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タイトル:Daily Drama Express 2005/02/19 ごくせん (6)  2005/02/26


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/02/19 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ごくせん
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 山口久美子(仲間由紀恵)
 小田切竜(亀梨和也)
 矢吹隼人(赤西仁)
 黒田龍一郎(宇津井健)
 猿渡五郎(生瀬勝久)
 朝倉てつ(金子賢)
 白鳥ひとみ(乙葉)
 馬場正義(東幹久)
 九條拓真(谷原章介)
原  作 森本梢
脚  本 江頭美智留

あらすじ  第6話

 A組からC組までの生徒達は、一流大学合格や、一流企業内定など
華々しい成果があり、職員一同喜ぶ。
 山口久美子(仲間由紀恵)も素直に喜んでいるが、教頭・猿渡五郎
(生瀬勝久)は、3Dの生徒はほとんどがまだ進路未定。しかも、出
席日数が足らない生徒までいる。他のクラスは週一日の登校でいいが、
3Dだけ毎日登校とする。その方が生徒の監視もできるだろう、と。


 久美子は生徒を1人ずつ呼んで、面接。
 『日本一のフリーター』、『とにかく社長』、『漫才師になる』と
いうコンビ.....

 日向浩介(小出恵介)は、バーテンダーになると言う。前にバイト
していた店で、感触も良かったと。
 久美子は、とりあえず1人決まって良かったと喜び、次の生徒を呼
ぼうとするが、誰も待っていない.....


 久美子が職員室に戻ると、英語教師・白鳥ひとみ(乙葉)が今夜恋
の相談にのって欲しいと言う。
 久美子が、自分には相談に乗れるほどの経験がないと言うと、
 「じゃあ、九條先生に相談してみます」とひとみ。
 慌てて、自分が相談に乗る、と久美子。


 今日は売り上げがいいと、大江戸一家舎弟・朝倉てつ(金子賢)は、
同・達川ミノル(内山信二)を飲みに連れて行ってやろうかと誘う。
 だがそこに久美子がやってきて、今日は学校の先生たちや九條拓真
(谷原章介)と飲みに行くという。
 ショックを受けるてつ。


 日向は、公園でサボっている矢吹隼人(赤西仁)たち四人に、夜の
バイトに行く。そこに就職の予定。いつまでも遊んでいられないから
.....と言う。
 四人は日向をまぶしそうに見送る。


 久美子、九條、ひとみ、体育教師・馬場正義(東幹久)で飲んでい
る。

 帰りがけにトイレに行ったひとみが、片思いの相手がカウンターに
いると言って戻ってくる。
 恥ずかしいから久美子に付いてきてくれ、と言う。

 久美子がその男性に声を掛けると、その人はてつ。

 久美子は目顔でてつに出ていくように合図し、てつは名乗らず店を
出て行く。
 久美子がひとみに、あの男はやめておいた方がいいと言っても、夢
見る瞳のひとみは、聞いていない。


 卒業後どうするかボヤきながら歩いていた小田切竜(亀梨和也)と
矢吹は、和風の財布が落ちているのを拾う。
 裏を返すと、ミノルのプリクラ。

 ミノルはすぐ近くの屋台で、確かに財布を持っていたと言い訳して
いた。

 小田切と矢吹が財布を渡すと、お礼にとミノルは2人に一緒におで
んを食べさせる。


 久美子がてつと歩いていると、向こうから日向が歩いてくる。
 久美子が声を掛けると、日向は一緒に歩いていた男が、バーのオー
ナーだと紹介する。
 その男は久美子を若くてかわいい先生だと言う。
 有頂天になる久美子に、あの男はやばそうだとてつは言う。

 久美子は、「お前が言うな」と相手にしていない。


 小田切と矢吹は、酔いつぶれてしまったミノルを抱えて、大江戸一
家へとくる。
 迎えに出た若頭代理・若松弘三(阿南健治)は、2人に何かお礼を
と言う。

 そこに久美子がてつと帰ってきて、小田切と矢吹に、「まあ、あが
れ」と言ってしまって、慌てる。


 一同が居間に集まる。
 そこには祖父で大江戸一家三代目・黒田龍一郎(宇津井健)もいる。
 小田切は、「大江戸一家って?」と聞く。
 久美子は慌てて、「旅回りの劇団」と取り繕うとする。
 でも、芝居が下手すぎて、本当のことを言ってしまう。世間がうる
さいので隠していたと言うが、小田切と矢吹は、「センコーの実家な
んかに興味ないし」、「オレ達バラす気ないし」と言う。
 龍一郎は、「久美子をよろしくお願いします」と挨拶する。


 翌朝、日向は欠席。
 仕事しているのではないか?金回りもいいし、家にも帰っていない
らしいし、と武田啓太(小池徹平)達が言う。
 「ヤバイしのぎでも」と久美子が口走り、矢吹は、「自分で墓穴ほ
ってやがる」とつぶやく。


 久美子が日向の調査票を調べる。
 父親は単身赴任で、母親・治代(手塚理美)は専業主婦。

 猿渡が久美子に釘を刺すが、久美子はとっくに飛び出してしまって
いる。


 小田切達4人がいるいつものたまり場に、派手な服の日向が来る。
高そうなネックレス。
 オーナーに高いものを身につけないと、人間も安く見られると言わ
れたから、と日向。夜の仕事は実力次第で店長にもなれると、鼻息も
荒い。
 学校に来いと心配する仲間に、彼ら自身を心配しろ。進路も決まっ
てないくせに、と日向は言う。
 そしておごってやると五千円札を一枚置いて出ていく。


 久美子が日向の家へ行くと、日向の母親は、家には着替えを取りに
帰ってくるだけだが、携帯で話せるので、と放任。

 そこに日向が戻ってきて、母親に「ウザイ」といい、久美子にも進
路を決めろと言っただろう、と反抗。
 久美子が母親にその態度はないだろうと注意しても、日向は出て行
ってしまう。
 終始息子に対して弱い態度の母親。
 久美子が息子に対して気を遣う必要はないのではないかと言っても、
いつの間にか息子は成長して.....と母親。


 久美子は龍一郎に、母親に「ウザイ」と言うなんて許せないとぼや
く。
 龍一郎は、18歳と言えば大人と子供の間。独り立ちしたくて何で
もやってみる時。それが世間にもまれて、いいこと、悪いことがわか
っていく、と。


 日向は今日も欠席。
 「あんな奴、放っとけよ。心配する価値もない」と土屋光(速水も
こみち)。
 「昨日日向に会ったけど、もうオレ達とは違うって態度で」と武田。
 「就職決まったのが、そんな偉えのかよ」と土屋。
 「あいつがあんなんじゃなきゃ、素直に喜んでやれたのに」と小田
切。

 「もう、仲間じゃねぇって!?将来が決まらなくて、不安で一杯の
時、自分を買ってくれる人が現れれば、調子にも乗るだろうよ。それ
がそんなに許せないのかよ」と久美子。


 日向の母親は、久美子の言葉を思い出し、息子に会いに出かける。


 矢吹達4人は、日向がこのまま学校に来ないのか、心配する。見習
いなのに、妙に金回りいいのも心配。

 「お前達、なんだかんだって言って、心配しているんじゃないか。
安心したよ」と突然、とけ込んでいた久美子が声を掛ける。
 「このまま日向が学校来なくなっちまうのが、イヤなんだよ」と矢
吹。

 その時、日向の母から久美子に電話。息子と話したくて、息子を連
れ戻したくて、働いている店まで付いていったという。
 久美子はその店を聞く。
 すみれ通りのミカエル。

 矢吹が、その店はヤバイ、と言う。店の中で違法賭博をしているか
ら、と。
 久美子は日向の母親に、すぐ行くと答える。


 カウンターにいた日向は、カウンターにオーナーの辰巳(小木茂光)
のタバコが置き忘れられているのに気付き、渡しに行こうとする。
 辰巳は、『立入禁止』と書かれた部屋にいた。
 日向がその部屋に入ると、そこではルーレットが行われ、現金が飛
び交っている。


 ミカエルに急ぐ久美子達。


 日向は辰巳に、「あれ、やばいんじゃ」と聞く。
 「『違法』ってことか?当たり前だろ。まともなことやっていたら、
儲かるわけないだろ」と辰巳。

 日向は辞めたいという。このことは誰にも話さないから、と。

 でも、日向は駐車場のようなところに連れて行かれ、殴られる。
 後をつけてきた日向の母親は、「やめて下さい!」と飛び出す。そ
して自分の身体で日向をかばう。

 でも、辰巳達は母親を力ずくで引きはがし、尚も日向を殴る。


 「そいつから離れな」と久美子が、矢吹達4人と共に現れる。
 「わたしの大事な生徒、返して貰おうか」と久美子。
 「ものを知らないガキに、世間のことを教えてやってるんだ。その
まま返すわけにはいかない」と辰巳。
 「確かに、こいつはガキだ。でも、ガキはガキなりに将来のこと、
考えてるんだ。お前らみたいなのがいるから、道を踏み外すガキが後
を絶たないんだ」と久美子。

 久美子は襲ってくる辰巳の手下や辰巳自身を静かに片づけていき、
辰巳らは退散する。

 立ち上がった日向のケガの手当をする日向の母親。
 「こんなとこに来るなよ。かっこ悪いことすんなよ」と日向。

 久美子が日向を叩く。
 「何がかっこ悪いんだよ。かっこ悪いことさせてんだろ。何が自立
だよ。自分1人ででっかくなったような顔して。どこの親だって、手
探りで子供育ててんだよ。失敗したっていいじゃないか。またやり直
せばいいんだから。お前らには、時間がたっぷりあるんだから」と久
美子。
 そして、久美子は日向の母親の方を向くと、「お母さん、こいつを
家に連れて帰って下さい。連れて帰れますよね」と言う。

 日向の母親は日向の腕をつかむと、「浩介、帰ろう」と言い、みん
なに一礼すると、浩介の身体を支えながら歩き出す。

 「日向!明日学校でな」と久美子。
 「遅刻するなよ」と矢吹。
 「ちゃんと来いよ」と武田。
 「待ってるからな」と土屋。
 手を振る小田切。
 「いいもんだな、親って」と久美子。


 『善意の通報者』により、辰巳の店が摘発される。
 猿渡は、まさか久美子がこれにかかわってないだろうなと念を押す。


 日向がバイトしていたことは学校にはばれていない。
 「世の中には秘密にしておいた方がいいこともあるからな」と久美
子。
 「お前の家のことか」と矢吹が言い、慌てて口止めする久美子。

 小田切は、なぜあの家に産まれた久美子が、教師をやっているのか
聞く。
 「物心付いた時に、一番やりたかったことが、学校の先生なんだ。
先生になることをおじいちゃんは許してくれた。お前達の夢は何だ?」
と久美子。
 答えない小田切と矢吹。

 「まだ、お前らには時間がある。青春を楽しめ」と久美子はかっこ
よく言うが、ボールを頭にぶつけられ、それからクラス中が騒ぎに。
 「ガキ」と冷ややかに見る小田切と矢吹。


寸  評  これで今回の3Dの中心人物の事件が終わったのか、これから矢
吹の事件が始まるのでしょうか。

 ところで、久美子が龍一郎の受け売りのようなお説教を生徒達にす
るならいいです。でも、生徒の母親は久美子よりも年上なのですから、
「説教」をしてはいけないのではないでしょうか?

 こういうドラマの高校って、わたしには、理解が難しい部分があり
ます。それは、難関大学に現役合格する生徒と、就職する生徒がいる、
ということです。
 高校自体がすでに偏差値別に生徒を選別しているので、私立の体育
の推薦と選抜クラスと両方を持っている高校でなく、普通の高校なら、
難関大学に合格するほどの上位校ならば、ほとんどの生徒が進学する
でしょう。逆に最初から就職する生徒が多い高校ならば、それほど難
関大学に進学できる生徒もいないでしょう。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 先日から東京地方での花粉の飛散が確認されたそうです。
 でも、わたしは、先週ぐらいから、ひどくなったと思います。やっと病院の
耳鼻科に行って来られたので、先生に、前からすでに反応が出ているのですが、
と聞いたら、人によって、飛散が確認される前の微量な花粉にも反応する人が
いるとのこと。
 今シーズン、そもそも悪くなった最初は去年の11月頃に季節はずれの花粉
が飛んでから、ずっとです。

 ところで、今年は盛んに平年の30倍の飛散量だと言われます。テレビでは、
これだけの量の花粉が1人に舞います、と固まりを見せてくれるものもありま
す。
 でも、自分の症状がどれだけひどくなるのかの想像が付きません。予防薬は
飲んでいるのですが、昔の薬がなかった時代のように、目がかゆく、鼻水が止
まらなくなるのでしょうか?(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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