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===================================================== 発行部数 20 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/02/24 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 優しい時間 局 名 フジテレビ系 放映日時 木曜22時 キャスト 湧井勇吉(寺尾聰) 湧井めぐみ(大竹しのぶ) 湧井拓郎(二宮和也) 皆川梓 (長澤まさみ) 脚 本 倉本聰 あらすじ 積もる雪の中、湧井勇吉(寺尾聰)はお正月の準備を始める。 勇吉は、クリスマスの日に起きた出来事を思い出しながら皆空窯の 電話番号を調べ電話をかけてみる。 しかし「すみません。間違えました」と言い切ってしまう。 皆川梓(長澤まさみ)は仕事の合間に湧井拓郎(二宮和也)へ電話 するが携帯の電源が切られていてかからない。 『森の時計』にお客:中里(北島三郎)がやってきた。 その後、勇吉の元同僚の河合(佐々木勝彦)一家がやってきた。 妻の綾子(田島令子)は、勇吉が持っていたカップ(以前、拓郎が 作った初作品)をみて「彩文のカップ。皆空窯でお買いになったので すか?」と尋ね、自分も似たようなものを買ったと言った。 勇吉は「待ってたくちゃん」と言った梓の声と逃げていく若者の姿 を思い出していた。 富良野駅では木田敏子(佐々木すみ江)という年老いた女性が『森 の時計』を探していた。 敏子は自分の息子:安男が経営している店だと言った。 勇吉はミミ(高橋史子)に「1時間ほどちょっと出てくる」と店を 頼み、九条朋子(余貴美子)の店『北時計』に行った。 勇吉はカップのことを朋子に聞きた。 そして、皆空窯の前で拓郎に似た人を見たと言った。 「あれは、やっぱり拓郎なんですね?」と聞かれ朋子は自分が皆空 窯に紹介したと告げた。 朋子は拓郎が皆空窯で1年以上真面目に陶芸の仕事をしていると言 った。 そんなに近くに居たのに、何故連絡をしてこないのか。と聞く勇吉 に「あんたが冷たくしているからじゃないの?」と朋子は答えた。 勇吉は、「あずちゃんを紹介したのはママですか。どういう風に知 り合ったんでしょうか。あいつから接近したんでしょうか。あずちゃ んが私のところに居ると知って、接近したんでしょうか。あいつは私 の息子だと伏せて、騙す形で彼女をヒッカケたんでしょうか。あいつ の接近は意図的だったでしょうか。」と問う。 それを聞いていた朋子は「勇さん。怒るよ。いつから悪意を持って 人を見るようになったの。まして、自分の息子じゃないの。あなたが そんな風な目でみてるから親子の仲が修復できないのよ。確かにタク はメグを死なせた。けど、タクはそんなの悪い子?あなた、タクのこ と今まで1度でもきちんと見てあげた?」 「おっしゃる通りです。ママが正しいです。」勇吉は何も言い返せ なかった。 勇吉が『森の時計』に帰ってくると、店の外で中里が薪を割ってい た。 そこに、敏子が現れ、突然「安男の母です。安男は居ますでしょう か」と言い出す。 勇吉は訳がわからず「店をお間違えじゃないでしょうか」というが、 敏子はそんなことはないと言い張った。 敏子が息子から貰ったという手紙と写真を見た常連客達は、一時期、 喫茶店を経営していて、駅裏の春日町に住んでいると言った。 敏子は安男のアパートを見つけたが留守だった。 梓は仕事の合間をみて拓郎にメールをする。 クリスマスの日から拓郎は連絡をくれなくなっていた。 その頃、拓郎は師匠の六介(麿赤兒)に呼ばれ、北海道新人陶芸展 の申込書を手渡された。 「全てを捨てて、死ぬ気になってやれ」 六介にそう言われた拓郎は、陶芸展に向けて頑張る決意をする。 そして、梓からメールの返事に「当分、逢わない。メールしないで くれ。タク」という送った。 それを読んだ梓は外へ飛び出し、拓郎へ電話。しかし拓郎は電話を 切ってしまった。 夕方になり、再び敏子が『森の時計』にやってきた。 敏子が御料線を歩いていたところを田村が見つけ、連絡してきたの だという。 敏子は、息子が潰れたペンションを喫茶店に改装しようとしていた ことを聞きつけ、そこに向かって御料線を歩いていたのだ。 しかし、その工事は途中でストップして安男もおそらく夜逃げして いるという。 敏子は、薪ストーブの前にいる中里に気づいた。 桜の薪を燃やしていることを懐かしむ敏子。 中里が帰った後、勇吉は敏子のために「ペンション滝川」に部屋を とった。 滝川(納谷真大)が迎えにくるが、突然、敏子は息子が待っている かもしれないからもう一度駅に行ってみると言い出す。 滝川は仕方がなく駅まで送っていった。 店では梓の様子がおかしい。 従業員が帰った後、『森の時計』に再び河合がやってきた。 河合は「もう一度会社に戻る気はないか」と勇吉を誘う。 しかし勇吉は「もう、あの世界に戻る気はないです。私にもコーヒ ー屋の仕事の他にも仕事があるんですよ。振り返るという仕事をね。」 と答えた。 勇吉がひとりにり、拓郎が作ったマグカップを見ていると、めぐみ (大竹しのぶ)が現れた。 「大晦日ね。寂しくない?」 「いや。なぁ。メグ。あれはやっぱり拓郎だったんだ。あいつは俺 を見ながらそっと暮らしていた。朋子さんに言われたよ『あんた。息 子を本当に見たことがあるのか』って。俺は何も答えられなかった。 俺、メグのことはちゃんと見てたかな。」 「みてたわ。あなたは私をちゃんと見ていたわ」 「そうか。じゃぁ、俺が見ていなかったのは拓郎だけだったのか」 「きっとね…」 めぐみは寂しそうに応え、姿を消した。 勇吉は、一人で神社にお参りへ行き、破魔矢とお守りを買って皆空 窯に向かった。 そっと窓から中を覗くと、真剣な眼差しでろくろを回している拓郎 の姿があった。 しばらく拓郎の姿を見つめていた勇吉は、外にある大きな彩文のオ ブジェの中にお守りを置いた。 寸 評 夜の山道の車の中、皆空窯の外の様子など、暗いシーンでは、全 く何をしているのか見ていて解らない時が多々あります。 先週は仕方がなく、途中から部屋の電気を消して見ました。 もう少し、見やすく考えて放送して欲しいなと思います。 さて、物語についてですが… めぐみの前では素直な勇吉ですが、どうしても拓郎には素直になれ ない様子が痛いほど解りました。 しかし、クリスマスの件がきっかけとなり少しずつ親子の仲が縮ま っていくのではないかと予想しちゃっています。 で、拓郎は梓のことをどう思っているのでしょうか? 陶芸に打ち込みたいのは解ります。が、少し言葉が足りないと思い ました。 理由を添えてメールすれば、梓(相手)だって色々考えずに納得出 来ることなのに。 やはり、陶芸に打ち込みたいだけではなく、クリスマスの件があっ たのが原因なんでしょうか。 これでは、梓がカワイソウ。 執 筆 者 西脇() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 花粉症の友達が本格的に『キツイ!』と言い始めました。 私は花粉症デビューしていませんが「今日なるかも」「明日なるかも」と怯 えています。 そのため、外出時はマスク着用。 無事に今年も乗り越えられるとイイのですが…。(西脇) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |