た。饅頭怖い饅頭怖い… マツが部屋からいなくなる。 おかしな野郎だね、饅頭が怖いって。そうだ、饅頭を山ほど買って きてアイツの枕元に並べるんだよ。 マツマツ、起きてごらんよ。 わっ饅頭だ。怖いよーあー怖い。 葛饅頭だ怖いよ。そば饅頭だ怖いよ。 あの野郎。怖い怖いといいながらむしゃむしゃ食ってるぞ。 俺達いっぱい食わされたんじゃねーのか？ おいマツ、おまえ世の中で一番怖いのは何なんだ？ 今は濃いお茶が怖い… テレビ収録が終わった楽屋でどん太は置いてある雑誌を見る。 “結婚したくない有名人、恋人にしたくない有名人”林屋亭どん太 が第一位に入っている。 竜二が虎児に電話をかける。 車を運転している虎児に変わってメグミが出る。 「昼間っぱらから、セックスフレンドとドライブ中すいません。」 にくにくしげに竜二は言い、夜におでん屋に来るよう約束する。 屋台のおでん屋 「ずっと気になってたんですが、この間あんた帰った後、兄貴行き 詰まってて、最近テレビに出てても元気ねーし」どん吉の前座にどん 太が出ることになったと虎児が言うと、竜二もおでん屋のおやじも驚 く。 「親父は名人、弟は天才落語家、女房鶴子は結婚する前は売れっ子 の演歌歌手。ストレス溜まるよなー」おでん屋は同情する。 どん太は落語の練習を師匠の前でする。 二階に上がって、いろいろしている鶴子に抱きつく。「今はダメ」 と鶴子にやんわりと断られると、 「抱かれたくない有名人には抱かれたくないし、抱かれたくない男 には抱かれたくないし・・」抱かれたくない男に選ばれたことを気に しているどん太を鶴子は心配し、 「竜ちゃん今レギュラー７本でしょ？疲れてるのよ。前にね、仕事 したプロデューサーに仕事復帰しないかって言われてて、すぐには無 理だけど、お母さんは子供の面倒は見るって言ってるし・・」鶴子の 言葉で、どん太は布団にもぐってしまう。 おでん屋 「そろそろ本題に入っていいですか？好きなんすかね？ほらほらほ らほら、好きなら自分で言うって言ったじゃないですか？」虎児は自 分のことかと思ったと驚き、メグミのことと知ると「車の中で待って るから自分で言やーいいじゃん」と車に乗ってるメグミを指差す。 「連れて来るなって言ったじゃん。っていうか、あんたの言うこと 聞いて車で待ってるじゃん。俺ぜんぜん勝ち目ねー」 虎児の携帯に日向から“事務所で待ってる”とメールが入る。 虎児はメグミと竜二を置いて、帰って行く。 組事務所 日向(宅間孝行)は虎児に「隠してもわかるんだよ。親父に何か言わ れてるだろ。披露宴で暴れるって？」「暴れねー、ハプニング起こせ って」「で、どうする？」「俺日向さんに拾われた恩もあるし」「俺 についたら親父のメンツがたたねーぞ。堅気の娘なんだよ。１００％ ヤクザの俺が半年かけて向こうの親説得したんだぞ。なんかいい方法 ねーか？」 車に乗っていたメグミは竜二に言われて降りて来て、竜二の腕を掴 む。おでんを食べながら竜二と話す。竜二は自分が言いたいことも言 えない。 しばらくして、メグミは「帰るね楽しかった。連絡先虎ちゃんに聞 いて」と帰って行く。 どん吉の真打昇進のお披露目 前座のどん太はどこにもいない。協会の方々も来ているし、お客も 入っている。 ５分前 うどんが太鼓をたたく。 前座のどん太がいないから、虎児が高座へ上がろうとする。怖い饅 頭なら６割方覚えてるという虎児をどん兵衛は必死に止める。 じゃあどん兵衛が・・と行こうとするが、小百合ちゃんがだんだん 尻つぼみになるからと止める。 そこへ着物姿の鶴子が入って来る。「わたしが行きます」 舞台に鶴子が上がる。「鶴ちゃーん、鶴ちゃーん」そでで見ていた 虎児は「すげー人気じゃん」と驚く。 鶴子は唄を披露する。 虎児と竜二は浅草中探しまわる。やっと出店の影で震えているどん 太を見つける。 家に戻り 「どん吉のせっかくのお披露目にケチつけたんだよ。破門だって言 われても文句のつけようがないよ」どん兵衛はどん太をキツク叱る。 それを聞いていた竜二は「だから、破門なんかすんなって。古典なん て歳くってからいつでも出来る。」「だったら、若いときから古典ば っかりやっていたわたしの人生は無駄だって言うのか？」竜二とどん 兵衛の喧嘩をどん太が止める。 どん太は「すまなかった。」と、どん吉に頭を下げる。「ただ、今 後のことはもう少し考えさせてください」とどん兵衛に言う。 「おい竜二」 竜二が出て行くのを虎児が止める。 「親子って言うのは、なんかよーいいもんだな。落語おもしれーけ ど、親子もおもしれー。また来いよ。さっきみたいなもの、俺にもっ といっぱい見せてくれよ。」「メグミちゃんが言ってたよ、虎児さん と俺は…」 虎児は竜二の話しを無視して携帯に出ている。 レストランで、日向と婚約者、銀次郎と虎児が披露宴のハプニング で何かいい案はないかと食事をする。 ふと、テーブルの上にある彼女の携帯ストラップにどん太の人形が ついているのを目にする。 小虎が高座に上がる。 えー江戸っ子っていうのは、、 饅頭怖いだね。 えー新宿歌舞伎町というところで、年端もいかない娘と祝言を挙げ ることになって、しかし、長い間親分さんの娘と恋仲でして、 虎児は組長にどん太の話しをする。 日向さんの女も生理的に受けつけないって、 そりゃ全国的に嫌われてますからねー 日向の披露宴どん太呼んで余興させるのどうや？ 虎児はどん太に日向の披露宴で余興をやってくれるように頼む。 余興？世話になってる人だから断れなくて いいけど、本当に俺でいいの？ どん吉のほうがいいんじゃない？ 嫌われているのはそれだけ売れてるっていう証明なんで。 今も昔もマニアっているんで、 披露宴でどん太が紹介される。 テレビでもおなじみの林屋亭どん太さんです。 今日はテレビではお見せしない落語を・・ 花嫁はいきなり大きな声で「どん太きもーい」日向は隣で「もっと 大きな声で」とささやく。「どん太最悪、どん太大嫌いー」 おーー どん太はいきなり着物を脱ぎ、いつもの独壇場で披露宴会場を走り 回る。 花嫁は逃げながらもすごく嬉しそう。 それを見ていた組長は おまえらこのわしを騙しやがったな。嫌い嫌いってめちゃめちゃ喜 んでるやないか。否定する花嫁に向かって ほんなら他に何が嫌いか言うてみー あとー庭付き一戸建てとドイツ製キッチンが嫌い。 わかった、こうたるわ。 ありがとうございます。と日向は組長に頭を下げる。 あとねーかわいい赤ちゃんが大嫌い。 自分で何とかせーへんか。 喫茶店よしこ 「俺としては、なかなか、どうにいってたと思うよ」どん兵衛は小 虎の高座を誉める。虎児はポケットから１０万を取りだし、今月分の 授業料として渡す。 どん兵衛は札を確認し、虎児が帰ろうとするとポケットにしまおう とする。虎児が戻り、どん兵衛から１０万渡してもらう。 そば処 竜二は虎児にメグミの携帯を教えてもらおうとする。 そのとき、店の隅に男がいるのを見つける。その男は虎児に、「あ んたが林屋亭小虎かい？」男がそばをずるずる食べ出す。 寸 評 大好きなものを大嫌いという。【饅頭怖い】好きなものを嫌いと 言って本当に好きなものを手に入れる。古典は歳をとってからでも出 来るという竜二の言葉と若い頃から古典しかやってこなかったどん兵 衛のこともどちらも良くわかり、どっちがいいとかそういう問題でも ないんだなぁと感じています。 執 筆 者 田村() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- もう少しでＧＷです。うちの会社は１０連休になります。今までのＧＷは予 定をしっかり入れて遊びに行ってたりしましたが、今年はあまり予定がありま せん。何しようかなぁ〜（田村） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |