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===================================================== 発行部数 20 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/03/04 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 3年B組金八先生 局 名 TBS系 放映日時 金曜22時 キャスト 坂本金八(武田鉄矢) 坂本乙女(星野真里) 坂本幸作(佐藤泰臣) 花子先生(小西美帆) 小林先生(黒川恭祐) 遠藤先生(山崎銀之丞) 和田教育長(長谷川哲夫) 原 作 小山内美江子 脚 本 清水有生 あらすじ 第19話 「しゅう、君は犯罪者だ!!」 坂本金八(武田鉄矢)は、丸山しゅう(八乙女光)は覚醒剤を常用 している。右腕に注射痕を見付けたので、確実。今、教室で寝ている と言う。 教頭の国井美代子(茅島成美)は、結紮に電話しようとするが、金 八は止める。警察に通報して、終わりなのか?と。 本田知美養護教諭(高畑淳子)も、今は病院療法もある、と金八に 同感。 警察に通報するとヒステリックに叫ぶ国井と、学校が生徒を放り出 していいのかと主張する教師達が対立。 国井は警察に電話するというが、金八は少し自分には時間が欲しい。 何が教師としてできるか、考える時間が欲しい、と言う。 今やほとんどの教師が、警察に電話しようと言い始める。 金八は、自分は冷静だと断った後、自分はあれほど長い時間をしゅ うと過ごしていたのに、見過ごした。防波堤にもならなかった。教師 として、真摯な態度を見せたいという。 その時、板橋香奈(木野花)が落ち着いた声を出し、しゅうを一番 よく知っている金八に、任せる。責任は自分が取る。学校は子供が主 体であるべきで、教師の体面で動くべきではない。ただし、猶予は放 課後まで、と言う。 そして板橋は本田に、しゅうを保健室で休めるように指示するが、 金八はこのまま教室で話す、と断る。 教室には、他の生徒達もいるのでは?と問われた金八は、これは 3B全体の問題。3B全員でしゅうを覚醒剤から取り戻すという。 本田が、覚醒剤について話しましょうか?と申し出るのに対しても、 金八は自分で話すと断る。 しゅうが錯乱した時のために、遠藤先生(山崎銀之丞)たちが3B の教室の前で待機するという。 金八は、「バカで済みません」と謝って職員室を出て行く。 3Bの教室の前に来た金八は、しゅうがどうしたのか問う生徒達に、 「しゅうは身も心もドラッグに汚されました」と言う。 そして、みんなに謝る。しゅうのそばにいたのに。そしてしゅうは 一番ドラッグの身近に、1人でいたのに、それを注意できなかった、 と。 小塚崇史(鮎川太陽)は、「ボクが悪いんだ。ボクがあんなことを したから」と言う。 金八は、「崇史は悪くない。悪いのは、ドラッグを作った奴ら。ド ラッグを売りさばいた奴ら。そしてドラッグの誘惑に負けた奴ら。ど うぞみんなの力を貸して下さい。しゅうをドラッグから取り戻したい のです。しゅうとの最後の授業をしたいのです」と訴える。 多くの生徒達が協力を申し出る。 「でも、しゅうと一緒にいるのが怖い人は、どうぞ家に帰って下さ い」と付け加える金八。 金八が教室に入ると、生徒達も次々と教室に入る。 飯島弥生(岩田さゆり)は女生徒に止められるが、「みんなと一緒」 と教室に入る。 男子生徒は、しゅうの近くの女子生徒に危ないからと席を替わって あげる。 小村飛鳥(杉林沙織)は、自分は廊下にいるという。 小野孝太郎(竹内友哉)が、ドラッグに冒されている奴なんて、危 ないから警察に突き出せと言うが、金八は、孝太郎が同じことになっ ても、孝太郎と一緒に授業したい、と言う。 乾先生(森田順平)が、3Aと3Cの生徒を空き教室に移すと、協 力を申し出る。 金八はみんなに礼を言うと、授業を始める。 しゅうを優しく起こそうといるが、しゅうは無反応。 金八は怒鳴り声を挙げ、しゅうを起こす。 金八は、ドラッグについて説明する。 依存症の薬物。1人で辞められた人は3割。打つづけたのが3割。 病院や刑務所に入るのが3割。死んだのが1割。 金八はしゅうに恐ろしい禁断症状が現れる。それをみんなに説明す るよう言う。しゅうがドラッグ常用者と言うことは、3B全員が知っ ていると付け加える。 しゅうは、稲葉舞子(黒川智花)の方へ行こうとする。みんなしゅ うを止める。 今度はしゅうは、「殺される!」と耳を塞ぐ。 金八が、自分がいるから大丈夫だと落ち着かせようとするが、今度 はしゅうは暴れ出す。 それをなんとか遠藤と小田切誠(深江卓次)先生、金八の3人で、 なんとかしゅうを取り押さえる。 しゅうが、「水.....」と訴える。 舞子が水を入れたコップを差し出すが、しゅうはうまく受け取れず、 床にこぼしてしまう。 その床をなめて飲もうとするしゅう。 金八は止めようとするが、しゅうは止まらない。 金八は3Bの生徒達に、このしゅうの様子をよく見ておくよう言い、 いい奴だったしゅうをこんなにしてしまった『ドラッグを憎め!!』 と何度も叫ぶ。 金八は、立ちつくす3Bの生徒達に、廊下で待っているように言う。 でも生徒達は、次々とここにいさせて欲しいと言う。 「しゅう、みんないてくれるんだから、やめよう。やめよう、しゅ う」としゅうを抱きかかえて言う。 パトカーが何台も桜中学の前に止まり、刑事や警官が下りてくる。 しゅうの母・丸山光代(萩尾みどり)が帰宅すると、職員室に来て 欲しいとの留守電が入っている。 刑事達は職員室に入り、生徒の名前がわかった。丸山しゅう。教室 はどこか?と問う。 板橋は、生徒をこちらで職員室へ連れてくる。放課後まで待って欲 しいと言う。 刑事は、しゅうは禁断症状が出て危険な状態のはずだと言う。 板橋は、これは学校と警察の信頼関係。今は授業中なので待って欲 しいという。 刑事は三時まで待つことにする。 金八は、落ち着いたしゅうに、なんでドラッグに手を出したのかと 問う。 しょうは、ドラッグで両親と和やかに暮らせた時に戻れたから、と 答える。 でも、また虫の幻覚に怯える。 金八は詩をしゅうに聞かせ、しゅうを落ち着かせる。 しゅうは、「先生.....ボク、生きたい.....生きたい」と言う。 時計が三時を指し、刑事が立ち上がる。 そこに光代が駆け込んでくる。 金八は、しゅうに理由をみんなに話してくれるように言う。 しゅうは、両親がいなくて、辛くて、寂しくて手を出した。一回で やめらりると思った。 でも、やめられなかった。 だから、光代にひもで縛って貰って頑張った。 その時は、やめられたと思った。 でも、崇史が一緒に高校行こうって言ってくれたけど、勉強につい ていけなかった.....と言う。 「今度こそ、やめられるな。今度苦しくなった時は、ホラ、見てご 覧。3Bのみんなが力を貸してくれるから、寂しくないだろ。生きよ う、みんなと一緒に」と金八。 刑事が教室へ入り、しゅうに話が聞きたいと近づく。 しゅうは教室を飛び出そうとし、止めるみんなを振り切る。 廊下に出たしゅうは、光代の姿を見付け、駆け寄ろうとするが、果 たせず、手錠を掛けられ、口にハンカチを詰められ、連行されていく。 後を追う光代を、別の警官が止める。 舞子が走り始め、金八や他の生徒もしゅうを追う。 しゅうが玄関に到達すると、生徒が校庭に集まっていた。 しゅうは激しく抵抗したが、パトカーに乗せられる。 光代が刑事に、しゅうにクラスのみんなにお別れを言わせて欲しい と頼み、刑事はしゅうをパトカーから降ろす。 ハンカチを口に詰められたままのしゅうは、みんなに深々と一礼す ると、再びパトカーに乗せられ、パトカーは走り出す。 パトカーの中で号泣するしゅう。 寸 評 3Bの現役の生徒でパトカーで連行された生徒は初めてでしょう か? このシリーズもまじめに見ていたわけではないので、過去のことは よくわからないのですが。わたしが本格的に見始めたの、傑作の名高 い第5シリーズからでしたから。 今回、金八はすっかり迫力を失ってしまいましたが、一番のけっさ くは、しゅうではないでしょうか? 本当にクスリをやってるのでは!?と一瞬目を疑ってしまうような リアリティー(といっても、特番!!XXXといったたぐいでしか知 りませんが)。 汚れまでちゃんとついている便器に手を突っ込んで見せた時も、 「きっとセットで、本当に使用されてはいないんだ.....」と自分に 言い聞かせながら見なければならないリアルさでした。 でも、今回はその上をいきます。 みんなが上履きとはいえ、靴で歩いた床。そこにこぼした水を手で 掬ってなめる..... 本当になめてはいないとしたら、すごい演技力です。本当になめて いたとしたら、いくら、『役者魂』といえども、「身体壊すから、や めなさい」と言ってあげたくなってしまいました。 執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 先週は、どうも日付の感覚が狂った週でした。もう、三月第二週の気がして 仕方ありませんでした。 まだ第一週だと正気付いた時は、得した気分になれるのですが。ドラマの放 送回数や放送日については、間違わずに済んだので良かったですが。 先日は半徹で、それ以来どうも体調が思わしくありません。 花粉症もいよいよ本格化し、今回は、鼻よりも目をすっかりやられてしまい ました。でも、これでもまだ飛散量は一割程度だそうです。これからが思いや られます。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |