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タイトル:Daily Drama Express 2005/03/04 ごくせん (8)  2005/03/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/03/05 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ごくせん
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 山口久美子(仲間由紀恵)
 小田切竜(亀梨和也)
 矢吹隼人(赤西仁)
 黒田龍一郎(宇津井健)
 猿渡五郎(生瀬勝久)
 朝倉てつ(金子賢)
 白鳥ひとみ(乙葉)
 馬場正義(東幹久)
 九條拓真(谷原章介)
原  作 森本梢
脚  本 江頭美智留

あらすじ  第八話

 山口久美子(仲間由紀恵)が英語教師・白鳥ひとみ(乙葉)や体育
教師・馬場正義(東幹久)と一緒に歩いている。
 突然ひとみが、「九條先生好みの服を買いにいかなきゃ」と言い出
す。
 焦る久美子。
 ひとみはやっぱり九條拓真(谷原章介)が運命の人だったと言う。

 そこに九條が泣きながら歩いてくる.....昨日結婚式だった、と。
 ショックを受ける久美子とひとみ。

 でも、結婚したのは、九條の教え子だった。


 久美子とひとみは職員室で、教え子に祝福されて結婚.....と夢見
ている。

 その時、職員室では、教頭・猿渡五郎(生瀬勝久)たち数名の教師
達が寒いお芝居の稽古をしている。今度教え子の結婚式に招かれ、そ
の余興の練習、とのこと。


 そのころ、黒銀学院の校庭に、デコトラが乗り付けられ、革ジャン
の中年男が下りてくる。


 久美子が結婚式を夢見ながら教室へ向かうと、3Dの生徒達が、結
婚式のパンフレットを広げている。
 誰が学生結婚を!?と浮かれる久美子。
 だが、彼らはクラスメイトの就職先のパンフを見ていただけだった。

 その教室に、先ほどデコトラ下りた男が入ってきて、「ウチのバカ
息子はどこだ?」と探し始める。
 久美子は、「このクラスに、バカ息子とはいません」と言い、その
男も見付けられない様子。

 そこに矢吹隼人(赤西仁)があくびしながら、遅刻して入ってくる。
 そして、デコトラの男と顔を合わせる。
 デコトラの男は、矢吹の父親・矢吹博史(内藤剛志)だったのだ。


 矢吹親子は職員室で向かい合って座る。
 矢吹の父親は、なぜ矢吹が大学へ行かないのか、という件で来てい
た。高卒では苦労するから、と。
 矢吹は、「お前の息子なんだぞ。って言っても、オレは頭いいんだ
けど」とうそぶき、2人は大げんかになる。
 久美子は職員室だぞ、と一喝し、2人はケンカをやめる。


 放課後、喫茶店でたむろしている五人組。
 矢吹は、自分は母親似だと主張するが、小田切竜(亀梨和也)にあ
っさり父親似だと言われてしまう。


 久美子が飲みに行くと、そこに矢吹の父親がいた。
 久美子は見つからないうちに逃げようとすると、見つかってしまう。
 矢吹の父親は、自分が高校を中退して、苦労したので、息子達には
苦労させたくない、と言う。
 久美子は、大学へ行ったから幸せとも、行かなかったから不幸とも
わからない。矢吹は今、何をやりたいのかわからなくて苦しんでいる、
と言う。
 矢吹の父親は、久美子のような先生は初めてだ。矢吹は気が短くて
けんかっ早いが、弟・拓(石黒英雄)やダチの面倒見はいいと言う。

 矢吹の父親は、寝てしまう。


 矢吹の父親は朝、矢吹に、数日したら戻ってくるから、そうしたら
話がある。逃げるな、と言う。
 「逃げねぇよ」と台所でつぶやいている矢吹。


 五人組が、「何か楽しいことないかな.....」とダレてキャッチボ
ールをしている。
 ボールはそれて、通りかかった熊井輝夫(脇知弘)の頭にぶつかる。
 熊井は倒れる。


 ひとみが久美子に、「ランチに行きません?」と声を掛ける。
 出前を取ってしまった.....と久美子。
 ひとみはそれなら九條先生とのランチは自分1人で行くと言う。
 出前、キャンセルする!と久美子。

 でも、熊井ラーメンの出前を持ってきた矢吹が、キャンセルはでき
ない、と言う。
 バイトしているのがばれては.....と焦る久美子。
 そっと矢吹を廊下に連れ出し、事情を聞く久美子。
 「義理人情のわかる奴だ。偉い。よろしく頼むぞ」と矢吹を褒める
久美子。


 熊井の指導の元、バイトに励む矢吹。


 放課後、五人組の矢吹以外の4人も、熊井ラーメンに食べに来る。
 そして、矢吹を手伝う。

 店をそっと覗く久美子。
 出前から戻ってきた熊井に、久美子は話を聞く。
 そして、矢吹の生き生きした顔を見て、「あいつ、何か見付けられ
るかもな」とつぶやく。

 五人組は熊井に、最初からラーメン屋を継ぐと決めていたのか問う。
 熊井は、学生時代は反抗ばかりしていたが、父親が亡くなった時、
久美子に、これからでも親孝行できると言われ、親孝行は父親が大切
にしていた店を継ぐことだと思った、と語る。


 久美子が家で、熊井と矢吹達の話をすると、子分達は、熊井の店に、
人を雇う余裕なんてないのでは?と言い出す。
 「このご時世に、店をあけているだけ偉い」と祖父で大江戸一家三
代目・黒田龍一郎(宇津井健)。そして、白金町のほうぼうの店が地
上げされて、店を閉めている、と言う。
 そして龍一郎は、白金町と言えば熊井の店もある。少し調べてみて
くれ、と若頭代理・若松弘三(阿南健治)に命じる。


 熊井兄弟と矢吹が夜道を歩いていると、前に地上げ屋(佐戸井けん
太)達が現れ、早く立ち退くよう言う。
 店は渡さない、と熊井。
 カッとする矢吹を熊井は止める。


 職員室に出前を持ってきた熊井は、顔に絆創膏を貼っている。
 猿渡が社会人になってもケンカしているのか?とちょっかいを出し、
熊井と言い合いになり、久美子が仲裁する。

 熊井は久美子に、ケガは階段から落ちただけと言う。


 久美子が熊井のラーメン屋へ行くと、小田切達4人も来ていて、生
き生きと働いている矢吹を見る。

 そこに地上げ屋達が入ってくる。
 久美子が帰るよう、言う。
 地上げ屋は久美子の名前を聞き、久美子が答えようとすると、それ
を熊井が遮り、単なるお客さん、と言う。
 地上げ屋達は、「今日はかわいいお客さんに免じて引き上げるけど、
次にな」と出ていく。


 久美子は、これからは自分が力になるから安心しろ、と熊井に言う。
 だが熊井は、久美子の協力を断る。もう自分は卒業して、三年。久
美子の生徒ではないので、世話にもなれない、と言うといってしまう。


 久美子は矢吹達に、以前から地上げ屋の嫌がらせはあったのではな
いか?と聞く。
 小田切に促され、矢吹が話す。
 昨夜襲われた時、熊井はこの話を久美子にすると、久美子に心配を
かけるから、と矢吹を口止めしていた。更に矢吹にも危険なので、店
を手伝わなくていいといったが、矢吹としては手伝いたくて.....と
白状する。


 居間で落ち込む久美子。
 みんな久美子を心配する。
 若松は龍一郎に小声で、熊井の店も地上げの対象になっていたと報
告。


 朝、覚悟を決めた風の久美子が歩いていると、前から五人組がやっ
てくる。
 みんな考えているのは、熊井の店へ行くこと。


 熊井が店へ帰ると、店の中は滅茶苦茶になり、熊井の母・雅子(須
永千重)と弟妹達が泣いている。
 怖くて、店の権利証を渡してしまったと雅子。


 久美子の携帯が鳴る。雅子からで、熊井が店を飛び出していってし
まった、と助けを求めている。

 久美子はかけだそうとして、五人組を止める。これは、高校生やチ
ンピラ相手のケンカとは違う、と。
 小田切は、わかった、と足を止める。
 でも矢吹はもうかけだしてしまっていた。
 小田切が久美子と逆方向に駆け出す。

 小田切は大江戸一家に行き、助けを求めていた。
 若松達が飛び出そうとするのを龍一郎が止める。


 熊井と矢吹が、地上げ屋の事務所を訪ねる。権利書を返せ、と。
 でも2人は、権利書を返して貰うどころか、袋叩きにされる。

 その時、ドアが蹴破られ、久美子が現れる。久美子は髪のゴムもメ
ガネを外し、用意ができている。

 久美子は、その子の先生、と名乗る。
 地上げ屋は、「これはビジネス」という。
 「わたしには、ここは金に汚ねぇ奴らの吹き溜まりにしか見えねぇ
んだよ」と久美子。

 久美子は襲ってくる地上げ屋の手下たちを次々と投げ、「大事なも
のを守ろうって心は、そんな薄汚ねぇものに負けねぇんだよ」という。

 そして久美子は地上げ屋の前に立ち、手を差し出す。
 地上げ屋は、熊井の店の権利書を机の上に置く。
 久美子がそれに手を伸ばそうとすると、「このままで済むと思うな」
という地上げ屋。

 久美子の背後では、正気付いた手下が、木刀を振りかざそうとして
いた。
 動けない熊井と矢吹が、「ヤンクミ!!」と叫ぶ。

 その時、和服の男の手が伸び、木刀を持った部下の手を締め上げ、
木刀を持った男は悲鳴を上げる。
 手の主は龍一郎。

 「うちの跳ねっ返りがおじゃましてるってきいてね」と龍一郎。
 「おじいちゃん」と久美子。
 「あんたは!?」と地上げ屋。
 「世の中、変わっちまったようでねぇ。義理も人情もご存じないあ
んたが、大手を振ってお天道様の下歩いてんだからねぇ。うちの孫娘
にご用の時は、この黒田龍一郎が代わってお聞きしましょう」と龍一
郎。

 龍一郎は、熊井の店の権利書を手に取ると、久美子に帰ろう、と声
を掛ける。


 久美子が、熊井と矢吹の手当をしてやる。
 恐縮する熊井に、「卒業する時、言ったろう、わたしは一生お前ら
の担任のセンコーだって。もう面倒かけられないって、寂しいじゃな
いか」と久美子は言って、立ち上がり、五人組の方を向き、「お前ら
もそうだぞ。わたしは一生、お前らの担任の先生だからな」と言う。

 「その前に、ちゃんと卒業しろよ」と熊井。
 「お前が言うな」と久美子。


 矢吹は仕事から戻ってきた父親に、やはり大学には行かないと言う。
「オレ、何がやりたいか決めてないけど、とりあえずオレがなりたい
のは、大事なものを守れる男だから。勉強できたってそんなこと、で
きないだろ。それにオヤジも悪くないし」と矢吹。
 弟の拓も矢吹に同感。


 久美子が職員室にはいると、猿渡は昨日の結婚式での寸劇は上出来
だったとご機嫌。


 熊井がお礼にと、3Bに餃子を振る舞う。
 あれから熊井達の近所の店も一緒にマンション建設を反対し、店を
続けられることになったのだった。

 でも、久美子が来て、餃子を食べようとしたら、もうキレイになく
なっていた。


寸  評  前回、久美子が四月以降も黒銀学院に勤め続けられそうな展開で
終わったので、今回はそこから話が始まるのかと思ったのですが、今
回そのことには、全く触れられませんでしたね。

 ところで、大江戸一家って!?と今回も感じました。暴力団ではな
く、正当派ヤクザさんはどのようにお仕事をしているのでしょうか?
 今回でも龍一郎の一言で、地上げ屋が黙ってしまいましたね。
 久美子が危険なことにも突き進んでいけるのは、自分の強さだけで
なく、これだけの力を持っている祖父が後ろ盾になってくれているか
らですよね。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 先週の『相棒』を見ていて、思わず頷いてしまったシーンがありました。
 それは特命係の係長?がコンビニのお寿司にはパック毎に好きなものと嫌い
なものが入っているとより分けているところです。見事にこの係長と自分の好
みが一致しているのを発見してしまいました。
 寿司ネタで、お魚系は好きなのですが、貝とかは苦手です。係長が取り除い
ていたいくら、うに、エビ、ホタテ等、みんなわたしもキライです。あと、た
こやいか、アワビも嫌いですが、係長さんはどうでしょう。
 わたしとお寿司を食べに行くと、安く済むね、と言われることもあります。
 あるいは、お寿司のパックを食べる時、みんないくらやうにを片づけてくれ
ます。(鈴木)


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