メルマガ:【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語-
タイトル:【トランスマガジンVOLUME138】-翻訳会社が教えるプロの英語-  2005/04/20


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【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語-   2005/4/20 第138号
 株式会社トランスワード、 http://www.transwd.com、book@transwd.com
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 当マガジンは当社翻訳教室の生徒さんおよび登録翻訳者の方を主な対象にし
 翻訳実務に役立つ情報を定期的にお送りするものです。
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■もくじ■   1. お知らせ
        2. 最近の翻訳業界 
        3. 翻訳しよう
        4. 翻訳者日記
        5. リンクしよう
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1. お知らせ
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2. 最近の翻訳業界 (仲谷)
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翻訳業務の効率化

翻訳会社の場合多くのクライアントとお付き合いをすると同時に、多くの社外
翻訳者さんとも仕事のやり取りをします。ビジネスが大きくなると調整作業が
複雑になり、会社全体の効率が下がる要因になるし、全体が把握しづらくなり
ます。また社内担当者の個人的経験と力量に依存することになるので担当者が
変わると次の人にノウハウが伝わらず、一時的に戦力ダウンになってしまいま
す。

トランスワードではこの問題を解決するためにデータベースソフトを中心にし
た翻訳業務管理システムを開発し、日々の業務に活用しています。顧客データ、
外注翻訳者データ、全ての翻訳業務の詳細な記録をデータベースで管理し、必
要な情報を即座に取り出して利用することができます。コスト管理も同時に可
能です。

このシステムのおかげで社内の担当者が突然交代しても、過去の仕事の詳細を
クライアントごと、社外翻訳者ごとの記録を参照しながらスムーズに業務を続
けることができます。
このシステムは約10年を費やして作り上げました。

近年中国では翻訳の需要が急激に高まり、効率的な業務の遂行の点で苦労され
ていると聞きます。当社のシステムをお見せすると「ぜひとも導入したい。」
を要望されます。

そこで当社ではこのシステムをパッケージ化し、販売する準備をしています。
もちろん日本国内の翻訳会社さんにも便利に使っていただけるものです。概要
は当社HPでも紹介しています。

興味がありましたら仲谷まで連絡願います。

nakatani@transwd.com


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3. 翻訳しよう(荒井)
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英語のクラスで、「この腕時計の方がずっと高価です」と書かせようと問題を
出しました(比較級の練習)。そうしたら、This watch is way more expensive. 
と書いた人がいました。帰国子女のようです。こちらは、much more …、far 
more …などという答を期待していたのですが。

それにしても、翻訳者の方々はこういうwayをご存知でしょうか(もともと
はawayが正しく、語頭のa-が欠落した形らしい)。小さめの辞書には出てい
ないようで、アメリカの口語だと思います。私の印象では若い女性がよく使う
ような気がしています。

「口語」というと「隠語」というニュアンスで受取る方がいますが、これはそ
うではなく、ただ「安直な語」という感じです。例えば、「ニューヨークって
どういうとこ?」と聞くと、「うぇ〜ィtoo big」のように言われて、妙な感じ
がしたものです。

それでは本題。(1)翻訳の仕事に、こういう表現を使いますか? 使わない方が
いいです。安直な表現ですから。翻訳の仕事では、普通の中性的な堅い表現の
英語を書く方が無難です。もう少し厳密にいうと「much moreだと堅すぎて
そぐわない場合」と、「way moreだと軟らかすぎてそぐわない場合」の両方
があり得るでしょうが、これを完全に使い分けることは至難だと思います。ど
うせそぐわない結果になるなら、前者を取る方が無難です。

(2)ただし翻訳者の取る態度について、「書き言葉の仕事をしているという理由
で、口語には全く目を向けない人」と、「書き言葉の仕事をしていても、口語
に強い人。強くなくても、関心を持ち続けている人」がいます。後者の態度の
方が健康だと思います。ぜひ口語的表現にも関心を持ってください。同じ英語
なのですから。

「英文和訳をやると、和文英訳に役立つ。その逆も真」「日本語に関心をもつ
と、英語の理解が深まる。その逆も真」とともに「口語に関心をもつと、文章
語の仕事に役立つ。その逆も真」という、翻訳についての3命題が成り立つ
と思っています。


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4. 翻訳者日記#28(阿久根)
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「ゴールデンウィーク」

もうすぐゴールデンウィークですね。世間では「何連休の休みがとれるか」と
いうことが話題にのぼりますが、翻訳者は案外と忙しいものです。自営業で翻
訳を始めた頃から、ゴールデンウィーク、お盆休み、正月休みというと、だい
たい休みに入る直前には電話がよく鳴ります。会社員の人たちからは、「翻訳
は自宅でのんびり仕事ができていいですね」と羨ましがられることが多いです
が、有給休暇がもらえる仕事もそれなりに羨ましいものです。

さて、ゴールデンウィークの予定ですが、毎度のことながら、あまり明確な予
定をたてていません。この数年は近くの公園で「砂の祭典」という催し物があ
るため、ゴールデンウィーク中は田舎では珍しいほどの車の列ができます。ち
ょっと外出すると、渋滞の列に巻き込まれそうなので、連休中は自転車で出掛
けるのが無難なところかもしれません。歩いて数分で砂浜につきますから、天
気次第では貝掘りという選択肢もあります。

都市圏の人たちは自然を求めて、車で何時間も移動するというのに、私は歩い
て貝掘りや釣りに行けるのですから、なんとも贅沢な話です。

毎日パソコンに向かって大半の時間を過ごしていると、たまには指を休めない
といけないことに気付きます。翻訳者にとっては、売上げを伸ばせる文字通り
の黄金週間かもしれませんが、できれば、多少の指休め期間をつくりたいもの
です。


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5.リンクしよう  
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 7000部で、1回の掲載料金が7000円です。ご希望の方は、
 book@transwd.comまでお問い合わせください。


 ̄■発行■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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