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===================================================== 発行部数 20 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/02/11 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 3年B組金八先生 局 名 TBS系 放映日時 金曜22時 キャスト 坂本金八(武田鉄矢) 坂本乙女(星野真里) 坂本幸作(佐藤泰臣) 花子先生(小西美帆) 小林先生(黒川恭祐) 遠藤先生(山崎銀之丞) 和田教育長(長谷川哲夫) 原 作 小山内美江子 脚 本 清水有生 あらすじ 第16話 しゅうの母・丸山光代(萩尾みどり)は、丸山しゅう(八乙女光) の頬を優しく撫で、「あまりぐっすり寝ていたので、起こしちゃいけ ないと思って。今までごめんね。これからはしゅうのために頑張るか らね」と言う。 しゅうは必死と光代に抱きつく。 坂本金八(武田鉄矢)は風邪で寝込んでいた。 受験シーズンに寝込むなんて.....とぼやいている。 娘の乙女(星野真里)は、たまの日曜日なんだから、3Bのことな んて忘れてゆっくりして、と言う。 チャイムが鳴る。 息子・幸作(佐野泰臣)が、飯島弥生(岩田さゆり)が来ていると いう。 弥生が母・昌恵(五十嵐めぐみ)と来ている。明日バレンタインデ ーなので、持ってきたのだ。弥生は毎年1人で手作りしている、と。 もったいないと言う金八に、「食べて」と言う弥生。 金八はおいしい、と食べる。 乙女は弥生に、チョコレートの作り方を教えて、と台所に誘う。 昌代は、金八が仏壇に残りのチョコレートを供えるのを待ち、弥生 の就職の面接に行ってきます、と言う。 東和商事というおしぼりを出す会社だが、社長が以前から障害者に 理解があって、と昌代。 弥生親子が帰った後、乙女は金八と幸作に、チョコが3粒入ってい る袋を渡す。机の上には沢山のチョコが入った袋。 金八は机の上の袋を取り上げ、「返して!!」と言う乙女の叫びも 聞かず、勝手に袋を開けて食べてしまう。 14日朝、女生徒達はチョコを手に登校。男子生徒達はチョコを持 ち帰るための大きな袋を手にしている。 稲葉舞子(黒川智花)、長坂和晃(村上雄太)、チビアスこと小村 飛鳥(杉林沙織)、安生有希(五十嵐奈生)は合格。 でも、江口哲史(竹下恭平)は開栄に落ちたため、自分の中学三年 間は何だったのか。開栄でなければ、高校へ行く意味はない、と言い 出す。 金八は、人生の目標は、第一志望校ではなく、自分の力で進路を切 り開くことにあるのだ、と諭す。 突然弥生が自分の高校はどこか聞く。 金八はお母さんと話し合って就職にしたのでは、と言うが、弥生は 「みんなと一緒」と何回も繰り返し言うばかり。 職員室では、小田切誠(深江卓次)先生が大量のチョコを貰ってく る。 シルビア=マンデラ(マリエム・マサリ)が遠藤先生(山崎銀之丞) に手作りのバナナチョコを渡し、教頭の国井美代子(茅島成美)に、 「先生が校則破ってどうするのですか!」と取り上げられる。 弥生は迎えに来た母親と帰宅した。昌代は心臓が悪く、弥生が早く 自立することを望んでいた。 3Bのみんなも、あと1ヶ月でバラバラになることを急に思い出す。 しゅうが帰宅すると、温かく迎える光代。 しゅうが自室に入ると、机の上にチョコレートケーキ。光代の手作 りだった。 光代は温かい夕食を用意する。 まず水を飲むしゅう。 そして、小学校三年生の時、家出したがあの時、光代に見付けて欲 しいと思った、と想い出を語るしゅう。 乙女は、青木圭吾(加藤隆之)がチョコを喜んでくれた、と嬉しそ うに話す。 「大の大人が、チョコ、チョコってみっともない」と反対する金八 に、金八のせいで買い物からやり直して、作り直した、と怒る乙女。 幸作は話題を変え、弥生のことを聞く。 乙女は弥生も中学を卒業したらみんなバラバラになることは知って いただろう。弥生が拘るのは、みんなと同じように受験したいと言う ことだろう、と強い口調で言う。 金八が小塚崇史(鮎川太陽)を見舞うと、崇史は勉強している。 金八は都立青嵐に願書は出したが、一年体調を戻して、来年受験し たら?長い一生の間に一年ぐらいと言う。 「考えさせて下さい」と崇史。 「ゆっくり考えろ」と金八。 崇史は、「ご心配をおかけして済みません」と謝り、あの時、苦し くて.....と詫びる。 「おろかなことをした。でも君はそれに気付いている。二度とバカ なことはするな。早く学校に出てこい。そして一緒に苦しんでくれた みんなの前で一度でいいからしっかりと謝れ」と金八。 金八が職員室へ行くと、弥生が学校に行きたくないと言うので休ま せると昌代から電話が入る。明日も東和商事の面接なので休ませると 言う。 光代が放課後の職員室を訪ねる。 「このたびは大変ご迷惑をおかけしました」と頭を下げる光代。 3Bの教室で、金八は、しゅうが就職すると言っていたという。 光代は高校ぐらいは出したい。でも、今からでも間に合うかと心配 する。 金八は、都立緑山高校の二次に間に合うと言う。 光代は、遅すぎるかもしれないけど、これからしゅうを大切にして いこうと思う、と言う。 「遅すぎるなんてことはありません。あなたはこの世でたった1人 のしゅうのお母さんなんですよ」と金八。 しゅうは部屋で覚醒剤を打っているが、光代の足音を聞いて隠す。 光代はしゅうに、高校を受験するよう説得しようとする。 でもしゅうは就職するからいいとふて寝しようとする。 「わかった。まだ時間あるから、2人で考えよう」と光代。 しゅうは朝食を食べずに登校しようとする。 光代は夕べも夕食を食べなかったしと心配するが、しゅうの指の動 きを見て、ピンときて、慌てて二階に駆け上がり、部屋を探し回る。 弥生が登校する。 みんな喜ぶが、金八は就職の面接じゃないかと慌てる。 昌代が迎えに来る。面接の前にいなくなった、と。昌代は今からで ね面接に間に合うと言うが、弥生は高校へ行く、と言ってガンとして 昌代の言うことを聞かない。 3Bのみんなも弥生に受験させてあげて、と口々に言う。 金八はみんなに、一方的な意見ではなく、昌代の話を聞いてあげる ように言う。 昌代は、たとえ弥生が高校に合格したとしても、それはただ高校に 通うだけ。養護学校に通うというのもあるが、それより弥生に早く自 立して欲しい。自分には心臓の持病があるので、弥生より早く死ぬの で、と。 金八は弥生もみんなと同じように悩んで苦しんで、自分の進路を決 めたいのではないか。今、グングンと弥生の中に自立の芽が育ってい るのではないか。ダメもとで受験させてみたら、と勧める。 3Bのみんなも昌代に頼む。 金八は弥生に1つ釘を刺す。受験がダメなら、もう一つの進路を選 ばなければならない、と。 弥生は大きく頷く。 金八が帰宅すると、幸作がにこやかに迎える。 居間に入ると、青木が来ている。 逃げようとする金八を乙女が叱る。 青木は弥生の件できていたのだ。 金八と青木は、弥生の家を訪ねる。 乙女が弥生に教わって作ったチョコを、養護学校で配ったのだが、 それが好評。弥生には、お菓子作りの才能があると感じた。だからケ ーキ屋さんはどうか?と勧める。 昌代は、確かに弥生はお菓子作りが好きだが、今は高校受験をする 気でいる、と言う。 金八は、高校受験も、ケーキ屋さんの受験もある。明日、1人で頑 張ってみよう、と説得。 今日は弥生はケーキ屋さんで体験で働いている。 3Bのみんなは、昌代が弥生の受験を邪魔している。金八も昌代と つるんでいると散々騒ぐ。 金八は、弥生自身の意志で決めたこと。みんなこれから高校、大学 と進んでいくが、弥生は1人先に将来を決めた。進路を決めるとはそ ういうこと。みんなが行くからそこへ行くと言うことではない。弥生 には、高校も大学も必要なかった。 弥生が「みんなと一緒」と言ったのは、高校へ行きたいと言うこと ではない。みんなと同じように進路を悩んで決めたい、ということだ ったのだ。進路を決めるとは、小鳥が巣の中でもがくこと。 みんな、弥生の働くケーキ屋さんに見に行く。 弥生は1つ1つの作業を、しっかりとこなしていた。 みんなに気付くと、ニッコリ笑ってまた作業に戻っていた。 そんなみんなを金八も温かく見守る。 弥生の姿に触発されて、3Bのみんなも「受験頑張ろう」との決意 を新たにする。 金八も弥生の姿を見て、「弥生、ケーキ屋さんに合格おめでとう。 いいぞ、いいぞ、ヤーヨ」と口の中でエールを送る。 しゅうが帰宅すると、光代は「お酢を買ってきて」とお金を渡す。 しゅうが出かけたのを確かめると、光代はしゅうの鞄を探して、覚 醒剤を見つけ出す。 怖い形相の光代が振り返ると、しゅうが立っている。 しゅうは覚醒剤を取り返そうとし、光代ともみ合う。 でも、光代は何とかしゅうを振りきって、覚醒剤を便器に流す..... 寸 評 遂にしゅうが覚醒剤を打っていることがわかりました。予告を見 ると、光代は必死でしゅうの禁断症状を乗り切らせようとしますが、 それを虐待と勘違いされる展開のようですね。 金八は数々の問題を、生徒の家庭内も含めて解決してきましたが、 今回はやはり母親の方が、たとえ継母であっても金八より強かったわ けですね。 弥生に高校受験を勧めるくだりは、「なんてお節介な」とイライラ してきましたが、最後は落ち着くところに落ち着いた、というところ でしょうか。 このままいくと崇史は中学浪人をするのでしょうか?金八は長い人 生のたった一年と言いますが、中学浪人は厳しいと思います。たかが 学校ですが、されど学校です。少なくとも日本では浪人したか、留年 したか、どこの学校に行ったかなどはその後の人生にいろいろな影を 落とすと思うのですが。 執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- HDDを買い増して、連続ドラマを全部HDDで録画できるようになって、 ビデオ・テープが増えなくなったので、収納場所を考えなくて済むようになり ました。 とても便利になったのですが、1つ悩みが。 贅沢な悩みですが、すぐに見られる、と思うと、却ってどんどん溜まってし まいます。ビデオだと、1本1本片付いた!という達成感があるのですが。 ところで、昼ドラマの『スウとのん』で、IBM 製の Think Pad が登場して いました。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url 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