|
===================================================== 発行部数 21 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/03/22 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル みんな昔は子供だった 局 名 フジテレビ 放映日時 火曜22時 キャスト 照崎アイ子(国仲涼子) 矢吹昭平(陣内孝則) 佐上柾 (瑛太) 旗ゆかり(白石美帆) 田所肇 (筧利夫) 佐上欣也(大杉漣) 高木ナツ(風吹ジュン) 矢吹龍平(深澤嵐) 中村美紀恵(滝沢沙織) 脚 本 水橋文美江 あらすじ 最終話 『愛と涙の奇跡』 新しい市長が、分校存続のために明日公聴会を開いてくれることに なった。だが、アイ子(国仲涼子)は明日、教え子の悠(小越勇輝) に会いに 東京に行くことになっていたのだ。困り果て、アイ子はう ろたえる。 「大丈夫だよね? うちらみんな ここに残れるよね?」 子供たちの真剣なまなざしに、アイ子は思わず「大丈夫ですよ」と 微笑む。 「みんなで 分校のよさを伝えましょう」 分校のために、アイ子は悠と会うのをあきらめることに決めた。 その日の帰り道。 「本当に、悠くんに卒業証書渡しに行かなくていいのかな。悠くん きっと、待ってるよね?」 アイ子の事情を知っていた龍平(深澤嵐)は心配して、柾(瑛太) に話しかける。 「アイ子先生は、悠くんのことが大好きだったんだ。でも、それと 同じくらい 龍平たちのことが大好きなんだよ。龍平たちの気持ちを 台無しにしてまで悠くんのところには行けないってことじゃないかな」 柾も 龍平と同じく、複雑な思いだった。 矢吹食堂。 龍平がため息をつきながら、店のテーブルに座っている。 「アイ子先生、明日悠くんと会う約束してたの。卒業証書、会って ちゃんと渡すって。それでもダメなの?」 昭平(陣内孝則)は驚きを隠しながら、食事の支度をしていた手を 止めて、龍平の前に座る。 「おまえ、アイ子先生のこと好きなんだろ? だったら守ってやれ。 好きな女を守ってやれてこそ 男だ。アイ子先生が悩んでるんだった ら、おまえが何とかしろ。それぐらい、懐のでっかい男になれ」 それを聞いて、龍平は 店を飛び出していく。向かった先はもちろ ん、宿泊センター。 早速もも(伊藤沙莉)らを集めて、緊急会議を始める。 同じ頃、昭平もまた、佐上(大杉漣)、ナツ(風吹ジュン)、田所 (筧利夫)を店に呼び、アイ子の事情を説明していた。 「ほんとは彼女、東京に行って どうしても会わなくちゃいけない 人がいるんです――」 「東京で教えてた生徒でね、悠くんっていうの。アイ子先生は、や り直すために この村に来たの」 真剣に龍平の話を聞く 子供たち。 「その生徒に渡せなかった卒業証書、届けに行かなくちゃならない。 だけど龍平たちや分校のために、その約束を破ろうとしているんです」 アイ子が困っていた事情を知り、佐上たちは愕然とする。 「おれは、約束をちゃんと守ってほしい。悠くんに会って、卒業証 書 渡してほしい」 と龍平。だが、ももや詩音(野村涼乃)は「分校はどうなるのか」 と顔色を曇らせる。 「アイ子先生のために、おれたちだけでがんばろうよ!」 立ち上がった龍平の言葉に、ようやく全員の気持ちが一つになった。 その夜、アイ子は明日持って行くはずだった入江悠の卒業証書と 『10年後の僕へ』という手紙の封筒を、そっと 引き出しの中にし まった。 「アイ子先生!」 ふと、外から声が聞こえ、窓を開けると、柾と子供たちが立ってい た。 「7等星、見に行こう!」 『星の見える丘』に立って、夜空を見上げる。だが、龍平の指差す 先にあるはずの7等星は やはり他の誰にも見えなかった。 「でも、7等星はちゃんと輝いてるよ。小さくて、私たちには見え なくても一生懸命輝いてる」 と詩音。ももが続ける。 「大事なのはさ、自分の7等星を見つけること。そして その小さ な7等星を一生懸命に輝かせること。それで いいんじゃん?」 「アイ子先生も7等星見つけて。先生の7等星、輝かせて。東京に 行って、悠くんに会ってきて」 と、龍平がアイ子を見つめる。 「公聴会は、おれたちでがんばります! 柾にいもいるし…」 龍平の力強い言葉に、柾も子供たちもうなずく。アイ子は、安心し きった表情で再び空を見上げる。 「見えました。先生の7等星。こんなに小さくてかわいい星だった んですね」 宿泊センターに戻った柾は、ゆかり(白石美帆)の部屋を訪ね、仙 台行きの件を断る。 「おかげで 気持ちに整理ついた。何年かかってもいい。俺は、自 分の場所で、教師めざすよ」 ゆかりは寂しげな表情をみせつつも「がんばってよ」と笑う。 翌朝。駅に向かうアイ子に 「間に合った」とナツが走ってくる。 「悠くんにちゃんと思いを伝えるのよ。みんなアイ子先生のこと 応援してるから。こっちのことはね、何も心配しなくていいのよ」 ナツは「校長と私から」と、ネットのみかんを一袋手渡す。アイ子 はみかんを抱きしめて、駅舎に消える。 東京のバスターミナル。空港行きのリムジンバスが停まっている。 アイ子は 乗ってきたタクシーを慌てて飛び降り 悠の姿を探すが、 なかなか見つからない。だが、悠が先にアイ子を見つけ、バスから飛 び出す。 「アイ子先生! 本当に来てくれたの?」 悠は走って アイ子に近寄る。アイ子は微笑んで、悠に卒業証書を 手渡す。 「入江悠くん、卒業おめでとうございます。カナダに行ってもがん ばってください。それと、これ…」 アイ子は、手紙の封筒と 赤い絵の具をバッグから取り出す。 「この赤い絵の具は、いろんな赤に変わります。悠くんの感じ方、 描き方によって どんな赤にも変わるんです。だから 悠くん、たく さん絵を描いてください。いろんな赤を作ってください。先生、悠く んの絵を楽しみに待っています」 アイ子は絵の具を 悠の手に握らせる。 「思い出したよ、もみじの色。先生のせいだって言ってごめんなさ い。ぼくずっとそのことが気になってて…」 「いいんです。悠くんがもみじの色を思い出してくれただけで、十 分です」 にっこりとアイ子は笑う。 「ぼく、先生と見たもみじ、絶対に忘れない!」 ――バスは行ってしまった。時計を見たアイ子は、また慌てて駆け 出す。 その頃、市長が学校に到着、公聴会が始まる。 教室の後ろには、佐上や田所、ナツ、昭平、柾とゆかりが見守るよ うに陣取り、真ん中に子供たち、教壇側に市長らが座っている。 市長はアイ子の不在を気にするが、龍平が話し出す。 「最初に ぼくたちが発表してもいいですか? 今日ぼくたちは、 市長にお願いがあります。森の水分校をなくさないでほしいというお 願いです。その理由を、これから話します」 最初に発表するのはもも。 「山村留学は親が決めたことで、どうしても来たいと思ったわけで はありませんでした。でも今は、ここに来てよかったと思ってます。 東京では 友達もあんまりいなかったけど、ここにいるみんなと友達 になれました」 ももは振り向いて、笑顔でみんなの顔を見る。 「人を好きになることは すてきなんだってこと。その気持ちを大 切にすればいいんだってことを この分校で教えてもらいました」 ももは丘の上で「柾にい、大好き」と叫んだ、あの時のすがすがし さを 思い出していた。 次は風太(高木優希)が発表する。 「ぼくは夢のためにがんばることの大切さを知りました。大人にな った時、がんばってよかったって思えるように なりたいです」 小さい頃から星の研究をしたいという夢を持ち、その夢を実現した ゆかりから気づかされた夢の大切さ。風太は堂々と発表を終える。 「ぼくは信じることを教えてもらいました。誰かを信じるのは難し いけど、でも、とても大切なことです」 新(熊谷知博)は、捨てられたと思っていた父親が きっと戻って くると信じ続けた。父親と再会した、あの日の紙飛行機の軌跡を忘れ ることはない。 ワタル(糟谷健二)は「あきらめないことを教えてもらった」と言 う。 「ペンダントを失くして、もう見つからないと思ったんだけど、で も 龍平くんが言ってくれました」 『一度取り組んだことは最後までやり遂げなくちゃ。簡単にあきら めちゃ、ダメだよ』 これは、龍平がアイ子から習った言葉だった。 「落ち込んだりくじけそうになった時は、空を見上げましょうって 言ってくれました」 『星が見える丘』で保護者たちに向かって発表したあの日、ドキド キして何も言えなくなってしまったのは、詩音だった。 「空を見上げたら、元気や勇気が湧いてくるはずです。アイ子先生 は そう教えてくれました」 詩音は、最後に振り返り、みんなに向かって微笑んだ。 「全部、アイ子先生が教えてくれたことです」 おおとりの龍平の発表が始まる。 「ぼくはここ森の水分校で みんなと出会いました。そして アイ 子先生とみんなに、いろんなことを教えてもらいました。だから、分 校をなくしたくありません。お願いです。分校をなくさないでくださ い!」 子供たちは市長の前に立ち、後ろの大人たちも立って「お願いで す!」と頭を下げる。 全員の話に ちゃんと耳を傾けていた市長は、最後に言う。 「――アイ子先生、でしたか…? 彼女の話も聞きたいんですが…」 「それが…」 口ごもる佐上。 「お呼びしていたはずですが?」 教室に緊張が走る。 その時、アイ子が息せき切って飛び込んできた。 「森の水分校の 照崎アイ子と申します!」 「今、生徒さんからお話を聞かせてもらったところです。今度はあ なたからも うかがいたいんですがね…」 アイ子は、静かに話し出す。 「私からお話しすることは、何もありません。今、彼らが語ってく れたこと、それが全てです。 人を好きになること、人を信じること、夢を持つこと、あきらめな いこと、勇気を持つこと。そして 友達といられることの幸せ。全て 彼らが私に教えてくれたことです。 森の水分校で私は、教師として一から学びなおすことが出来ました。 教師になってよかったと もう一度心から思うことが出来たんです」 アイ子は、深々と頭を下げる。 「お願いします! 分校を残してください!」 全員がもう一度、市長に頭を下げる。 校庭で、市長を見送った後、佐上がみんなを見回して話す。 「やるだけのことはやりました。後は 静かに結果を待ちましょう。 先生は、何よりみんなの気持ちがうれしかった。本当にありがとう」 アイ子はふと思いつき、子供たちを連れて、雪がまだ残るいつもの 丘へ向かった。ダンボールを手にし、春先の空気を胸いっぱいに吸い 込む。そして、いっせいに滑り出した。歓声をあげて、アイ子も子供 たちのようにはしゃいでいた。 職員室。 「俺、もう一度 教師目指すよ。この分校で 俺自身のために、教 師やっていきたい」 柾の決意に、佐上は嬉しそうに言う。 「お前が望んで教師になるんだったら、父親としてこんなに嬉しい ことはない」 佐上は立ち上がる。 「精一杯、がんばれ」 ―――― みんなで、丘すべりをしたあの日から 1週間後、森の 水分校は正式に… 廃校になることが決まった ―――― 子供たちやアイ子の話に心を打たれた市長は、分校を残すために いろいろと働きかけてくれたようだった。昭平やゆかりは、気が抜け たようになってしまったが、佐上は「それで十分」と言う。 ―― そして、とうとうその日がやってきた。 子供たちは、校庭の隅に、タイムカプセルを埋めるための穴を掘っ た。それぞれが、『10年後に掘り出す』ための手紙や思い出の品を、 タイムカプセルの缶に入れると、自分たちで元通り 穴を埋めた。 すっかり、タイムカプセルは見えなくなった。 「楽しみですね、10年後」 アイ子がそう言うと、バスのクラクションが聞こえた。 ―― 今日、山村留学生の子供たちは 東京に帰るのだ。 「ありがとうございました!」 佐上以下、山村留学に力を尽くした人々に挨拶をし、子供たちは次 々バスに乗り込む。ゆかりが詩音に、あの星座早見表を手渡すと、詩 音は「私、大きくなったら、星の研究したい」と言う。 子供たちは、バスの中からじっと アイ子を見つめる。みんな、泣 き出していた。アイ子も泣きそうになっているのを見た龍平は、そっ とアイ子の手を握り締める。 「大丈夫だよ! 離れ離れになっても がんばれるよ、絶対!」 そう言って、アイ子はいつもの笑顔でVサイン。子供たちも、笑顔 でVサインを返した。 バスが走り出した。今まで黙っていた柾も「みんな、ありがとな!」 と 涙声で声をかけた。佐上も田所も手を振り続けた。 学校が見えなくなると、バスの中は暗く静まり返ってしまった。 だが、ワタルの声にみんな顔を上げ、窓の外を見る。 「龍平!?」 龍平が、遠くのあぜ道を懸命に走っているのが見えた。龍平の少し 後ろにはアイ子が走っているのも見える。二人は近回りをして、バス のすぐ後ろにまで迫ってきた。 「アイ子せんせーい!!」 「たっぺー!!」 声を限りに叫ぶ子供たち。 「みんなー! 元気でねー!!」 バスは、村はずれの橋を渡り、手の届かないところへ行ってしまっ た。龍平とアイ子は立ち止まる。泣き出した龍平の肩を抱き、アイ子 は「空を見ましょう」と言う。アイ子の頬も濡れていた。 「この空は、ワタルくんたちとつながってるんだよね?」 アイ子は、微笑んでうなずく。 がらんとした宿泊センターに戻ったゆかりは「さびしくなった」と 柾に言う。 「でもしょーがないかぁ。みんないつかは 自分の場所に戻ってい かなきゃいけないんだし。私もね、仙台に戻ることにしたの、自分の 場所に」 ぽんと柾の肩をたたいて、ゆかりは笑う。 矢吹食堂。 昭平が「(宿泊センターだった)旗じいの家を買えないか」と電卓 を叩いている。 「夏休みとかに 東京から子供たち呼んで、特別学校みたいなの開 くのよ」 昭平の計画に、意外にも 田所がのってくる。 「森の水本校“教頭”として、出来るだけのことはさせてもらうぞ」 「キョートー??」 「4月から就任が決まった!」 昭平が「昇給分を貸してくれ」と持ちかけると「貯金して結婚資金 にする」のだと 田所はあっさり。そして ちらっと時計を見る。 「おっと、これから宅配さんと会うんだよ」 ちょうどそこに、美紀恵(滝沢沙織)が入ってくるのを見て、昭平 は愕然とする。 「うそっ? マジでつきあってんの?!」 田所が教頭に昇進したため、本校の教員に空きができ、柾にその話 が舞い込んだ。田所が柾を推薦してくれたのだと、佐上。 「せっかくだけど、その話アイ子先生に…」 柾が答えると、佐上は「一番にお願いしたが、断られた」と話す。 その真意が知りたい柾は、アイ子の下宿を訪ねる。桃の花が咲く縁 側に 腰を下ろす柾とアイ子。 「アイ子先生は? どうするつもりなの? 俺、教師やれるの嬉し いんだけど、アイ子先生には、この村で教師やっててほしいっていう か…」 柾は、思い切って気持ちを伝える。 「――このまま、ここにいてくれないかな…」 アイ子は、柾から視線をそらす。 「…東京に、戻るんです。東京からこの村に逃げてきて やりなお そうとがんばって…。そして、あの子たちから、やり直すための力と 教師を続けていく勇気をもらいました。だから、もう戻らなきゃ」 柾は さすがに肩を落とす。 「もう一度、東京でがんばります。だから柾にいも、この村でがん ばってください」 アイ子と柾は、固い握手で別れた。 「龍平くん、最後の授業 始めますよ」 教室に入ってきたアイ子が、ぼんやり外を見ている龍平に 席に着 くように言う。さびしげな龍平に、「一つだけ」とアイ子は話し始め る。 「本校に行っても 今のままの龍平くんでいてください。龍平くん なら大丈夫! たくさん友達作って、いろんなこと学んでください」 「アイ子先生は、強い大人になれたんですよね? だから 東京に 戻るんですよね?」 「そうです」 「おれ、必ず強い大人になります! アイ子先生を守れるだけの 懐のでかい男になります。だから、その時は…その時は…、アイ子先 生に会いに行きます!」 二人は、微笑みながらみつめあった。 ―――― 「ぼくと結婚してください!」とは言えなかった。いつ かまた、アイ子先生に会える時まで、この言葉はとっておこうと思う ―――― ―― 春 4月。 「柾にい、おはよ!」 「ばか! 学校では先生って呼べって いったろ?」 本校の校庭を歩くスーツ姿の柾に声を掛け、龍平が元気よく走って いく。 田所は、美紀恵の軽トラで出勤。軽やかにスキップで、学校に急ぐ。 仙台に戻ったゆかりは、再び星の研究を続けている。 昭平の姿は、あの宿泊センターにあった。名称を『山村体験学習セ ンター 星の家』と改め、早速 業者と打ち合わせにかかっている。 昭平の隣には、分校での役目を終えた佐上もいた。 「また子供たちで にぎやかになるのね」 通りかかったナツが、嬉しそうに二人に声を掛ける。 「みなさん、今日も一日、がんばっていきましょう!」 いつもの笑顔がそこにあった。 東京に戻ったアイ子は 新しい小学校で、新しい教え子たちに囲ま れていた。 そして、あの森の水分校は…。 ひっそりと静まり返った教室の壁に、山村留学の記念写真が飾られ ていた。子供たちが、確かにここにいたことを、証明するかのように、 ただ ひっそりと。 寸 評 急いで終わらせた感じの最終回。うまく終わらせたようですが、 いやいや、とても謎だらけの終わり方です。 結局、分校はどうなったのでしょう。普通は、学校の方を『山村体 験学習センター』にすると思うんですけど。それから、山の上の観測 所や天文台のその後(手直しの予算が出たか)、アイ子先生のあまり に突然決まった転任先、留学生たちのその後(特に新と父との生活)、 本校に通うことになった龍平の通学時間など、気になるところがたく さんあります。後のことは、スペシャルにでもするのでしょうか(た ぶんないと思うけど)。 執 筆 者 三森(anponhana@mail.goo.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 何かと原稿が遅れたのですが、最後まで読んでいただけたでしょうか? ま た次も、担当するつもりですので、どうぞお付き合いください。 このドラマの放映中、私は小学校で一応「先生」と呼ばれていました。勤務 最後の日、いろんな子供たちが私に会いに来てくれて、中でも「私たちのこと、 忘れないでね」と1年生の女の子二人が、大急ぎで書いてくれた手紙を渡して くれたとき、さすがにぐっときました。先生という職業の“真の楽しみ”をそ の時、やっと理解したような気がしました。(三森) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |